離婚の回避事例
依頼者:K子さん31歳(女性・会社員) 結婚1年目の夫Aさん(29歳)。子供なし。 離婚を回避し、修復を希望。 期間:2006年11月相談、12月着手、07年8月修復 難易度:E(相談時は対話困難の状態) |
K子さんの意思により、他の復縁に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、
この復縁エピソードを事例紹介に掲載いたします
K子さんからご主人に対して、こちらも仕事で疲れているなど生活態度のことでご主人に抗議をされてから、ご主人の様子が更に変化したとのこと。K子さんが仕事から帰宅した際に、先に帰宅していたご主人から住居を解約し、離婚を前提に別居したいことや一緒に暮らす意味がないと思えるなどと言われ、離婚をしたいことを告げられる。話し合おうとするが聞き入れてもらえず、ご主人が帰宅しても口をきいてくれない事態になる。2日程度、一方的に話しかけたり、謝ろうとされるが、無視の状態であったため慌てたK子さんがご自分の実家に相談をされ、親がマンションに来て、ご主人に抗議や理由の問質しをされてしまう。完全無視の状態が1ヶ月近く続いてから、住居を年内で解約したいこと、出て行って欲しいことをメールで伝えられてしまう。 K子さんから当方に相談。事情をお聞きする。 ご主人は機械開発関係のお仕事に従事されていて、異変が起きるまで結婚当初から、無視に陥る近までは夫婦関係は円満であったとK子さんは思われていた。チェックシートによる判定を実施し、ご主人からの言葉の原文などからご主人の離婚したい意思が強く、話し合う意思がないこと、ご主人に自分も悪いという意識がなく被害者意識が強いことが判明する。K子さんが仕事中心の生活であり、帰宅後に料理をすることが少なく、平日はそれぞれが外食で済まされるなど、家庭の意義を感じない生活になっていたこと、平日の夜は疲労や翌朝のことを理由に夜の夫婦の関係を新婚当初に一度拒んだらその後は求められなくなったこと、この2ヶ月はご主人との会話がほとんどなく、コミュニケーション不足が異変(ご主人の気持ちの変化)の原因と判明する。ご主人の無視の理由に怒りの抑制と無言の抗議・敵意の心理があり、離婚したい気持ちが強いことを提示する。 結局、ご主人から住居は解約されてしまい、K子さんは実家から通勤される状態になり、当方に正式な修復依頼をされる。別居以降のメールでのやり取りにて、書類を催促する内容しか来ていない状態であったため、謝罪・非の自覚、留意提案を送信いただくが、返答としては二度と一緒に暮らしたくない、一緒に暮らすことを考えると苦しいし夫婦でいる意味がない、いつ書類にサインしてくれるのか?などの離婚要求の返答。この返答に対して、ご主人の家庭での居心地、夫婦としての気持ちの温度差、結婚前にお互いがどういう気持ちだったのかを確認し、お互いの愛情について分析し、今回のことについてのK子さんの非の自覚や甘えについての謝罪の部分について考えていただき、ご主人の言葉の原文※からご主人が感じていたK子さんとの夫婦での暮らしについての不満について、きちんと理由を推測し提示をする。ご主人に対する謝罪をするための自覚や反省をしていただき、ご主人に離婚についての話し合いを6ヶ月保留して欲しいことやこの問題についての対話を求める内容のメールを送信していただくが、敵意の言葉しか返答を得られない状態。 2週間の冷却の期間を置く。相手を安心させられる提案が現状では離婚合意の返答しかない状態であるため、聞く姿勢を示すことについて考えていただくことと、離婚したくない理由説明について、素直な気持ちで要点から考えていただく。 今後についての話し合いがしたいことをメールで伝えていただく、ご主人にご主人の実家での話し合いを提案するが、ご主人も賃貸マンションに入居したばかりとの返答で、ご主人からの意向でK子さんの実家で話し合うことになる。ご両親にもK子さんにも当方が作成した対話マニュアルを厳守いただけるようアドバイスをする。翌週末にK子さんの実家で両親を交えての話し合いが行われるが、謝罪は聞き入れてもらえず、ご主人は「すべて自分の勝手です」との主張になり、離婚についての話は平行線のままとなる。 1ヶ月の冷却の期間を置く。 K子さんからご主人に話し合いに応じるようメールを入れる。ご主人からのメール返答にて「離婚に応じてくれる話し以外は聞きたくない、話し合う意味を感じない、離婚に応じて欲し。」との返答。離婚合意を留意する理由、一緒に暮らしたい理由、与えたい愛情、気持ちを察していることなど冷却期間中に行った課題での相手への気持ちについて伝達をする。ご主人からの返答で、ご主人が別居、離婚要求に関して夫婦での同居期間中にK子さんが思っていた以上に仕事優先の日常で、週末も会話が少なく、愛情を感じないコミュニケーションが原因で将来について不安を感じた。自分が夫として本当に愛されていない、関心を持ってもらえないなどの不満を感じた。入籍前と比べてK子さんが冷たく自分中心にしか考えない女性と見えて来たなど、離婚しか結論を望めない理由を伝えられてしまう。マニュアルに従い同居期間に気持ちを察しなかったことの謝罪、今の後悔、この先でできる約束などをメールし、面会での対話を求める。ご主人からのメール返答にて、謝られてももう信用することができない、いつ離婚に合意をしてくれるのか、本当に戻る気持ちになれない、との回答。再度1ヶ月の冷却の期間を置く。ご主人への刺激を避けるためにメールを控えていただく。この間に安心をさせる約束・提案について検討し、対話のマニュアルの作成を行う。ご主人からの離婚催促のメールについての返答について詳しくアドバイスを行う。 K子さんが通勤の利便などの事情で賃貸マンションに入居される。K子さんにご自身をご主人の視点から見て考えていただくなど、夫婦のコミュニケーションのこと、ご主人への誠意=家事と仕事の両立、夫婦の愛情についてレポートをまとめていただき、ご主人の心にある不安や不満について問題点を自覚していただく。謝罪すべきこと、約束として提案することなど、この先の対話内容について向き合い方を考えていただく。この先、ご主人と再度話し合っていただき、しばらくは離婚問題を話し合うことを保留し、共有の時間を少しでも持つことなどの提案について考えていただく。 冷却期間を置いてから、マンションに入居したことを伝え、ご主人にメールにて面会をお願いし、離婚に応じるとしても、定期的に面会し、わだかまりについて溝を埋めたいことなどを面会したい理由伝達から伝える。ご主人からの返答にて、数日後に通話での対話の後、面会に至る。 数日後、ご主人とのメールのやり取りで、週末にマンションにての面会に応じる返答があり、ご主人と再度、向き合っての話し合いができることになる。当方の作成したマニュアルに従って話し合いをしていただく。謝罪と今後のことについての気持ちの伝達、留意している理由説明など向き合って話すことへの不安を軽減する対話をしていただく。離婚の話を保留にする提案についてご主人から了承を得る。 約3ヵ月、ご主人の2週に1回のペースでの訪問面会が継続し、離婚問題は保留状態のままの状態。作成したマニュアルに従い与える愛情のことや気持ちを察することなどに注意して向かい合っていただく。かなり会話も入籍前の状態まで回復するに至る。 5月の連休を一緒に過ごされ、ご主人からしばらくはこの問題(離婚問題)は話し合わなくてもいい、修復に向けて話し合いも今は必要と思えなくなったと言われる。 問題点についてお互いが納得できるまで一緒に過ごす時間で探すことにしようと、いう話しになる。 6月の中旬、K子さんの実家にてご主人同席で話し合いが行われ、K子さん、ご主人それぞれが今のマンションを解約し、ご主人が再度、2人で暮せるマンションを借りて、8月を目標に同居を再開する話となる。離婚についての要求を撤回していただくに至る。8月の上旬引越しが完了し、同居での生活が始まる。
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