夫婦の修復事例

依頼者
Kさん(31歳・会社員)
お相手
妻Aさん(28歳)
子供
なし
結婚生活
結婚1年目
相談内容
夫婦関係修を希望
復縁難易度
C(話し合いが困難)
修復期間
9か月

帰って来ない妻との修復事例

別居した妻の心理を理解することで離婚を避けた事例

Kさんと奥様のAさんは結婚8ヶ月、お子さんなし。2ヶ月前から帰宅されても奥様が無視をしていた。週末はご主人に行き先を告げず外出されるようになり、月曜は外泊先からの出勤をされているようで月曜の夜まで帰宅しないことが続くようになった。家庭内で無視状態で会話ができなくなった。

Kさんから奥様にメールで行き先を尋ねたり、無視について責めたり、こちらも仕事で疲れている、どこに行っているのかなど元カレとの浮気や職場での不倫を疑う言葉を送った。無視の状態に陥る。

無視について感情を乱されて言葉で責めてしまわれた。帰宅されなくなり着替えなどが徐々に持ち出されて別居をされてしまった。奥様の実家に電話を入れた。

義父から「本人が限界と言っています。離婚を前提に別居したいと帰って来ている。一緒に暮らす意味がないと思えるなどと言っている。甘やかせて育ててしまったから、申し訳ない。親戚の手前、自分としては(離婚)賛成できないと言っているが聞いてくれない」と言われる。

修復に向けた相談をいただく

離婚を要求されたそうである。離婚したくないと伝えたが聞き入れてもらえなかった。結婚当初から無視・別居に陥るでの経緯について40項目のチェックシートによる判定を実施する。

心理分析で難易度を提示

奥様からの言葉から奥様が向き合う意思が低く、離婚したい意思が強いこと、話し合うこ とに苦手意識を持っていること、被害者意識が強いことが判明。コミュニケーション不足が無視の原因。奥様の無視の理由は言ってもわかってもらえないなど諦めが強く、離婚したい心理である。失望や疲労から強く離婚したい気持ちがある。

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修復に向けた行動を開始

愛情や甘え は残っているが交渉にならない、突き放すような奥様の対応から不信感が強いことを提示。生活費の支払いのことなどを急いで連絡をする。

奥様の気持ちの理解、奥様が結婚生活につ いて考えていた理想とKさんの言動の相違、家庭での居心地、夫婦としての気持ちの温度差、結婚前にお互いがどういう気持ちだったのかを確認する。

お互いの愛情について奥様の無視や外泊(実家への甘え・逃避)についてのKさんの非の自覚についての謝罪について考えていただき、先々の調停も視野に入れて離婚したくない理由説明について考える。

奥様の言葉から結婚生活で感じていたKさんとの暮らしについての不満についてきちんと理由を考える。

奥様と義父に対する謝罪をするための非の自覚や反省する。義父に離婚したくない意思を伝ええう。離婚についての決断を3ヶ月保留して欲しいことやこの別居問題についての話し合いを求める内容の手紙を送る。

数日後、電話で話し合いについての返事がある。義父と居酒屋で会って話し合われる。3ヶ月の猶予は承諾してもらえ、義父に考えや謝罪は理解をしていただけたが、異変はあなた自身の不貞行為があったのではないか、浮気の可能性を疑い続けるなど言葉の暴力など不信と敵意の言葉を多く向けられてしまう状態。

この話し合いで言われたことを良く考えていただき、奥様に向き合うことへの安心をどう伝えたいかについて考える。義父に対して1週間の待つことにするく。

1週間後に電話で義父に先日の面会のお礼と落ち着いた頃に奥様本人と話がしたいことを伝える。

義父の意見としては奥様本人が望んでいて安心と感じる提案は現状ではKさんからの離婚承諾の返答をしてもらうことしかない状態はないかとのこと。

Kさんに奥様の強い離婚決意についての理解を示す姿勢で考える。離婚したくない理由の説明について準備を始めていただく。

実家で奥様同席で話し合いが実現する。

実家で両親を交えての話し合いであったが奥様はKさんからの謝罪については「どうしても許せない、二人で暮らし続けられない、復縁はないです。もう終わったこと、性格の不一致です。弁護士に相談して離婚調停も考えています。幸せじゃない、決意は変わりません。生活費も財産分与は求めたりしません。モラハラの証拠のメールはあります。離婚届を書いて下さい」と言われる。

「結婚については間違いだった」との言い分で離婚撤回についての話は平行線のままとなる。

義父の提案で冷却期間を置く。数週間後、義父からの呼び出しで居酒屋にて面会をされる。最近の奥様 の様子についての話があり、話し合いなどはしばらくは保留にして欲しいことや連日のメールを送ることを控えて欲しいと言われる。

1ヶ月が経過。奥様から毎日が辛くて実家での毎日が苦痛だから 早く自由になりたいとの メールが来る。「気持ちはわかったので会って話したい」を返事をする。週末に実家で話し合いをすることになる。

この話し合いで奥様からKさんが同居中にいつも夜は不機嫌そうに帰宅をしていた。話しかけても無口で会話がな かったこと、週末も部屋で無口な状態で1人でTVやネットを観たり、一緒に外出したいことを伝えても返事をしないことなど入籍してから交際時と態度が急に 冷たく変わった不信について話をされてしまう。

信用できないと感じたこと、週末も夜も孤独だし重苦しい雰囲気に耐えられなくなり、週末の朝に実家に帰るね と話しても聞いていたのか、聞こえていなかったのか返答がなく、週明けに帰宅しても無視の状態で、繰り返すうちに急にメールで外泊は誰と浮気をしている、 など疑心のメールを一方的に入れられてしまい怖くなった、との不満を言われてしまう。

Kさんにも言い分があるはずだが言い分を聞いて、聞き終わってから理由を説明するスタンスの話し合いをしていただく。(Kさんは、奥様が帰宅して家事もせずにリビングで寛いでいたことや連日、夕飯が 惣菜やコンビニ弁当で、理由は仕事で疲れている、など。)

謝罪、今後、どうしたいかの約束の提案を話す。話し合いの結果、義母から、離婚は保留してちゃんとこれからきちんと夫婦としてやっていって欲しいことやわずか数ヶ月で離婚では式にお祝いに来てくれた親戚や同僚、友人に残念な報告になってしまうことを指摘される。離婚は撤回する方向での話しになる。

急に同居再開は奥様の心の負担になることから困難と判断。気持ちを尊重して奥様と恋人としての交際から始める提案をする。電話で奥様に伝えて合意を得られる。

数日後、奥様からメールで週末に住居ではない場所でという条件で会うことに応じる連絡がある。奥様と再度、恋人として向き合う。

週末に外食やコンサートに出かけて数ヶ月が経過してからきちんと考えの伝達や相手の気持ちを確 かめる話しができるようになる。

離婚したい理由を察した向き合うことを継続。義父の提案で話し合いを兼ねた4人での外食に出かけられる。離婚したい気持ちを理解していることを謝罪に含めて思いやりについて今回のことで感じたこと、自分の態度や性格についての謝罪、一緒に家族として生活してもらえるのであれば考えることは約束できる、

今後のことについての考えの伝える。奥様から今後の同居に応じる返事がある。

週末を一緒に過ごされるようになる。同居生活が始まり離婚を回避して修復に至る。

離婚回避できた方法を解説