離婚回避したい?離婚したくない場合の奥の手と修復方法【弁護士監修】

夫・妻から突然、離婚を切り出されても離婚したくないならどうすればいい?離婚したくない場合の奥の手と上手な伝え方と夫婦関係を修復するためにすべき対処法を解説しています。

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離婚したくない人がとるべき行動は

離婚したくないならとるべき行動があります。今すぐの離婚の合意を迫られた場合は話しをすることから逃げないで下さい。

多くのご夫婦の離婚問題の解決に導いた経験から離婚を切り出された後で離婚回避できた人が選択した行動を解説します。

離婚を切り出した夫・妻の今の気持ちを理解した向き合い方を選択することで悪化を防ぐことができます。

離婚を避けるために具体的にどのような行動をすべきなのか?離婚を避けるためには、とにかく落ち着いて冷静に行動すべきです。具体的には以下のような行動をとることをおすすめします。

離婚を説得する

①離婚を切り出された直後は感情を落ち着かせる

いきなり離婚したいと言われてショックを受けて動揺してしまいますが、もちろん離婚を切り出した夫・妻も冷静な状態であるとは限りません。そこで感情的になってしまっては、これまでのあなたの言動のこともあり、より一層事態が悪化してしまうでしょう。まずは少し考える時間をとるなど、お互いに冷静になる必要があります。

離婚したいと言われて悔しくなり感情を乱してしまうのはあなた自身が気持ちの面で夫・妻に依存していることが原因です。

強い言葉を向けてしまった場合、モラハラ行為に該当してしまうリスクも高いのです。

離婚したくないなら説得する前に夫・妻の言い分を聞く

夫・妻は実際にあなたに離婚を切り出すまで相当に悩んでから離婚したいと伝えて来たのです。説得する前にきちんと離婚したいと思っている理由を聞いて下さい。

妻が話しを聞いてくれない

②離婚したいと言われた理由を理解する

離婚を切り出した夫・妻の本当の気持ちを理解することが重要なのです。否定せずにちゃんと話しを聞いてもらえると感じさせることで安心させることができます。

本気で離婚の交渉をしたいのか、愛情を試そうとして本音ではないことを言っているのか慎重に見極めることが大事です。

なぜ自分が離婚したくないのかを考え直す

相手が離婚を提案してきた理由がわかれば、自身が離婚したくない理由を改めて考え、ストレートに気持ちを伝えることも重要です。愛情が残っているのであれば、日頃の感謝の気持ちを伝えることも一つの手です。

離婚を避けるためにはネガティブな記憶が悪化を招かないように配慮が必要です。

妻が離婚を決意した

③離婚したいと言われた理由を知り改善する

一方的に離婚を切り出された場合は焦らずに冷静に言い分を聞いて下さい。話し合いを続けることが重要です。

動揺しないことと曖昧な返事をせずにハッキリとどうしても離婚はしたくないことを声にして伝えるようにして下さい。

離婚したくないなら自分の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。

離婚をしたくないのであれば冷静に話し合って「なぜ離婚をしたいのか」その理由を知る必要があります。あなたに対する不満や離婚を考えた理由を知り、自身に非があるのであれば改善することも可能です。

①離婚を決意させたしまった理由を知る⇒結婚生活での自分の良くないところをどう自覚しているか?

②自分との結婚生活・暮らしで何が嫌だったのかを知る⇒価値観の違いを理解できているか?

③離婚を回避するために何ができるか?⇒離婚したいと思わせた原因を解決できるか?

離婚したいと言われた理由が分からないまま話し合うだけでは根本的な解決に至らないため、感情的にならないように相手に尋ねてみましょう。

「もう無理、離婚すると決めた」という言い分や自身が覚えていない出来事を指摘されても否定する前に「なぜ、教えて」と尋ねて下さい。

答えてもらえない場合も「話しを聞かせて欲しい」「理由を教えて欲しい」と話し合いを続けて下さい。

その際に自身が覚えていない出来事(不倫の疑いやモラハラなど精神的な苦痛)が原因と指摘されても否定しないで下さい。今後、離婚を引き留めるつもりなら夫・妻の本当の気持ちを理解することが必要です。

妻から離婚を切り出された

④性格の不一致が原因で離婚したくないなら自分が変わる

離婚を切り出された時に性格の不一致と言われたらきちんと自身のことを振り返り反省することが必要です。性格の不一致や価値観が合わないことが理由で離婚したいと言われたら相手の気持ちを変えるのではなく自分が変わることが求められます。

言い争いで売り言葉に買い言葉になってしまうなどお互いに譲らない姿勢のままではどんなに話し合いを続けても平行線になってしまいます。当然、勝気な性格で意地になってしまうなどお互いの性格の類似点が原因で性格の不一致と感じてしまうケースが多いのです。

性格の不一致が離婚理由の場合の対処法として、子育てや家計のこと、ご近所付き合いなどで価値観が合わないことで夫婦間で言い合いになってしまうなど、生活の関連した考え方つまり価値観の相違を実感させていますので、否定する前にちゃんと話しを聞くなど自分自身の態度を改めることが必要です。

愛情のある反省の言葉を伝えることで夫婦継続を願う気持ちが夫・妻の心に響きます。

夫・妻に譲歩を求めるのではなく、夫・妻の不安や不満を解決できるように自分自身を変える努力をすることが必要です。

夫に苛立ちを向けてしまう

離婚回避できた夫婦の話し合いの進め方

夫婦カウンセリング30年の経験から、話し合いで離婚を回避できる夫婦の特徴を紹介します。

夫婦で話し合えることが一番重要な修復の条件なのです。

離婚に至る原因は様々な問題が重なり合っていることが多いため、解決するには当然、きちんと話し合いをして原因を明確にする必要があります。

相手が離婚を決意した場合、そのまま放置していても改善に向かうことはありません。
そのために、自分から話し合いをしたいという意志を伝えることが大事になります。

離婚回避できた夫婦の5つの特徴とは

①どんなに夫婦関係が悪化していても2人で話すことができる。

②子供がいる夫婦。

③金銭問題やDV・モラハラが夫婦の危機の原因ではないこと。

④離婚問題に親族が介入していない夫婦。

⑤別居中でも連絡できる夫婦。

妻の気持ちがわからない

離婚したいと言われても離婚すると言わない

離婚を切り出した側は早く結論を出して欲しいと焦っていることが多いのです。離婚したくないなら話し合いできちんと夫・妻の気持ちを理解して離婚について結論の保留をお願いして下さい。

自分から離婚届や誓約書を書く、離婚した場合の財産分与や慰謝料のことなどのお金の条件を話すことは避けて下さい。既に離婚協議をしたと後で言われないために焦って離婚条件についての話しを進めないで下さい。

気持ちを理解する時間が欲しいと伝えて結論を保留してもらうことから時間の猶予を得ることができます。

夫・妻が離婚を考え直すチャンスを得ることができるのです。結論ついてある程度の猶予の期間を得られたら同居を継続できるように家庭内である程度の距離を置いて慎重に接して下さい。

離婚したい妻は謝罪を聞かない

離婚したくない気持ちの伝え方

離婚したくない気持ちを伝えたいことはわかりますが、焦らずに相手が冷静に話しを聞いてくれる状態になるまで待つことが重要です。

ある日突然、夫・妻から離婚したい、あなたに対しての愛情がないから離れたい、すぐに家を出たいと告げられた場合、まずは冷静に言い分を聞いて下さい。

今すぐに離婚を考え直してもらうことは難しいケースが多いため、引き留めたり、説得したりしても平行線になってしまいます。修復を焦らないで下さい。

お互いの仕事や家事などの都合を考慮して週末までなど少し時間をおいて対処することが重要です。

感情的になると、離婚を回避できる場合であっても関係性の修復が難しくなるため、冷静に話し合いましょう。

離婚したくないなら話し合いをする前にこれ以上の夫婦関係の悪化を防ぐ謝り方ができるように事前の準備が必要です。

話し合いで夫・妻の離婚意志について言い分ををよく聞いて下さい。あなたとパートナーの結婚生活を継続するために、この先も家族として暮らせると思ってもらうことが大事なのです。

男女の関係が一度悪くなるとお互いに本音で話せなくなる傾向があります。自分に有利なことは主張できても不利だと思うことは言いたくないなど、意地になってしまうことが原因で話し合いが平行線になってしまうのです。

離婚したくない場合の説得をするために夫婦関係を改善したいという意思を明確に伝えて下さい。

離婚を切り出された後で夫婦関係を修復するためには、夫・妻の本当の気持ちを知ることが必要なのです。

  • 夫・妻がまだ言葉にはしていない結婚生活でのあなたへの不満を聞き取るために話し合う
  • 自分は離婚せずに夫婦仲を修復してやり直したいと思っていることを伝える
  • 離婚せずにやり直してもらうために自分がこれから何ができるかを約束する
浮気が原因で離婚危機

離婚回避の話し合いで気持ちを受け入れることが必要

話し合いの進め方としては、絶対に最後まで夫・妻の言い分を聞くことを優先して下さい。離婚を切り出された後の話し合いの目的は説得することではなく相手の考えを知ることなのです。

あなたに対しての苦手意識があることを自覚して下さい。夫・妻の気持ちを尊重して途中で言い返さないことが大事です。

もし過去の出来事(夫婦間のトラブル)について指摘させた場合、自分の記憶と言われている内容との違いがあるなど、まったく別の言い分があっても相手の発言を先にじっくり聞いてあげて下さい。

離婚回避は夫・妻の気持ちを受け入れることから始まるのです。離婚を考えるまで夫婦関係が悪化してしまった後の対処法について解説しています。

どんなに強い言葉で離婚を迫られたり、別居してからまったく返事がもらえず無視が続いても話し合いをすることが目的のアプローチは継続して下さい。

離婚したいと言い出した夫・妻の気持ちを受け入れることが必要です。気持ちを受け入れたことが伝われば「今すぐに離婚して欲しい」と結論を迫られる状態から少し変化が起きます。

結論を迫られなくなればお互いに気持ちの面でゆとりが持て話し合いを続けることができます。

修復できた夫婦は話し合いを何度も行い、信頼を回復させています。

そのために絶対に離婚に応じてもいいとは言わないように気を付けて下さい。

冷静に話し合う
話し合いで離婚回避できた人が気を付けていたこと

①夫婦の話し合いを続けるために自分の気持ちを押し付けない。

②自身に自覚のある非について嘘を言わない・言い訳はしない。

③離婚を引き留めようとして深夜に長時間の執拗に議論をしない。

この3つが重要です。

子供のために離婚を回避したい場合の話し合いの内容

夫婦の話し合いでは子供の気持ち、将来のことを最優先にした方針で修復を前提に考えたいことを伝えて下さい。

子供には夫婦の離婚の話しを聞かせないように配慮して下さい。

話し合いでは悔しさや負けん気から本心ではない言葉は信頼の維持の意味で絶対に発言を控えて下さい。

お子さんがいるご夫婦の多くは別居した後で子供の将来を考慮して離婚について考え直して再び家族として暮らすことを選ばれています。

別居している場合は婚姻費用(生活費)の支払いは必ず早期段階で決めて実行するようにして下さい。

一方的に気持ちを押し付けたり、焦って連絡を取りすぎるのも逆効果になります。

夫婦喧嘩が離婚の原因

離婚回避が手遅れになる前にできること

離婚を回避するには夫婦で話すことが必要です。

夫婦喧嘩を繰り返してしまう、一度喧嘩をすると無視されるなどの状態が続き、修復を考えて話し合いをお願いしても「性格が合わないから無理」と話し合いを拒否されることがあります。その場合でも諦めずに根気よく、謝ることが目的ではなく、気持ちを理解するために話したいとお願いを続けて下さい。

離婚を切り出した理由は性格も価値観も合わないからと言われたら、言い返さずに夫・妻の気持ちを理解できるように丁寧に話しを聞くようにして下さい。

必要なことは、会うことを拒否されている状態でもちゃんと話し合いをしたいという意思を伝えることです。

離婚したいと伝えた後のあなたの態度を見てもう話しをしたくなくなる状態になることがあります。夫婦関係が悪化して無視されたり、家を出て別居されて離婚調停を申立てられる前に話し合いをすることが必要です。

離婚を回避するポイントとして大事なことは、相手の気持ちを尋ねることが必要です。

夫・妻を説得するつもりで無理に問い詰めたり、相手の考えを否定し、自分の考えを押し付けることは逆効果です。

夫婦の話し合いは相手の考えを聞くことが目的であり、自分の言葉で相手を説得することではありません。

これからの家族、夫婦の幸せについて考える時間が欲しいとお願いをしてしばらく話すことを休止して下さい。

離婚を迷う心理

離婚回避できた方法を解説【ケース別】

離婚回避できた方法をケース別に取り組み内容の詳細を解説しています。

離婚により自身と家族の精神的なダメージ、離婚の原因が夫婦の不仲など気持ちの問題だった場合、離婚をして再出発を考える前に夫婦関係を改善する方法を考えて離婚調停などで奥様に自身が修復を望んでいる気持ちを伝えるようにして下さい。

夫・妻が離婚を考えた理由を理解することから始めて下さい。実際に突然妻から離婚を切り出されるケースは多いのですが、あなたに伝えるまでの期間で妻は悩んでいたはずです。相当な覚悟が必要だったはずです。

離婚後の自分や子供の生活費のことなど経済的なことも考えながら離婚を切り出しているのです。

離婚サイトの情報だけではわからない、男女の心理の違いを知り、それぞれの夫婦の気持ちの問題が理解できます。

妻を無視する夫の気持ち

喧嘩の多い夫婦の離婚回避方法

夫婦喧嘩を仲直りするためには無視されても無視しないことです。喧嘩の後でお互いに無視すると謝るタイミングを見失い、謝り方がわからなくなります。

まず喧嘩をしたことを謝って下さい。

1:夫婦喧嘩になってしまったことを謝罪する。

2:すぐにごめんが言えなかったことを謝罪する。

3:ちゃんと話しを聞いてあげられなかったことを謝罪する。

4:悔しさから夫・妻の発言を否定したことを謝罪する。

5:優位になるために上から目線の言葉を向けたことを謝罪する。

謝ってから、これからは喧嘩を防ぐために悔しくても反論する前に夫・妻の言い分を聞くようにして下さい。

夫婦喧嘩の勢いでつい「離婚する」と言ってしまうことがありますが意地ならず、その場で正直な気持ちを伝えて謝れるようにして下さい。夫婦喧嘩で離婚の話しになっても義務・権利などの法律の知識に関する発言をしないで下さい。

夫婦喧嘩の言い合いを繰り返していたことが原因で家を出て行かれた場合、LINEや電話など、しつこい連絡は逆効果です。

1週間くらい連絡を待って下さい。家を出て行かれる原因のほとんどがモラハラです。しかしモラハラの自覚ができない人が多いのです。

自分では覚えていない出来事が家を出て行かれたり、離婚したい理由と言われた場合の対策として、言い分を理解できるまで聞いて下さい。

夫婦喧嘩を繰り返す理由を知る

モラハラが原因の離婚回避方法

夫婦生活を通じて自身のモラハラが原因で妻・夫から離婚を切り出されたらしつこく説得をしないで下さい。

本気で離婚を決意した夫・妻の結婚生活で示す態度の特徴としては

  • なかなか本音や不満を言ってくれない(言えずに黙って我慢してしまう)
  • 家庭内でも一定の距離を保とうとする(話しかけると不機嫌な表情になることがある)
  • 思い通りにいかないと返事をしなくなるなど理由を言わずに不機嫌になる
  • 自分に関心を向けられたくない・干渉されたくないという態度を見せる(配偶者の実家からの連絡を嫌う)
  • 今日は何してた、どこに行ってたと聞くと不機嫌になる(束縛されると苦痛と感じて逃げたくなる)

モラハラが原因の離婚問題を解決する接し方のマニュアルとして、

①相手の発言を絶対に否定しないことで落ち着いて話し合うことができる

②嫌と言われた話題には触れない。(夫・妻の気持ちを尊重する)

③自分や相手の親・親族・友人の話題を向けない。

これらのことを意識してください。

落ち着いて話し合う時間をつくることが必要です。仕事が忙しいかもしれません、疲れているかもしれません。

それでも話し合う時間を作り、夫婦間のコミュニケーションを改善する必要があります。

その場合に、夫・妻の意見に対して否定しないこと、言葉を遮らないこと、ちゃんと謝罪をすることを意識してください。

せっかく話し合う時間をつくっても、感情的になり喧嘩をしてしまうと関係が悪化してしまうリスクがあります。

夫を怒らせない配慮が大事

家庭内別居を解決して離婚回避する方法

離婚は切り出されたが同居できている場合は関係を修復できる可能性は高いです。

家庭内別居状態が続いて生活環境の変化が子供に与える影響は小さくありません。

そのため、お子さんがいる家庭は離婚になる前に家庭内別居を解消したい、離婚したくない思いが強い方が多いです。

夫婦の会話ができない状態で気まずくても朝、帰宅時など挨拶だけでも声を掛けるようにして下さい。

夫の無視が辛い

浮気をされても離婚回避できる方法

浮気を隠している人は別居を急ぐ傾向があります。浮気を白状させることは難しいことです。浮気を隠すために浮気相手からのLINEなどを見られたくない心理があります。別居すれば浮気を隠せると思っているケースが多いようです。

絶対にスマホを見られたくない、詮索されたくない、外泊や休日の行き先を詮索されたくないなどの理由で別居して家族と一緒に暮らさない選択をするのです。

夫から離婚を切り出された
夫・妻が浮気をしている場合の離婚回避への対処法

浮気が原因で離婚したいと言われた後で関係を修復できる人の共通点は冷静に話しを聞くことができることです。異変が起きたと感じて妻の浮気を疑ったがもちろん確かな不貞行為の証拠も根拠もない場合は話し合いを継続する以外の解決策がありません。

浮気をしている人は離婚したい本当の理由を声にしません。浮気が理由で別居した場合、離婚に応じるまで会わないと別居前に決める人は多いのです。

浮気を隠している場合、離婚したいから無視を続けます。自分の両親・親族や友人に相談されることを嫌がります。

どちらかの浮気(不貞行為)の発覚が原因で離婚の危機に陥ってしまうケースがあります。確かな証拠があるか、本人が浮気を認めた後でこれからについて本音で話すことが必要です。今の状況から本当の問題が何であるか、お互いにどのような未来を望むかなど、しっかりお互いの気持ちを確かめるための話し合いをすることが大切です。

別居後の離婚回避方法

離婚を切り出された後で別居されたら?その後LINEやメール、電話を無視され続けても放置せずに今後のことについて話しがしたいという内容で最低限必要な連絡は続けて下さい。

別居状態になった場合、重要なことは定期的に連絡を取り合うということです。

連絡を取り合うことをやめてしまうと、関係はますます悪化し、離婚に近づいていきます。

熟年離婚では別居をしてしまうとすぐに調停や裁判を申立てられるケースが多いようです。

この間も、自分の悪かったところ、改善できるところ、別居になった原因など問題点を共有し、話し合いができるようにしましょう。また、話し合いをして改善できる目標などを共有することも大事です。

しかし、LINEはしつこく送らない方が関係が拗れません。もし家事や家計、子供の教育のことでLINEを送る場合は、なるべく簡潔にわかりやすい内容で送るようにして下さい。

LINEで離婚話をしてしまうと感情的になってしまう危険があります。本当の理由はLINEで説明することは難しいのです。

直接話せることや直接話すべきことは、LINEや手紙では伝えないように配慮をされて下さい。

別居中の夫婦がメール、lineに記載する歩み寄りのきっかけの言葉について別居前の出来事やこれまでの経緯から自身の非、短所について冷静に考える必要があります。

ただし、あまり長い期間連絡をしないと、相手が離婚調停(夫婦関係調整調停)を申し立ててしまい家庭裁判所から呼び出しの書類が郵送されて来るケースがあります。

別居後にどこに行ったのか、まず探す前に本人にLINEや電話で尋ねて返事を待って下さい。確かに一方的に別居をすることは法的に悪意の遺棄と言われることがありますが、絶対に法律の観点で責めるような言葉は向けないで下さい。

本人から行き先が聞き取れない場合でも悪化を防ぐ意味で実家の両親・親族や夫・妻の友人への相談は控えて下さい。

家に帰って来て欲しい、帰りたいなど、別居解消(再同居)に向けた本心を声にする向き合い方が重要になります。

別居された後でやってはいけないNG行動

・事前に約束なしで別居先(転居先)に訪問する

・過度な頻度で電話やLINE、留守番にメッセージを残す行為

・相手からの連絡を無視する

・養育費、財産分与や慰謝料などの金銭の一方的な条件提示

・SNSに近況を投稿する

夫にNOを言わせない

離婚したくない場合の奥の手を解説

離婚したくない場合の奥の手を5つ紹介いたします。

離婚したくない場合の奥の手とは

①同居を継続する!
②離婚したくない理由を手紙で伝える!
③別居が長期化したら夫・妻の親に仲裁を頼む!
④夫婦関係等調整(円満)調停を申立てる
⑤離婚届不受理申出書を役所に提出する
夫婦関係が悪化した直後

①同居を継続する

別居をしてしまうと話し合う機会が減るだけでなく、修復までの期間が長期化してしまうデメリットがあります。

家庭内別居状態でも同居を続けた方が直接話し合うチャンスが得られるため離婚回避にはメリットがあります。

夫が譲らないから平行線

②離婚したくない理由を手紙で伝える

離婚を切り出された後で夫・妻への謝罪文として離婚したくない気持ちを伝える手紙を書いて渡して下さい。

別居中の場合、実家など今の居場所について住所がわかる場合は郵送して下さい。

離婚危機に至ってしまったことへの謝罪をきちんと伝えることが手紙を書く目的です。

手紙には本当に自分が実行できることを書くようにして下さい。今までのことを後悔しているから自分は変わると書いても実際に変わらなければ信用を失ってしまいます。

手紙を読んだ妻・夫があなたの本当の気持ちと感じる言葉を書いて下さい。

妻が離婚を決意した理由

③別居が長期化したら夫・妻の親に相談をして仲裁をお願いする

別居が長期化して夫・妻の離婚決意が固い場合は親に仲裁を頼むことで良い方向に話しが進展するケースがあります。離婚問題の解決のきっかけとなるケースも少なくありません。

別居した後で音信不通の状況が長期間(6カ月以上)続いた場合、夫・妻の両親など相手の親族に仲裁をお願いする方向で考えて下さい。実際に離婚危機に陥ったご夫婦が親に仲裁で入ってもらうことで離婚を回避できています。

自分のタイミングで行動するよりも、まず相談したい相手に直接メールやLINEで簡単にわかりやすく「お義母様に相談したいことがあります。」などの事前の連絡をして下さい。

基本的に別居中に義父・義母に連絡をする場合は、夫・妻の承諾を得てから連絡をするようにして下さい。

話し合いで対立してしまう

④夫婦関係等調整(円満)調停を申立てる

離婚について当事者同士では平行線になってしまう場合や別居されてしまい連絡をしても返事をもらえず無視されている場合は円満調停で気持ちを確かめることができます。

このままではお互いに前に進めないという事態を解決するための手段なのです。

別居してから数ヶ月が過ぎても生活費の支払いがないために経済的に耐えられない、夫婦で話し合っても平行線のまま解決する手段が見当たらず困ってしまった場合、離婚を求めている配偶者に対して夫婦関係等調整(円満)調停や夫から扶養の義務を無視されている場合には婚姻費用請求の調停を申し立てることができます。

夫婦間の問題について第三者(調停委員や家庭裁判所の裁判官)に入ってもらい関係性をどのようにすれば修復できるか話し合うことができます。婚姻費用(生活費)も家庭裁判所の算定表に定められている計算で決めてもらうことができます。

調停は怖くない

⑤離婚届不受理申出書を役所に提出する

相手が離婚届を勝手に記入して提出してしまう場合もあります。役所の窓口では書類に形式的な不備がなければそのまま有効な書類として受理されてしまうのです。

離婚を迫る妻
離婚届の不受理申出書とは

不受理申出とは、離婚届などが知らない間に市役所・区役所に提出された場合に、私が承認するまで受理しないでくださいと事前に役所に申し出ておく制度のことです。

離婚届を書いてと言われた

離婚したくないならやってはいけないこと

急に離婚を告げられたとき、感情的になってしまうことがあるかもしれませんが、感情的な行動は関係修復についてのデメリットがあるがメリットがない振る舞いです。かえって離婚の決定打となってしまう場合があるため、注意しましょう。

夫婦関係の修復には重要な4つのポイントがあります。

・夫・妻の話しを聞いていないことも悪化させてしまう原因です。自身の悪い部分を本当にわかっていないケースが多いため、まず話しをきちんと聞くことが必要です。

・無視することはNG行動です。

・話し合いの後で経済的に相手を困らせるような自分勝手な行動は明らかに悪いことです。

・自分の意見や感情だけを主張し、相手の立場や気持ちを考えない態度は、夫婦関係をより悪化させることになります。

別居した妻と離婚したくない
相手を責める

離婚を切り出されて、感情的に相手を責めてしまうと、話し合いが全く進みません。

相手を責めるような言い方は絶対にやってはいけないことです。過去のことを蒸し返して引き合いに出すことは、問題解決には好ましくありません。相手を非難することで、性格の不一致を実感させてしまい、関係がより悪化してしまうリスクが高まります。

家を出て行くと言われて「悪意の遺棄」と責めたり、加えて、興奮して暴言や暴力に発展すれば、その行為が法定離婚事由とみなされ離婚が認められてしまうでしょう。

感情的になってしまい、離婚しても慰謝料は払わないなど相手を経済的に困らせる発言をしないで下さい。

離婚した場合に相手が生活に困るような不利な条件を主張するなど意地の悪いことは言わないで下さい。

離婚に関する話し合いはとにかく冷静に、自分の気持ちばかりを優先せず相手の話も聞き入れながら行う必要があります。

冷めた夫婦
無理に話し合いを求めない

離婚についての話し合いは平日の深夜は避けましょう。

休日でも、長時間にわたる話し合いは心理的に追い込んでしまうリスクがあるため長くても2時間以内に抑えるよう心がけましょう。

子供のいる夫婦の場合はお子さんに心配をさせないように話す場所や時間帯に配慮することが大事です。

取り乱して焦ってしまい相手にすがってしまうことも関係を悪化させてしまう原因になります。相手にすがってしまうケースは多い傾向にありますが、現状では夫・妻のあなたに対しての愛情が薄れてしまっているため、この行為は逆効果です。

冷静に言い分を聞き、私たち夫婦の将来のために気持ちを確認するつもりで話し合うことが重要です。

妻から離婚を迫られた
離婚を切り出された直後に夫・妻の親に「助けて下さい」と連絡しない

離婚を切り出された直後に夫・妻の親・親族への無断での連絡は絶対に控えて下さい。

夫・妻の親や共通の知人に相談をしてしまう行動が関係を拗らせてしまう原因になります。親族(義理の両親)に「助けて下さい」と連絡しないで下さい。

できる限り自分から直接、夫・妻の親や友人に仲裁を頼んだり、相談をしないようにして下さい。

親族や友達・友人・共通の知人を巻き込まないようにして下さい。

詳しくは離婚回避を成功できた事例をご参照下さい。

離婚したい妻が指輪をはずす

離婚回避するための相談について

夫・妻との離婚問題の悩みを解決する心理カウンセラーによるカウンセリングです。

離婚したいと言っている夫・妻の心理と気持ちが理解できるようになります。離婚回避するための話し合いの進め方と内容についてアドバイスいたしいます。あなたの悩みに寄り添って相談を受けさせていただきます。離婚を回避するためのご相談にお答えします。

復縁専科では創業の1993年(平成5年)から2024年9月末までの期間で多数の夫婦問題の解決に関するご相談をいただいております。

18000組中12100組(その後の結果をお知らせいただけた方の統計67%)を修復に導いた経験と実績がございます。

ご自身でどうしたらいいかわからない場合もあると思います。離婚を避けるための夫婦の会話(コミュニケーション)の回復について具体的にアドバイスをいたします。

多数のご夫婦を離婚回避に導いたアドバイス経験に基づいて、離婚寸前の状態から大切なパートナーとの夫婦関係を円満に修復できる方法について具体的な流れを解説しています。

ご相談について

・14問の質問にお答えいただくことで、離婚を回避できる可能性と修復に必要な期間の目安がわかります。

・離婚せずにやり直してもらうために何ができるか

・夫婦仲を修復するための心構えと取り組みの流れ

・夫、妻がまだ言葉にはしていない、心に溜まってる結婚生活でのあなたへの不満が聞き取れるようになる

・夫・妻の言い分から本当の離婚したい理由(浮気を見抜くなど)を心理分析いたします。

・夫・妻との関係を修復するために話し合いで伝えるべきこと、謝罪するべきことを理解できるようになります。

・これからの夫婦の話し合いに備えた注意点と修復するために重要なポイントを提示いたします。

離婚を回避できる見込みと可能性について、心理を考察した分析(初回無料)をメールにて提示いたします。

離婚を回避するためのご相談・お問い合わせは受付フォームからのメールまたはお電話にてご連絡ください。

電話・zoom・対面でカウンセリングに対応いたします。

お気軽にご相談ください。

ご相談から分析の提示・有料サポートまでの流れ

離婚回避できた方法を体験談で解説

離婚回避の取り組みの内容と修復への進め方について解説しています。

あなたとの家庭生活での良い出来事の思い出が記憶や意識に残っています。説得する際にあなたとの暮らしで幸せを感じていたことが作用するのです。つまり冷静で優しい話し方が離婚を考え直してもらうためには効果的と言えます。

「早く離婚して欲しい」「どうしても応じたくない」と答えが平行線の状態が続くようであれば今すぐに解決しようとせずにお互いに考える時間が必要と判断して猶予の期間1ヶ月を提案して下さい。

喧嘩の続きで離婚の話しをしないで下さい。今後について冷静に話し合うことを望んでいると伝えて下さい。

離婚回避体験談の一覧

無視もモラハラ
相談者・T太郎さん(男性32歳・結婚4年目)

【モラハラが原因の離婚危機を回避できた体験談】

妻への日常的なモラハラが原因で離婚の危機に。妻が別居した後で話し合いを続けて離婚を回避できた事例です。

離婚したくないなら知っておきたいこと

あなたとの話し合いが平行線で離婚協議ができない状態なら離婚調停をすることも考えているはずです。

弁護士に相談をしてあなたに要求する離婚条件の詳細や慰謝料、子どもの親権のことなども調べているはずです。

調停や裁判で離婚回避を成功させるための手段と法律の知識をご紹介します。

法律(夫婦問題に関連する民法)の知識に関連した記事は弁護士法人プラム綜合法律事務所の梅澤康二弁護士が監修していますのでご安心ください。

夫婦の問題に関する法律の疑問について弁護士が答える離婚問題に直面した時の法律の知識に関するQ&Aのページの記事を参考にして下さい。

ちゃんと話し合い

夫婦関係等調整(離婚)調停を申立てられたらどうすればいい?

もし夫婦間の話し合いで問題が解決しない場合には、夫婦関係等調整(離婚)調停で婚姻費用・お子さんとの面会交流の取り決めの審判を経て、そこまで話し合いを続けて双方の考えが異なる場合は不成立になって終わるのが一般的な流れです。

離婚を決意した夫・妻が弁護士さんに離婚交渉を依頼をするケースがあります。弁護士さんが入った後でお互いの言い分が平行線になったケースの多くではその後、離婚調停を申立てられることになります。

2人で話すことを諦めて離婚調停を申し立てられた理由はあなたにどんなに話しても気持ちが伝わらないと思わせているからです。

離婚調停になったからと言って、必ず離婚に至るわけではありません。夫婦関係が悪化して相手が弁護士に依頼して離婚調停になった場合、離婚を回避したい理由から正直に調停委員に伝えるようにして下さい。離婚裁判とは異なり調停では今すぐに離婚届への署名・捺印を迫られることはありません。つまり調停では離婚させられることはありませんので慌てないようにして下さい。

あなたが離婚せずに修復を望んでいる場合はあなたから調停で離婚に応じる(離婚に同意する)と言わない限り、その場で離婚の手続きを迫られたり、すぐに離婚が成立してしまうことはありません。あなたが離婚を拒否する返事を続けて相手側が離婚をする考えを変えない場合は調停が不成立になって終わることになります。

離婚調停は家庭裁判所で行われます。夫婦間の争いごとに調停委員が仲介し、双方の合意による解決を目指す場であるため、まずは調停委員に「夫・妻との婚姻関係を続けたいです。離婚したくないです」という意志をしっかりと伝えましょう。

調停を無意味にしないために夫・妻の悪口を言い続けたり、納得できない自分は悪くないとアピールしないように配慮が必要です。

調停において、もっとも重要なことは調停委員の心象です。男性側・女性側に付く調停委員は中立の立場でどちらの味方でもありません。きちんと事情を説明して自身が離婚せずに修復することを希望しているとはっきりと伝えるようにして下さい。

もし調停不成立後に離婚裁判をすると言われたら

離婚調停が不成立になった段階で離婚裁判をする決意ができる人は少ない傾向があります。

強い離婚決意があっても裁判をしてまで離婚を望んでいる人は少ないのです。実際に裁判に至るケースは少ないのです。

裁判には証拠など書類の準備が大変なこと、特に相手方が専業主婦の場合は弁護士さんの費用でお金がかかってしまうこと、いつまで続くかわからない不安などがあり、実際に裁判を起こすことを悩んで調停が不成立になっても訴訟を検討していると言いながらしばらく何もせずに放置されてしまう人が多いのです。

夫婦の歩みの年表を作る

2人の出会い・プロポーズ・婚約・入籍・同居・出産など夫婦としての歩みを年表に書き出してみて下さい。
自分の気持ちや考えを整理するために、夫婦としてのこれまでの出来事を文章にまとめることが役立ちます。
その時の出来事やお互いの会話の内容を紙に書き出すことで、自分自身でもきちんと記憶をまとめることができます。
相手との話し合いや離婚調停などで過去の出来事を指摘されてもいつのことかすぐに理解することができるようになるのです。
調停を無意味にしない

近年、一番多い離婚調停になってしまう理由は夫婦の性格の不一致です。

価値観の違いなどで結婚生活の継続が苦痛と感じさせて離婚を決意させてしまったのです。

夫婦の性格の不一致の理由として、

・休日の過ごし方について夫婦で考え方が違う(夫は一人で過ごしたい、妻は外出したい)

・子供の教育について考え方が合わない(夫は家計の出費を抑えたい、妻は教育費を多く使いたい)

・夫婦の時間よりも友達付き合いを優先する

・親戚付き合いなど親族との関わり方の相違

・家計の管理のことで意見が合わない

・夫婦で会話がしたい夫と話したくない妻

など、夫婦の考え方に大きな違いがあり、喧嘩を繰り返して性格が合わないと感じさせてしまったことが離婚原因になっているのです。

知っておきたい離婚の原因1位は「性格の不一致」

夫婦の性格の不一致はどちらか一方の性格に問題があるのではなく、結婚生活の過程で一方が相手の短所を苦手と感じてしまうなど暮らしの価値観、愛情の向け方、求め方、任意の尊重など気持ちの問題が起因となり感じてしまう不満のことです。

結婚して最初はうまくいってると思ってもお互いの性格や価値観は時間とともに変化します。夫からのモラハラ発言やそれにより夫婦関係が不安定になり一緒に暮らすことが苦痛に感じて離婚を考えてしまう原因になってしまうことがあります。

参考:【裁判所:令和3年 司法統計年報(家事編) 第19表 婚姻関係事件数―申立ての動機別申立人別】より

特に婚姻期間の長い夫婦のケースでは熟年離婚に至る原因として性格の不一致と言われることが多いのです。

別居が長期化すると夫婦関係が破綻していると判断される
感情的になってつい家を飛び出してしまったり、反対に冷静になるために別居してしまう方がいますが、その期間には注意が必要です。数年(3年以上)に及ぶ長期間の別居は同居を解消してから一定期間以上、夫婦間の交流がないとみなされてしまいます。最終的には裁判で離婚が認められたケースもあるため、再同居の予定はしっかりと決めておきましょう。
離婚調停不成立後に離婚裁判になってしまうケースとは?

実際に訴訟になり裁判に至るのは離婚に伴う大きな金額の慰謝料請求や財産分与が伴う熟年離婚のケースや子どもの養育費や親権・監護権のことで夫婦間の話し合い(協議)ではそれぞれの言い分が異なり平行線になってしまうなど、離婚調停が不成立になった後でも夫婦の話し合いでは折り合いがつけられない理由がある場合となっています。

裁判では民法770条の法定離婚事由が争点になります。この夫婦がこれからも離婚せずに婚姻関係を続けて幸せなのかを判断してもらえるのです。

離婚判決になるのか、棄却されるのかの判断基準は民法で決められている項目に基づいています。裁判の結果は家庭裁判所の裁判官が民法で決められていることから判断をすることになります。

離婚届を書くことは拒むべき
裁判で離婚判決になってしまう法定離婚事由とは?

離婚の判決に至るケースは原則として、婚姻を継続しがたい重大な事由(婚姻関係を続けることができない理由)があるかを裁判官から判断をされます。

法定離婚事由とは、

・不貞行為があった場合

・経済的な理由(生活費のことで困らせた、借金問題)

・悪意の遺棄(失踪)で3年以上の生死不明

・自身の健康上の理由で一緒に暮らせない(強度の精神病で回復の見込みがない、健全な結婚生活が期待できない疾病が理由の場合

・自身にDV(言葉の暴力を含む)

・長期間のセックスレス(どちらかの拒否)など、その他の婚姻を継続しがたい重大な事由があるときの5つです。

自身に法定離婚事由がある場合、裁判所に提出する書類の作成(法的知識に基づいた反論)が必要になります。

関係修復を望んでいる場合でもあらかじめ法律の専門家である弁護士さんへの法律相談をしておく必要があります。

記事監修弁護士
梅澤康二 弁護士

【記事監修】弁護士法人プラム綜合法律事務所・梅澤康二弁護士

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

1991年東京都生まれ。血液型A型。2016年より復縁専科のメール相談を担当。月間50件以上のご夫婦の離婚問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。 日本心理学会認定・認定心理士。