復縁事例の紹介
男性から女性への復縁アプローチ 期間:2006年11月相談、11月着手、07年5月復縁 依頼者:Dさん(男性32歳・講師) 相手:S子さん(女性・24歳・会社員) 難易度E(相談時は対話困難の状態) |
Dさんの意思により、他の復縁に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、
このDさんの復縁エピソードを事例紹介に掲載いたします。
Dさんは競技の講師として先輩の運営する組織に勤務をされているが、1年前から交際中のS子さんとの結婚を考えるようになり、年内で離職し独立(フリーになること)を考えるようになっていたそうであるが、独立について、S子さんへ近々、独立したいことを相談をしたところ、突然、別れを告げられてしまったそうである。 S子さんとは仕事を通じて生徒として知り合われ、S子さんからのアプローチで交際を開始されたそうである。仕事が終わってから一緒に過ごされたり、競技のことで相談を受けるなど、共有の価値観を持たれ結婚も視野に入れた親密な交際をされていたそうである。別れを切り出されてからメールにすら応答がない状態になられたそうである。その状態で焦り、苛立たれ何度も電話を入れられたそうだが留守電のままで折り返しなし。直接、住まいにも行かれたが中に入れてもらえず、居留守のようで応答なしの状態になられたそうだ。 当方にメール相談。 DさんにS子さんとの会話の記憶をお聞きし、数ヶ月前(別れ話に至る前)までの会話内容の状況の整理をする。27項目のチェックシートや彼女の言葉の原文の分析などS子さんが別れたいと考えるようになった理由・原因、返答放棄のこと、対話を拒む理由=浮気=他の恋愛に移行させた可能性などを分析する。また別れ話以降に一方的に伝達をされた内容について詳しくお聞きする。相当に浮気と決め付けて責め立ての伝達をされていたので着手前であったが謝罪伝達のメール文章を作成し、送信していただく。(受信状態の確認の意味もあり)2日後、S子さんから今までありがとうのメール返答が来る。着手。 別れ話に至るまでのS子さんの急な発言の変化、心変わり、別れ話以降の対話拒否の姿勢から、対話をすると自分がDさんから責められるなどの意識があり、他の男性との交際への移行ではなく、Dさんが一方的に結婚を切り出されることを察して、Dさんとの交際継続についてのためらいや重荷感、自分の気持ちや考えをDさんに対して言いたくても言えない状態に困惑し、放棄したい気持ちからの無視と断定する。 (S子さんの様子から、この状態は最近の10代から20代前半の方に多い、【リセット症候群】と断定する。これは幼年期から自宅にファミコンなどのTVゲーム遊具があり、ゲームで思うような進行ができない場合にリセットボタンでゲームを最初からやり直せるという幼年期から当然と思っていたリセットするという考え方が日常生活で特に対人関係や恋愛にまで波及した思考の状態のこと、応答しなければ相手があきらめて自然消滅ができ、自分の時間を潰してまで面倒な話を聞かずに済ませられるという発想による無視の状態です。自分が相手から悪く思われたくない、向き合わないことでその話題から逃れられ、自分とは関係のない出来事と思い込める状態。当然、自己を正当化した思考で、終わったことと思い込める心理状態です。このような応答に関して放棄状態の相手への過多な伝達は避けなければいけません。特に以前は10代後半の男性で学生やフリーターの方でゲーム好きな方の特有の傾向でしたが、最近では年齢も性別も職業も徐々に広がりつつあります。現在、25歳以上の方がこのような状態を見せることは少ないのですが、ここ数年、その世代の方々の年齢層も年々高くなりつつあります。メールや通話のコンタクト手段を温存することが重要な意味合いを持ちます。当方ではコンタクト手段温存の意味でメール受信は可能な状態でも相手が単身暮らしなどの場合に限り郵送や宅配便利用でのメッセージを指示する場合があります。) 交際の過程でS子さんから見たDさんが発言が愛情を義務のように求めていたり、Dさんが望んでいる結論を当然と考え、価値観を押し付けていた部分について、S子さんがDさんは気持ちを確かめてくれない男性と思い込んだことが別れたいと考えるようになった理由と推測。 これまでのS子さんとの会話内容、メールのやり取りのデータ、Dさんの記憶から彼女の発言や考え方について心理を分析した結果、彼女は自分がこのDさんとの交際について、まだ結婚という意思が固まっていない状態であったにも関わらず、Dさんが先を急ぎ過ぎていたことでDさんからの提示を断ればS子さん自身が自分がDさんから悪者にされてしまうように感じて心の許容量を超える負担になっていたと断定。 S子さんの性格からまだ誰との結婚も考えられる状態ではなく、結婚を望む相手は束縛をする、重荷と感じてしまい、相手が結婚を切り出し、断れば裏切りと責められることを苦手と考えたことから、Dさんとの恋愛を終わらせ、別れを告げてからは相手と対話をせず、どんな留意についても無視をすればあきらめてもらえて、別れ=恋愛の放棄について自分が責められずに済むという逃避の心理があり、相手からの連絡に対して応答をしなければこれまでの関係をリセット【自然消滅】でき、面倒な留意を聞かずに済むと考えていると推測し相手の考え方についての分析を提示する。 (これは最近の20歳代前半の女性に多く見られる自分が悪く思われず責められないための無視の傾向であり、回答が得られないことを理由に複数のメールを送信したり、浮気についての憶測や責める問い詰めるような文面や悲観的な内容をメール、留守電、手紙で伝達されてしまうと相手に苦手意識を持たせてしまい対話が不能に陥るケースが多いので配慮が必要です。また伝達は短文で簡潔であること、要点を先に伝えること、友人や周囲から気持ちを聞いてもらうなど複数の方からの連絡も控えた方が良いです) やり取りからの心理の分析結果からS子さんがDさんのことを苦手と感じたことの詳細、別れを切り出したことについての罪悪感はなく、S子さん自身、自己を正当化して考えていることを分析提示。対話回復への注意事項を提示する。 静観を指示する。約2週間の冷却の期間を置く。 冷却期間の時間で相手の気持ちを察することなく一方的に物事を決めたり、取り繕いで表面上の留意の謝罪をされた非の自覚など、S子さんと再度、向き合うための自己改革のアドバイスを行う。相手の感じた嫌悪感、決め付けについて非を自覚し、気持ちを察することや相手が安心して向かい合える自分について考えていただき、責めてしまう発言やメールの重荷感について自覚いただくことや相手を安心させる提案について作文を通じて考えていただく。この作文を基に安心の伝達や謝罪の為の対話に向けてのやり取りを想定しての台本(対話のマニュアル)の作成に入る。特に対話実現の場合にS子さんから言われると想定される不安・不満について経緯から細かく分析をし、説明・謝罪・安心の提案ができるマニュアル作成を開始する。 冷却の期間が経過してから、気持ちを察しなかったこと、聞き上手になれなかった謝罪と責めることはしない約束、離職独立を延期して今の仕事にしばらくは集中したいことなど近況をS子さんにメール送信し伝達する。応答はなし。 クリスマスの5日前に、メールにて食事に誘う内容を送信。仕事を理由に断りの返答。そのメールに気遣うレスをするが応答なし。競技の仲間や共通の知人から別れについて聞かれたり、触れられたなどがこちらの指示を厳守していただき、嘘は言わない、相手を悪く言わない、やり直したいと考えていることも言わない、自身の非についてのみ語るよう徹していただく。(類似のケースでも別れについて興味本位で尋ねてくる知人や留意に介入しようとする知人への発言は静観をお願いすること、相手の悪口や自分の希望を言わないことが重要になると思われます。) 新年の挨拶のメールを送信する。短文で返答があるが内容がかなり義務的な返答。 1ヶ月の静観をし、冷却するよう指示し、交際に至る際にS子さんが好感を持てたDさん自身について自己愛の視点からご自分の長所をこの恋愛に対して取り戻せるよう作文でのやり取りを開始する。バレンタイン前であったので20日を過ぎるまで連絡を控える(催促と誤解されない目的) 2月の下旬に安心の伝達、謝罪は重荷になるので記載せず、競技のことを気にした近況を尋ねるメールを送信する。メールにて返答があり、通話に至れるやり取りに至る メールのやり取りが回復する。ただし、過多な連絡を制限。なるべくメールの内容に中心に彼女を置いた思考でやり取りをしていただく。3月の下旬にS子さんと別れ話以降、初めての面会会食が実現する。ただし留意・謝罪には触れず、彼女の近況を聞くなど聞き上手に徹した面会をしていただく。 4月の上旬、再度、面会が適う。ここで、マニュアル厳守を前提に安心の提案をし、相手の様子からその場での判断をしていただき、謝罪を含めた交際のことについての話題に移行していただく。S子さんからDさんとの交際についての不安や苦手と感じたエピソード、寂しい時や言えない時に気持ちをわかってもらえなかった不満、重荷感についての不安などを言われる。特に講師として他の知人の居る場所で自分の所有物のような見下した態度が許せないなど、初めて別れを考えた理由の説明に至る。(事前の分析でS子さんの心理分析を提示していたのでマニュアルに謝罪内容は記載)Dさんにはで聞き上手に徹していただき、安心の提案を含めた謝罪と後悔、その時にそうしてしまった理由や別れを言われた後に留意や謝罪をしたかった理由説明をしていただき、次回もS子さんと会える感触を得ていただく。※ 連休中も彼女の心の許容量やペースに合わせて数回の面会をされる。 5月の上旬、Dさんからの誘いで一緒に外出された際にS子さんから交際再開を言われ復縁をされる。 ※プライバシー保護のために一部表記を伏せます。
|