調停の危機

復縁専科











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離婚調停からのやり直し成功事例

調停の危機を経て仲直り

依頼者:Eさん33歳(主婦・会社員)

結婚3年目の夫Dさん(30歳)。子供なし。

離婚調停から復縁を希望。

期間:2006年1月相談、1月着手、07年4月修復

難易度:E(相談時は対話困難の状態)

Eさんの意思により、他の離婚調停に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、

このエピソードを事例紹介に掲載いたします

Eさんと夫のDさんは共通の友人の集まりで知り合われ1年 ほどの交際を経て結婚3年目(着手当時)、賃貸住宅に住まわれ共稼 ぎ。Eさんはコンピューター関係の会社に勤務されており要職を任されていて平日の帰宅が午前0時前後、出張も多く、月に5日から10日程度外泊になるなど 仕事が多忙、仕事優先という状態を2年以上続けていたとのこと。ご主人は土日が休みで平日は遅くても9時には帰宅されていたそうである。

この数週間前からEさんが仕事から帰宅しても、これまでは1人で夕食 を外で済まし、洗濯をされ 1人で就寝されていたご主人が不在などの異変が起きたそうである。帰宅時間が深夜4時、5時、明け方まで戻らない日もあり、週末には無断で外泊に なることもあったとのこと。Eさんも自分の仕事が忙しくあまり気にしなかったらしい。

しかし7日以上帰宅された様子がない、衣類などを持ち出され ているなど、かなり不安な 状態に陥られる。メールでの日中のやり取りも返事の遅延など問題が起きていたそうである。しばらく様子をみていたが、ご主人の給与が入金される口座の生活 費のほとんどを無断でおろすなど問題行動にまで進行したが仕事が忙しく話し合いをしようとしてもご主人が帰宅しなかったりEさんが出張であったりとすれ違 いの状態に陥る。

ある日曜の夜、Eさんは木曜の朝以来に帰宅したご主人と外泊や生活費 のことで話をされる。ところが、連日の深夜帰宅、家事放棄のこと、愛情を感じないことなどを不満として強く抗議され、Eさんが仕事が忙しい理由などから反論を逆ギレ気味 に言い返したところご主人から夫婦でいる必要を感じない、帰って来ても誰もいない、食事も結婚してから平日はいつも外食、帰宅して食事の用意がされていたことがない、子供が欲しくても仕事優先のようだから無理と実感していたなどを言われ、離婚を要求されてしまう。

翌日、ご主人が帰宅しない。メールをするが応答がない。その日曜の言 い合い以降、話し合おうと するが応じてもらえず、数日後にメールで別居をしたいと言い出される。

その後、話し合いを求めるメールをされるが一方的に荷物を運び出され 別居。メールでかなり激し いやり取りの末、Eさんからのメールに対してご主人が「とにかく離婚して」の返答以降、無視の状態に陥る。当方に相談。事情をお聞きする。

チェックシートによる判定を実施し、言葉の原文、行動などか らご主人の浮気の可能性が 高いことを推測し提示する。それまでのEさんとの生活で、仕事優先のEさんから愛情放棄・家事放棄・放置された状態で日頃の愛情の伝達や会話の少 なさなどを結婚前に考えていた妻としてのEさんとのギャップを不満と思わせていたとの推測が出る。心理の分析からご主人の結論はEさんとの離婚し か考えていないとの推測を提示する。Eさんの自分勝手さや仕事が理由での深夜帰宅、出張が原因でコミュニケーションがおかしくなり、ご主人が常に寂しい気 持ちになられていたことが不満の原因と断定し指摘するがEさんに罪悪感・非の自覚がほとんどない状態。

翌日、メールにて家事のこと、愛情伝達の少なさを詫びる伝達をする が、は離婚の書類 にいつ捺印してくれるのかを問う返答が来てしまう。

離婚について2ヶ月の猶予を貰い、その間、お互いに気持ちを落ち着か せる提案をメールし、2ヶ 月の猶予期間を得る。

Eさんに課題として、相手の視点から見た妻としての自分、反省・非の 自覚、修復できた場合にで きる約束などを考えていただく。特に結婚から異変までの会話、愛情伝達、家庭の居心地についてレポートにまとめていただく。

2ヵ月後の日曜の午後に話し合いをされる。ご主人からは猶予期間を 待ったのだからを理由に離婚 届への署名・捺印を強要されるが、当方作成のマニュアルに従って話をしていただき、その場を回避する。離婚拒否、修復意思があることなどEさんが考え、意 思を伝えていただく。1ヶ月の冷却期間を置き、1ヵ月後に再度、離婚について話し合いをしていただく。この話し合いでご主人に帰宅していただき、Eさんが 実家に戻り実家から出勤し、週に何回か家事をしに住まいに行く提案をし、受け入れていただく。この期間に連絡ノートを用意し、考えの伝達などに活用する。

話し合いにて再度、1ヶ月の冷却の期間を置く。しかし実際はご主人が 帰宅している様子がなく、 メールの返答も遅延がちで7ヶ月程度膠着する。この期間で継続的に反省や謝罪伝達だけでなく、気持ちを察したメールなど後悔に基づいた向き合い方をしてい ただく。

7ヶ月目でご主人からメールがあり、浮気ではなく本気で恋愛をしてい る、再婚を考えてはいないが好きな相手が存在するので離婚に応じて欲しい、これまでその女性と一緒に暮らして来たが、別れるか結婚を前提とした交際にするかの決断が必要になった、 などの内容。翌日の夜にEさんの実家でご両親を含めて面会され、じっくり話をされる。浮気について責めたり、問い詰めたり、嫉妬に関する発言、離婚を否定 する発言と憶測での発言を控えていただき、Eさんには正面から素直にご主人に向かっていただくようアドバイスをし、向き合って話し合っていただく。ご主人 の主張としては平日は帰宅が遅く妻として機能していない、日曜を月に何回か一緒に過ごすが会話がない、その日曜にセックスはしたがそれで妻としての責任を 果たしているという態度が信じられなくなった。自分の欲求を満たしてもらうような態度に感じたからこの1年は疲れてるとか今はそういう気分にならないと拒 んで来た。との言い分。

仕事中心で自分が疎外され放置された寂しい気持ちになった。2年以上 も耐えて来たが将来に不安 を感じる。年上の妻に愛情を期待していたが愛情を感じられないなどの多くの不満を言われる。Eさんは自分の非を謝罪されるがこの日の話し合いでもご主人か らの譲歩は得られない。愛情面、気持ちの理解面など向き合い方を変えたことを行動で示す提案も聞き入れてもらえない。しばらく刺激になる留意謝罪 を控えて静観いただく。

随時、家事のことで帰宅していただきながら近況をお聞きする。

2ヵ月後、義父母の呼びかけで再度、4人で解決のた めの話し合いをしたいこと をご主人に伝えていただく。当方のカウンセラーが分析した結果からご主人の離婚要求に関して離婚しか結論がないと思い込んでおり、自分が被害 者であり、正しいと思い込もうとする心理が強く聞く姿勢になれない状態であると提示。このことに注意して話し合われる。話し合うがご主人は帰宅に承諾する がEさんの帰宅には時間が欲しいとの返答に至る。2人での帰宅・再同居についての結論は出ない。浮気については自然消滅のような事態に陥られている様子で 言動が変わる。

2週間後に再度、同居について話し合われる。この際に慢性的に帰宅が 遅いEさんの仕事のこと、 愛情・家事についてのEさんに対するご主人の不安・不満が言葉にされる。ご主人への愛情伝達を約束する対話マニュアルを作成し、問いかけ、提案していただ くが、信用できないとの返答のみでご主人が終始無言になる状態で中断する。

ご主人からの離婚撤回や関係の修復の意思については見られない。数日 後、Eさんの両親を交えて 2人の再同居、別居問題の解決についての話し合いを行う。この状態で2ヶ月程度が経過し、週単位でEさんには家事をしに帰宅いただく。帰宅時に愛情の伝達 やこれまでの仕事優先で身勝手だった自分についての反省や相手の気持ちを察する優しさについて継続的に伝えていただく。

Eさんからできる約束や安心をさせる呼びかけを連絡ノートに 記載したりメールにて数 回、伝達していただき、親を抜きにした対話が何回か行われる。作成したマニュアルを厳守で家事での帰宅を通じて一緒に週末を過ごしていただいたり、平日でも帰宅時間に合わせて仕事を切り上げて行っていただくなどし、向き合っていただく。

3月の下旬、実家にて両親を交えての話し合いが行われ、継続的な同居について考えたいことや離婚についての要求の撤回、離婚回避、復縁の合意に至る。

4月の上旬から再び同居が始まる。

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