再婚夫婦が価値観の違いで離婚前提の別居、やり直すための対話

再婚夫婦が価値観の違いで別居した

お互いに性格の不一致を感じてしまう、再婚だから不安が大きいなど気持ちの問題が離婚を決意させてしまった夫婦の離婚危機。

実現できる

別居後に夫婦の価値観の違いを話し合う

夫婦の価値観の悩み、考え方が違う、性格が合わないと言われたが離婚したくない場合

修復期間:1年8ヶ月

依頼者:NDさん(男性42歳・会社員)

結婚2年目の妻、S子さん(女性・29歳・会社員)

別居からの離婚回避・修復を希望。

難易度E(相談時は対話困難の状態)

もう一度寄り添う

NDさんの意思により、他に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、このNDさんの価値観の違いを乗り越えてのエピソードを事例紹介に掲載いたします。

幸せを考える

 

NDさんは12年前に離婚歴があり、離婚から再婚までの11年は再婚に向けて貯蓄に励まれていたそうである。1年前に妻S子さんと再婚。S子さんとは仕事を通じて知り合われ、S子さんへのアプローチで交際を開始され、お互いに結婚を前提にお付き合いをされ交際から半年で結婚をされたそうである。

 

 

賃貸のマンションに居住。ところが同居直後から奥様の様子に異変が起き、最初は意見の衝突による口論、無視、
挨拶を含んだ会話のコミュニケーションの拒絶、寝室を別にしたいなど激しい拒絶、やがて1ヶ月も経過しない時期から家事の放棄が始まり、帰宅後の無視や故意の深夜・早朝帰宅、仕事の都合を理由に頻繁な行き先不明の外泊、メールの無視、3ヶ月くらいが経過してからの激しい浪費等問題行動が多発であったとのこと。最後の口論の2日前にNDさんが11年前から再婚 後に住居を購入するために貯蓄されていた預金をNDさんに無断でS子さんが解約し、自分の買い物・生活費・遊興費として流用されていたことが発覚する。

 

NDさんは奥様の自分勝手な行動が我慢できなくなり、奥様が外泊から戻られた際に理由を尋ねたり、浮気を疑うような責め方をされたり、お金の浪費の用途を 追求したりと無断行動の多さを注意をしたら、かなり激しい口論に至られ、離婚を要求され、家を飛び出されてしまわれる。

 

メールや電話を入れるが応答がなく、翌日職場に電話を入れるが通話を拒否され、実家に電話を入れるが、義父から奥様を住まいから追い出したことについて激しく責められてしまう。

 

奥様からの応答 は得られない。

 

奥様の着替えや荷物は部屋に残された状態。数回会ったことのある奥様の職場の仲間に職場に電話を入れて様子を聞こうとしたが、かなり奥様寄 りの意見で、さらに電話したことが奥様に伝わり激しい抗議の電話に至られる。職場の仲間から聞いた不満として、発端は、同居直後に家計のことでかなり厳しい金銭管理を強要されたことで予定していた月々の貯金ができなかったことを責めたり、NDさんの母親が電話で親戚付き合いについてS子さんに嫌味のようなモラハラに近い責め方をされたこと等が理由とのこと。

 

 

同居直後に会社での飲み会(歓迎会)参加等を事前に相談しても帰宅時間を指定する等命令の多さに気持ちが冷め たとのことである。※

 

当方にご相談。NDさんにS子さんとの結婚の経緯をお聞きし、結婚前から現在までの会話内 容の状況の整理をする。

 

人格分析のチェックシート、夫婦の価値観の違い等離婚問題に関する14項目のチェックシートにご回答いただき、奥様の言葉の原文の分析等結婚・同居後、態度を急変させた原因を分析する。義父の言い分について分析に加える。

 

 

今回の口論の原因は奥様自身が自分がなぜDさんから指摘されているかが理解できておらず、自分が正しく、自分が被害者である、という心理であり、義父にもその自己を正当化する報告をしていることが推測できる状態。

 

離婚話に至るまでのS子さんの態度から妻としてNDさんに向けてくれた愛情の少なさや、会話の無視と無断行動の多さから結婚直後から自分がNDさんと話し合っても気持ちはわかってもらえず、喧嘩で責めらた等の被害者意識があり、NDさんから好条件を一方的に提示され、結婚に応じた、という意識であることが判明する。

 

 

NDさんの 態度からS子さんは自分の気持ちや考えをNDさんに対して言いたくても言えない状態になられ、会話の無視に陥られ、離婚要求に至られたことが推測できる状態である。※(S子さんの様子から、自分の親=義父母への誇張報告や職場・友人への愚痴 相談過多の状態と推測ができ、外泊や浪費は友人への愚痴相談が原因のストレス発散のための遊興によるもの。

 

 

家庭での寂しさに原因があり、放置をすること は、浪費がエスカレートしたり、被害者意識を大きくする危険があり、好ましい状態ではありません)

 

 

結婚直後にNDさんが几帳面な性格から生活費管理に細かい意見を伝えたことが原因で、S子さんがNDさんとの生活が窮屈と感じ、重荷と感じたこと、S子さんから見たNDさんが発言が価値観の押し付けとか、義務・ルールの押し付けと感じ、NDさんが自分の気持ちを考えてくれないと決め付けたことから、無視や反発が多発。結婚後、最初の口論は、S子さんの帰宅が友人との会食で遅くなり、NDさんからの帰宅時間を尋ねるメールを無視し、電話電源をOFFにし放置、0時を過ぎても返答が来ないことを心配されて車で近くまで迎えに行こう か?
のメール数本と留守電の無視し深夜2時過ぎにタクシーを利用し酔って帰宅したことを指摘した時であったとのこと。

 

 

価値観を押し付けていた部分につい て、S子さんがNDさんは気持ちを確かめてくれない夫と思い込んだことが別れたいと考えるようになった理由と推測。S子さんの性格から、交際の期間をもう少し置くことが必要であったと推測。結婚に応じた時点で、S子さんはまだ結婚を考えられる状態ではなく、友人との付き合い等結婚で制約されることが受け入れられない状態にあったことが推測できる。

 

NDさんの母親にS子さんに電話でどのような酷い発言をされたのかの事実確認をしていただき、謝罪の方法を考 え、母親から義父に電話を入れていただき、謝罪し、この問題について、当人に任せ、親族はまだ口を出さない提案に合意はいただくが、義父から解決は離婚し か考えていないことを言われてしまう。(これは最近の20歳代後半から30代前半の就労され、交遊関係を大切にさ れている女性に多く見られる傾向であり、悪いことではありません。婚姻後であってもお友達との時間を寛容に自主性を尊重してあげることが必要です)

 

 

心理の分析結果からS子さんがNDさんのことを苦手と感じたことの詳細、離婚を切り出したことについての追い詰められた気持ちを提示し対話回復への課題に取り組んでいただく。

 

相手の気持ちを察することなく一方的に物事を決めたり、価値観を押し付けたり、奥様の行動を制約する等、奥様に息苦しいと感じさせたことについての非の自覚等、S子さんと向き合うための夫婦生活の努力と歩み寄り、幸せを与えるための思いやりについてのアドバイスを行う。

 

相手の感じた嫌悪感について非を自覚し、気持ちを察することや相手が安心して向き合える自分について考えていただき、自分の価値観を基準に責めてしまう発言や過多なメールの重荷感について自覚いただくことや相手を思いやる気持ちのゆとりについて作文を通じて考えていただく。

 

この作文 を基に謝罪・安心の提案ができる、離婚したくないと伝えるための離婚回避マニュアル作成する。

 

 

対話に応じてもらえた場合にきちんと謝れることを前提に対話を求めるメール を送信していただく。返答は得られない。静観を指示し1週間の冷却の期間を置く。(離婚要求をされている場合は先々のことを考え、メールや手紙での謝罪は 控えていただくことが賢明です。)

 

 

ところが送信から2日後、奥様が帰宅。帰宅理由は、この数日、友人宅を転々 としていたが、疲れた、とのこと。しかし生理的に気分が悪い、との理由を言われ、離婚したくないと伝えても離婚の返事の催促とNDさんが出て行く形での別居を要求されてしまう。

 

 

注意事項を厳守で対話していただき、家庭内での別居で、干渉しないことを条件に同居の継続に応じてもらえる。
冷却の期間として1ヶ月を静観する。

 

家計につい ては奥様の過剰な浪費を懸念し、話し合いで決めた生活費を渡す、という方向。奥様に内緒で義父に謝罪と経緯について電話を入れていただくが、義父は言い出 したら説得しても変わらない性格だから諦めて本人の気持ちを優先して欲しい、離婚してあげて自由にさせて欲しいとの見解に至る。※

 

 

冷却期間の1ヶ月の期間が経過してから、気持ちを察しなかったこと、友達付き合 いを制約したこと、働いていることを考慮してあげられなかったこと、聞き上手になれなかった謝罪と責めることはしない約束を話していただくが奥様の離婚したい気持ちは変わらないとの返答に至る。

 

ただ、干渉せずに過ごした1ヶ月で、極端に帰宅の遅くなるようなことがなかった。

 

家事は洗濯を含めて放棄の状態。 奥様の衣類もNDさんが洗濯をする状態が続く。

 

食事は奥様は外で済まされる状態。再度、離婚についての話し合いを行う。NDさんからは離婚をしたくないこと、金銭管理が厳しかったことの理由説明等をして、気持ちを理解しなかったことを謝罪していただくが、NDさんの母親が電話で言ったことが許せない、縁を切りたいとの返答に至る。

 

この1ヵ月は気楽だったとも言われる。マニュアルに沿った会話をしていただく。

 

NDさんが奥様と結婚を決意した理由を話してい ただく。

 

この問い掛けで奥様がNDさんと結婚を決めた理由は、年上で頼りがいがあり、自分の仕事を理解してくれていると思ったから、と返答を得られる。しかし、同居してみて、細かい監視が気持ち悪く、許せないと感じたと言われてしまう。

 

帰宅が少し遅くなったり不機嫌な態度を見せただけで、おろおろと動揺さ れて頼りなく感じて軽視したとも言われる。

 

 

離婚したいとはっきり伝えた直後に職場に電話を入れたり義父に泣きついたり、浪費のことで自分だけが悪いよ うな言い方をされたことで信用できない、と抗議される。

 

そのことについて謝罪や今後は繰り返さないことを話していただく。NDさんの家計の計算では、服も 靴も化粧品も買えない、美容室にも行けない、スポーツジムもやめるしかない、友達と食事にも行けないと思った等の不満も言われてしまう。家計を見直していただき、奥様に生活費を月々渡す約束をされ3ヶ月、静観を指示する。

 

しかし話し合いの後、静観から数日が経過した時、奥様からすぐに離婚に応じて欲しい、との催促がある。応じないなら家から出て行きたいので、慰謝料が欲しい、等の言い方をされてしまう。

 

 

行く場所がないから戻っただけで、愛情のない男性と一緒に暮すのが息が詰るくらい苦しいと言われてしまう。
マニュアルでは朝晩の挨拶を必ずする等の指示があるが、奥様の冷たい態度に嫌気がさされ、この数日は無視をされてしまったそうだ。

 

戻ってから取り繕いで機 嫌を取っていたと感じた奥様の怒りが離婚要求の再発につながってしまった。離婚に応じるのは少し待って欲しいとの返答を貫いていただく。

 

奥様は仕事が 終わると普通に帰宅はされるがかなり不機嫌な態度の状態。

 

2ヶ月ほどが経過し、NDさんが奥様の家庭での冷たい態度に我慢ができなくなられ、挨拶を無視された際に泣きながら激しく抗議をされてしまい、苦しいとか、辛い等の不満を声にされてしまう。

 

このことがきっかけで奥様から不満なら私を自由にして欲しい、等と離婚を要求され、奥様の外泊が頻繁に起きるようになったり、泥酔しての深夜帰宅が増えたり、クレジットカードの使用(飲食店・遊興施設)が多くなる等生活態度が荒れる。

 

2週間程度、荒れた状態が続く。注意事項を厳守で、義父に告げ口をしない、職場に電話をしない、感情に関するメールを奥様にし ない、を厳守していただき、これまではメールで伝えていた家事の伝達を、冷蔵庫の扉に連絡ボードを設置し伝達する方法に変えていただく。

 

しかし2ヶ月が経過した頃、奥様が仕事で着用されている衣類をクリーニング に出す際に、ポケットの中を無断で確認したことで激しい抗議をされてしまい、その抗議に怯えて焦った態度を見せてしまわれ、予告なしで奥様が実家に戻られてしまう。

 

義父に電話で謝罪し、会って話したいことを伝えるが、奥様がストレスで頭痛が酷いことを理由に断られ、離婚を催促されてしまう。

 

数日後、奥様が 実家に戻られてから仕事を体調が良くないことを理由に休みがちになっていることを奥様の上司からの電話で知ることになる。

 

上司と面会し、家庭での様子等 を話し、深く謝罪していただき、職場での奥様の様子等を聞くことができた。この数日、欠勤の他、二日酔いで出勤をしたり、遅刻が目立っていたり、勤務中 の態度でも感情を激しく乱す、無気力な態度も目立つ、等問題が多いことを知らされる。

 

仕事と家庭のストレスが原因のようで会社としても通院や休暇を勧め ている状態であることを知らされる。

 

上司からの話を考慮し、2ヶ月程度静観する。冷却期間が終わってから実家に電話を入れるが、義父から奥様が帰宅したくないと言っていることを言われる。

 

2ヶ月が経過し、上司から奥様の近況のことで連絡が来たことをきっかけに奥様の上司と面談し、近況について話し、仲裁をお願いする。

 

勤務態度は最近は落ち着いてきていることを聞かされる。上司から帰宅についてNDさんから頼まれ たことは伏せて、通勤時間のことを理由に説得いただき、帰宅に応じるが、帰宅しても態度は冷たく不機嫌なままの状態。

 

 

3ヶ月程度、同じような状態が続く。

 

安心を与える、無理に機嫌を取らず頼りがいについて示すを継続していただく。この期間、奥様の上司との定期的なやり取りが続く。

 

数ヶ月が経過し、様子は落ち着いて来る。奥様の上司の計らいで、親睦を名目にした部署での家族参加のバーベキューが 行われることになり、そのことを奥様からのメールで知る。上司が奥様を説得してくれた様子。楽しい時間を過ごされる。

 

しかし家庭での態度に変化はない。挨拶等注意事項を厳守で向き合っていた だく。数ヶ月が経過し、再度、予告なしで奥様が実家に戻られてしまう。

 

これまでの言い分や態度、振る舞い等から対話の復縁マニュアルを作成し、義父母同席での話し合いを求め、離婚も視野に入れての話し合いを行っていただく。(マニュアルに「離婚も考えています、精神的に耐えられなくなり、このままでは支えきれません。」との表記があったことにNDさんは驚かれていたが、心理分析の結果、奥様にはNDさんへの甘えが強く離婚意思はないことが判明していたための有効な言葉と判断したことが理由)NDさんから義父母に離婚のことを切り出した直後にS子さんが泣き出され激しく感情を乱し、「無責任、嘘つき」 ※等の罵倒に至られた。

 

これに対し、義父が「お前が望んだことだろう、結婚してからずっとこんな調子ではいつかは離婚するしかないだろう」のような離婚を要求していたのはS子さんであることを確認するような言葉に至り、この会話でS子さんは離婚はしたくない、との本心を声にされる。

 

 

義父母へのNDさんに 対しての誇張報告・愚痴の全容が判明する。

 

つまり、S子さんは結婚に際してNDさんに大きな漠然とした期待をしていて、現実を見る都度、騙されたと感じる ことが多かった、過度な甘えや、結婚に応じてあげた意識から尽してもらえて当然と考えていた、交際中は気前が良かったNDさんが生活で節約を強要する面が裏切りと感じた、甘えさせてくれて頼りがいがあると思っていたが、疲れていた時に一度、冷たい態度を見せただけで動揺し機嫌を取られたことが生理的に情け なくて頼れないと落胆したこと、自分も仕事をしていることを理解しない態度に裏切られたと感じた、等の言葉が向けられてしまう。

 

NDさんの母親(義母)からNDさんの親族の法事不参加(仕事の会議の都合)を咎められる電話のことでかばってもらえなかったことや妻なのだから家計や貯蓄の計画に意見を言わせ て欲しかった、仕事を続けたいのにすぐに子供が欲しいと言われたことで性交渉が怖くなった、等のことを言われる。

 

義父母は離婚をさせたいとの見解であったが、急がずに二人で話し合って決めなさいとの意見に変化する。帰宅され、これまでの暮らしを継続いただくが、家計をすべて奥様に任せ、無理に機嫌を取らない方向での生活をしていただく。会話が増えて来て、休暇等に一緒に買い物に行ける状態まで回復する。

 

話し合いから3ヶ月が経過して奥様が食事の支度や洗濯等の家事に協力してくれる状態になられる。

 

数回、義父母を交えての会食等があり、価値観の違いの問題の解決、将来について(住居購入・子供)話し合われる。その状態で安定を保たれ、円満な状態となる。

 

奥様の賛同もあり新居の購入が決定し、離婚の危機から完全に修復されたことが確認できる。

 

 

※プライバシー保護のために一部表記を伏せます。

もう一度やり直す

 

別居後の夫婦復縁の方法を解説しています。

参考:別居から復縁した夫婦は自分が相手に謝罪し離婚を避ける方法

 

 

TOPへ戻る