夫婦関係修復のきっかけとは?やってはいけないことを解説

夫婦関係が拗れた後でどう修復をすればいい?夫婦関係修復のきっかけとやってはいけないことについて解説しています。

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夫婦関係修復にやってはいけないこと

理由もなく突然、夫婦の関係がこじれることはなく、必ず何かしら原因があります。夫婦関係を修復するうえでやってはいけない行動について紹介します。

夫婦喧嘩の後で無理に話しかけない

夫婦関係の修復を焦らない!

早く仲直りをして安心したいなど、修復を急ぎすぎると、結果的に返事を強要するかたちになります。モラハラに近い状態になることも多く、復縁どころか離婚に至る可能性も否定できません。

特に、気持ちに温度差がある場合、話し合いで過去の思い出が蘇り、話しを続けることすら困難になるおそれがあります。修復したいという前向きな気持ちであっても、悔しい気持ちをぶつけられ続けるとモラハラに感じるのです。

温度差をなくすには、自分の気持ちはなるべく小さくし、相手の気持ちを大きくする必要があります。同じ物事でも感じ方は人それぞれで異なるため、修復を前提で話し合いを進めず、夫婦関係がより良くなるような意識で話し合いに臨みましょう。

話し合いの際は、二人で話すことです。相手に要求しないことも大切なポイントです。自分の悪いところも直すから、あなたも直して欲しい、といった改善を要求すると逆効果になります。修復に必要なのは要求ではなく、自分の悪い部分に自分自身で気がついてもらうことです。

また、相手の意見や言葉、考え方、行動などを否定する行為も止めましょう。自分の考えを一方的に押しつけると関係は悪化の一途をたどるため、自分と異なる意見でも尊重することが大切です。

親を夫婦の問題に介入させない!

相手の親・兄弟・親族との関係もこじらせないことが大切です。夫婦関係のことを親に協力してもらうのが当たり前と思わないで下さい。どちらかの両親が仲裁に入るケースはよくあります。しかし、親族との関係も悪化するおそれがあるため、話し合いはまず夫婦2人で行なうようにしましょう。

夫婦関係が良好になる

夫婦関係を修復するための3つの注意点

夫婦関係を修復するには、こじれた原因を突き止めたうえで、家族のためにも関係を修復できるきっかけを作ることが大切です。

夫婦としての人間関係を修復するための3つの注意点について解説します。

相手の気持ちをきちんと理解することが大切です。相手の気持ちを理解するには、話し合いを根気強く続ける必要があります。「本音を教えて欲しい」とストレートに質問をして相手の話を否定せず、最後まできちんと耳を傾けましょう。

当方のカウンセラーなら夫婦の話し合いで言われたことから本音を読み取ることも可能です。

離婚の話しが進まない

①夫婦関係修復のために夫・妻の気持ちを理解する

離婚危機に直面して関係がこじれてしまうと、会話する機会が一気に減ってしまいます。離婚の不安を抱えたまま一緒に暮らし続けることはお互いに苦しいはずです。

しかし、関係の修復には話し合いが不可欠のため、自らが積極的に会話する機会を増やすことが大切です。

夫婦の会話を増やすには、日時を決めて会話する機会を作る、共通の話題を作る、1日にあったことを聞く、自分から自己開示する、といった方法が効果的です。

離婚を切り出されたら

②夫婦関係を修復するには寛容な心で愛情を表現する

相手の欠点を直してもらうと指摘しても、指摘された怒りで事態が悪化する可能性があります。そのため、相手を変えようとするのではなく、自分を変えるという観点をもつことが大切です。自分の悪い部分を反省し、直すように努力することで、相手も自分の良い変化に気がつくはずです。

また、相手の悪い部分ではなくいいところを見る、相手を不安にさせないように本音で話しをして下さい。相手が変わることを期待しないようにすることも大切です。イライラや不満が解消されるため、夫婦喧嘩の原因を減らすことが可能です。

妻から離婚したいと言われたら

③夫婦関係修復のために共有する時間を増やす

人間は誰しも、男女共に自尊心を満たしたい欲求をもっています。相手の良い部分をさりげなく褒めたり、尊敬したりすることで、こじれた関係を修復する土台を作ることが可能です。

なぜなら、褒められると嬉しい気持ちになり、相手も自分の良い部分に目が向くようになるからです。

パートナーシップの改善を心掛けることで結婚生活のバランスを改善するきっかけになります。

お気軽にご相談ください。

夫婦関係修復のきっかけになる言葉とは

気持ちの伝え方として、修復するために自分を変えることは可能ですが、夫婦関係が悪くなってしまった理由を自覚できていない状態では何を伝えても心に響きません。

ごめんなさい後悔しています、本当に反省しています。と謝っても感情を乱して強い意見を押し付けたなど怖いと感じさせた後の謝罪では絶対に信じてもらない状態なのです。

妻が拒否する気持ち

夫婦関係修復のきっかけの言葉の上手な伝え方

夫婦関係を修復するには、何かしらのきっかけが必要です。そこで、良い影響をもたらす、夫婦関係修復のきっかけを紹介します。

関係が悪くなるまでは夫婦円満と思っていても関係がこじれた原因が自分にあると思ったら、謝罪することが大切です。これまで気軽に本音を話せていない夫婦では謝ることも難しいケースがあります。

謝罪するにあたり、自分自身の言葉で伝える必要があります。今まで言ったことがないようなセリフでは、謝罪の信憑性に欠けるためです。

滅多に自分から謝罪しない場合、小説や映画・ドラマのセリフの言葉を参考にしたいと思うかもしれません。しかし、その言葉を伝えることはかえって逆効果になる可能性があることに注意しましょう。

夫婦関係が悪化したら

夫婦関係修復のきっかけになる謝り方

夫婦喧嘩で批難を続けるような態度を続けられると傷付けられたと感じてしまいます。「一緒に生活できない」と思うのも無理ありません。

言い合いになる前から感情的になってしまう、素直に自分からごめんなさいと言えないなど強気な態度を改めない限り、現状のままでは円満な家庭を維持することが難しくなります。夫婦喧嘩が原因で離婚に至る可能性も否定できないでしょう。

夫婦喧嘩の後のNG行動と謝り方を解説します。

夫婦としてうまくいっていないと感じたのは喧嘩を繰り返してしまうからです。

離婚話しが進んでしまったのは【売り言葉に買い言葉】負けたくない、不利になりたくない、という意地が原因です。

自分が優位な立場で話し合おうとされて、口論などの際に法的な知識で受け答えしたり、法律用語を感情的になられても話し合いで多用してはいけません。有利になりたいつもりの発言が本当に溝を深めて警戒されてしまいます。

夫婦喧嘩をした後で

夫婦関係を修復するためのチェックリスト

①夫婦間で会話ができない

②お互いの友人知人を夫・妻に会わせたことがない

③夫婦喧嘩の仲裁を頼める友人がいない

④夫・妻の休日の過ごし方がわからない

⑤この数年、夫・妻からありがとうと言われた記憶がない

3つ以上該当する夫婦の場合、夫婦として終わっている状態です。

倦怠期や仮面夫婦状態が続いて離婚に至る危険が高いです。

夫婦喧嘩が原因で離婚危機

冷めていく夫婦の共通点は喧嘩が多い

冷めていく夫婦の共通点はこれまでの喧嘩の繰り返しが原因となってお互いに無関心で会話がありません。

関係が冷めてしまうと家事への口出しや子どものことでの議論もしなくなります。

いつも喧嘩になると無視していた夫婦が仲を改善するには?無視せずに話し合いをお願いするつもりで声をかけるようにすることを心掛けて下さい。

結婚生活で喧嘩がない代わりに会話もできない関係になっているケースが多いことが特徴です。

気持ちが冷めていくサインとして言い合いなど喧嘩もしなくなる共通点があります。

気持ちの冷めた夫

冷めていく夫婦の共通点は会話なし

冷めていく夫婦の共通点は本音で話しができないのです。どんなに円満な夫婦でも倦怠期で無関心になってしまうことがあります。親族や同僚、ご近所さんに心配されたくないなど干渉や噂されることを避けて、対外的には普通の夫婦と見せるなど世間体、体裁は保ちますが、家庭内では完全無視の仮面夫婦状態が当たり前の生活になります。

会話ができずお互いに気持ちが冷めた夫婦関係が離婚理由になるケースが増えています。

冷めた夫婦の特徴とは倦怠期が原因でパートナーとして会話ができないなど気持ちが冷めた状態です。

冷めた夫婦の特徴は無視が続いてしまいます。夫婦の倦怠期が原因で会話ができなくなり、気まずさや憎いなど見下す気持ちになってしまいます。家庭内でお互いを避ける無視が始まり、倦怠期が離婚理由になった。夫が無視をする、いつも不機嫌な状態で会話が無かったなど冷めた状態が数年続くこともあるのです。

冷めた夫婦の共通点はお互いに無関心になります。

冷めていく夫婦はお互いに無関心になってしまうのです。冷めた夫婦の特徴として相手と会話を続けることができないケースが多いなど、一緒に暮らし続けることができても会話を避けるようになる、お互いに無関心な状態になるなど倦怠期を過ぎたドライな関係になってしまうことです。このまま結婚生活を続ける意味がないから別れたいと感じさせてしまう傾向があります。

冷めた夫婦はコミュニケーションについて努力したくない気持ちになり、お互いに無関心になります。もちろん一緒に朝晩に食卓を囲んで食事をしない、休日の行き先がわからないなど、無関心が原因で距離感が生じます。

夫婦仲が悪くなりお互いに相手への興味がなくなった、一緒に暮らしていても幸せと思えなくなったことが無関心の理由です。

夫が本音を全部言わない

冷めていく夫婦の共通点はどちらかの浮気に気付かない

無視せずに夫婦関係は破綻しているという言い分は不倫を伏せようとする男性が保身で行う心理行動です。

無視されても関係を改善することを諦めずに根気よく話しを聞いて下さい。

家に帰るのが気まずい

夫婦関係を修復するための心理学のテクニック

恋愛心理学とは、恋愛を育むために心理学的に心の距離を近付けるテクニックのことです。

恋愛関係が上手くいくために相手の気持ちを思いやり、察することでお互いに相思相愛であることを実感できるのです。親近感が芽生え、信頼関係を構築することができます。夫婦関係の問題の解決に恋愛心理学を応用することができます。

結婚して一緒に暮らすようになってから料理の味付けや食の好み、金銭感覚、子育ての方向性、休日の過ごし方、趣味など、価値観が違うと感じる場面はさまざまです。

育った環境や生活習慣が異なるため、価値観の違いが起きるのも無理ありません。交際中は見えなかった価値観の違いが、結婚して一緒に暮らすことで明らかになるものです。

価値観は生まれ育った環境で形成されるため、簡単に変えることはできません。

心理学の観点で相手のことが好きと思い続けることですべての価値観を受け入れることが難しいとしても、喧嘩を未然に防ぐことはできます。

夫婦として信頼関係を再構築するために相手の価値観が作られたバックグラウンドを知る必要があるでしょう。

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。関連ページ:弁護士監修!離婚回避方法

夫の無視が続いて辛い

夫婦関係を修復するための基本的な知識について

夫婦関係の悪化の度合いを冷静に自分で判断することは難しいのですが、いつから、どんなことが原因で夫婦関係が悪くなったのかを思い返して下さい。

まだ同居のまま夫婦として一緒に生活できている、家庭内で最低限の会話はあるという状態から既に離婚を要求されている、一方的に家を出られて別居してしまった、別居してから無視されている、実際に離婚を前提で弁護士さんを擁立されてしまった、離婚調停が不成立になってしまった。など夫婦関係の悪化の進行の段階によって離婚を避けるための修復方法が異なります。

私は悪くない、私が悪かったと謝っても気持ちは理解してもらえません。具体的に会話で今、何を改善できるかを考えて誓うことは難しいのですが、自分が妻・夫として必要とされる努力についてしっかり約束できること伝えて下さい。そういう話しは聞きたくない、嫌と言われたら無理に自分の話しをしないで下さい。

夫婦仲を改善するなら

冷めていく夫婦の共通点と関係修復への対処法

お互いに気持ちが冷めた状態から夫婦の会話を回復できる方法を紹介しています。

冷めていく夫婦の共通点の特徴は相手に無関心で会話が無いため、何も異変に気付かないケースが多いことです。

結婚生活は恋愛と異なり、夫婦の愛情が冷めていく原因は日常生活のコミュニケーション不足など会話ができなくなることが多い傾向があります。

夫婦の倦怠期の乗り越え方と関係修復への対処法について解説しています。

大切なパートナーとお互いの気持ちが冷めていく理由を知ることで自分自身が反省すべきことがわかります。

夫婦が倦怠期になって気持ちが冷めた、お互いに話せなくなり、無視が続く状態だった場合、無視されても自分から積極的に話しかけるなど努力を続けて下さい。

冷めた夫婦仲の改善には必要なことは、同じ住居で一緒に暮らすことが幸せと思えなくなるなど、お互いに一緒に暮らすことがストレスになってしまった夫婦の場合、夫婦仲の修復には信憑性の高い言葉で謝る必要があります。

冷めていく夫婦の共通点は将来の目標がありません。目標を考えられないから離婚することを考えてしまうのです。子どもなしを理由に夫から離婚したいと言われたら?夫婦間の会話もできず、冷え切った関係になった場合の良い解決策として共有の目標を持って下さい。

無視されても挨拶を続けるべきなのです。家庭内での接し方で関係を改善する方法として無視されても挨拶の声掛けは続けて下さい。お金のことなど大切な話しはLINEではなく直接、話すようにして下さい。

冷めた夫婦が修復のためにできることとして、夫婦の会話ができる関係に戻る方法について考えることが必要です。性格や価値観が合わないと言われて会話ができなくなった場合、気持ちが離れたままでは苦痛が続いて離婚の原因になってしまいます。

朝晩、一言でいいので挨拶を声にするなど修復への努力と歩み寄りが必要です。

冷めた夫婦の修復する前

倦怠期でお互いに無視したことが関係悪化の原因

冷めた夫婦の特徴は諦めてしまい、お互いに修復することを考えられない傾向があります。

気持ちが冷めてしまうと結婚したことを後悔して、もうこれ以上は一緒に暮らしたくない、婚姻関係を継続できない、結婚生活に意味がないと感じてしまい修復することを考えられなくなってしまいます。

倦怠期と思って無視をしていたら突然、離婚を切り出された。子どもなしやセックスレスの時期が長期化している夫婦の場合、気持ちが冷めたら歩み寄るきっかけが少なく、関係の修復が困難になってしまいます。

冷めた夫婦仲を改善できる接し方として、気持ちが離れた夫が離婚を考え直す時を待つ接し方があります。何度も浮気を疑う言葉を向けられて問い詰められたり、無断でスマホを触られたり、夫は妻からの行動の詮索が面倒と思われたのです。少しでも会話をして夫婦喧嘩の強い言葉が許せないという夫の心理を知ることが大事です。

離婚直前から復縁する方法

夫婦関係を修復するための反省すること

価値観の違い喧嘩が原因で夫婦関係がこじれるのは、自分の価値観を押しつける、相手の価値観や考えを否定する、少しでもいいから譲歩するなど妥協点を探らないといったケースです。価値観の違いは、離婚原因にもなってしまう重要な問題です。

夫婦喧嘩が原因で夫婦仲が悪くなった場合、必要なことはLINEやメールでの謝罪は悔しさが増してしまいエスカレートするので絶対に使わないで下さい。LINEやメールでの議論は喧嘩が長引くリスクがあります。

気まずいし悔しいからLINEで済ませようと思わずにお互いに冷静な受け答えができないリスクがありますので仲直りしたい気持ちを声にして伝えるために直接話す、反省や後悔を行動で示せるよう心掛けて下さい。

妻が話し合いを親がる

夫婦関係修復のために知っておきたいこと

夫婦関係がこじれてしまう原因は、以下のことです。改めて自分自身の行動を見直しましょう。

・家庭生活で「ごめんね」「ありがとう」が言えていない

・お互いに相手の今の気持ちがわからない

・自分の立場を優先して話してしまう

・話しかけられても知らないと言って相手にしない

・夫婦喧嘩の時の悔しさが原因でついつい「離婚したい」と言ってしまう

・離婚するなら慰謝料や財産分与を裁判で請求すると言ってしまう

妻が疲れていた

夫婦関係を修復するためにコミュニケーションを回復する

これまでの夫婦のコミュニケーション不足が理由で結果として離婚危機に陥っているのです。夫婦の絆がとても大事だと思っています、幸せにしますと謝っても謝罪の効果がありません。

修復したい意思を素直に伝える?自分の過ちを謝罪するとともに、修復したい意思を素直に伝えることが大事です。お互いの気持ちが冷え切ったままで、修復を言葉にして伝えなければ、平行線をたどります。お互いに本音で話し合うことが必要です。これからも夫婦として一緒に暮らし続けるメリットがあると思ってもらうことが離婚を避けるためには大事なことなのです。

今後どうしたいかという将来のこともLINEで伝えるのではなく、声で伝えた方が有効です。そのためきちんと話し合いましょう。夫婦間で明確な問題がある場合、どのように解決するか前向きに考えることが大切です。

夫婦関係が拗れた理由を自覚して修復する

性格の不一致も夫婦関係が悪くなる原因です。性格が合わないと感じるのは、お互いに意見が合わない、相手の考え方や行動が理解できないと感じさせたことが原因です。

夫婦関係修復のために相手の話しを良く聞いて下さい。家庭内の生活環境でお互いの気まずさが原因の無視を解決することが必要です。夫婦の話し合いで今まで以上に自分の考えを知って欲しい、伝えたいという意欲が必要です。お互いの存在について言葉の面でも認めることが必要なのです。

壊れた夫婦関係を修復して再構築するには?夫婦関係を再構築するためには心構えが必要です。円満な関係を維持するために無視せずに夫婦でちゃんと話そうとする強い意思が必要です。

浮気を疑う

夫婦関係が悪化した原因は小さな不満の積み重ねです。夫婦喧嘩の原因はすべて相手(夫・妻)にあると考えてしまい、自分を擁護したり正当化したりすることもあります。喧嘩の後でギクシャクする原因になってしまうのです。

夫から結婚生活に疲れたと言われた

モラハラが原因でも夫婦関係を修復したいなら

夫婦間のコミュニケーションの改善ができなければ性格が合わないことに関連する喧嘩を繰り返してしまったり、言葉で相手を傷付ける行為が起きてしまう原因になってしまいます。モラルハラスメント(モラハラ)行為は肉体的外傷を与えない精神的DVであり、身体的暴力のDVに次いで多い傾向にあります。

よくあるモラハラ行為は、相手を無視する、言動や行動をすべて否定する、家事ができない・収入が少ない・容姿や性格などを非難する、自分の目の前で子どもや友人などに悪口を言う、などが挙げられます。

ただしモラハラ行為について、調停や裁判においては、妻(女性)側が嘘を言ったとしても、夫(男性)側から日常的に精神的な威圧を受けたと認定されることもあるようです。

そのため、妻が自分の親や親族、夫人相談の窓口、弁護士などに虚偽や誇張の伝えたり報告をしたことで、関係が悪化するケースもあります。

夫婦間のコミュニケーションを改善することで日常の会話が円滑になります。夫婦の会話を増やすことがモラルハラスメントを減らす効果があると言われています。

モラハラをしている側は無意識で自覚できていないケースが多い様です。言い返さずに言い分を聞くことが必要です。

夫婦関係の修復がしたい

浮気が原因で夫婦関係が拗れた場合の修復方法

夫または妻が浮気した場合、関係がこじれるのは当然といえるでしょう。たった1回の過ちだったとしても、浮気された側は相手を信用できなくなります。

反省したとしても、信頼は簡単に回復できません。浮気が原因で夫婦関係が悪くなった後で修復を成功できるケースの特徴として、責め続けないなど相手の気持ちを配慮する気遣いが必要なのです。

夫の浮気に対して妻がした証拠を探す行動と追及する行為は、以下のものが挙げられます。

・妻が夫の浮気を疑う
・ 夫のスマホを無断で触る
・残業を浮気と思い込み、業務中に何度も電話やLINEする
・玄関のドアチェーンをしたまま就寝し、夫を外に放置
・夫の財布から現金やカードを抜き取り、浮気を防ごうとする

一方、夫が妻の浮気を疑った場合、以下のような行動をとるようです。

・妻のスマホを監視
・職場の仲間とのやりとりを浮気と疑い、スマホの利用を制限する
・働いている妻に対し、門限を強要する
・ 単独行動を浮気と決めつけ、行き先を追求する
・ 無断で服や下着をチェックする

浮気が原因で夫婦関係が悪化

夫婦関係修復方法のポイントのまとめ

夫婦関係がこじれる主な原因は、喧嘩や価値観の違い、性格の不一致、浮気などが挙げられます。どんな理由であれ、こじれてしまった夫婦関係を改善しない限り、離婚という最悪の結果になるかもしれません。離婚はお互いの人生の重大な選択なのです。

夫婦関係を修復するには、自らがきっかけを作ることが大切です。別居が長引いたケースでは、法律ではもう夫婦として関係が破綻していると言われても、自分の悪い部分を認めて素直に謝罪して下さい。

どうしても関係を修復したい、これからも一緒に暮らしたいという意思を相手に伝えましょう。

ただし、第三者から話してもらったり、一方的に関係の修復を迫ると逆効果になるため、相手の気持ちを理解したうえで話し合いをする必要があります。夫婦喧嘩で向けた言葉が関係悪化の原因だった場合は、まず謝罪を伝えてから時間を置いて下さい。

離婚した場合の財産分与や慰謝料など離婚の条件については絶対に言わないように用心をして日常の会話を回復させることを最初の目標にして下さい。夫婦の会話をする機会を増やしてお互いが歩み寄るきっかけをつくるには素直な謝罪の言葉が必要なのです。

「気持ちはわかる」「気持ちをわかりたい」という言葉が修復のきっかけになるケースが多い傾向があります。

話しをきいてくれるという安心を感じさせる謝り方が求められています。

夫婦関係修復後に心掛けることがあります。夫婦関係を修復してから気を付けることがあります。会話することを心掛けるなど思いやることを忘れないようにして下さい。

夫婦関係を修復できた後で心掛けることを紹介します。

お互いに労いの言葉や感謝の気持ちを伝えることが、夫婦関係を修復する上で重要です。感謝の気持ちを忘れずに伝えることで、相手に対する愛情が深まります。

相手の意見を尊重するよう心掛ける必要があります。忙しい日々のなかで、お互いに時間を作って一緒に過ごせるよう努力すことが必要です。

一緒に食事をする、趣味を共有する、旅行に行くなど、お互いに楽しめる時間を過ごしましょう。

円満な夫婦
この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

日本心理学会認定・認定心理士。1991年東京都生まれ。血液型A型。大学・大学院の人間科学心理学科にて心理学を履修。 2016年より復縁専科のメール相談の分析と回答を担当。月間50件以上の夫婦問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。