別居後の離婚回避・復縁事例

依頼者:Uさん29歳※着手当時(男性・会社員)

結婚3年目の妻F子さん(着手当時28歳)。子供なし。

別居からの離婚回避・修復・復縁を希望。

期間:2011年2月相談、2月着手、12年1月修復

難易度:E(相談時は両家の親の拗れがあり直接対話・ご両親との通話・面会が難しい状態)

夫婦の会話不足と母親同居が奥様に不信感を与えた離婚問題の復縁成功実例です。

Uさんの意思により、他の復縁に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、

この復縁エピソードを事例紹介に掲載いたします

Uさんは几帳面で真面目な性格であるが無口な面と思いやりに欠ける性格である。結婚をされた当初は賃貸のマンションで暮らされ、その新居から電車で1時間ほどの距離の実家に暮らすご両親から頼られていたそうである。
就労は、きちんとした会社にお勤めされ収入は安定されている。
3年半年程前に奥様のF子さんと知り合われ、2年前に賃貸のマンションに同居・入籍をされ一緒に生活をされていたそうであるが、Uさんのご両親の要望で、この相談の1ヶ月前に賃貸のマンションから実家に転居をされたそうである。(父親の定年退職が理由)ところが、ご両親との4人の暮らしを始めて3週間程度が経過した時にUさんが帰宅する際の電車に乗車中に奥様のF子さんから突然にメールがあり、「今すぐ離婚してください、我慢の限界です。家を出ました、もう戻りません。」との内容であった。
帰宅されて母親に確認をすると急にF子さんが感情を乱し、荷物をカバンに詰めて、家を飛び出した、とのこと。その後、何度メールをしても電話を入れても返答が得られず、F子さんの両親とUさんの両親が電話で激しい言い合いに至られ、話し合いもできない状態に陥ってしまわれたそうである。

当方にメールで相談。14項目のチェックシートと二人の心の温度差に関連した心の温度差に関する40項目のシートにお答えいただき奥様の心理を分析を提示する。Uさんに分析結果を提示したが、思い当たる自身の親との生活がF子さんの負担になっている、指摘した問題点や性格の不一致など思い当たることであるとの返答。奥様のF子さんが突然に家を出て、離婚要求をされた理由としてUさんの母親の干渉や意地悪な発言が起因と提示する。
アドバイスを着手となる。注意事項を提示し、実際にUさん不在時にF子さんと母親がどのような会話をされ、家を出てしまわれる結果になったのかを母親に聞取りをして把握する作業から開始する。母親が執拗に子作りのことなど余計な干渉詮索の発言をしたり、家事について同居以降、相当に厳しく注意していたなどの経緯を把握することになる。
別居は6ヶ月を超えるような長期化も予想され、先々で不利にならないよう、非をメールや手紙で安易に謝らないことと、F子さんに対して、きちんと最低限の生活費を送金する意思をメールで伝えるよう指示をする。
課題として、Uさん自身の非の自覚を思い返していただく。母親の執拗な干渉から奥様の苦痛や不快をわかってあげられるような会話不足と母親の二面性(Uさんへの過保護やUさんへの執着からの嫁いびり、口数の多さ、失言)が問題と指摘する結果となる。Uさん在宅時には言わない不満を不在時に相当に厳しい言葉で奥様のF子さんに向けたことが不信感の理由と断定する。


当方の指示で奥様、奥様の両親に対してメールでの対話の呼びかけなどを継続いただくが1週間程度、無視の状態のままであったが、F子さんの父親、義父から電話があり、家族で相談をしたが、今すぐに離婚をさせて欲しい、話し合いたいとメールを何度もらっても、こちらとしては話し合いはご両親との電話で終わったと認識をしている。と厳しい意見を言われてしまう。面会はしたくない、会って話すことはないと言われてしまう。

離婚したくない理由説明と仲直りできた場合に誓えること、実行すべきことを課題として考えていただく。二人で実家を出て、再度、賃貸のマンションで暮らすことなどの改善の誓いを考えていただき、対話マニュアルを作成し、奥様に謝罪面会をメールでお願いをするが返答が得られないため、何度か義父に電話を入れていただき、面会をお願いしていただく。その際にUさんのご両親同席での謝罪伝達を考えていることも伝えるが、母親とは話しをするつもりがないと言い切られてしまう。母親から義父母、F子さん宛に謝罪の手紙を書いて投函していただく。

数日後、Uさんだけという条件付きであったが義父との面会が適う。義父に謝罪を伝え、離婚したくない理由説明、妻としてのF子さんへの想い入れなどを話し、誓えることも伝えるが、F子さんが相当に疲労していることを理由に、どうしても離婚して欲しい、との返答に終わる。
義父にF子さんの心のダメージの状態を察し、1ヶ月程度の冷却の意味でそっとしておきたい考えをお願いし、1ヶ月の冷却期間を置く。

1ヶ月の冷却の期間が終わり、義父に連絡を入れていただくが、F子さんの様子は変わらない
と言われてしまう。直接会って話したいとお願いをしていただくが、F子が就職準備などで忙しいとの理由で返答を保留されてしまう。その際に義父から、離婚しか結論がないと考えている、謝られても戻ることはない、と言い切られてしまう。
数日後、再度、義父に電話を入れるが「後はお互いに弁護士を立てるとか、調停とか裁判で決着するしかないのではないかと思っている。F子の考えは変わらない。相当に傷ついている、Uのことを頼れない、信じられないと思っている。あとは間に入りたくない、直接、本人とこれからは話して欲しいと言われてしまう。
再度、1ヶ月の冷却期間を置く。冷却の期間が終わってから奥様にメールを入れても返答が得られず、無視で電話を入れても留守電に切り替わる。メッセージを入れても折り返しの連絡も得られない状態で2ヶ月が経過してしまう。


この2ヶ月の期間で、母親の僅か3週間の同居期間にF子さんに向けてしまった問題の言動と母親のF子さんへの意地悪を黙認したり気付かずにいたUさんの非、頼りなさについての経緯報告を通じて作成した謝罪マニュアルを基に2ヶ月が経過してからF子実家に電話を入れていただき、義父に今後について話し合いたいということを伝えるが、F子さんも義母も相当に怒っている。母親についてだけでなく、Uさんにも信用できないという不信感や嫌悪感を持っている、詫びられて済むような問題ではない、F子は既に離婚後の生き方を考えている、きちんと離婚届を送ってくれるまでウチとしてはこのような話をしたくない、あなたと話し合うつもりはない。押し付けがましい送金、生活費の心配はこれ以上はされたくない、もう言い訳のメールは送って来なくて結構、電話も迷惑している、など、突き放す発言を一方的に言われてしまう。

義父との通話の直後にメールにてF子さんに伝えたいことがあるから一度、会って話そう、実家に謝りに行かせて欲しい。との内容で直接対話を申し込む伝達をするが、メールでの返答で、離婚しか答えはありません。との内容。その後、通話を懇願し通話が実現するが、「父がさっきも(電話で)伝えたと思うけど、どんなに謝られてもお母さんのことが生理的に受け付けられないし、信じられない。絶対に反省してないはず。あなたのことも信じられない。なんか離婚したくないって意地になっているだけと感じてしまう。と言われてしまう。離婚に応じてくれる約束をするまで話し合うつもりはない、絶対に会わない、話も聞きたくない」と強い拒否をされてしまう。

その後、奥様に何度かメールをされたが、奥様からはいつになったら離婚してくれるの?という返答であった。義父からクレームの電話があり、謝られても遅い、諦めて欲しい、もう連絡もしないで欲しい。との内容で、話し合い継続拒否の状態に陥る。

1ヶ月の静観を指示する。自分の母親の言い分、報告と義父とF子さんの言い分を整理し、母親の考えが自分に対して異常に過保護であること、思考の偏りがある面、この離婚問題の起因が母親の嫁苛めだけでなく、自分自身の思いやり不足や夫婦の会話不足であったこと、結婚をしてから2年は安定していたが会話が少なく、自己判断が多かったことについて反省をしていただき、奥様に電話で伝えると、面会が適い、話し合いが実現する。その話し合いで初めて、Uさんの母親の意地悪について多数の不満や不信感を聞くことになる。話し合いの結果、離婚したいという気持ちは変わらないと言われて終わったが、相手が不満理由を声にしてくれたことから修復の可能性も高く、6月上旬時点で最短6ヶ月先、年始(2012年)目処で解決し修復できるとの見解を示し、当方の指示で再度、賃貸のマンションを借りていただき実家から転居していただく。
Uさんの思いやり不足、母親の発言がUさんの本心とF子さんに誤解をしている点についての話し合い伝えるべき安心伝達とF子さんの落胆の気持ちの理解の課題に取り組んでいただき、その
課題を通じて考えたことを、離婚留意している理由と愛情、今後、誓えることなどマニュアルにまとめ、通話で義父に面会対話を申し入れ、話し合いは実現する。やはり義父の不信感が強く離婚の催促をされてしまう状態となる。

義父から電話があり、F子の様子がここ最近本当におかしく、就労して忙しいことも理由だとは思うが眠れないなど体調を崩しそうである、すぐに離婚に応じて自由にしてあげてもらえないか、あんな母親やUさんとこのまま家族には戻れないはずだ。と離婚の催促をされ、Uさんが転居し賃貸のマンションで一人暮らしを始め、F子さんがまた一緒に暮らして欲しい考えであることを伝えるが、この状態ではそれは無駄と言われてしまう。

通話から1ヶ月が経過し、奥様に近況を尋ね、近況を伝えるメールを入れていただく。
その後、通話をしていただく。
通話で会っての話し合い申し入れについては体調を理由に断られてしまう。
その話し合いの断りの通話から数日後、奥様からの電話があり、面会での話し合いが実現する。しかし離婚の要求は変わらない。就労した会社が辛い、離職も考えているということを聞くことができる。
奥様の様子が変化したため、近況を尋ねるなど週に1通のメールを送るよう指示をする。

2ヶ月の冷却の期間を指示する。冷却の期間も奥様への週に1回のメールでの近況報告などメッセージを送信することを継続することとなる。その際に近況を聞く、会って話したいこと以外に住まい以外の場所での時間の共有提案をしていただく。

2ヶ月程度が経過した時に送信したメールに対して、奥様から電話があり面会が適う。その面会の翌週には休日を一緒に過ごすなど好転の兆しが出て来る。安心の伝達など対話に向けての同居の提案についてのマニュアル作成の作業を行う。マニュアルを基に義父母との話し合いをしていただく。本人の気持ち次第、との返答を得られ、提案をされ修復の糸口が見える。

連絡をすれば返答が得られ、会食なども適う状態であるが、同居同意を得られず、離婚の撤回についても話せていないままであるが、そのような会える、話せる状態が3ヶ月程度(11月中旬まで)続く。

11年11月の上旬から週末などUさんの暮らしているマンションに週末など来てくれるなど修復に向かい、12月の下旬に奥様と義父母、Uさんの親を交えての話し合いとなり、同居再開について同意を得られる。

12年1月の上旬、奥様から離婚の撤回を言っていただけ、再同居に承諾の返答を得られ、Uさんが暮らしているマンションへの引っ越しが実現し、再同居をされる。 

 

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