夫から離婚を切り出される妻の特徴と離婚すると言われたら返す言葉について解説しています。
夫から離婚して欲しい、もう気持ちがない、夫婦関係の悪さが原因で仕事に影響している、愛情がないから支えられないと離婚を切り出された場合、どうして夫は離婚したいのか、本当の理由が知りたいとしつこく問い詰めをしないなど離婚を避けるための対処法を紹介しています。
夫から離婚を切り出される妻の特徴
夫から離婚を切り出される妻の一番わかりやすい特徴として相手の気持ちを思いやれない、つまり自分勝手な言動が多いなど対人形勢(人付き合い)に問題のある女性が多い傾向があります。自分は悪くない、何が理由で夫から離婚を切り出されたのかわからない?離婚したいと思った夫の気持ちがわからないのです。
夫との家庭内での会話不足だった傾向があります。夫に対して反抗的な態度を示すなど育児を優先した日常生活が普通になってしまい冷たい接し方が多い妻が夫から離婚すると言われてしまうのです。
・結婚生活で夫に無関心
・夫との会話が少なくても不満は感じない
・夫に愚痴や文句を言うことがあっても感謝を伝えたり自分から謝らなかった
・夫の言葉を聞き流したり強く言い返す傾向がある
・日常的に夫の浮気を疑う傾向がある

まずは一人で悩まずお気軽にご相談ください。
夫から離婚を切り出される妻の共通点
夫から離婚を切り出される妻には5つのやってはいけない態度の共通点があります。
・自分の仕事や子育てが忙しくて夫との会話を避ける
・夫婦喧嘩の後で悔しくて夫を無視する
・家庭生活の不満は夫が原因と言って責めてしまう
・夫に感謝や謝罪の言葉を言わない
・夫の発言に対して言い返してしまう(喧嘩の原因になる)

夫から離婚を切り出された理由・上位6つ とは
①夫婦喧嘩の言葉や態度で怒らせた。
②結婚生活で性格が合わないと思わせた。
③面倒だから会話を避けていたら気持ちが冷められた。
④育児と仕事の両立が難しく夫を構わなかったら気持ちが冷められた。
⑤夫の浮気が本気になり再婚をする目的で離婚を迫られた。
⑥日常的に家計のことで愚痴が多く、夫の収入の少なさを批難したことで夫婦関係が悪化した。

旦那から離婚を切り出されたら返す言葉
夫が離婚をすると決めて、もう別れたいと思った心理を話し合いで聞き取って気持ちを理解してあげることが必要です。夫から離婚しないと言ってもらえたら慎重に家庭生活の平穏が継続できることを優先されて下さい。
離婚届にサインをしてくれたら本当のことを言う、すぐに不倫を解消するつもりなど、交換条件を出して来るなら?
夫が自分が調停などで有利な方向の話しを進めたいからです。あなたが離婚に承諾する意思があった証拠をつくる目的で離婚届を書かせようとする男性が多いのです。
慎重に判断をしなければいけません。

夫から離婚を切り出された後の対処法
夫から離婚を切り出された場合の対応として、まず、なぜ離婚を考えたのかについて理由を冷静に尋ねて下さい。自分が夫に対して悪いことをした記憶がない場合でも知らず知らずに夫に不満を感じさせていたケースも考えられるからです。
離婚を切り出された直後は夫の話しをさえぎらずに聞く
夫が離婚したいと考えた理由、夫の言い分をさえぎらないように注意して聞き取って下さい。離婚を急ぐ事情を伏せているはずですが、好きな人がいるのかと浮気を問い詰めてしまわれる人も多いようですが逆効果になります。たとえ少ない言葉でも責めてしまわれると配偶者として性格の不一致が離婚したい理由と言い訳をされる材料になってしまいます。言葉の暴力・精神的なDVが離婚したい理由と言われないように発言に気を付けて下さい。

夫から離婚を切り出された本当の原因を知る
離婚したい夫の言い分で性格の不一致と言われることが多いのですが、男女では結婚生活についての考え方、不仲が続いて性格の不一致の実感が違います。結婚生活を続けても将来が見えない、毎日一緒にいても意味がない、このままの関係では夫婦生活のない関係(セックスレス)が続いてしまうと思うなど夫婦として考え方や価値観が合わないなど抽象的な言い分でも言い返えさないで下さい。否定せずに夫の話しを聞いて下さい。
どんなに拗れても離婚問題のことで夫の親や親族に協力をお願いするなど巻き込まないようにして下さい。
家事の事、家計の浪費のことなど夫の不満を聞くことが重要です。夫婦間の会話のことで何度か謝っても改善しないことが理由で夫があなたに意見することが無駄と思うようになった可能性があります。離婚を切り出されてから7日以上が経過して謝って夫の考えを確認されて下さい。
夫が本気で離婚を切り出した場合の特徴
本気で夫が離婚交渉を進める覚悟がある場合、別居後に生活費のことや健康保険のこと、生命保険の受取人名義の変更など離婚に向けた手続きの交渉があれば夫が本気で離婚を迫っていると判断できます。結局、夫が離婚すると切り出すまでに何を考えていたのか?不満や原因を話してもらえるのか?離婚に応じる結論以外求めていないと言われた場合でもその場で夫の発言を否定しないで下さい。流れとして敵対してしまい離婚の方向に話しが進んでしまうリスクがあるからです。
普段から家庭内での会話が少なかった、夫婦のコミュニケーション不足などパートナーとして考えが理解できない状況での離婚の決意を告げられても納得できないはずですが、既に別居状態の場合は今後の話し合いの実現について冷静に様子を見ることが必要になります。
夫から言われた言葉から離婚を切り出された理由と不満と思われていたこと、自分自身の結婚生活の問題点について冷静に考えることが必要です。
あなたに離婚を切り出す前に夫は相当な覚悟をして離婚についての考えを打ち明けているのです。それまで優しい話し方をしていた夫の態度が急に変わった、それぞれの結婚生活での不満はあっても今まではお互いに日々の生活の中で妥協できていたはずです。
夫婦の離婚の危機はどちらかが我慢できなくなったタイミングで起きてしまいます。悪化させないポイントは売り言葉に買い言葉の言い合いを避けて冷静に言い分を聞くことです。
離婚を切り出した夫の気持ちを理解した接し方
夫が険しい表情で言い分を変えず平行線になった場合はまず、焦らず、責めるような感情的な言葉を向けないで下さい。夫から離婚を切り出された後の接し方の注意点として、離婚を声にされた後はしつこく引き留めたり、議論をして説得を繰り返さないで下さい。妻からの言葉の暴力を理由にしたい男性が多いのです。責める言葉が原因で拗れてしまいます。そのまま家を出てしまわれて離れることを選択された場合、別居後に無視に陥る危険があります。

夫から離婚を切り出された後のLINE
夫からLINEで突然、離婚を切り出されるケースが多くなっています。話し合いが平行線のまま結論が出せない状態で無視されてしまう事態に陥ることがあります。
平行線で無視になったタイミングで夫からLINEで一方的にこのままなら調停の手続きをする、離婚弁護士を雇うなどの脅しを言われても「会って冷静に話しを聞きたい」と返信をするなど焦らない冷静さが重要なのです。
夫が家を出てしまい別居になった場合、別居後の夫婦間のLINEやメールでは浮気が原因で離婚したいと言い出したと決め付けで責めるような言葉を送らないで下さい。調停や裁判ですぐに浮気を疑われて辛かった、性格の不一致の証拠として悪用されるリスクがあります。妻のモラハラが離婚理由と主張されてしまう前例が多数ございます。気持ちが一度離れた夫が冷静に話しを聞いてくれるまで時間が必要になのです。
夫が離婚を切り出した後で家を出て別居になった場合は、別居後の連絡をきっかけにして会って話すことが必要になります。本当の理由は焦らずに冷静な話し合いを続けなければ聞くことができません。あなたが離婚に応じないと言い続けたことが原因で夫が法律の知識を主張して妻との金銭のトラブルを避けようとする心理を理解することが必要です。弁護士を入れる、離婚が成立するまで無視する、返事はしないと言われても焦らないで下さい。

夫から離婚を切り出された後の修復方法
家庭生活の中で別居を予告された場合は本当に同居の継続が無理なのかを話し合う必要があります。もしも夫が本気で家を出る様子でもこの際に生活費、つまり別居後の婚姻費用のこと、慰謝料や財産分与などのお金の話は最初の話し合いでは控えて下さい。嘘や言い訳の多い夫の言い分は離婚条件のことも含めて必ずメモに書き留めて対処されて下さい。
夫に離婚には応じたくないと自分の修復意思をきちんと明確に伝えて下さい。
離婚届を書いて欲しいと言われても絶対に書かないで下さい。

夫から離婚を切り出されたら決意した心理を理解する
突然、離婚を切り出された場合、夫の浮気なども含めてさまざまな理由が考えられます。特に夫婦喧嘩の後でも自分が悪いと自覚できない女性が夫から離婚を切り出される傾向があります。もちろん夫婦喧嘩で妻から意地の悪い言葉を向けられた夫はプライドが傷付いて「俺は悪くない」と思っているのです。
離婚について強い決意がある旦那の行動として、気重が原因で家に帰って来なくなり急に別居状態になる、LINEやメールで一方的に離婚を宣言するなど話し合いを避ける特徴があります。家を出て行ってから「一緒に生活することが我慢できない、嫌いだからもう無理」のような言葉を向けて来ます。
離婚を切り出された後でやってはいけないこと
専業主婦の場合は離婚後のことを心配になります。実家に頼れない状況のケースでは今後の自分や子どもの生活や養育費・今後の教育や生活の費用のことが不安になるはずです。
熟年離婚の場合は一般的に離婚した後の自身の老後の生活の不安など夫への憎い気持ちや焦りで冷静に向き合えないと思いますが、まずは離婚したいと言い出した理由を尋ねて下さい。

夫から離婚を切り出された原因が浮気の場合の解決策
夫の言葉や帰宅後の様子に違和感があった。離婚したいと言い出す時の様子が変だった?もし帰宅が今までは普通に夕方だった夫がここ最近、深夜帰宅になることが続いたこと、帰宅後の様子の変化が原因で夫の浮気が心配になりパニックになってしまい帰りが遅いことを理由に問い詰めてしまったなど妻の煩さが離婚を決意させた原因になっています。
浮気と決め付けて強い言い方で責めて夫を疑い続けていた場合は話し合いで一度はきちんと謝ることが必要です。まだ浮気を隠していると感じる根拠がない状態で浮気を調べることは夫婦の関係を悪化させる原因になってしまいます。
実際に不倫を正直に認める男性は少なく、当然、離婚要求に不倫が関連していると感じる理由について冷静に判断が必要です。
浮気を隠している男性心理を理解すれば離婚を避けることができます。言い訳や嘘が隠れていないか?夫は今まで浮気を隠して別居の準備をこっそり進めていた可能性が高いのです。夫にこれから一緒に暮らす気持ちになれなかった理由、家族を支える気持ちがないと思った本音、理由を落ち着いて冷静に聞き取ることが必要です。
本気の浮気をしている男性の場合は、離婚をして誰かと再婚を考えているケースでは直接の話すことを避けて急に家に帰らなくなり、弁護士を擁立される方が多い様です。離婚を決意して切り出す決断をしていますので言い分は簡単に撤回してくれません。

もしも夫から夫婦として破綻していると言われたら?
離婚調停や裁判をしてでもお前と離婚する、お前とは終わっていると言い切られたら反論せずに最後まで言い分を聞いて下さい。努力していたつもりの家事について怠慢だったことが不満だった、幸せと思えないなどを理由にされてこれから先は一緒に暮らせない、将来がが考えられないと言われた場合、自分自身の悔しい気持ちを声にしたり離婚を拒否する言い返しをせずにまず、夫の言い分を言い終わるまで遮らずに夫が自分との結婚生活に失望している理由を聞き取って下さい。

夫から離婚しなくてもいいと言われた後の向き合い方
夫から離婚しないと言ってもらえてから、修復するために結婚生活の不満について悩んでいた夫の言い分を聞いて気持ちを理解するようにして下さい。家庭内でのご主人の居心地の良さを考えて下さい。

夫から離婚調停を起こされると感じた場合の対処法がわかる事例
どちらかの両親や共通の知人・友人に仲裁を頼むことが難しいことが理由でそのまま離婚調停になってしまうケースが増えています。調停でも裁判所では顔を合わせることができないまま不成立になってしまうことも多いようです。
別居後に強く離婚を決意した夫が無視のまま弁護士を雇って意見が合わない、勝手な振る舞いが耐えられないなどの理由で強引に離婚協議の交渉を押し切るケースが多いのです。
夫から離婚を切り出された後で修復できた事例
依頼者:K美さん32歳
結婚7年目の夫(31歳)が子供(4歳)
離婚の回避を希望。
修復期間:2か月
他に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことでこのエピソードを掲載いたします。話し合いの具体的な方法を解説しています。
夫から突然に離婚してほしいと切り出された。離婚したいと言われるまでの経緯をお聞きする。話し合いの詳細から修復の方法を含めた分析をする。40項目の夫婦の心の温度差の設問から家庭での居心地のチェック項目と旦那さんの浮気判定などを実施する。
分析で浮気の疑いはなく低く、証拠も根拠も存在せず、好きな人がいたり不倫の前兆もない。家庭での態度や感情的にイライラした態度で愚痴を向けてしまわれるなどご主人への愛情、思いやりに大きな疑問を感じさせたことが問題。
ご主人が家庭の居心地が悪く精神的に辛いと実感させていた。妻からの日常的なモラハラを実感されておりお互いの性格の不一致を感じて結婚生活に疲れた様子であったこと、家族から逃げ出したい心理に陥っていると推測。離婚について悩み、考え続けていた様子である。
分析の結果、ご主人の視点から家庭を見て考える。ご主人への「ごめんなさい」「ありがとう」について考えて行く。今後、ご主人にできる約束について考える。
家庭の中の雰囲気や言葉についてご主人の言えずにいた悩みへの謝罪の対話などについてアドバイスをする。謝罪のための話し合いで伝える言葉を考える。ご主人から不満は一切、告げられず離婚したい意思のままだった。ご主人の深夜帰宅や土日の不在、外泊について一切文句を言わず帰宅するまで食事を用意して待つようにする。
食事、家庭内の掃除、言葉や態度についてアドバイスに沿いストレスを与えない意味で静観する。2週間ご主人を刺激せず過ごす。再度、話し合いをする。誓えることを伝える。
ご主人は、離婚したい気持ちは変わらないが離婚調停や裁判はするつもりがない、円満に解決について二人で考える必要がある、夫として責任はわかっている、離婚や別居は急がなくても良い気持ちになったと告げられる。
妻として女性らしくご主人に与える愛情、家庭内でのご主人の居心地、穏やかな笑顔、反省の気持ちで1ヶ月を過ごす。夫婦の復縁への冷却期間の意味も含め保留する。1ヵ月後、土日を避けて平日の夕方に帰宅したご主人から話しがあると言われご主人からK美さんが変わったことを認めて献身愛を評価する言葉を言われる。週末から一緒に生活を再開すると言われる。修復が完了する。
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