夫婦の修復事例

依頼者
Mさん33歳
お相手
S子さん(32歳)
子供
1人2ヶ月
結婚生活
2年目
相談内容
離婚調停不成立後に復縁
復縁難易度
難易度: F(話し合いが困難)
修復期間
1年1カ月

離婚調停不成立後の復縁事例

離婚調停不成立後に妻と復縁できた事例

Mさんは妻のS子さんと結婚して1年。

結婚10カ月くらいが経過した頃に奥様のご懐妊される。体調を理由に義母の意見で実家に戻られた。

土日など様子が気になり住まいから電車で30分程度の距離の実家を訪問されていたそうであるが気分が悪くなるから来ないで欲しいと言われた。出産まで実家への訪問を控えていた。

2か月前に無事に出産をされるが義母から電話で離婚の同意を求められた。すぐに実家を訪問されるが義父母の激しい言葉で追い返された。

その後、電話やメールで会いたいことを伝えるが返答が得られない状態に。育児の不安などのストレスが原因か、別々に暮らしていた時期にあまり連絡ができない状態が理由なのか言ってもらえず、まったくわからない状態であったため、相当に義母に連絡をされたそうであるが返答すらしてもらえなくなってしまった。

義父母の異常な拒絶の態度や完全無視の状態に困り果て奥様と共通の知人に相談をされ、共通の知人に危機を伝えて仲裁をお願いされたそうであるが、言い分としては「彼とはベクトルが合わない」という言い方をされ性格の不一致を理由に別居をしたのだから離婚以外の選択がないと言われた。

修復に向けた相談をいただく

離婚の要求に応じてくれないなら子供のためにも弁護士に頼んで離婚調停をしてでも別れたいと言われる。当方に別居後の離婚調停からの和解についてメールで相談。

心理分析で難易度を提示

14項目のチェックシートで離婚調停を見据えて40項目のシートで奥様の心理を分析を提示。

分析結果のような性格の不一致などの問題は感じていなかったとの返事。

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修復に向けた行動を開始

実家から戻りたくないと感じた理由は、日常的会話でも相手に「NO」を言わせない主導権の問題や妻の気持ちをわかろうとしない接し方に不満を感じさせていたことが判明。

悪阻で一緒に生活をすることが堅苦しく苦痛と感じていたり扶養していることを恩着せ発言を無意識にされていたり、奥様の気持ちの確認をしない振る舞いに不満を感じさせていたのである。

悪阻が始まってからもその態度が変わらず、奥様が義母に相談をされる。帰ってくるように進言されたことが別居のきっかけとなり、そのまま実家に滞在されていて決意に至られた。

義父母の対話拒否の様子から先々で調停や裁判も起きて不安が大きいことを伝える。

調停、係争で不利にならないよう子供、妻への誠意としてきちんと最低限の生活費を送金する意思をメールで伝える。

生活費についての連絡メールに返答が得られない。義母に電話で 生活費を送金を伝えるが、いつ離婚に応じるのか、財産分与をして欲しい、応じないなら離婚調停を起こす。復縁はない、弁護士に頼んで家庭裁判所に申立書を出してもらう、離婚できるように解決してもらう考えであるということを言われてしまう。

奥様と直接会って話してから考えたい意向であった。

その後も奥様に対して通話での対話やお子さんに会わせて欲しいお願いや帰宅の呼びかけなどを継続いただくが無視の状態のまま、一方的な連絡を継続されてしまい1ヶ月が経過する。

Mさんが義母にクレームのような電話を入れてしまわれた。迫られたという嫌悪感を与えて数日後に義父が弁護士を擁立される。弁護士から受任の連絡が来る。奥様側から家庭裁判所に調停を申し立てられ係争、調停に至る。

当方は心理を読んだ観点から相手の気持ちを分析しアドバイスを行っているが法律的なアドバイスが法律で禁止されているため、調停に際しての心構え(絶対に決め付けで発言をしたり嘘を言わない、謝罪については手紙やメールなどの文章で安易に思い当る非を列挙しない、先々で覆すことになる約束・発言は控え、できない約束を控え、義父母を批難する発言や憶測や思い込みでの発言は控えるなど離婚調停からの復縁のセオリー)を提示し、調停の期間を見据えて当方との相談を一旦終了する。

相談の終了から7カ月が経過して離婚調停が不成立になりましたとの連絡をいただく。

調停の結果としては調停委員の判断で両者の言い分が平行線のまま生活費のことだけを決めて不成立で終られたそうである。奥様の様子や奥様の弁護士の言い分から相当に応じてあげるよう説得もされたそうである。

奥様側が裁判を申立てるか、本人同士で良く話し合うようにと調停員から言われたそうである。調停での奥様側の言い分は、性格が合わない、一緒に暮らせない、話すことも苦痛。

責めるような発言、恩着せ発言の多さ、決め付けで押し付けてくる傲慢さ、気持ちをわかろうとしてくれない性格などが合わないと言われてしまったそうである。

同居をしてすぐに性格が合わずに困ったと感じていたが懐妊をしてからの思いやりのない生活態度に同居が無理と感じて実家に戻ったとの主張をされてしまったそうである。

妻への家族としての想い入れ、説得のための言葉、理由説明についての課題に取り組んでいただく。その説明をきちんとメモにまとめ、調停で言われた当人同士の話し合いをしたいことを相手側の弁護士に伝え、同席での話し合いを打診されるが、先方の事務所で弁護士との話し合いのみとなってしまう。

その際に話もされたが聞き入れてもらえず、弁護士は裁判の準備を進めるとの言い分であった。共通の知人に相談をされ、義父と話していただき、考えや奥様・お子さんの近況など情報の収集をお願いする。裁判をしてでも離婚がしたい、仲裁 など他人から口出しされたくない、そういう話なら連絡をしないで欲しいなど、知人に仲裁をしないようら強く言われてしまったそうである。

知人とのやり取りからすぐに義父から電話があり、他人に仲裁をお願いしないで欲しいなど強いクレームを言われてしまう。

以降、携帯に話し合いたいことや誤解もあることなど会って話したいという内容でメールを入れても返答が得られず、義父に電話を入れても留守電に切り替わらないという状態で過度な連絡は控えたが3回づつ試み、3週間が経過してしまう。

数日を置いて誤解を説明するためにMさんの母親から義父に両家で話し合いがしたい、孫のことも心配であるし一度も会っていないことについて、会わせて欲しい、そちらを訪問したいという内容で電話を入れていただく。母親が実家を訪問し義父母との面会が実現するが、話し合いにならず裁判をしてでも離婚をさせるという言い分が変わらないまま平行線となる。

S子さんの言い分について調停での言い分の経緯報告レポートを通じて作成したマニュアルを基に再度、義父に電話を入れていただき、義父に今後について話し合いたいということを伝えるが、義父の答えは「娘(奥様)が相当に嫌悪感を持っている、先に離婚届にサインしてもらい離婚をしてからでなければもう話し合うつもりはない。

すぐにでも裁判をするか、2年くらい完全に無視をして婚姻破綻を認めてもらうようにしてもいいと思っている」や「もう娘にメールは送らないで欲しい」など、言い分で謝罪などを聞き入れず、放棄の発言に至る。1か月の静観(冷却期間)を置く。

1カ月が経過したが裁判に移行する動きがない。1カ月の冷却期間を置く。

最後のやり取りから2か月が経過し、近況を尋ねるメールを入れる。

何通か普通の日常のやり取りができたが、そのやり取りから会って話がしたいことを伝えると、面会や対話の申し入れについて「別れに承諾する話以外は聞きません、まずは応じて私を自由にして下さい」とメール返答が来てしまう。

そのやり取りが原因で義父から電話があり、今すぐに離婚に応じてくれる約束をするまで話し合う つもりはない、絶対に話も聞きたくない、娘にも子供にも絶対に会わせないと連絡をすることに対して強い拒否をされてしまう。

課題を通じて考えたことを、引き留めている理由と今後、奥様に誓えることなど調停からの経緯をまとめ義父に話し合いを申し入れる。

話し合いは実現するが、謝罪提案を聞き入れてもらえず合意についての催促をされてしまう状態となる。

その後、何度かメールをされたが、内容について返答は得られず、義父からのクレームの電話も来なくなってしまう。1カ月が経過して、再度電話で応じたくない、別居までの経緯説明と謝罪について義父 に伝え面会を求める。義父と今後について話し合う。

この際に義父の言い分を整理し、義父の考えが過保護であること、奥様の言い分に偏りが強いこと、この問題について誤解をしている点についてきちんと伝えていただくが、義父の要望はすぐに応じてあげて欲しいということであった。

この際に義父が、裁判が難しいと弁護士に言われ、このまま破たんと認められるくらいの時間をこのままの状態にして我慢するか、説得してすぐに応じてもらうかのどちらかの考えであると言われてしまう。

義父と今後について奥様の言い分や気持ちを考慮して良い方向に解決したい意思について話しをしていただき、裁判移行に向けて破たんを認めてもらうための対話放棄(無視のまま継続維持)の考えについて引き留めをしていただく。

義父とのやり取り内容の分析結果から義父母との通話のマニュアルを作成し、人として誠実に夫婦がやり直せる可能性を示すために何度か義父、義母との通話をしていただき、本人を交えた話し合いについて打診をする。

義母から何度か話し合い同席について説得をしていただくが、面会拒否の回答となってしまう。その後、義父からも話し合っていただくが、義父から説得をしていたが相当に嫌がっていて難しいとの回答に至る。

義父からお互いの将来のために応じてはどうだろうか、残念だが相当に性格が合わないのだと思う、時間が長くなれば長くなるだけこじれている、との厳しい回答をを受けてしまう。1ヶ月くらいの冷却期間を指示する。

話し合い申し入れについて、何度かその後も電話で伝えるが、まったく聞き入れてもらえな い状態のままとなる。通話をされた直後に義父からの電話があり、義父と会われ話し合う。その際に修復の承諾を得ることについて焦らないように話していただく。

来年の4月の末まで待って奥様が同居したい気持ちにならなければ応じたいという考えを明言していただく。

合意まで6カ月の猶予はもらえたが奥様との面会は拒まれてしまう。その話し合いから再度1ヶ月の冷却期間を指示する。

冷却の期間も奥様への週に1回のメールでの近況報告、裁判という選択が消 えたことにより今まで控えていた謝罪の言葉なども記載され、メールで帰宅交渉に言及した文面の送信を継続する。

3週間程度が経過した時に送信した謝罪と誓いのメールに奥様から返答があり、実家での義父母同席での面会対話が通話が実現する。同居交渉をされるが、性格的に冷たい面が今後の不安という言い方で激しく感情を乱させてしまう。

交際の承諾も結婚のことも強引で考える猶予もくれず押し切られたことが悔しい、暮らしてみて性格が合わないと毎日感じて不愉快だったと言われてしまう。

対話の内容を検討し、不安・不満についての発言から安心の伝達など話し合いに向けて考えていただく。S子さんと向き合っていただく。

義父母との近況の伝達と平行し、通話とメール伝達を行うことなる。奥様側が自己正当化や放棄の気持ちから交換条件に承諾を言って来ても、籍は抜かないよう指示をする。

面会打診継続から2か月が経過した時期に奥様との話し合いが実現。

話し合いで一度籍を抜いてくれたら時々子供を連れて会ってもいいという言い方の書類提出についての提案をされてしまう。

言い分の様子、聞く姿勢の回復など先々の解決の糸口が見える。その後、メールのやり取りは継続できる。

数回、話し合う機会は実現する。そのような状態が1ヶ月程度続く。

2か月後、奥様の提案で義父母同席での会食が実現する。それをきっかけに義父母を交えての話し合いとなる。今後は、調停でのことは気にせず当面様子を見ながら同居を再開する方向での話しとなる。

3週間後、日常の通話から会食での面会に至られ説得が聞き入れられて再同居に承諾の返答を得られ、当面は週末に住まいに日帰りで遊びに寄るという話から会われていたが、1か月後に引っ越しが実現し、再同居をされる。当面 は義父母との連絡は必要な状態ではあるが同居が再開となり、無事に和解をされる。

離婚回避できた方法を解説