新婚夫婦が話せない理由を解決する?離婚しないための対処法

新婚で離婚を考えるようになった。本音で話せない不安を解決して離婚を避ける方法がわかります。

新婚夫婦が話せないから離婚を考えた

結婚式の打ち合わせまでは本音で話せていたと思う、将来について婚姻前に話し合っていた。でも一緒に生活を始めてから考えを本当に伝えられない、なぜ旦那の考えがわからないのか?

新婚の妻

新婚で話せない夫婦は離婚を考える?

新婚夫婦の別居や離婚を考えた理由?離婚しないつもりなら新婚から1年経過しない時期に離婚危機を感じた理由を考えることが必要です。お互いの気持ちの問題。結婚生活に前向きになれないと言われた。スキンシップ以前にLINEなどスマホ以外で言葉のキャッチボールができない状況になった理由を解決する。

会話できない原因がお互いの価値観の違いだった?夫婦間のlineなどスマホを使わずに関係を再構築する必要があります。

新婚で話しができないならスマホを使わない

結婚前から言いたいことが言えずにLINEなどスマホでのやり取りで意思を伝えていたら?結婚してからもお互いに習慣でスマホでやり取りを続けていた。

結婚して一緒に暮らしてもスマホを使ってしまう。新婚夫婦が会話ができず無視する状態になった。結婚してからお互いに気まずく、遠慮をして一つでも本音が言える雰囲気ではなかった理由は?家庭内別居に至る前に夫婦の会話ができるようになる方法があります。スマホを使わずに直接、声で伝えるように意識して下さい。

新婚の妻

新婚夫婦が話せない本当の理由

最近、男女ともに結婚相手に自分の気持ちを声にできないカップルの遠慮からのトラブルから事態が別居や離婚危機にまで悪化されることが多いようです。夫婦のコミュニケーション不足が会話なしの理由だった場合の解決方法がわかります。

新婚でも会話なし

新婚で話せない理由を説明できない

なぜ妻に何も意見できないのか?自分一人で悩み続けていた、生活費の考え方が理解できない、など別居状態になるまで何も言えない状況であった、という夫婦生活に相手からの会話がないケースの離婚回避事例です。

新婚生活が楽しみ

新婚で話しができない夫婦の特徴と対処法

お互いに本音で話せない夫婦の特徴は気まずくて自分の気持ちを声にできない特徴があります。決して愛していないわけではないと自覚はある。やっぱり一緒に暮らしている環境、日常が気まずくて同じベットで寝られない、それぞれ寝室を分けて就寝するだけになってしまう。

解決方法として、朝の挨拶や帰宅時の一言の挨拶を声にして伝えるように心掛けて下さい。

新婚夫婦の迷い

寝室が別の夫婦が話せない理由

寝室が別になっている夫婦が会話なしになる?会話をしたくても恥ずかしくて、気まずくて言い出せないなど気持ちの問題が大きく影響しています。同居後、寝室が別になりずっと言い出せずに悩んでいたら数か月が経過して切り出せる雰囲気ではない気がするなど。新婚夫婦が遠慮から会話不足になったことが離婚理由になったケースが多い様です。

新婚で話せない夫婦の問題を解決する

新婚で会話なしでも仲良しと思っていたら?実際にちょっとした気配りで夫婦の会話はできるようになります。ありがとう、ごめんだけでも声にして伝えるようにして下さい。会話なしで無視されていると感じさせてしまうことが離婚したい原因になってしまうことがあるからです。

新婚生活の不安から無視する理由が言えない

離婚回避事例

新婚生活の不安を解決

依頼者:CE子さん27歳(女性・ 会社員)

結婚3ヶ月目の夫Sさん(28 歳)。子供なし。

新婚で同居直後の離婚を回避を希望。

修復期間:1年5ヶ月

難易度:J(話し合いが困難)

他に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことでこのエピソードを事例紹介に掲載いたします。

CE子さんは夫のSさん2か月前に結婚された。数週間前、些細の口論をされてから寝室を別にされたそうである。夫が深夜になっても仕事から帰宅されなくなり、その 後、明け方まで 戻らない日が続いた。

不安な状態であった。一方的に賃貸を借りたのでもう帰りません、すぐに離婚し たいことを告げられた。別居状態になる。謝りたい、という理由で話し合いをしようとしても電話に出てもらえず、メール、LINEに返事がなく、無視のされて話し合う方法が分からない状態。メールでご相談。詳しく事情をお聞きする。

14項目のチェックシートで心理分析する。ご主人の短期間での行動などから別居の準備は実家の協力も想定できる。結果、ご主人に対しての愛情の問題の提議から深夜から早朝までの度重なる話し合い、批難などが原因とわかる。

新婚旅行先、その後、新居での同居をされて2週間は安心できる頻度で円満であったそうであるが、翌朝が辛い、疲れているなどの 理由で平日はご主人が断ってしまわれることが重なり、自分が飽きられたのではないか、もう好きという大事にする気持ちがないのではないかという不安が大きくなられた。

断られる度に泣いたり、夫婦生活を拒む理由を明け方近い時間帯まで問い詰めたり、性欲がないのではないか、浮気していないかなど強引にスキンシップを求められてしまったそうである。

そのため 激しい批難や疑う問い詰めを何度もされていてご主人が帰宅されなくなられ別居に至られたという正直な経緯を把握することができた。ご主人は親を交えて両家で離婚清算の話 を決着しようと言われるが、二人だけで話せる気持ちになられたら会って話したいです、しばらく反省もしたいので待って欲しい、しばらく は今のマンションで帰宅を待ちたいという伝達をする。

ご主人からはマンションは親が委託で賃貸会社に預けたいので月内で退居し実家などに引っ越 して欲しい、離婚以外の答えはないです。という突き放す返事。

ご主人の言い分を心理分析する。同居以降、CE子さんが愛情を実感し安心していたという心の問題について、詳しく事情をお聞きする。約束を破られたりメールや電話を無視されるようになり、縋ってしまわれた時に性格の不一致や冷めたと突き放され 別れてしまわれたそうである。

しかし共通知人などからその男性がその後すぐに違う女性とお付き合いを始められていて結婚が決まったという噂を聞いたこと、 CE子さん自身、幼少期に親や先生から優等生だったために叱られたり褒められるなどの関心を示してもらえず、大学生の頃に男性とお付き合いをされるように なり誰かから自分を必要と認めて貰える安心感を得てしまわれ、以降、自分が存在して必要とされたいというセックス依存に類似した価値観で男性と交際をされていたそうである。

その恋愛の流れでご主人のSさんとお付き合いをされ、そのまま成婚に至られたためSさんが拒んだり頻度が減ったことで愛情や 関心が薄れたと不安になられ浮気や愛情のことを過敏に心配されてしまったと断定のできる経緯をお聞きすることになる。

翌日、義母から激しい電話がありマンションから月内に引っ越して欲しいと言われてしまう。言い分をお聞きし、彼と会って話せたら応じますと答えていただき、相談をして後日、義母が日程を知らせてくれるという話になる。それから数日で義母から連絡があり話し合いが実現する。

離婚したくない理由説明と月内で引っ越す約束を伝える。ご主人からは批難のことよりも愛情を信じてもらえなかった、結婚はしたが愛がない、愛を感じない、幸せではない、イライラが普通ではない、結婚生活で日々気持ちを疑われて気持ちが沈んで傷 付いたことなど不満を言われてしまう。

努力はしたが性格が合わない、ストレスを感じる、このまま別居をしていたら違う男性を好きになるんだろうのような不信や軽視落胆の言葉を向けられてしまう。転居していただき、転居の連絡を入れるが応答は得られない。2か月の冷却期間を指示する。

ご主人に対して、責めたことを謝 りたいことや自覚されて いる非についてCE子さんの 自覚をお聞きする。課題の過程で新居では日常的に些細な気持ちの声での伝達や会話の少な さなどをご主人に不満と思わせていたとが判明する。

口論の理由が浮気詮索や外出先の詮索など執着と浮気を疑う言動であったこと、飽きられているのではない かと倦怠についての不安、 愛情のことを責立てられ過ぎたり、愛情を疑われていることをご主人がCE子さんとの暮らしの継続が無理と決めた理由と断定する。

現状、近況伝達も厳しいこと、責められたことで向き合い方に困 惑され転居後の完全無視(無言)の状態に陥られた可能性が高いことを提示する。ここで向き合い方の注意点を提示する。

何度かLINEで通話を求める連絡を継続していただき、疑い批難し続 けたこと、家庭の居心地についての反省など、ご主人に対しての謝罪伝達をしても返事がない。

再度1か月の冷却の期間を指示する。義母から連 絡があり両家での離婚清算の決着がしたいと言われてしまう。

激しくCE子さんが自身の親に離婚問題を聞かれたくないという抵抗をされてしまう。親に離婚問題を知られて心配されたくないということである。義母に事情を伝えるとかなり立腹をされて呆れられてしまう。

1ヶ月の冷却の期間を置いて再度、ご主人に連絡をしていただきようや く2人で話し合うという結論に至る。同居中に口論で言われた暴言(CE子さん自身の浮気告白やご主人の浮気を決め付ける発言等)を理由に信用は回復できない。離婚に応じないなら調停でも裁判でもして離婚する、絶対に二度と一緒に暮らしたくないと批難されてしまう。2か月の猶予をもらう。

安心伝達と信頼構築のための誓いについて考える。2ヶ月後にLINEで話し合いを求める。誓いを伝える。

ご主人は少し考えたいという返答に至る。話し合いから2週間が経過してLINEで返事が得られる、同居はしな い、しばらく食事などで会うだけならということで、という返事。

思うようにアポが合わず月に1度程度の話し合いを3ヶ月くらい継続する。義母から介入したいという連絡があり会って話しをする。

その後、義母とご主人の話し合い。離婚は急がないという結論。浮気を疑われた、精神面が不安定で急に夜中に怒り出して明け方まで激しい口論が続くから仕事に影響してしまうと いう話しか聞けていないということ、Sさんが別れたいというから賛成していた、という事実を聞くことになる。

ご主人にはCE子さんの言い分が理解できていない、不信や警戒の心理 が強く不安定なCE子さんへの嫌悪感・苦手意識が強いことを提示。

今後、このご主人の警戒、CE子さんへの苦手意識や不安を軽減する ために聞き上手になり会話で愛情を伝えることをアドバイスする。デート毎に日報をメールで提出していただき修正点や次回伝えるべきことなどを随時アドバイ スということを継続する。7か月程度、平行線で面会デートを繰り返していただく。

愛情を疑わな い、時間を有意義に共有する、共通の趣味を持つ、など価値観について恋愛状態からやり直しをする目的で焦らずに接していただく。クリスマスは一緒に過ごす。

年末に義母を交えて実家で話し合われる。前回の話し合いよりご主人からの発言が多くなり、先々、購入したマンションの委託期限が終わればマンションに二人で戻っても構わないとの返事。

2月の下旬、Sさんから離婚要求の撤回の結論を言ってもらえる。3月の中旬に引っ越しを完了される。週末から新居での生活が始まり、無事、離婚を回避されて同居再開に至る。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

日本心理学会認定・認定心理士。1991年東京都生まれ。血液型A型。大学・大学院の人間科学心理学科にて心理学を履修。 2016年より復縁専科のメール相談の分析と回答を担当。月間50件以上の夫婦問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。