夫婦の仲が悪くなった後で夫・妻の心を動かす手紙のサンプル例文を紹介しています。夫・妻に謝罪を伝える手紙を書くための準備の仕方、謝罪の内容について具体的な書き方の例文でポイントを解説しています。
夫・妻への謝罪文の手紙の例文を解説
夫婦の仲が悪くなった後で妻、夫への謝罪の手紙の書き方を解説します。
本心で謝罪を伝え、夫婦としてやり直すための手紙とは?今、相手が一番望んでいる謝罪の言葉について気持ちを理解して考える必要があります。
1本のLINE、1通の謝罪文の手紙で謝罪を受け入れてもらえることは難しいのです。
わかりやすく本音を書くことが重要です。
また勝手な考え方をしている、取り繕いの言葉と思われますと信じてもらえません。
夫・妻の心を動かすための謝罪文の手紙の書き方がわかるサンプル例文を具体的に紹介しています。
夫婦仲を改善したい気持ちを手紙で伝える前に
夫婦の問題を解決できた人が気を付けたこと。
①先々のためにできない約束をしない。
②話し合いに応じてもらえない場合、親族、共通の知人、友人への相談はしない。
③売り言葉に買い言葉など言葉での駆け引きや脅す発言はしない。
④憶測発言はしない。安易に気持ちがないと言われただけで相手の浮気を疑う発言はしない。
⑤相手や親族からの交渉、連絡については必ず応答すること。絶対に無視をしない、話し合いを避けない、拒まない。
⑥謝罪や引き留める手紙文面に自身の婚姻生活での悪かったと思うことを列記しない。
⑦常に広い視野で夫婦の別れ話の起因について考え、復縁を前提に自身の良くなかった部分を反省し、「申し訳ない」と思えること。
⑧相手の笑顔をもう一度見たいと心から強く願うこと。
夫・妻への謝罪文の手紙の書き方のポイント
手紙の書き始めに「気持ちを教えて欲しい」と書けるようにして下さい。
●夫婦仲が悪くなった自分の非を受け入れる(相手の名前を2回以上、手紙の文章で呼ばない)
●今までに感謝していること
●謝りたい気持ち
●夫婦としてやり直して欲しいという正直な想い
●夫婦、家族の未来を願う想い
心に届く手紙の書き方の例として「もう一度やり直すことが可能なら」「心から反省しています」という言葉を並べた手紙では取り繕いと思われてしまい信憑性に欠けてしまいます。夫、妻の心に響く手紙にはなりません。
お気軽にご相談ください。
夫・妻への謝罪文の手紙はわかりやすさが大事
夫・妻への手紙は、わかりやすい言葉で気持ちを伝えることが大事です。
想いや反省を短くわかりやすい言葉で書いて下さい。
夫婦としてやり直したいと伝える謝罪の手紙には、あなたとパートナーとの心の関わり方を良い方向に向けるために手紙に「私が悪かった」「人としてあなたが大事だ」と書いてはいけません。
手紙には夫婦の危機について自分がどう思っているか、引き留めている理由の説明を明確に書くことが必要です。
「本当にありがとう、あなたと結婚してよかったと思っている」と「もう喧嘩はしないよ」などの言葉は取り繕いと思わせてしまいます。

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夫婦仲を修復する目的の手紙の書き方とは
夫婦仲を修復することが手紙を書く本当の目的なら?
お子さんに両親の不仲についての不信感や不安を与える親から将来的に良識や道徳の教育ができますか?人を敬い、感謝できる常識、良識を教えてあげられますか?謝る言葉の内容と伝え方を教えます。
夫婦として、家族として仲直りを願う気持ちを手紙で伝えることで修復できる可能性が高まります。
二度と裏切らない、あと一回だけチャンスが欲しい、これから努力する、申し訳ないと思っている、後悔して本当に反省している、許してもらえたら考え方を変えるという言葉は誤解されやすい言葉です。文字にするとその場しのぎの言葉に見えてしまうのです。

夫・妻への謝罪文の手紙に書く内容とは
謝罪文の手紙にはLINEやメールで伝えたことと同じことを書かないように用心が必要です。
家を出た夫・妻に手紙を書く前に何を書いたらいいのか、
別居後の手紙が話し合い実現のきっかけにできるように読んだ夫・妻が「話をする意味がある」と感じる言葉を書かなければいけません。
同じことを何度も謝っても嫌悪感を感じさせてしまいますので書き方に用心が必要です。
別居して音信不通にされた後の手紙の書き方
別居して音信不通にされて6カ月以上が経過した場合の手紙の書き方があります。
既にLINEやメールが送信できない、何度送っても返信がない、ブロックされているなどの状態が続いて、別居後の転居先の住所がわかり郵送できるなら、手紙で想いを伝えることを考えて下さい。
手紙は直接伝えることができないあなたの本当の想いを伝える最善の手段となります。
ただし手紙を書く前に連絡する目的を考えて下さい。謝るだけでは意味がありません。
やり直したい自分の今の想いを伝える前になぜ音信不通にされているのか、気持ちを察することが大切です。

謝罪文の手紙に書いてはいけないこと
夫・妻への謝罪の手紙に嘘を書いてはいけません。
実際に手紙を読んで欲しいとお願いをして読んでもらった際に、手紙やLINEの言葉が嘘と思われない、これから生理的嫌悪を感じさせない文章であり、重複した謝罪や弁解を繰り返さないための論点の整理が必要です。
「ごめんなさい。心配をしています。全部自分が悪かったと後悔しています。会いに行きます」とは絶対に書いてはいけません。
手紙で過度に相手の名前を連呼すると生理的嫌悪を強めてしまい、メールの受信拒否やLINE無視やブロックされる原因になってしまいます。
手紙を書く前に自身の伝えたいことを冷静に箇条書きでリストアップして下さい。

夫・妻の心に届く言葉を考える
愛しているよりも気持ちを教えて欲しいの方が心に届く言葉です。
謝罪文の手紙で関係を修復できた夫婦の共通点
謝罪文の手紙が関係修復につながる夫婦の共通点は、本音で気持ちを伝えられる夫婦です。
そのため、手紙には弁解や言い訳を書かない、上から目線の言葉、優位になりたい、楽になりたい、など焦りが伝わる手紙ではマイナスになります。
謝罪文の手紙で心を動かせる人の共通点
①自分の気持ち、本心について相手に嘘を言わない。駆け引きはしない。優位になる、早期解決よりも修復後に蒸し返されないきちんとした説明による夫婦の気持ちの問題の解決と改心の誓いの伝達が大事です。
②話し合いで夫婦が折り合えず無視の状態に陥って3か月が経過するまでは当事者以外の人、 親族を話し合いに巻き込まない。
③言い分は変えない、疑う言葉は控え、言い分を理解 する冷静な姿勢が基本、方針を変えないことは難しいことですが言い分がぶれないよう配慮して下さい。
夫・妻への謝罪文の手紙の書き方【5つの注意点】
夫婦の問題で言葉の駆け引きは使ってはいけません。正直な伝え方が夫婦の対話が好ましいのです。
素直に自身の正直な本心を明確に記載すること。
重複する表記の記載(本当に反省していますなど「本当に」と記載してしまうことで不審を感じさせます)は控えて下さい。
①手書きが基本です。封書に入れて事前に電話やメール・LINEで会う約束を得て、会われてからの手渡しです。別居先やお仕事に関連する場所の訪問で手渡そうとされたり郵送は逆効果になることが多いです。
②手紙に思い当たる自身の非を列記してはいけません。
③「実行すること」が一番の安心伝達です。できない約束は手紙に書かない。
④相手を話題の中心として最初に明記して下さい。正直な方法です。
⑤手紙一通で要求の撤回を求めず、会って話したい、結論のための時間の猶予が欲しいということを記載する。
夫・妻への謝罪文の手紙を書く前に読む側の気持ちを考える
謝罪文の手紙には、読む側の気持ちを考えて下さい。
本気で誠意が伝わる言葉を選ぶことが重要です。
話し合いで指摘された思い当たる自身の非を何度も記載しない、冷静に家庭生活を振り返ってなぜ別居をされたのか、なぜ離婚要求をされているのか原因を考え、謝るべきことを明確にして、言い訳を書かない。
結婚前の恋愛の段階や結婚生活の過程で手書きの手紙での伝達の習慣があったご夫婦には手紙は有効な手段ですが、手紙ではなくメールやLINEを使って仲直りされていたのであれば手紙よりもLINEやメールで伝える方が効果があります。

謝罪文の手紙では結婚記念日のことを意識しない?
嫌な記憶を思い出させることと同じように別居中に2人の結婚記念日があっても奥様には嬉しい話題ではありません。別居をしていて離婚について平行線になっている2人にとって大切な記念日ではありません。
自分の悪かったことを書いても嫌われる?
モラハラやDV、不貞行為の発覚が理由の場合は謝る言葉よりも気持ちに寄り添う言葉が必要です。きちんと今の気持ちを理解した言葉を加えて下さい。
別居後に夫婦の話し合いが継続出来れば離婚を避けて復縁を考えてもらえる可能性が高まります。離婚せずに夫婦としてやり直したい気持ちを素直にわかりやすい言葉の手紙で伝えることを心掛けて下さい。
手紙で夫婦仲を改善するつもりなら共依存関係にならない
婚姻生活が大切であること、やり直して婚姻を継続して一緒に暮らしたい気持ちを伝える話し合いを実現します。
共依存の状態で傷付け合う夫婦(相手が感情を乱すことが原因で自身も感情を乱して酷い言葉を向けたり執拗なLINEでのバトルに至られる関係)が急増中です。

謝罪文の手紙で夫婦仲を改善できた人の共通点
心に届く手紙とは、相手の気持ちを思いやり、冷静にわかりやすい短い文章の手紙という共通点があります。
喧嘩の勢いで離婚したいと言ってしまったなど、うまくいかない夫婦の特徴として本音ではない言葉を喧嘩の時に悔しさが理由で言ってしまう傾向があります。
今まで素直に謝れなかった理由から正直に手紙に書いて伝えることが大事なのです。

夫婦喧嘩を仲直りしたい手紙の書き方
夫婦喧嘩が原因で夫婦仲が悪化した後で円満な関係に戻したいと思っている理由を書いて下さい。
これから自分がどう努力して良くできるか、という誓いを書いて下さい。
夫婦喧嘩を仲直りする手紙・メール・LINEの例文
夫婦喧嘩で言ってしまった心にも無い失言を謝りたいなら
【悔しくてひどいことを言ってごめん】など、
わざわざネガティブな謝罪を書かずに手紙・メール・LINEで伝えて下さい。
自身が向けてしまった失言や暴言を明記してしまうと嫌な記憶がフラッシュバックするだけでなく、もし調停になった場合にモラハラの証拠にされてしまうことがありますので絶対にネガティブなことを手紙やメール・LINEには書かないで下さい。
お子さんに夫婦の問題で嘘を言うことは悲しいことです。きちんとお子さんの気持ちを考えることも忘れてはいけません。家庭を修復して円満な生活を回復させたい、そのための誓いや決意を明記する、自身の振る舞いの改善や反省を伝える、やっぱり愛情を主体に書きたいのか、家族への誓いを書くのか、まず話し合いのポイントをきちんと明確にするためになぜ夫婦の危機が起きたのかを冷静に考えて下さい。

夫・妻と別居した後で送る謝罪文の手紙
別居した後で謝りたい気持ちを手紙で伝えるなら送るタイミングが大事です。夫婦としてやり直したい気持ちを伝えるなら別居直後のタイミングで1通、手紙を送って下さい。

夫から別居中の妻への謝罪文の手紙の書き方
性格の不一致や倦怠期、結婚生活のストレスが原因で精神的な消耗が理由と事前に聞いている場合、「ちゃんとお話しがしたいです。生活費のこと心配しないで下さい」「電話で話せませんか?」「会って話そう、会いに行きます」とは記載しないことです。
別居後の手紙は会って話すための呼び掛けが目的
別居後の手紙は会って話すための呼び掛けです。手紙だけでは離婚を避けられないです。
自分が勝手に思ったこと、憶測、推測で「だと思う」「だと思う」ことを明記しないこと。必ず事実を確かめて下さい。
実家に別居した夫・妻に手紙を渡す・送るタイミングは?
手紙を渡すベストなタイミングは別居後に一度会ってから手渡して下さい。
もし会うことを拒否されて別居から6カ月以上無視されている状態が続くようなら実家宛に手紙を郵送されて下さい。

別居期間が長くなった夫・妻に手紙を書く場合
別居が1年以上になってしまったなど、長期化した場合、謝罪の言葉を書いた手紙では何通送っても無視されることがあります。
謝ったり。家族でまた一緒に暮らしたい、と書くよりもこれからのことについて話しを聞きたいと書いて下さい。

別居した夫・妻とやり直すきっかけになる謝罪の手紙の内容とは
手紙で伝える謝罪の言葉とは、手紙を書く前に結婚生活で夫・妻がどう不満を感じていたのかを聞き取ることが必要です。
謝る、引き留めるために説得する言葉を考える前に謝罪の言葉をまとめ、約束として伝える内容を考えて仲直りできた後の誓いなどわかりやすく書いて下さい。
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