復縁体験談

依頼者
Kさん(45歳)
お相手
元妻Y子さん(38歳)
子供
なし
相談内容
離婚後の復縁
復縁難易度
難易度:F(相談時は連絡が難しい状態)
修復期間
2年1カ月

離婚した後で復縁するには冷却期間が必要な理由がわかる体験談

離婚後の元嫁と復縁を考えたら?後悔をしている。どうすれば離婚後の復縁ができるのか?

離婚後の連絡方法がわからない方が多い様です。具体的な方法を体験談で紹介いたします。

離婚後の元嫁とよりを戻して復縁するには冷却期間が必要

離婚してしまったことを後悔して元嫁との復縁を考えていた、元嫁も同じように思ってくれたことがきっかけになった。

元夫婦の再入籍・元夫婦の復縁結婚の詳細がわかります。離婚後の関係修復事例です。元嫁との信頼関係を回復する方法を紹介しています。離婚したことを後悔して元妻と再婚をするまでの具体的な取り組みを紹介いたします。

離婚を後悔して復縁したい男

離婚後の元嫁に連絡する前に考えること

夫婦として正直に話せずに誤解、認識の相違が起きたことが離婚の原因だった場合、復縁してもう一度結婚に至る確率は高くなります。離婚した夫婦が復縁できた再婚の体験談を紹介しています。

離婚後の元嫁との復縁は結婚できる信頼関係の回復が必要

離婚の原因を2人で乗り越えなければ離婚後の復縁結婚は実現できません。好きという気持ちだけでは元嫁の気持ちは変わりません。

元嫁と復縁できた具体的な方法を体験談事例で解説しています。

元嫁が悩んでいる

離婚後に元嫁との関係を修復する期間

離婚した夫婦の復縁には2年以上の時間が必要です。最短でも6ヶ月は必要です。感情の面で絶対に許せない、許したくない、他の人と幸せになる方が楽だと思わせているケースが多いのです。

後悔して復縁したい

離婚したことを後悔している場合の謝罪の伝え方

離婚したことを本当に後悔している場合、離婚後の連絡で素直に謝罪を伝えて下さい。

離婚後の復縁結婚を成功させる連絡のタイミングとは?

離婚後に復縁したい場合の連絡のタイミングはいつがいい?きっかけは?誕生日や記念日を避けて年賀状など年始の挨拶や事務連絡、共通の友達を経由するなど不自然と思われないタイミングを選んでください。

結婚を後悔したことが離婚の原因になった?しかしやっぱり離婚をしたことを後悔している。元妻と復縁したいならどうする?じっくり焦らずに時間をかけて迷惑にならないことを前提で連絡を継続することが必要です。

離婚後の面会交流が復縁につながる

離婚した夫婦が復縁するきっかけが面会交流だったケースが多いのです。

離婚後にお子さんの交流面会をきっかけで復縁。離婚後、連絡方法のアドバイスで夫婦が復縁して再入籍できたケースが多いのです。

離婚後の交流面会

離婚後の復縁には信頼の回復が条件

離婚合意時点でお子さんとの交流面会の取り決めを取り決めをされていない場合は、法令など様々な社会ルール厳守の観点で弁護士さんにまずご相談をされて下さい。離婚後の復縁は信頼の回復が条件となります。離婚後に夫側から元奥様、親への面会などの申し入れの連絡は女性保護を理由でトラブルになる可能性がございます。

離婚を後悔した理由

離婚後に復縁できる夫婦の特徴

離婚後に復縁して同じパートナーと再婚に至った夫婦の特徴として、お互いにお子さんの将来について共有の責任感があること、離婚原因が不倫・浮気など不貞が関係していないなど離婚後も直接の話し合いが可能であることが条件のようです。

交流面会で復縁を決意

離婚後に元嫁と復縁するための対処法

離婚後の夫婦の関係は恋人関係で別れた後よりもデリケートです。連絡のタイミング、何を伝えるか、会いたいとlineに記載したことでlineをブロックされてしまうリスクもございます。

後悔しても元嫁は振り向かない

離婚後の元嫁と復縁するまでの流れ

Kさんはお仕事が忙しいこともあ り40歳を過ぎてからお見合いをされ、7つ年下の元奥様のY子さん(教育関係の勤務)とご結婚をされたそうである。プロポーズをされ成婚の約束をされてすぐにそれまでのご自身の貯蓄と親からの支援もあり、郊外に戸建ての住居を購入されたそうである。

ところが、成婚をされた翌年の春の人事異動でKさんが急遽、2年程度の海外赴任をされることになられ、会社に赴任を断ることもできたそうであるが、将来を考えて赴任をすることを決めて元妻のY子さんに今の学校の仕事を離職をして一緒に赴任先に帯同して欲しいと話されたそうであるが、Y子さんから急に仕事を 辞められないとの理由で帯同を断られてしまい、単身赴任をされることになってしまわれたそうである。

赴任後、連休休暇などのタイミングで何回か帰国帰宅をされたそうであるが、Y子さんもご自身のお仕事が優先で、日曜日くらいしか在宅できない、平日は帰宅が遅い、など何度かの擦れ違いが起きてしまわれたとのこと。

赴任先と大きな時差がないことから赴任されたばかりの頃は平日夜間にY子さんに電話を入れるな どもされていたそうであるが、Y子さんが翌日のお仕事の準備などで忙しくあまり構ってくれなかったこと、連絡を入れると何の用事なの、今は忙しいから、と あしらわれるようになられたことが理由でその後はあまり電話やメールもされなくなり、赴任から半年も経過しない時期から帰国をしてもY子さんに連絡を入れても返事がない。

急に帰宅しても奥様がまだ勤務中の様子で不在のままなどの理由で以降の帰国の際は直接実家に戻ったり、ホテルに宿泊され以前の職場の仲間 や友人や知人の女性などと会うことを優先され、ほとんど自宅に帰宅をされなくなってしまったそうである。

Y子さんにメールを入れても応答が得られないことが多くなり、Y子さんとまったくやり取りをしないまま1年以上が経過してしまったそうである。

赴任が何カ 月先に終わるからそっちに戻るとメールを入れたところ、今すぐとは申しませんが結婚している意味を感じられませんし、元々性格の不一致だったと諦めていま したから戻られたら私と離婚して下さい。との内容の返答が来てしまわれたそうである。

何度かのメールのやり取りや短い通話で離婚するなら(住居を所有して いる)意味がないからその家も貯蓄もキミにあげてもいいと思っている、などの一時的な気持ちから贈与の話しをされてしまう。

その話を聞いた奥様が離婚を声 にして数回しかメールや電話でやり取りしていない段階から贈与話しをして来たのでKさんも離婚したいのだと奥様が都合よく言い分を解釈され思い込まれてしまい、元々奥様の親(実家)とも婚約の挨拶と挙式の時を含めた数回しか会ったこともなく、離婚問題を相談できず、帰国準備を始められた頃には、奥様が代理 人を擁立され、代理人からそちらが先に言い出したことだから住居の贈与や貯蓄の分与の要求に応じないなら調停や裁判にしますと言われてしまい、帰国後も仕 事が忙しくなることが理由で長期化を避けたい気持ちから、本当は離婚はしたくなかったが、ここで譲歩を示すことが愛情を示すことだと考えて決断する。

今は仕方ないが 赴任が終わり帰国をすれば以前のように仲良く話しが出来ると考え、離婚後の再入籍を見据えての決断で、そのまま協議で終わらせようとされてしまったとのこと。

文章での交渉に陥られてしまい、預金のほとんどを贈与したり住居の名義を変えるなど離婚の条件は奥様側が依頼した代理人との文章での協議で決められて しまわれたとのこと。

協議での離婚成立の時点で奥様に会いたくなり連絡をされたが奥様のメールアドレスも電話番号も変更をされてしまい、直接住まいに会いに行かれ、手紙のやり取りをする ことは承諾を得たそうである。

その後の10カ月くらいは郵送での手紙のみでやり取りをされていたそうであるが、この1,2通の返答の消印が郊外の郵便局や 勤務先の地区の消印ではないことが不審に感じて郊外の住居に様子を見に行かれたところ、既に住居が売却されていたことが判明し、代理人の事務所やY子さん の実家に連絡をされたが取り合ってもらえず、それ以降、1通手紙を送るが、冷たい返答に至られ、当方にご相談をいただく。

離婚後の夫婦の復縁に関する14項目の経緯確認のチェックシートにお答えいただく。

当初の電話やご面談での言い分、経緯説明は上記の経緯説明であったが、結果とチェックシート内容を照合し、Kさんが当方に話していない問題が伏せられていることを指摘する。

奥様が代理人擁立をされた時点で、自身が赴任された後の 奥様の利用された不審なカード明細や奥様が金曜、土曜の夜間の電話を絶対に取らない、帰国の際にメールをせずに自宅に戻ったが奥様が金曜、土曜と帰宅しな かった、そのまま赴任先に戻ると不在中に帰宅した形跡に気付いた奥様から強烈な抗議のメールが来たことなど怪しいと感じてしまわれKさんは興信所を利用さ れY子さんの素行調査をされていたこと。

素行調査ではY子さんが女性の友人と地方までイベントに行かれていたり、女性の友人と遊興され ていることは把握できたが浮気は掴めていないこと、素行調査をしていたことや浮気を疑うメールをしたところ代理人を擁立されてしまったこと、逆にKさんが 帰国した時に友人らと飲んでいる時に奥様から電話があり、不誠実と怒られた経緯があることなどを知ることができた。

事実確認をすると、お互いに話し合い不足、お互いに自分勝手な行動をしていること、何よりも問題なのはちゃんと話す前に分与贈与の話しをされたことと問題 を指摘させていただく。チェックシートに正しい経緯を詳しく記載していただき奥様の心理を分析する。どうやらイベント観戦の趣味をお見合いや当初の交際の時点では伏せて成婚をされたこと、お仕事と言われていた多忙も半分は遊興で多忙だったことなどが判明する。

素行調査や浮気を疑い責めたこと、過度な監視のような連絡が相当な嫌悪感であり、遊興が生き甲斐ということを知られたために今後は関わ りたくないという謝絶の意識が強いことがわかる。代 理人に連絡を入れ、贈与した住居の売却のことなど確認したいことや奥様の住所や奥様のメールアドレスが知りたいことを伝えるが、こちらから開示はできない 回答は拒否の返答と、Y子さんはこのことはすべて解決していると認識をされているので連絡をしないほうが良いという指摘を受けてしまう。

結果から義父母との対話のマニュアルを作成し、実家に謝罪の電話を入れていただく。謝罪 をするが話にならない状態で面会は拒まれてしまう。住居の贈与は知っているが売却したことは知らない、Y子の居場所は教えられない、メールアドレスも教えたくない、手紙なら実家宛に送ってくれれば来た時に 渡すとの返答に至る。最初は義父宛にお詫びの手紙を投かんしていただく。

父親との話し合いなどのマニュアルを作成し、父親と話し合っていただくが、夫婦の信頼関係についてお説教をされ、素行調査のことを指摘されたり、早期の段階から贈与の話しをしたことなどKさんの離婚意思のことで責められてしまい、高齢と体調不良を理由にY子さんとの仲裁を断られてしまう。

課題を通じて会話不足、気持ちの理解の問題、非の自覚、連絡をしている理由、安心の伝達 など素行調査や浮気を疑った一連の非について謝罪伝達に向けての作業を行い、Y子さん宛の手紙を作成し実家宛に郵送いただくが返答は2カ月程度得られな い。

2ヶ月静観し、再度、実家に電話を入れると義母からY子に連絡をするように伝えますと言 われてしまう。待っていただくよう指示をする。通話マニュアルを作成し備える。1カ月が経過しY子さんからもう手紙は止めて欲しい、親を巻き込まないで欲しいという内容の電話がある。

マニュアル厳守で通話いただく。奥様から粘着質な Kさんに対する不信感や不満を指摘として言われてしまう。住居の売却の理由は1人で暮らすには広過ぎて管理が大変なこと、固定資産税などの負担が重たい、 郊外のため通勤に不便などの理由であったことを聞くことになる。

その通話から3カ月の静観を指示する。

離婚成立から1年が経過した時期に通話で知った番号宛に会食に誘うショートメールを入れていただく。

メールから通話が適い、会食は実現する。謝罪や未練などの話しを控えて近況などの会話をしていただく。

Y子さんからは今の生活は楽しい、気楽に趣味を優先できるなどの価値観についての話しが出る。会食でのY子さんの言い分や価値観、人間性なども含めて本気で再度、結婚をしたいのか、なぜ結婚したいのかの理由説明について対話への課題として考えていただく。義父に会食でY子さんと会ったことを伝えていただく。

しばらく見守って欲しいことを伝える。

1カ月も経過しない時期に元妻から誘いの電話があり会食で会うことになる。その会食で海外赴任をしなくても離婚にはなっていたと思うなどの元妻の伏せていた身勝手さについて話しが出て来る。

しかしその会食にて今借りているワンルームの賃貸マンションの話しなど近況を聞けるなど元妻からメールアドレスを開示して教えてくれるなど距離感は縮まった感じの話し合いとなる。

注意事項厳守で受け身で提案はせずにしばらく接していただくよう指示をする。

その状態で6カ月程度が経過し頻繁なメールのやり取りやイベントなどのない週末を一緒に過ごされるなどお見合い直後や結婚後になかったような恋人としての関わり方を維持される。

順調に交際を維持していただき、素行調査などの不信感を払拭する関わり方を維持していただきKさんから交際を申し入れていただき復縁の承諾を得る。

数か月後に正式にKさんからプロポーズをされ、ご実家に挨拶に行っていただく。無事に復縁されて再入籍、賃貸のマンションにて同居を開始される。