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離婚を要求された話し合いの事例

話し合ってやり直す

依頼者:Eさん38歳(男性・会社員)

結婚4年目の妻R子さん(32歳)。子供なし。

離婚を要求された、話し合って撤回してもらい、修復を希望。

期間:2007年2月相談、着手、08年8月復縁

難易度:E(相談時は対話困難の状態)

Eさんの意思により、他の復縁に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、

この夫婦の復縁エピソードを事例紹介に掲載いたします

Eさんと奥様のR子さんは職場の仲間を通じて知り合われて2年の交際を経て4年前に結婚されたそうである。お子さんはいな い。入籍時に分譲のマンションを購入されたとのこと。

同居から4年、Eさんの仕事の多忙さが理由で帰宅時間が遅かったそうである。2ヶ月前、奥様と 奥様の無断での週末の実家帰省の多いことや、身勝手な振る舞いを注意したことが原因で激しい言い合いとなられ、以降、平日Eさんがお仕事から帰宅されても 奥様が不在の場合や週末、奥様がEさんのことを避けるように行き先を告げず外出されるようになり、夜まで帰宅しないことが続くようになったとのこと。平日 もほとんど無視の状態で会話ができなくなったとのことである。Eさんから奥様に対して、行き先を言わず深夜帰宅された際などに行き先を執拗に尋ねたり、責 めたり、生活態度(飲酒状態での深夜・早朝帰宅、交遊、お金の浪費)のことで意見をされたそうであるが、突然、週末に実家に帰省されていた奥様からメール で「もうやっていけない、離婚したい、自由になりたい」と離婚を要求されてしまう。そのメールに動揺され、実家まで行かれたそうだが、義父と激しい口論に 至られてしまい、それ以降、奥様に電話を入れても取らず、メールにもまったくの無視の状態に陥られたとのこと。実家に迎えに行かれた際に義父から「本人が あんたのことが信用できないと言っている。離婚をさせてもらうために家に帰って来ている。離婚するのだからもう一緒に暮らす意味がない。こんな夜中に押し かけて来られても迷惑だ。調停をするからもう連絡もしないで欲しい。」と言われ、弁解のつもりが激しい言い合いになられたそうである。このことに慌ててし まわれたEさんは翌日、ご自分のお母様を同伴で奥様の実家に再度、訪問されてしまい、強い拒絶の言葉を向けられてしまわれた。お母様から奥様に数回電話を 入れていただいたが取ってもらえず、当方にメールで相談をされる。事情をお聞きする

結婚までの交際の経緯、同居後の経緯、異変が起きるまで結婚当初から、無視・別居に陥るでの経 緯について14項目の記載事項と40項目のチェックシートにご回答いただき分析をする。奥様と義父からの言葉から奥様が義父に誇張伝達をしていること、E さんに言えずに我慢していることがあり、すぐにはEさんと向き合う意思が低く、離婚したい意思が強く、Eさんと離婚について不満を声にするなど話し合うこ とについて強い苦手意識を持っていることなどを提示する。

奥様と義父にはこの問題についてEさんだけが悪いと考えていて被害者意識が強いことが判明す る。

チェックシート回答の分析からEさんが奥様の言い分を聞き入れない、奥様の行動を監視していた と感じさせていた、など思いやりの面で問題があり、愛情面が離婚要求の原因と判明する。奥様の義父への誇張の報告には離婚以外の結論は望まない気持ちがあ り、対話への激しい放棄の心理があることを提示する。非の自覚ができるまで静観を指示し、先々で拗らせる危険が高いことを理由にメール・手紙をコンタクト に使わない指示をする。

Eさんが奥様に感じさせてしまわれた非の自覚について課題に取り組んでいただき、奥様の気持ち の理解、奥様が結婚生活について考えていた理想とEさんの実際の生活態度との相違、夫婦としての気持ちの温度差、結婚前にお互いがどういう気持ちだったの かを確認し、お互いの愛情について分析提示する。

奥様の実家への強い依存や誇張報告について、原因を課題を通じて察することとなる。この相手の 気持ちを察する課題からEさんの非の自覚についての謝罪について考えていただき、奥様と義父の言葉の原文※から奥様が感じていたEさんとの暮らしについて の不満・不安=一緒に暮したくないと感じたこと、について、きちんと理由を考えていただき、奥様と義父に対する謝罪をするための非の自覚や反省をしていた だき、義父に離婚についての決断を離婚したくない理由の明記※で6ヶ月保留して欲しいことを手紙で送っていただく。今後の対話に備え、謝罪の伝達について 課題に取り組んでいただく。Eさんに課題として奥様からの離婚要求について、考えを聞く姿勢を示すことと、離婚したくない理由説明について、考えていただ く。

手紙が郵送されてすぐ、義父から電話があり、離婚保留についての話し合いが実現するが、義父か らの意見として離婚は待つが、やり直せないと感じていることや、奥様を失望させていることについて強い抗議をされてしまう。この通話で、義父の奥様への説 得などもあり、離婚実現を理由に別居後最初の対面、実家で奥様とEさんの直接の話し合いが実現するが、奥様の様子がかなり感情的(Eさんのことが恐いと怒 鳴ったり)であったり泣き崩れたり、咳込んで嘔吐されるなどの不安定な状態となり話し合いをしても離婚要求と対話拒否の姿勢に変化は見られないままで終わ る。義父の提案で3ヶ月程度の冷却の期間を置く。

その話し合いの翌週から数回、義父とEさんのお母様、仲人(義父・お母様共通の知人)とでの話 し合いが継続されるが、離婚に向けてマンションを売却する話や義父からの要望として奥様が安静に1人で暮したいと言い出していることを理由にEさんがマン ションから転居し、奥様がしばらくそこで暮せるようにして欲しいとの要求をお母様に伝えられる。同居中と同じ生活環境に戻ることは奥様の気持ちを落ち着か せる意味があると仲人が賛同されたために話がそこで合意されてしまったとのこと。(Eさんより、お母様から聞いた話し合いの経過を随時、ご報告・ご相談い ただいた際に、Eさんがマンションを出ずに修復に取り組む方が良いことを提示するが聞き入れてもらえず、義父側の要求に応じる結果になられた)

話し合いから3週間後、Eさんが安いアパートを借り、マンションから転居される。奥様がマン ションに戻られる。

実家を出られたことを理由に奥様へのメール送信の制限を解除し、注意事項に抵触しないことを原 則に週に2通以内ではあるがメールでの連絡を指示する。応答は得られない状態が続く。

4ヶ月が経過した頃、奥様から「こんな状態が苦痛だから自由にして欲しい。」とのメールが来 る。当方にて文面を分析し、本人に「気持ちはわかっているよ、このままじゃお互いに苦しいだけだよね。気持ちが落ち着いてからでいいから会ってきちんとま た話したい」を返答することと、義父にそのやり取りについて連絡をするよう指示する。

義父と奥様で話しをされ、Eさんを交えた話し合いが実現する。この話し合いで初めて奥様からの Eさんへの不満が言葉として向けられた。Eさんと一緒に暮していても意味がないと感じる理由は、平日は帰宅しても不機嫌で話しかけても無視されることが多 く、休日もほとんど在宅していても別行動のような無視が耐えられなかった。優しい言葉を言われた記憶がなく、クリスマスや誕生日なども仕事を優先していて 構ってもらえない寂しさに耐えられなくなった。帰宅してTVをつけて観る番組はニュースか経済番組だけで奥様が好んで観ているドラマには無関心、結婚して から買い物や外食に一緒に行った記憶がない、私のことに無関心過ぎて悔しい、馬鹿にされていると感じた、など。

奥様からの言い分を分析した結果、初期の分析で提示した非の自覚の必要性を指摘し、謝罪と安心 の伝達の為の理由説明について課題に取り組んでいただくこととなる。

2ヶ月程度、静観の状態となる。

課題での回答を基に義父に謝罪を伝えていただく。

義父の配慮で実家で話し合いをすることになる。この話し合いで、さらに奥様から、Eさんが同居 中、話しかけても無口で会話がなかったこと、機嫌が悪いと話しかけても怖い目で睨むだけで返事をしないことなどを指摘され、自分への軽視と感じ、Eさんの 人柄が冷たく直らない、言ってもわかってくれないと感じた不満について言われてしまう。当方の作成したマニュアルに従って向き合うことを継続していただ く。この話し合い以降、奥様への気持ちや感情の伝達にメールは使わない指示を提示する。(感情の伝達は会って声で伝えることの重要性を提示)

Eさんから奥様・義父母3人に対して、奥様と離婚したくない理由の説明と謝罪、仕事で疲れてい て上手にコミュニケーションできなかった理由の説明と後悔を伝えていただき、今後、奥様に誓える約束の提案などをマニュアルに沿って話していただく。話し 合いの結果、義父母から、本当は親としては離婚が本意ではないこと、奥様の気持ちが落ち着くまで時間が欲しいこと、今回は離婚の要求やマンションの売却に ついては保留して、ちゃんとこれから2人できちんと夫婦としてやっていって欲しいことを言われ、離婚は撤回する方向での話しに至る。数日後、実家で4人で の話し合いをされ、週末に4人で会食をしたり外出する提案に至られ、しばらくこの状態で向き合っていただく。2ヶ月程度で奥様と2人で数回、週末に外出で きる状態となる。

08年7月の下旬、奥様から離婚撤回について了承が得られ、8月、Eさんの引越しが完了し、マ ンションでの同居生活が始まり復縁へ。
離婚の危機から無事に修復。

 

離婚を要求された、やり直したい、離婚したくない、仲直りをしたい相手の視点からご 自分を見つめていただき
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