復縁成功事例

依頼者
Yさん(31歳)
お相手
E子さん(27歳)
相談内容
彼女と復縁
復縁難易度
難易度E’(相談時はコンタクトできない状態)
修復期間
11ヶ月

共依存カップルの復縁事例

共依存関係がしつこい連絡になる原因?

復縁事例

修復期間:11ヶ月

依頼者:Yさん(男性31歳・会社員)

お相手:E子さん(女性27歳・会社員)

難易度E’(相談時はコンタクトできない状態)

Yさんの意思により、他の失恋のことに悩まれている方に勇気を与えられるのであればと、このYさんの冷却期間のエピソードを事例紹介に掲載いたします。

※この事例は相手(彼女)側の浮気と依頼者側からの相手への激しい支配欲、依存、疑心、暴力が別れの原因の特殊な冷却期間の事例です。

2人は共通の友人の集まりで2年前に知り合われて性格的に気が合い、数ヶ月の良い友達の期間を過ごされてから交際に至られたそうである。交際から1年半くらいが経過し、結婚についても視野に入れての交際に進展されていたそうである。YさんはE子さんの実家にも挨拶をされ、実家にも通われるようになる。

ところが2人で週末の時間を過ごされていた日の深夜 にYさんの携帯に会社同僚の女性から着信があり、それに出て通話されたそうだが、その女性が仕事のことで相当に悩まれていた様子でYさんに向かって声が漏れるくらい大きな声の早口で一方的に敬語を使わずに、悩んでいることを脈絡不明なくらいしゃべり続けられたようで、1時間以上の通話に至ったそうである。

その電話を切った直後から様子に異変が起きる。メールで激しく浮気を疑い、問い詰めらてしまう。ついYさんも感情的になられ言い返しをされたそうだ。売り言葉に買い言葉でlineやメールを使えば何でも言いたいことを言い合える状態で共依存のやり取りに至られてしまう。これまでに大きな喧嘩や口論もなかったそうである。

それから数日が経過し、メールで別れを告げられてしま う。 話し合いたいなどの電話をするが話しを一切聞き入れてもらえず、Yさんは恋愛継続を懇願し引き留める気持ちを伝えるが応答なし。数日、コール、line、SMSメールを継続されたそうだが、最後に「もうやめて下さい」とSMSの返答が有り、その翌日に非通知の電話が鳴ったため彼女からの電話と思い込まれて何度もコールをされてしまい、着信拒否・メール受信拒否、lineブロックの状態に陥る。

焦りからYさんは彼女の母親に相談をされてしまい、結論として本人が話すことはないと言っているとの返答でこれ以上の連絡を拒まれてしまう。 非通知電話に惑わされた、勘違いが着信拒否、受信拒否を招いたことに気付かれて翌日、Yさんは彼女の携帯に友人に依頼し友人の携帯から伝言とのことで謝罪のメールをされるが応答なし。その友人に彼女に会って話をするように頼むが面会を拒み、拗れる。

当方にメールにて相談。事情をお聞きし、共依存問題を含めた関係修復に着手する。(ただし対話から和解に至れる可能性が40%以下、成婚20%程度と提示。)

彼女との恋愛の経緯、共通の価値観、別れ話に至ってしまう 直前の会話をお聞きし、状況の整理をする。彼女の言葉の原文の分析など関係のおかしくなった同僚からの電話、それ以降の復縁の懇願や冷却が必要な初期の引き留めが原因と分析する。

分析の結果、彼女は普段は自分が知らない面があり、浮気と決め付けていて、特に反論で焦りから感情的になったり不機嫌な態度を見せたことから恋愛継続の意思が消えたと断定。彼女は引き留めをされたことについて被害者意識が強く、自己を正当化して考える傾向がある。

自分が恋愛において自分が相手から悪く思われたくない心理から、相手からの連絡に対して無視=応答を止めればその関係を自然消滅できると考えていると推測する。

[特に最近の20歳代前半の女性に多く見られる傾向で相手がこのような状態に陥られた場合、回答が得られないまま複数のメールを送信したり、親や友人経由での留意は向き合って対話をすることが怖いと感じ、呼び掛けに嫌悪を感じて警戒から応答しなくなるケースが多いので冷却期間は必要なのです。警戒心について配慮と注意が必要です。]

引き留めの話し以降、相手の視点から見たご自身についての反省を文章に まとめ(冷却期間でレポートを記載いただき)当方とのやり取りをする、非の自覚、過多なメール、引き留めている理由の説明、冷却前に相手に伝えるべき謝罪、安心を与える言葉、向き合い方・謝罪について検討をして、手紙にてしばらく反省したいこと、これまでの謝罪、後悔の気持ち、誤解の説明を記載し連絡を控え、自身が変われたと自覚したらまた連絡しますとのこと※を記載し自宅宛に投函する。

読み取った結果からE子さんがそう簡単にYさんからの謝罪の言葉を受け入れてはくれず、直接対話をすることが怖く心の重荷と感じていること、責められたり自分が悪者になれない安心が出来るまでは無視や拒絶が継続することを提示する。彼女はこの無視や拒否について罪悪感はなく、自己を正当化して考えていることを伝える。 約2ヶ月、冷却の期間を置く。

この冷却期間で誤解の説明で特に感情的になったこと、ひつこい引き留め、追い縋り、親や友人への過多な相談など非について自覚しながら、次に会ってきちんと謝罪ができるよう課題と向き合っていただく。

冷却前に手紙の送付から約2ヶ月が経過してから、謝りたいので会いたい、会って謝ることと誤解を説明したい。気持ちはよく理解できたから無理な引き留めや追い縋りやお願いはしない、反省した内容を手紙に記載していただき、共通・共有の価値観から選んだ贈り物※同梱の宅配便を利用し送る。

2週間待つが応答ナシ。再度2ヶ月の冷却期間を置く。静観。 手紙に謝罪したい理由、後悔している、面会、応答を迫ったり思いやりに欠けるなど無視の理由を理解している、責めないつもりであると、安心を与える約束事項※を記載し、投函する。投函から3日ほどが経過し、非通知で彼女からの電話が来る。

事前に作成した対話のための復縁マニュアルに従って会話をしていただく。面会の約束が得られる。(部屋に残っていた彼女の物の返却を理由)マニュアルに従い冷却期間後のセオリー厳守で面会していただく、面会にて通話やメールの拒否の解 除をお願いし、やり取りが適うようになる。質問などのメールが来る、2ヶ月程度、伝達過多にならないよう配慮して共依存解決の注意事項を含んだ復縁マニュアル・注意事項に沿ってやり取りをしていただく。

冷却期間の意味合いを活かすために静観し2ヶ月くらいして2回目の面会が適う。 2回目の面会以降、わだかまりが軽減でき、頻繁に面会をされるようになる。しかし彼女からまだこれからの浮気や会社での知らない面がある相手との交際再開について大きな不安や疑心がある、親から交際を反対されている と言われる。この言葉からの相手に与える安心を行動で伝えられる方法についてじっくり検討をさせていただき提示をする。

誰にでも優しい態度が交際相手に不安や不信を感じさせる原因にならないよう、誓える事をまとめていただく。

常に彼女の視点から自身を見て、思いやりや気持ちの理解について考える、要点から先に伝える明朗な会話伝達、彼女の気持ちを考えながら言い訳をせずに向き合う、感情的にならない、彼女の周囲への気配りについてや交際、恋愛の会話について、話題や考え方の中心に彼女を置いて考え、感情を乱したり、相手を威圧したり自分本位にならない言動を常にできるよう考えていただく。

その後も彼女と会うようになられる。冷却期間で考えた課題回答を厳守し常に彼女を不安にさせないなど誠実と感じさせる向き合い方に注意をしていただき、慎重に会うことを継続していただく。

12月になりクリスマスイブを一緒に過ごされ、年始に彼女のご両親にお詫びと挨拶に行かれ、交際の再開が承諾され復縁を成功される。