離婚の回避事例
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依頼者:S江さん28歳(女性・派遣社員・主婦)※着手時の年齢 結婚1ヶ月の夫Jさん(29歳)。※着手時の年齢 子供なし。 入籍同居直後からの別居からの離婚を回避し、修復を希望。 期間:2010年3月相談3月着手、11年5月修復 難易度:F(相談時は話し合い拗れによる対話困難の状態) |
S江さんの意思により、他の復縁に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、
この復縁エピソードを事例紹介に掲載いたします
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S江さんは前の職場で知り合われたご主人のJさんと9ヶ月の交際を経て、1ヶ月前に結婚(挙式・入籍・同居)をされたそうである。賃貸のマンションに入居されたそうである。 S江さんから当方にメールにて相談。事情をお聞きする。ご主人から賃貸の解約手続きを済まされていると引越しの際に告げられ、ご主人から即時のマンションからの退居と離婚書類への捺印を迫られいる状態であるとの事。既にS江さんも数日後に実家への転居が決まっている状態とのことであった。 課題回答を基に再度、次の話し合いでご主人に伝えるべき謝罪と留意伝達について課題形式で取り組んでいただく。対話のマニュアルの作成を開始する。 電話でご主人に離婚書類の保留のお願いのことで話し合いがしたいという理由で面会を申し入れるが断られてしまう。話し合いたかった問題点のこと、謝罪について、きちんと手紙に記載し郵送していただく。しかし数日後、ご主人からメールがあり、気持ちはわかったから裁判とかにしてまで離婚したいわけではないが、性格が合わないと思うからお互いに別れて新しい人生を探そう。という返答であった。 課題に取り組んでいただく。課題を基に手紙を作成していただく。その手紙にて夫婦の愛、想い入れ、離婚したくない理由、身勝手な振る舞いをした理由説明、どういう決意で結婚に合意したのかの気持ちについて考えを伝え、妻としてJさんに協調できなかった理由説明や自身の非を謝っていただく。 どうやらJさんにも問題(浮気)が隠れていることを指摘し課題を提示する。ご主人にメールや電話で会って話し合いたいことを伝えるが、即時の離婚承諾の返事をくれない限り、もう会いたくないという返答に至る。 冷却の時間を2ヶ月置く指示をする。この時間で課題に取り組んでいただく。ご主人への近況伝達を含めた謝罪、ご主人が言えずにいる出来事や本音の問題、今の義父母の気持ちを考えての家庭修復についてや家族愛についてなど、離婚撤回の話し合いに向けての気持ちの整理と併せて課題形式の作文を当方とメールでやり取りしていただく。 Jさんの実家での両家の話し合いが実現する。その際にJさんと顔を合わせるが目を伏せたままで冷たい態度のように感じられる状態が続く。義母とS江さんの会話が難しい状態のままである。義父からは離婚しか考えられない、性格がどう考えても合わない、Jさんからは上から目線でモノを言う偉そうな態度や言い返されたことが許せない、俺と離婚したくないのは意地になっているだけとしか思えない、俺は悪くない、無責任ではない、のような自己保身の言葉と冷たい結論だけの言い切りの言葉が向けられてしまう。 話し合いの内容のレポートを頂く。Jさんにも半分は非があることを次回以降の話し合いで2人で考えていけるよう課題を提示する。 Jさんの視点から見たS江さんの悪い面=勝気で譲歩できない性格の問題以外での短所や嫌いな面について分析から提示し、自覚していただく。非についてきちんと整理をしていただき、離婚したくない理由や謝罪、今後の提案についてどう伝えたいのかを文章にまとめる。浮気についてどう怪しいと感じたのかを詳しく紙に書き出していただく。次の課題で、S江さんがJさんに見せていた長所、見せたかった長所、Jさんから見た長所について考えていただく。ご主人への過信から向けた酷い言葉など愛情と譲歩の問題について考えて行くことになる。課題形式の作文にて改心すべきことや、離婚したくない理由説明などの文章の作成に取り組んでいただき、面会の際に行動や発言で示せるよう自覚していただく。 1ヶ月が経過し、メールで近況の連絡をされた際、Jさんの即時の離婚合意を求めるような発言はなく、離婚を実現しようとする強い催促などは軽減された様子であった。 今のJさんの心の状態を基準に課題に取り組んでいただく。課題の内容は、現状では相手が望む答えが離婚合意の返答以外にない状態であるため、相手の放棄したい気持ちを理解し、聞く姿勢を示すことについて考えていただくことと、新婚直後に大きな決裂に至ってしまった性格の不一致の面での信頼の回復について、いかにJさんが自分自身にも非があったと気がついてくれるか、お互いに思いやりについて自分自身で気がついてくれなければ状況は変らないことを指摘した上で、離婚要求の保留懇願の応対方法、日々をどう過ごすかなど気持ちの持ち方について考えていただく。JさんにS江さんとの結婚で見せてあげられる期待、誓えることなどをこの状態で相手に離婚したくない理由の説明として、どう伝えたいのかについて作文の形式で考えていただく。 近況伝達などメールでのやり取りを継続し半年が経過する。ご主人から面会で話し合いに応じる返答が得られ、ファミレスにて2人で話し合うことになる。性格の不一致についての言い訳や留意・謝罪は本当に離婚に応じてくれる話であれば聞くと言われてしまう。ご主人のこの問題についての浮気を疑われていることへの焦り、気まずさ、自己保身や疲労による放棄の気持ちが原因である。離婚したくない理由、未練・愛情についてや思いやりや気持ちの理解など相手の視点から見て欠けていると思えた点や甘え・過信、自身の非について謝罪を伝えても、性格の不一致だと思っている、勝気で気が強くこの先も上手くやれないのだから気持ちは変わらないとの言い分が変わらず平行線の状態となる。Jさんから会って話す度に浮気を疑われるのであれば、しばらくは話し合いたくないという結論に至る。課題形式の取り組みを行っていただく。ご主人が現状、S江さんの性格面について許せずにいて離婚成立という方向で放棄したい気持ちになられている敵意や不信感について、今後、S江さん自身がどう変わりたいのか、どう行動で反省を示すのかについて作文形式で考えていただく。随時、月に1,2回、近況をメールや電話でご主人に伝えたり、近況を尋ねたりと、話し合い再開まで冷却の時間を置いていただく。 2011年年始、義母からの提案で今後についての4人でちゃんと話し合いがしたいことを電話で言われる。 Jさんからの提案で籍をまずは抜いて欲しいとの言い分で両家の話し合いが行われるが、S江さんの親は注意事項で禁止していた慰謝料要求などお金問題を発言されてしまい、JさんがS江さんの無断外泊や身勝手な振る舞いを強く指摘に転じられたため、両家の親が激しい言い合いになられ、義父からお金は払うから離婚させたいとの意見となられ話し合いは失敗する。しかしJさんからS江さんの両親へのこの問題の長期化について謝罪はしていただけた状態。 この時の言い分を基にご主人との対話のマニュアルを作成する。 その話し合いの後、義母から連絡があり、義母との話し合いをされる。2人での話し合いの内容を正直に全容を話してから、離婚合意を拒んで留意する理由、家族で一緒に暮らしたい理由、Jさんに与えたい愛情、義父母に嫁としてできる約束、気持ちを察していることなど課題で作成したマニュアルに従い、Jさんへの気持ちについて義母に説明をする。しかし義母は相当にトーンダウンされ、考える時間が欲しいと謝られてしまう状態になられる。 Jさんから数日後電話があり、面会が実現する。Jさんに浮気のことを義母に話したことを正しく伝える。対話マニュアルに従い、自分本意な性格、生活態度の謝罪、ご主人から離婚を要求されてから気がついたこと、この先でできる約束などを話していただき、いくつかの提案をを向ける。考えるとの返答を得られ再度数ヶ月の冷却の期間を置くことで話が終わる。 しばらく冷却の時間を置くこととなる。 2月中旬の週末、Jさんとの会食での話し合いで、浮気問題について話し合い、Jさんから元彼女と離婚が遅いことが理由で喧嘩になり別れたことを聞かされる。Jさんから今後のS江さんとの関わり方を考えると言う回答が得られる。当面、恋人からやり直す感じで、週末に会う、という向き合い方の提案を受け入れてくれる。離婚要求の撤回を言っていただける。 その話し合いから1ヶ月が経過した3月の中旬に同居再開(修復に向けて)についての話し合いをされ、S江さんとJさんがこれから新たに賃貸のマンションを借りて同居を再開する話となり、5月の上旬、新居での1年2ヶ月ぶりの生活が始まり修復を完了する。 |