復縁成功事例

依頼者
Rさん(43歳)
お相手
W子さん(31歳)
相談内容
彼女と復縁
復縁難易度
難易度D(話し合いができない状態)
修復期間
1年3カ月

シングルマザーの彼女との復縁事例

シングルマザーの彼女の不安を受け止めた復縁体験談

復縁体験談

Rさんは会社の役員をされている。1年前に彼女W子さんの勤務されている飲食店に行かれたことがきっかけで交際に進展された。彼女も以前は結婚をされていた時期があるが現在は独身で小学生の男の子と一緒に暮らされている。

彼女の都合に合わせてお子さんを交えて有意義な 時間を過ごされていたそうである。将来、一緒に生活をすることも考え、お子さんも含めた交際に進展されていたそうである。

お子さんがRさんに懐いており、 彼女の帰宅の遅い日などは仕事を早めに終わらせて夕食を一緒にされる、寝かしつけて彼女が帰宅するまで待つ、週末は一緒に外出されるなど、良好な 関係を築かれていたそうである。

半年くらいが経過して彼女の部屋 に泊まられるようになってから彼女が無断外泊を頻繁にするような状態になられた。

お子さんのことはRさんが世話をしてくれると過信されたことが原因のようである。

行き先を尋ねると、仕事先の同僚女性の部屋と答えるなど不審な発言・行動が目立つようになる。しばらく我慢をして様子を見ていたが、無断外泊の日数が多くなる、メールの返答が遅延する、

お子さんの学校のことで急用があり電話をしても電話を取らないなどの不審行動が重なり関係の悪化となる。

Rさんが彼女さんに遅くなって も帰宅して欲しい、行き先をちゃんと教 えて欲しいことを頼むと、W子さんは疑われたことに対して激怒され、「別れたいから今すぐ出て行って欲しい、二度と顔を見たくない」と言われてしまい、別 れることとなってしまわれたそうである。

お子さんのことは心配であっ たが、付き合っている意味がない、疲れたという気持ちから別れについて仕方が無いという諦めの気持ちになられていたそうである。

別れてから2ヶ月程度が経過してから 深夜に突然、Rさんの携帯にW子さんの自宅番号から着信がある。お子さんからの電話である。

母親が数日、帰宅していないこと、買い置きの食料も、もう終わってしまい、母親の携帯に留守電を入れ ているが折り返しの連絡が来ないとの内容。

Rさんも彼女の携帯にコールをされるがノーコールで留守電になる状態。慌てて、W子さんの部屋に行かれ、お子さんに食事をさせ、数回W子さんに電話を入れるが連絡がつかない。

翌日、彼女の勤務先に問い合わせの電話を入れるが帰宅したとの返事。連絡が欲しいこと、お子さんのことなどを伝えるが、連絡がない。

翌日、連絡がついて彼女が帰宅される。

お子さんを放置したことについて問うと、彼女が感情的な状態になられ激しい言い合いとなる。

Rさんとしては彼女への未練もあるがお子さんと離れたくない気持ちになられる。

当方に相談。

彼女の言動から、おそらく行き先が男性であり、お子さんのことは自分で はできる限り世話をして養っている認識と心理を推測する。彼女の交友の男性について信用ができないことを提示する。

彼女の言動の原因は勤務先職種と甘え・依存の面で精神年齢が低いこと、 身勝手な思考で母親としての自覚が不足していることを提示する。指摘されたり注意されることを不愉快と感じる性格であるため、行動に口出しをすると排除の心理から拒絶の言葉を向ける傾向が強いことも提示。

Rさんにはお子さんのことを随時、気にしながら、対話のチャンスを待っていただくアドバイスをする。

4ヶ月程度が経過し、お子さんからRさんに、最近W子さんが毎日在宅していて、今は買い物に外出したとの電話をもらう。W子さんに対して電話にて面会約束を得て、対話が実現する。心理の法則を厳守して話し合いをされ、お子さんの学校の運動会にRさんが参観に行かれた。

10月になり、家事のことでW子さんの部屋に行かれた際、W子さんから以前の外泊については年下のボーイフレンドの部屋に行かれていたことなどを話してもらえる。

この3,4ヶ月も勤務先で知り合った男性と交際をしていて不在がちであったこと、人間関係がうまく行かなくなり数日前に勤務先を辞めて違う仕事を探していること、などを言われてしまう。

W子さんの主張としてはRさんが自分の自由に口出しをしたり、威圧のような命令口調で干渉することが不愉快とのこと。口出しをしたりお節介であったことなどを謝罪していただく。

お子さんに会いに来ることについては構わないとの了解を得られる。W子さんが頻繁に恋愛をしていた理由として男性は飽きれば浮気をしていなくなることを前提と考えていること、裏切られる前に切る、煩わしいと感じたら切ることで傷つかないようにしていたと言われてしまう。

W子さんの話し合いでの主張の心理の 分析結果から、しばらくは刺激を避け、 一番身近な男性であること、頼れる男性になることが必要と判断をする。

2ヶ月程度、刺激(注意する発言)を控え、お子さんの世話に徹する向き合い方で冷却 をしていただき、同居提案のタイミングを待っていただく。クリスマスイブは3人で過ごされる。

9月以降、W子さんの外泊がなくなった。

相手がRさんの意見について反発したり警戒をせずに対話に応じてくれるよう、安心を与える=理解者の提案を考えて、対話内容について思いやりを持ち、理由を尋ねながら意見を伝える。

相手を怒らせずに相手から見て頼れると感じてもらえるよう考える。何度かの話し合いがある。

4月になりお子さんの進級に併せて同居の提案をされる。彼女とお子さんがRさんの自宅マンションに転居が適う。

注意点を守り言い合いを避けてお子さんのことを共通の価値観として向き合う。

結婚についてお互いに考えるようになられる。

夏休みを利用して彼女の実家に3人で泊まりに行かれ、8月に無事に結婚へ、入籍をされる。