妻から浮気を疑われる理由とは?離婚を迫られた後の対処法

浮気を疑われる理由と離婚すると迫られた場合の対処法を解説しています。

浮気を疑われる理由を知り離婚を避ける

妻から浮気を疑われている。別居状態、離婚調停をすると言われた、義父母の介入で拗れ、離婚のピンチ、夫婦の危機を話し合いで解決する方法がわかります。

妻から浮気を疑われた

妻から浮気を疑われる理由がわからない場合は

妻から浮気を疑われて否定しても信じてもらえない場合、まず、焦らずに自身の言い分を正直に要点から落ち着いて冷静に話して下さい。法律のことはまず専門家であり有資格者の弁護士さんに相談をされて下さい。法律を順守して、法律面の見解などごご回答ができません。

スマホが浮気を疑われた理由

浮気を疑われる自分の行動を見直す

妻から言い掛かりのような言い分で憶測で浮気を疑い続けられた、否定したら感情的になるから怪しいと言われ、聞き流したら浮気が疚しくて何も弁解できないのだろうと言われた。浮気を疑われて離婚したくないなら冷静に慎重に言葉を返すようにして下さい。取り合わない、怒鳴る、出て行くなどは逆に怪しまれてしまいます。

帰宅時間が遅いことが理由で浮気を疑われたら

残業などで家に帰る時間が遅いことが理由で妻から浮気を疑われたら?

きちんと職場から残業になることを事前に奥様に伝えるようにするなど早めに正確に連絡をするように心掛けて下さい。

浮気を疑われる理由

本当に浮気をしていないなら言い訳をしない!

自分が本当に浮気をしていないのなら逃げずに追及に対して言い訳をせず要点から言葉を短く受け答えして潔白であると言い続けて下さい。

浮気が事実なら絶対に嘘を言わない

浮気が事実なら正直に白状して下さい。離婚されない前提ではなく、結論がどうなろうとまずは事実を打ち明けて下さい。

妻から浮気を疑われた後で離婚を避けた事例

離婚回避事例

依頼者:Fさん35歳※着手当時(男性・会社員)

結婚8年目の妻S子さん(着手当時36歳)。子供1人(着手当時6歳)

別居からの離婚回避・修復を希望。

修復期間:10ヶ月

難易度:E(相談時は義父母の阻害で奥様との直接対話・お子さんとの面会が難しい状態)

他に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことでこのエピソードを事例紹介に掲載いたします 。

Fさんは8年ほど前に奥様のS子さんと職場で知り合われ7年 前に結婚をされたそうである。6歳になるお子さんと3人での平穏な暮らしをされていたそうである。

1年くらい前から帰宅しても奥様から無視されるようになり、家庭内別居状態だった。

奥様から急に離婚したいと言い出され、実家に帰られてしまい、実家に迎えに行って話し合ったが別居になられてしまったそうである。

メールでご相談をされる。

14項目のチェックシートで奥様の離婚要求について心理分析を行う。

奥様が言う離婚したい理由はFさんの車のコンソールボックスから仕事関連の飲食の高額なレシート(会社に提出予定のつもりで保管とのこと)を発見されたことが浮気と誤解された原因とわかる。

高額な飲食のことで 家計の過剰な締め付けなどについて奥様が電話で義母に誇張して(飲食は若い女性とのデート、おそらく浮気と決め付けて)報告をされたことから、「実家に来 なさい、離婚した方がいい、弁護士に相談しよう」などの話しをされてしまい、奥様の別居に至られたのである。

奥様から浮気を疑う言葉を激しく向けられたそうであるが、浮気を追求されても実際に何もしていないため、否定し聞き流す対応しかできなかったそうである。

浮気を否定する返事は続けたそうであるが、大声で怒鳴る、Fさんを突き飛ばす、物を投げる、出勤準備をしているFさん の腕を掴む、足を蹴る、ボタンがちぎれるくらいにシャツを引っ張る、手や顔をひっかくなど相当に激しく奥様が感情を乱されたそうであるがFさんは反論や謝 罪もできず、そのまま出勤をされたそうである。

帰宅してからも明け方近くまで浮気を追求する話し合いをされたそうである。帰宅すると奥様とお子さんが不在であったそうである。

奥様に帰宅するよう伝えるが無視の状態に陥ってしまわれたそうである。

実家に迎えに行くことにされたそうであるが、実家では義母が相当に怒っている状態で応対に立たれ、離婚してあげて下さい、 相談をして弁護士を頼んでいます。

奥様に対してメールで帰宅して話し合いに 応じて欲しい、お母さんか ら怒られてびっくりしたよ、浮気とかないから。いきなり離婚だの調停だのと言われる理由が知りたいとの連絡(メール)をされたそうであるが、午後、携帯の 留守電に弁護士を名乗る人物から受任の知らせのメッセージと後日、郵便で書面を送るとの伝言を入れられてしまう。

義母に電話を入れるが、すべて弁護士に任せたので、話し合えませんとの返答に陥ってしまい、義父に連絡をしても取り合ってもらえず、義父母も話にならな い状態となる。

分析提示から1週間程度が経過。

弁護士から受任通知の郵便が届く。弁護士に事情を電話で確認したところ奥様側から離婚調停を申し立てるとの話である。

当方は法律や法律に関連する具体的なアドバイスが禁止されているため、心構え(嘘を言わない、安易に自身の思い当たる非を並べて謝らない、先々で覆すことになる発言は控える、長期化も視野に月単位できちんと生活費は誠実 に振り込む、問題のレシートに疚しいことがない証明の確保、当面は奥様や義母にメールや通話、実家の訪問を控える、相手の悪口を言わない、思い込みや憶測 での発言はしない、など)を提示し、調停が不成立または帰宅するような結論が出るまでFさんからの報告を待たせていただくこととなる。

相談から5ヶ月が経過した11月中旬、Fさんから調停が不成立に終わった報告をいただく。

調停での奥様側の言い分としては、Fさんの浪費や家計の異常な締め付け、無視などのモラハラ、性格の不一致、浮気の疑いや不在がちな生活態度の指摘をされる。

家族に我慢をさせ家計を締め付けて自分は家族を放置して若い女性と高級な飲食店に行き、隠れて浮気するような不誠実な人と家族として今後は信用できないから 一緒に暮らせないと言われてしまったそうである。

レシートコピー(原本は会社経理に提出済み)を精査してもらい、指摘されている飲食店での会食人数が5名(部署)であったことや他のレシートも会社から経費接待費として清算を受けていることなどを説明し、一緒に会食に行った仕事関連の方々からも証言できるとの書面を開示されたそうである。

家計締め付けのことも、預金通帳の記帳を開示され月々の家計費としては充分な額で問題にならないこと、性格の不一致や話 し合い不足についての指摘を受けて本人同士で話し合うか裁判にされてはどうか、という結論で不成立になられたそうである。

このご報告を受け、着手となる。

奥様に感じさせた寂しさについて、会話不足のことを中心に非の自覚課題に取り組んでいただく。

調停で解決できず、奥様側は裁判を考えているとの連絡が義母から返答として来る。

しかし、調停で言われたように当人同士の話し合いを求めていただく。弁護士の準備した場所で話し合いとなる。

話し合いで離婚成立まで毎月生活費を振り込む約束となられ、振込確認の返答が欲しいことを伝えるが、そのことにつ いて弁護士を通じて知らせるとの回答に至る。

精神的苦痛を理由に直接の連絡はしないで欲しいと言われてしまう。

話し合いでも奥様側はどうしても離婚がしたい、言い分としては裁判に移行する準備をされているようである。

話し合いの後、義母に面会を求めて、裁判は子供の気持ちを考えて待っ て欲しい、ちゃんと話し合 いたいというお願いをされる。調停での奥様の言い分と事実についてきちんと話していただく。

この話し合いの際にも義母を通じて奥様に直接対話を申し込む伝達をするが、話し合い については義母が聞き入れない状態であった。

義母から後は裁判と言う言葉が何度も出ていたことから今後は義母ではなく義父経由でのやり取りを指示。

しばらくの静観を指示する。

義母に連絡を入れてこれからは義父と話がしたいことを伝えていただ く。

1週間くらいが経過して義父から電話があり、裁判にすることが難しいようだ、すぐに離婚に応じて欲しい、子供の将来を考えて、自分勝手なこと、浮気を認めて素直に離婚に応じ て欲しいと言う説得をされてしまう。

家計を締め付けて苦しませたケチからは慰謝料や財産分与もいらない、だからすぐに離婚に応じて自由にさせてあげてお互 いにすぐに楽になろうなどの言い方をされてしまう。

義父には子供への責任もありますからやり直したい考えです、しばらく話し合いができる状態まで待ちますから話し合いがしたいです、との返答をしていただき、静観をすることとする。

Fさんに奥様、お子さんへの責任と愛情、つまり家族愛の課題に取り組んでいただき、内容が非常にデリケートであったため、義父経由ではなく、直接、奥様にメールで話し合いを求める呼びかけをするが、離婚に応じると約束をしない限り会いたくないとの答えで、話にならない状態であった。

しばらくの静観の期間(2週間)で何度か義父に電話を入れ、義父経由で奥様との面会をお願いするが、義父と通話で話し合われた結論として、当 方のセオリーである人の輪、つまり義理の親を介在させる方法は性格から考え、意固地にさせてしまうだけとの見解に至り、Fさんが自力で直接、奥様に話し合いを求める方法に変更することとなる。

奥様に電話を入れて話しをされるが、離婚に応じてくれるまでは会わない、話は聞きたくない、と面会を拒否 をされてしまう。

その後も奥様に何度かメールをされたが、奥様からの返答は離婚要求やFさんを激しく批難される言葉のみの返答であった。

数日が経過して義父から、弁護士にも言われたが、もう奥様に直接の連絡はしないで欲しいとの連絡がある。

その通話での義父とのやり取り内容の心理の分析から義父との通話でこのまま誤解されたまま離婚に応じることについて納得できない、子供や妻への誠意と愛情を待つことで示したい、調停で指摘されたことで会話不足以外のことは事実ではありませんから裁判を恐れてはいません、という内容の電話を入れていただく。

これ以上、親に何か言わないで欲しい、親と実家でここ最近、言い争うなどの衝突が増えていることなどを言われる。就職をしたいが、離婚問題をかかえ、裁判になるかもしれない状態では雇ってもらえない、離婚できないなら死にたい、子供は親に任せて 自分は実家を早く出たい、などの言い分を聞くことになる。

奥様 への再同居前提の話し合いをお願いする。義父に奥様の近況を尋ね、奥様が実家で相当に我儘な状態でメンタル的に不安定で扱いに困っていることを教えてもらえ、今後について相談をしていただく。

義父にFさんの考え(奥様とお子さんを住まいに帰らせ、自身はウィークリーマンションなどに一時的に別居の案)を理解はいただく。

メールで話し合いの申し入れを伝え、実家での話し合いが実現する。話し合いでは言い分が変化を始める。

許せないこととしてFさんの金銭的感覚、浪費、若い女性と飲食するなど浮気への疑念は払拭できない。帰宅が遅く、家族を放置して若い女性と楽しくお酒を飲んでいたことなど許せない疑心があるとのこと。

しかし調停で説明したように会社の部署の会食レシートを立て替えたためにクルマの中に保管していた、との事実を何度でも強く言い返す方法で話しをしていただくことになる。Fさんが住まいから出て、ウィークリーマンションに転居される。

すぐに住まいに奥様とお子さんが転居される。しばらく様子を見ていただき、話し合いを求めていただく。

しかし、住まいに来るな、との主張で、理由は子供に は会わせない、このまま子供に会わずに別れて欲しい、今も家計が締め付けられて生活が苦しい。すぐに離婚の手続きを求めたいという言い分で平行線に陥ってしまう。

嘘の言及をしない安心伝達についての課題に取り組んでいただき不安、許せないと思わせていることを払拭できる伝達、父親としての責任という言葉を電話で伝え安心を与えるよう指示をする。

しかし、そのやり取りから1ヶ月も経過しない時期に奥様から電話があり、自宅での話し合いが実現する。しかしFさんが自宅に戻るという提案は受け入れてもらえず、激しい離婚の催促を受けてしまう。

2カ月程度静観する。その期間で誓えること、奥様への妻としての想い入れ、夫としての頼りがいを示す誓い、許せること、気持ちの理解について課題に取り組んでいただく。

奥様に伝えるべきことと奥様を安心させる言葉を考える。

自宅での話し合いから2ヶ月が経過して定期的な電話連絡の過程で奥様の様子が変化し始める。

離婚要求の撤回に応じてくれる。条件としてこの問題をこれ以上、私の親に話さないで欲しい、との発言がある。

約束を守れるのなら自宅に戻って来てもいい、と言われる。しかし戻ってもすぐ にFさんが威張り始めて、いつか夫婦喧嘩になることが不安と言われる。

奥様を安心をさせる誓いを伝えていただき、考えてくれるよう説得をしていただく。

1か月後に義父母同席で実家での話し合いが実現し、再同居、つまり Fさんの帰宅について奥様から承諾の返答を得られる。自宅に戻ることができる。離婚を回避して同居を再開される。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

日本心理学会認定・認定心理士。1991年東京都生まれ。血液型A型。大学・大学院の人間科学心理学科にて心理学を履修。 2016年より復縁専科のメール相談の分析と回答を担当。月間50件以上の夫婦問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。