妻がパーソナリティ障害の場合の別居

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パーソナリティ障害の妻が別居

妻がパーソナリティ障害で別居、解決して復縁できた事例離婚を決めた理由を聞く復縁方法
言ってはいけない言葉は「君は心の病気だ」「君は問題がある、おかしい」「君は異常だ」「病院に行け」「人格がおかしい」「合わない」「俺は悪くない」など

理由を聞く

依頼者:TTさん38歳(男性・会社員)

結婚1年目の妻U子さん(27歳)。子供なし。

復縁を希望。

期間:2008年2月相談、着手、09年9月復縁

難易度:F(妻がパーソナリティ障害の状態で相談時は対話困難の状態)

離婚を決めた理由を聞く

TTさんの意思により、他のパーソナリティ障害の妻との復縁に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、

この復縁エピソードを事例紹介に掲載いたします

妻がパーソナリティ障害の新婚家庭

TTさんと奥様のU子さんはインターネットの交流サービスのページを通じて知り合われて7ヶ月程度の交際を経て8ヶ月前に結婚されたそうである。入籍時に希望の地区で奥様が選んだ賃貸のマンションに入居されたとのこと。

同居直後から会話が弾まない、掃除・洗濯・料理など家事をしない。急に無視状態に陥る ことが原因での口論が起きる、パーソナリティ障害のような関わり方の難しさを感じさせられた。在宅時も別々の部屋で過ごすなど順調ではなかったそうであるが、2ヶ月が過ぎた頃、奥様のU子さんに異変が起きた。アルバイ トを始めたことを理由に帰宅時間が遅くなられたそうである。そして週末には実家帰省と思われる外出が多くなられ、パーソナリティ障害かもしれない、と伝えてしまわれたそうである。TTさんは危機感を感じ始めたそうだ。TTさんが独身の頃から所有されていた自動車も奥様が占有使用する状態になられ通勤にバスと電車を使うしかない状態に陥られたとのこと。

ご相談の7ヶ月前、つまり同居開始から1ヶ月が過ぎた頃に無断で外泊を続けることや異常 な使途不明の浪費(友人との遊興、ホストクラブ、エステ、洋服、高級なランチなど)、家計の管理のいい加減な面、家事をせずPCばかりに夢中なこと、平日 ですら帰宅せず実家に寄って帰宅しないことなど、身勝手な振る舞いを注意したことが原因で激しい言い合いとなられ、TTさんのことを避けるようにな られたとのこと。行き先を告げず外出されるようになり、翌朝まで帰宅しないことが続くようになられ、とうとう平日に無断で実家に荷物を運んで別居状態に陥 られたとのこと。TTさんが以前から蓄えていた定期預金の通帳とキャッシュカードと印鑑、給与を受け取っている通帳とキャッシュカードなども無断で持ち出 されてしまったとのこと。TTさんのPC、自動車も持ち出されてしまわれた。帰宅を促すメールや電話をされたことが原因で、離婚を要求する内容の 調停を起こされてしまわれたそうである。ところが調停での奥様の言い分が離婚したいということは変化しないが理由説明など主張がかなり何度も変わられたそ うで3回で不成立になられてしまい、その調停で別居中にTTさんが支払う生活費の額は決定はしたが通帳もキャッシュカードも返す約束は得られたら実際には 返還してもらえず、実質、給与は全額が奥様の手に渡る状態。裁判をするか、本人同士で良く話し合いなさい、という終り方をされたそうである。

TTさんは手紙などで話し合いを求める連絡をされたが、パーソナリティ障害傾向の態度が硬化し、奥様からメールで「そっとしておいて下 さい。」と対話を拒む返答と離婚を要求される内容の返答が来たとのこと。TTさんは、そのメールに憤慨され、実家まで行かれたそうだが、義父から面会を拒 まれてしまい、それ以降、電話を入れても出てもらえず、メールにもまったくの無視の状態に陥られたとのこと。

話し合えず困り果て、当方にメールでパーソナリティ障害の妻との復縁の相談をされる。人格障害の配偶者に言ってはいけない禁句をお伝えしてから詳しく事情をお聞きする

知り合われてから結婚までの交際の経緯、同居後の経緯、異変が起きるまで結婚当初から別居に至 るまでの経緯について14項目の質問などのチェックシートと非の自覚5項目の記載事項と夫婦の心の温度差に関する40項目のチェックシートにご回答いただ き分析をする。言い分の言葉から奥様が何か心の問題を伏せていることがあると提示する。すぐにはTTさんと向き合う意思が低く、経済面で依存したい が話し合わず離婚したい意思が強く、TTさんと離婚についてTTさんの話が長いことが理由で話すことに煩わしさが原因で非常に強い苦手意識を持っているこ となどを提示する。義父はこの問題について愛情不足、しつこいなどの理由でTTさんに非があり、一方的に悪いと考えている状態で、被害者意識が強いことが 判明する。チェックシート回答の分析からTTさんが発言が無駄に多く、探求するようなねちっこい追及やクドい話が多く、言い分を聞き入れない、行動を命令口調で指示したり監視していたなど思いやりの面で問題があり、愛情面が同居初期の異変の原因と判明する。非の自覚ができるまで冷却の意味での 静観を指示し、先々で拗らせる危険が高いことを理由にメール・手紙をコンタクトに使わない指示をする。離婚を決めた理由を聞く前に復縁のための22項目の注意事項を提示し、これ以上の悪化を防ぐ 指示をさせていただく。

TTさんが奥様に感じさせてしまわれた非の自覚について課題に取り組んでいただき、奥様の気持 ちの理解、結婚生活について考えていた理想とTTさんの実際の生活態度との相違、夫婦としての気持ちの温度差、結婚前にお互いがどういう気持ちだっ たのかを確認し、性格の不一致のことも含めてお互いの愛情について分析提示する。

TTさんとの結婚で期待していたことと実際の生活の差、結婚前にTTさんが約束していた 話が実現していないなどの不満など異変の原因を課題を通じて察することとなる。

この相手の気持ちを察する課題、つまり離婚を決めた理由を尋ねる課題からTTさんの非の自覚に ついての謝罪について考えていただき、 奥様と義父の言葉から奥様が感じていたTTさんとの暮らしについての不安=一緒に暮したくないと感じたこと、について、きちんと理由を考えていただき、奥 様と義父に対する謝罪をするための非の自覚や反省をしていただき、義父に離婚についての決断を離婚したくない理由の明記で年内の保留をして欲しいこと、調 停で決められた別居中の生活費は支払うので通帳とキャッシュカードの返還をお願いする内容の手紙を送っていただく。義父からの返答は2週間待っても得られ ず、電話も出てもらえない状態。苦渋の選択として、預金の残高を銀行に依頼し確認していただくが残高が0に近い状態になっていることが判明し、勤務先に事 情を話し、給与の受け取り口座を変更され、その口座から毎月、生活費を持ち出された通帳の口座に振り込む方法にされる。随時、メールを入れていただくが返 答は得られない。

先々の対話に備え、謝罪の伝達について課題に取り組んでいただく。TTさんに課題として奥様か らの離婚要求について、考えを聞く姿勢を示すことと、離婚したくない理由説明について、考えていただく。言葉を少なく要点から明朗に伝える課題などにも取 り組んでいただく。

この復縁課題の取り組み中にメールがあり、持ち出した自動車の車検費用の負担を依頼と名義を 変えて欲しいとの内容であった。そのことも含めてちゃんと会って話して欲しいと返答をすると定期預金を切り崩して車検を受けるとの一方的な返答に至る。義父に電話を入れ、書類なども必要なことから、TTさんが指定した業者が自動車を預かりに行き、費用はTTさん負担で名義を変えずに車検を済ませることにな られる。

そのやり取りの後、会って話したいことを手紙に記載し郵送をしていただく。義父から電話があ り、義父と離婚保留についての話し合いが実現するが、義父からの意見として離婚は待つが、やり直せないと感じていることや、奥様の幼児性について話が出て しまう。

課題をきちんと答え、妻がパーソナリティ障害の状態と用心をして対話のマニュアルは完成する。(具体的にひを指摘しない話し方など)

再度、義父に連絡を入れ、対話をお願いする。返答は保留とされる。

2ヵ月後、離婚同意も考える、を理由に別居後最初の奥様との対面となる、実家でTTさん の直接の話し合いが実現するが、かなり無言の状態で話し合いにならず、ただ自由になりたいことと、間違った結婚をした後悔の話しに至る。義父に2ヶ月程度 の冷却の期間を提案し、賛成していただく。この話し合いで、TTさんの定期預金はすべて使ってしまったとの事後報告を受けることになる。長期化するだろう し、戻らないと感じるから今のマンションを一旦解約し家賃を下げてみてはどうかと義父から進言を受ける。

義父の進言に対して当面は今の住居を維持し解決を待ちたいことを返答する。

その話し合いの翌週から数回、義父とTTさんの話し合いが継続されるが、その話し合いでは日常 の奥様の様子から離婚したい意思が強いとしか言えない、わかってもらえないなら裁判をするしかない、という義父の発言が出てしまうくらいに平行線の状態と なる。

冷却の意味で3ヶ月の静観を指示する。その期間で与える安心についての課題、想い入れの説明に ついての課題を提示する。交際の期間が短く結婚に至られたこともあり、想い入れについてお互いに理想が大きかったこと、双方が相手に大きな期待をしていた ことなどが問題として浮上する。呼び掛けとして、会わなくていいから離婚したい理由をちゃんと教えて欲しい、や、結婚を決めた時にどんなことを僕に期待し ていたのかを教えて欲しいという問い掛けに代えることを指示する。

呼びかけるメールを入れるが返答が得られない。2ヶ月が経過した頃、奥様から「自由にして欲し い。お金が足りない。」とのメールが来る。当方にて文面を分析し、本人に「僕も辛いから会ってちゃんと話そう。お金のことはもう貯金がないけど工面はす る、気持ちが落ち着いてからでいいから会ってきちんとまた話したい」を返答することと、義父にそのやり取りについて連絡をするよう指示する。

お金のことを理由に2人での話し合いが実現する。この話し合いで初めてTTさんへの不 満が言葉として向けられた。TTさんと一緒に暮していて、言葉が多い、態度が冷たい、約束が違うなど期待に応えていないことを言われる。家事が苦手なこと は交際の過程で話していたことなど反論をされる。平日は帰宅しても散らかっているなどの理由で不機嫌な態度が許せないと感じたこと、欲しい物(軽自動車) があっても買ってくれる気配がなかった。言い合いの後で話しかけても無視されることが多く、休日もほとんど構ってくれない態度が耐えられなかった。同居し てから優しい言葉を言われた記憶がなく、結婚してから買い物や外食に一緒に行った記憶がない、約束と違うと感じた、などの調停とはまた異なった言い分で あった。工面したお金を渡す。

言い分を分析した結果、初期の分析で提示した非の自覚を変更し、再度、言い分に沿っ た非の自覚の必要性を指摘し、謝罪と安心の伝達の為の理由説明について課題に取り組んでいただくこととなる。

2ヶ月程度、静観の状態となる。

課題での回答を基に義父に謝罪を伝えていただく。

義父の配慮で実家で話し合いをすることになる。TTさんからのメールで体調を崩したとの 主張に至られる。この話し合いで以降は気持ちや感情の伝達にメールは使わない約束をする。(感情の伝達は会って声で伝えることの重要性を提示)今 後、奥様に誓える約束の提案などをマニュアルに沿って話していただく。話し合いの結果、想い入れ戸反省のこと、誓えること(1年後、5年後、10年後の約 束)を話していただく。義父から、親としてはU子さんの甘えは理解できる、離婚が本意ではないこと、奥様の気持ちが落ち着くまでもう少し時間が欲しいこ と、今回は離婚の要求については保留しても構わない。U子さんは実家で暮して来たから生活環境を変えたことも情緒が不安定になった理由かも知れない、いき なりの同居は難しいと感じている、これから2人できちんと夫婦としてやっていって欲しいことを言われ、離婚は撤回する方向での話しに至る。義父から調停で の奥様側の酷い主張についてお詫びの言葉ときちんとした理由説明を受ける。浪費について実家では義父に対して否定していたそうであるが、定期預金の使い果 たしのことと、エステなどからDMがTTさんの住まい住所で奥様宛に届いていた事実から指摘をして用途を話してくれることになる。浪費の理由として 新居での暮しが退屈でストレスだったこと、優雅な暮らしをさせると結婚前にTTさんが言葉で約束したことを誇大解釈していたことなどを言われる。

数日後、義父からの連絡で実家で2人で話し合いをされ、月に1回程度、週末に2人で会う提案に 至られ、しばらくこの状態で向き合っていただく。4ヶ月程度で奥様と2人で数回、週末に外出できる状態となる。そこで課題を通じて学んだ時間の共有や気持 ちの理解を優先した向き合い方をしていただく(安心の伝達)

09年7月の下旬、離婚撤回について考えてもいいという回答が得られ、9月、義父を交 えての話し合いでTTさんがマンションへの引越しが完了し、復縁、同居生活が再開する。離婚の危機を無事に修復。

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