冷めていく夫婦の共通点と特徴とは?離婚を考え直してもらう方法

冷めていく夫婦の共通点の特徴は相手に無関心で会話が無いため、離婚を突き付けられるまで何も異変に気付かないケースが多いことです。恋愛と異なり、夫婦の愛情が冷めていく原因は日常生活のコミュニケーション不足など会話ができなくなることが多い傾向があります。大切なパートナーと仲を戻すための修復方法と離婚問題を解決するまでに猶予の期間について解説しています。

冷めていく夫婦の共通点は喧嘩が多い

冷めていく夫婦の共通点はこれまでの喧嘩の繰り返しが原因となってお互いに無関心で会話がありません。関係が冷めてしまうと家事への口出しや子どものことでの議論もしなくなります。

結婚生活で喧嘩がない代わりに会話もできない関係になっているケースが多いことが特徴です。気持ちが冷めていくサインとして言い合いなど喧嘩もしなくなる共通点があります。

気持ちの冷めた夫

冷めていく夫婦は会話ができない

会話ができずお互いに気持ちが冷めた夫婦関係が離婚理由になるケースが増えています。

気持ちが冷めて夫から離婚を突き付けられてから猶予をもらうことが必要です。

夫婦仲を改善するなら

冷めていく夫婦が修復できた理由とは

気持ちが冷めた夫婦でも現実的にその後の生活の事や世間体のことが理由で別居や離婚のことは考えないケースがあります。冷めた夫婦が修復できた理由は子どものため、家族のため、世間体のためなど離婚を避けなければならない事情が関連することが多いのです。

冷めた夫婦仲の改善には必要なこと

同じ住居で一緒に暮らすことが幸せと思えなくなるなど、お互いに一緒に暮らすことがストレスになってしまった夫婦の場合、夫婦仲の修復には信憑性の高い言葉で謝る必要があります。

夫婦関係の改善が目的でもすぐに手紙を書かない方がいい理由

夫婦関係を改善する目的の手紙の書き方にはいくつかの注意点があります。ただし1通の手紙を読んですぐに夫婦円満が回復して離婚を考え直すという結果を得られるケースは少ないのです。

いつも喧嘩になると無視していた夫婦が仲を改善するには?

いつも喧嘩になると無視していた夫婦が別居をしたら?無視せずに別居中のLINE、メール、手紙をきっかけに修復に向けての話し合いをお願いするつもりで連絡することを心掛けて下さい。

冷めた夫婦が離婚を考えた理由

気持ちが冷めて夫婦が離婚に至ることがあります。もうこれ以上は一緒に暮らしたくない、婚姻関係を継続できない、結婚生活に意味がないと感じたら離婚に至ります。

気持ちが冷めても夫婦としてやり直せる

愛情が冷めて本当に離婚を突き付けられてしまった後で修復することは可能です。

お互いに夫婦愛が冷めて離婚直前の夫婦が修復できた理由は?謝罪する内容を実例で解説しています。

気持ちが冷めても離婚を引き留めたいなら?

もし自分の気持ちが冷めていても離婚を引き留めたいなら?離婚を突き放された理由を自覚した引き留めの言葉の伝え方について事例で詳しく解説しています。

冷めた夫が離婚を焦る理由と行動

夫と別居してからのLINEで離婚調停をする、絶対に離婚すると宣言するなど、離婚の返事を焦る特徴があります。本当に調停になっても不成立で終わってしまう傾向もあるようです。

冷めた夫が離婚を考え直す時

気持ちが離れた夫が離婚を考え直す時を待つ接し方とは?何度も浮気を疑う言葉を向けられて問い詰められたり、無断でスマホを触られたり、夫は妻からの行動の詮索が面倒と思われたのです。少しでも会話をして夫婦喧嘩の強い言葉が許せないという夫の心理を知ることが大事です。

家に帰るのが気まずい

夫が離婚を考え直したきっかけとは?

夫が離婚を考え直すきっかけは、

①家庭の居心地が改善されたと感じて安心した時(妻から口煩く詮索されないなど)

②別居や離婚をした場合の金銭的な損(慰謝料や養育費、離婚後の自分の生活が苦しくなることがわかった時)

③浮気相手と別れて冷静になった時

④子供のために離婚を考え直す

離婚直前から復縁する方法

気持ちが離れた夫に離婚を考え直してもらうには

毎日の家事や育児を優先して夫との会話を避けていたのであればすぐに謝って下さい。どんどんお互いに気持ちの余裕がなくなってしまい話す機会や関心・興味が薄れてしまい

気持ちが冷めて離婚直前でも考え直した心理は?

実際には気持ちが冷めたら別居したまま離婚成立まで逃げ切りたい、疚しいから話しを聞きたくない、許せないなど過敏で攻撃的な心理状態の男性が多い様です。

無視せずに夫婦関係は破綻しているという言い分は不倫を伏せようとする男性が保身で行う心理行動です。諦めずに根気よく話しを聞いて下さい。

気持ちが冷めた夫に離婚を考え直してもらった体験談

離婚回避事例

依頼者:T子さん38歳(主婦・会社員)

結婚11年目の夫Aさん(39歳) 子供なし。

修復期間:1年5ヶ月

難易度: D(相談時は話し合うことが難しい状態)

T子さんの意思により、他の離婚直前の別居後の状態に悩まれている方に勇気を与えられるのであれば とのことで、このエピソードを事例紹介に掲載いたします 。

夫のAさんは学生時代から交 際をを経て、ご結婚をされ11年(着手当時)になるそうである。

賃貸のマンションに住まわれ共稼ぎ。T子さんはサービス業関係の会社に勤務されており平日の帰宅が午後9時前後、この2年くらいは出張等もあり、月に2日から5日程度は不在になられる等お仕事が多忙であったそうだ。休日出勤もあり仕事優先という状態を続けていたとのこと。

ご主人は土日が休みで平日は遅くても8時には帰宅されていたそうである。異変の起きる数週間前からT子さんがご主人は夕食を外で済ませて就寝されていたことが多かったとのこと。朝も会話がない状態であったそうだ。ある週末にご主人から突然に離婚したいと言われてしまう。

T子さんは感情的になられ浮気を追及する発言等をされたそうだ。言い合いの末、ご主人からすぐに転居したいこと告げられてしまう。翌週、一方的にご主人が転居。返答がなく、電話にも出ない状態となる。行き先も不明。家賃・生活費のことで話し合いも行われていない状態での別居状態となる。

ご主人との共通の知人に相談され、ご主人の言い分を聞いていただいた そうだが、猶予は考えられない、6か月待っても答えは変わらない、離婚以外の結論は考えていないとの返答に至る。

ご主人の親とも話し合いをされ、結論が変わらず、ご主人に離婚につい ての話し合いを求める伝達をされるが、ご主人からの返答はが「今すぐに離婚して」の返答となる。以後1ヶ月程度、無視の状態に陥る。当方に離婚回避の相談。事情をお聞きする。

14項目のチェックシートによる判定を実施し、ご主人の言葉の原文、 直前までの生活態度、猶予を与えてくれない強い言葉、行動等からご主人の浮気の可能性は低いことを推測し提示する。

ご主人がそれまでの生活で、仕事優先のT子さんから愛情を放棄され、 放置された状態を不満と思 われていたと推測が出る。心理分析からご主人は今は苦手意識がありT子さんとの離婚しか考えていないとの状態に至られた心の動きや決心の推測を提示する。

T子さんに被害者意識が強くご主 人の気持ちの理解や罪悪感・非の自覚がほとんどない状態と判断し分析を提示する。ここで注意事項の提示と向き合い方・謝罪の言葉のめの対話マニュアルの作成に入る。共有共通の価値観等引き止める言葉について原因と向かい合って考えていただく。

数日後、ご主人から催促の電話があり離婚合意の書類にいつ捺印し てくれるのかを問う内容でT子さんからの 謝罪等は聞いてくれない状態であったが直前からの離婚回避の対話マニュアル厳守で会話をしていただき、話し合いについて6ヶ月の猶予を貰う。

その間、お互いに気持 ちを落ち着かせる提案をし、猶予の6か月を猶予の期間を得る。(冷却の意味)

T子さんに課題で、相手の視点から見た妻としての自分、反省・非の自 覚、思いやり、結婚前にお互いがした約束のことを思い出していただく等を中心に反省をしていただく。

会話できた場合にできる約束等を考えていただく。離婚回避のために愛情伝達、家庭でのご主人の居心地について猶予をお願いする前提でレポートにまとめていただく。

かなり当方と衝突をしながらのやり取りとなる。直前からの謝罪対話のマニュアルを作成する。

2ヵ月程度が経過した週末、ご主人から扶養・住居等家族に関係する 書類のことで電話があり、 会われることになる。書類の用事の後、ご主人からもう待ちたくない、お前は変われないとの強い話から話し合いをされる。

ご主人からは猶予期間を待てないを理由に離婚届への署名・捺印を懇願される。T子さんは当方作成のマニュアルに従って話をしていただき、その場を回避する。理由説明や修復意思があること等意思の伝達をしていただく。もう待ちたくない、前に進みたいというご主人の要望でその1週間後に再度、話し合いをしていただく。マニュアルに従い、この次の話し合いでご主人に一度、帰宅していただき、2人で話していただき、猶予として結論まで6ヶ
月の猶予をいた だく。

次の話し合いにて親を交えない約束をされ、再度、3ヶ月の冷却の期間 を置くことに同意していただく。

3週間くらいが経過してからご主人から電話があり、「離婚に応じて欲 しい」との内容。対話マニュアルに従って応答していただき、待っていただくことで押し通す。

翌週、ご主人のご両親とこの問題について話していただき、待つことに 賛同いただく。しかし翌 日、義母がご主人と話し合ったことを電話で伝えて来る。ご主人の主張としてはT子さんは妻としてはあまり機能していない、日曜を月に何回か一緒に過ごすが 会話がない、態度が冷たく身勝手、金銭面のことで秘密が多いと感じることがあり信じられなくなった。気が強く、変われないと思った。等の内容を聞くことになる。反省について何度か課題のやり取りをしていただく。

それから4ヵ月後、ご主人の母親(義母)の呼びかけで3人での話し合 いが行われる。結論は平行線となる。その後も義母とはこまめに連絡を取りながらの猶予の冷却の時間を置いていただく。異変が起きてから1年近くが経過した時期にT子 さんの実家にて両親を交えての話し合い が行われ、猶予6か月からの復縁、ご主人の気持ちを説得し、破綻直前の状態からの離婚の要求の撤回の合意に至る。

ただし、信用できなるような気持ちになれないとのことで、週末に住まいで会うことを提案。少しづつ心の温度差や溝について見つめ合い、随時猶予期間として向き合い、話し合う。約9ヶ月程度が経過してから住まいの契約 の更新を機会に同居の再開についての合意が得れ、再び同居が始まる。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

日本心理学会認定・認定心理士。1991年東京都生まれ。血液型A型。大学・大学院の人間科学心理学科にて心理学を履修。 2016年より復縁専科のメール相談の分析と回答を担当。月間50件以上の夫婦問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。