夫婦関係修復のきっかけとやってはいけないこと?離婚せずにやり直す方法

冷めた夫婦の修復する前

夫婦関係を修復するためいやってはいけないことときっかけを紹介。実際に多くの夫婦関係の悪化に悩んでいた人が夫・妻との話し合いをして離婚を避けた方法がわかります。

夫婦の問題を解消するための話し合いでの内容と心構えについて心理カウンセラーが解説しています。夫婦関係が悪化してしまう原因や離婚を要求された後の不安を解決するための対処法と夫婦関係を改善するためにやるべき事とやってはいけないことがわかります。

夫婦関係修復のためにやってはいけないこと

夫婦関係を修復するために絶対にやってはいけないことがあります。

会話や夫婦の話し合いを通じて夫・妻の気持ちに寄り添うことを大切にしてください。夫婦関係には様々な問題や課題がありますが、会話から何に気を付ければ離婚を考え直してもらえるのか、自分がどうすればいいのかなど問題の原因と夫・妻の悩みや不満を解決するためにできることを考えてみましょう。

理由もなく突然、夫婦の関係がこじれることはなく、必ず何かしら原因があります。夫婦関係を修復するうえでやってはいけない行動について紹介します。

これ以上の夫婦関係の悪化をさせないためにやってはいけないことがあります。

自分は悪くないと思っても先に自分から謝って下さい。

夫婦関係が悪化した後でやってはいないNG行動
  • 親を夫婦の問題に介入させたり、子どもに仲裁をさせるなど修復を焦ることは逆効果になるため避けましょう。夫婦関係を修復して離婚を避けるためにあなた自身が夫。妻と話しをすることが大事なのです。
  • 夫婦間のLINEで離婚に関する議論は避けて下さい。
  • 確かな証拠などを確認する前に相手の浮気を疑うような言葉は向けないで下さい。
  • 夫婦関係が悪化してお互いに一緒に暮らすことがストレスになっている状態でも絶対に無視はしないで下さい。

夫婦関係を修復する目的で親や友人に相談しない

夫婦関係を修復できるまでの期間は、話し合いで伝えた謝罪の言葉の信憑性に影響するので共通の知人・友人への相談、親族への相談はしないで下さい。

相手の親・兄弟・親族との関係もこじらせないことが大切です。

夫婦関係のことを親に協力してもらうのが当たり前と思わないで下さい。どちらかの両親が仲裁に入るケースはよくあるようですが親族との関係も悪化するおそれがあるため、話し合いはまず夫婦2人で行なうようにしましょう。

夫婦喧嘩の後で無理に話しかけない

夫婦関係修復のきっかけと方法を解説

夫婦関係が悪化して離婚の危機に直面すると、直接、夫・妻と話しをすることが難しくなってしまいます。

しかし、悪化した夫婦関係を修復するきっかけは会話を回復することです。会話を通じて、お互いの本当の気持ちや結婚生活への不満を冷静に伝え合うことが重要です。

心理学で夫・妻の本当の気持ちを理解して夫婦関係を修復する方法を解説しています。

夫から無視されて辛い

夫婦関係修復のきっかけは2人で話すこと

夫婦関係を修復することが目的の話し合いは、二人で話すことです。冷静に話せるまでタイミングを待つことも大切なポイントです。

自分の悪いところも直すから、あなたも直して欲しい、といった改善を要求すると逆効果になります。修復に必要なのは要求ではなく、自分の悪い部分に自分自身で気がついてもらうことです。

夫・妻の意見や言葉、考え方、行動などを否定する行為も止めましょう。自分の考えを一方的に押しつけると関係は悪化の一途をたどるため、自分と異なる意見でも尊重することが大切です。

夫婦関係修復のきっかけは謝ることです。やり取りの中では、「気持ちはわかっている」という言葉や、結婚生活について振り返って話す事や、上から目線の言葉も控えて下さい。急な態度の変化に驚いて夫・妻の不倫を疑うような言葉は絶対に向けてはいけません。

夫婦が不仲な期間は絶対にSNS投稿や近況の更新は控えるようにして下さい。

落ち込む

夫婦関係を修復するために必要な期間

悪化した夫婦関係を修復するためには、何が原因で関係が悪くなったのかを自覚することが重要です。焦らずに話し合いを繰り返すことが必要になります。

そのため、夫婦関係を修復できるまでの期間の目安は6カ月から1年です。

夫婦関係が悪化したら

夫婦関係修復のために悪化した原因を知る

夫婦関係が悪化した原因はさまざまですが、主に以下の6つが考えられます。

既にお互いのパートナーとしての信頼関係が崩れ、愛情が冷めた状態なのです。

3つ以上該当する夫婦の場合、このまま放置すると離婚危機に至ってしまう可能性が高い状態です。

  • 夫婦間で会話ができない。
  • お互いの友達を夫・妻に会わせたことがない。
  • 夫婦喧嘩の仲裁を頼める人がいない。
  • 夫・妻の休日の過ごし方がわからない。
  • この数年、夫・妻からありがとうと言われた記憶がない。
  • 夫婦で共通する目標や趣味がない。

このように、基本的に夫婦関係が悪化する原因は、小さな不満の積み重ねです。夫婦喧嘩の原因はすべて相手(夫・妻)にあると考えてしまい、自分を擁護したり正当化したりすることもあります。喧嘩の後でギクシャクした状態が続くと、関係が悪化する原因になってしまうのです。

妻が拒否する気持ち

夫婦関係が悪くなった原因は性格の不一致と思わせたこと

性格の不一致も夫婦関係が悪くなる原因です。性格が合わないと感じるのは、お互いに意見が合わない、相手の考え方や行動が理解できないと感じさせたことが原因です。絶対に責めないよぅに用心をして下さい。

夫婦関係修復のために相手の話しを良く聞いて下さい。家庭内の生活環境でお互いの気まずさが原因の無視を解決することが必要です。夫婦の話し合いで今まで以上に自分の考えを知って欲しい、伝えたいという意欲が必要です。お互いの存在について言葉の面でも認めることが必要なのです。

壊れた夫婦関係を修復して再構築するには、心構えが必要です。円満な関係を維持するためには、無視せずに夫婦でちゃんと話そうとする強い意思が必要です。

夫から結婚生活に疲れたと言われた

夫婦関係修復を焦らない方がいい理由

夫婦関係修復のためにはまずは、焦らないで下さい。冷静に話し合えるタイミングを待って下さい。焦らずに夫・妻の言い分を聞いて下さい。焦らずに向き合うことで信頼を回復することができます。

信頼してもらうことは夫婦関係を修復するために大事なことであり、悪化した関係を修復するために焦らずに少しずつ信頼を築いていくことが求められるのです。

別居後に離婚する率

夫婦関係を修復するために焦ってはいけない理由

早く仲直りをして安心したいなど、修復を急ぎすぎると、結果的に返事を強要するかたちになります。

無理に何度も話し合いを求めてしまい精神的な負担にになってしまいます。

気持ちに温度差がある場合、話し合いで過去の思い出が蘇り、話しを続けることすら困難になるおそれがあります。修復したいという前向きな気持ちであっても、悔しい気持ちをぶつけられ続けるとモラハラに感じるのです。

温度差をなくすには、自分の言いたいことを押し付けずに相手の気持ちを理解する必要があります。同じ物事でも感じ方は人それぞれで異なるため、修復を前提で話し合いを進めず、夫婦関係がより良くなるような意識で話し合いに臨みましょう。

以下の記事で離婚を避ける具体的な方法について詳しく紹介しています。

離婚したくない場合の奥の手?離婚しないためにすべき事【弁護士監修】

夫婦喧嘩が原因で離婚危機

夫婦関係を修復するための心理学のアドバイス

日常生活の中での気遣いや努力が、夫婦仲を深め、関係を修復するきっかけになります。

声掛けを大切にしましょう。朝食時や夕食時など、一日の中で過ごす時間を大切にすることで、お互いの日々の出来事や感情を理解しやすくなります。家庭内での夫・妻への気遣いを忘れないことが大切です。

家事や育児の負担を分担することも夫婦仲を深めるポイントです。お互いに負担を分かち合い、助け合う姿勢が夫婦関係において重要です。

妻と仲直りする

離婚回避が手遅れになる前に夫婦関係を修復する

夫婦間にはさまざまな問題点が生じることがありますが、お互いに対する理解と協力があってこそ、良好な関係を築くことができるのです。

離婚直前から復縁する方法

会話が無いことが原因で夫婦関係が冷めた後で修復のためにできること

冷めた夫婦関係を修復するためには、心理学に基づいたアプローチが効果的です。具体的なテクニックとして、次のことが挙げられます。

まず、現況をしっかりと理解することが重要です。夫婦関係が悪化した原因やお互いの感情を自覚しましょう。

夫・妻の言い分を否定せずに聞くことが大切です。相手の気持ちを受け入れる姿勢を示しましょう。

その際に、自分の意見を押し付けるのではなく、お互いに対等な関係で接することが重要です。

日常生活の中では、お互いへの感謝の気持ちを意識的に伝えることから始めましょう。

感謝の気持ちを表すことで、関係が改善される可能性があります。そのうえで改善のための目標を設定することが重要です。

妻が話し合いを親がる

夫婦で共有する時間の質を向上させる

お互いの興味や趣味に対する理解を深めるために、一緒に趣味を楽しむ時間を作ることも大切です。

夫婦で共有する時間の質を向上させることが、お互いに幸せを実感できるきっかけになります。夫婦関係修復には夫婦の穏やかな時間の共有が必要です。

休日の外出(デート)や日帰りの旅行など、日常を離れた非日常的な時間を共有することで、新たな思い出や絆を築くことができます。

夫婦で共有する時間は、関係が悪化した後も重要なのです。夫婦で有意義な時間を共有することが関係を修復するきっかけになるのです。

離婚を切り出されたら

感謝の気持ちを表す方法

感謝の気持ちを表すことは、夫婦仲を深めるために重要な要素です。日常生活の中で感謝の気持ちを表す方法はさまざまあります。まずは、日常の些細なことに対して感謝の言葉を伝えることが大切です。

朝食を作ってくれたり、家事を手伝ってくれたり、子供を見てくれたり、そうした些細な行為にも感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。日常生活の中で、感謝の気持ちを表す言葉や仕草がお互いの心に温かさをもたらします。

たまには手紙やメモを使って、お互いの感謝の気持ちを伝えることも有効です。照れくさいかもしれませんが、文字に残ることで感謝の気持ちがより深く伝わることもあります。

日常生活の中での感謝の気持ちを表すことは、夫婦仲を深め、関係を修復する上で欠かせないポイントです。

夫婦喧嘩をした後で

夫婦関係を修復するための心理カウンセラーへの相談

臨床心理士資格を持つカウンセラーが心理学の観点から、夫婦関係を修復するためのアドバイスを紹介します。

新たな気づきや希望が生まれ、夫婦関係をより良い方向へと導くことができます。

当方のカウンセラーなら夫婦の話し合いで言われたことから本音を読み取ることも可能です。

お気軽にご相談ください。

お悩みに親身にアドバイスさせていただきます。ご相談については秘密厳守いたします。14問のチェックシート設問をお送りいたしますので、ご相談内容は概要のみを記載いただけますようお願いいたします。

現状の相手の気持ち、性格分析の提示まで無料です。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

横山美咲(よこやまみさき) 1991年東京都生まれ。血液型A型。金城学院大学・大学院(人間科学部心理学科)で心理学を履修。専門分野は行動心理学・社会心理学・人格心理学。2016年より復縁専科で夫婦カウンセラーとして勤務。夫婦問題の解決や恋愛相談など男女の愛情についてのアドバイスを得意としています。 心理カウンセラー・日本心理学会認定・認定心理士