夫婦の復縁成功事例

依頼者
M恵さん(36歳)
お相手
夫Kさん(38歳)
子供
なし
結婚生活
結婚6年目
相談内容
夫との離婚を回避
復縁難易度
難易度: D(相談時はご主人との話し合いで婚姻生活の継続の承諾が困難な状態)
修復期間
1年3カ月

単身赴任が浮気のきっかけ?夫との関係修復事例

単身赴任をきっかけに夫婦の距離が広がり、離婚を告げられた事例

気持ちが離れた

M恵さんは、職場で知り合ったKさんと約3年間交際し、結婚しました。

結婚生活は穏やかに始まりましたが、3年後、ご主人の昇進によって片道2時間ほど離れた地方都市への転勤が決まります。

ご主人は「仕事を辞めて一緒に来てほしい」と希望しました。

しかしM恵さんは仕事を続けることを選び、単身赴任が終わるまで別々に暮らす生活が始まりました。

当初は「数年だけだから大丈夫」と考えていました。

ところが実際には、ご主人の赴任先を訪ねたのは引っ越しの一度だけでした。

会えるのは、ご主人が出張で自宅近くへ戻る日だけ。

電話やLINEも必要最低限になり、お互いの日常を話す機会は少しずつ失われていきます。

それから約2年後、ご主人は突然こう告げました。

「単身赴任が終わっても家には戻らない。離婚してほしい」

理由を尋ねても、

「もう一緒に暮らす気持ちはない」

と繰り返すだけで、話し合いは進みませんでした。

そのまま別居となり、ご主人は弁護士への相談も始めます。

浮気を疑ったことで関係はさらに悪化した

突然の離婚要求に納得できず、M恵さんは友人へ相談しました。

すると周囲から

「それは浮気じゃない?」

と言われます。

その言葉を信じ、ご主人へ浮気を問い詰めてしまいました。

しかし、ご主人は強く否定し、

「そんな話をするなら、もう会わない」

と言って連絡を絶ちます。

唯一実現した話し合いでも、

「離婚したい理由を聞く」のではなく、

「浮気しているんでしょう」

という言葉が先に出てしまったことで、ご主人は心を閉ざしてしまいました。

心理分析で見えてきた本当の離婚理由

単身赴任で気持ちが変化する

ご相談後、経緯と心理チェックを詳しく分析した結果、離婚の理由は浮気ではありませんでした。

ご主人が失望していたのは、

・転勤が決まったとき、自分の希望を聞いてもらえなかったこと

・単身赴任中、一人で生活を続けても気に掛けてもらえなかったこと

・夫婦として支え合っている実感を持てなかったこと

でした。

さらに、

「自分の気持ちを伝えても理解してもらえない」

という諦めが積み重なり、

別々に暮らす時間の中で離婚を決意していたのです。

ご主人が語った本音

単身赴任で夫が変わった

何度か面会を重ねた後、ご主人は初めて本音を話しました。「転勤した頃から、自分は一人で暮らしているような気持ちだった」「仕事の話も将来の話も聞いてもらえなかった」会話が少ない夫婦のまま歳を重ねる未来しか想像できなかった」

「離れて暮らしたことで、一人の方が楽だと思ってしまった」浮気を疑われたことよりも、

単身赴任の期間に夫婦として支え合えなかった寂しさの方が、ご主人には大きな傷になっていました。

少しずつ信頼を取り戻した

妻としての愛情

その後は離婚を説得することをやめ、

ご主人の話を最後まで聞く姿勢を続けてもらいました。

謝罪も、

「離婚しないでください」

ではなく、

「単身赴任中のあなたの気持ちを考えられなかった」

という内容だけを伝えています。

毎週一通のメールも、

近況報告ではなく、ご主人を気遣う短い内容だけにしました。

返事がなくても送り続けた結果、数週間後には返信が届くようになります。

その後は、

会社帰りの食事、

月一回の面会、

休日の外出へと少しずつ距離が縮まっていきました。

離婚を取り下げた理由

単身赴任が離婚理由

話し合いを始めてから約3年。

ご主人は、

「離婚はしなくてもいいと思う」

と初めて口にします。

さらに旅行へ出掛ける約束が決まり、

その後、新しい住まいを一緒に探し、

再び同居を始めることができました。

この事例から分かること

夫が単身赴任

単身赴任が離婚の原因だったのではありません。

離れて暮らす中で、

「自分は大切にされていない」

と感じ続けたことが、ご主人の気持ちを変えてしまったのです。

離婚を切り出された直後は、理由を問い詰めたくなります。

しかし、この事例では、

相手の不満を否定せずに受け止め続けたことが、夫婦関係を取り戻すきっかけになりました。

長期間の別居からでも、相手が失望した理由を理解し、その後の接し方を変えられれば、夫婦関係が修復へ向かう可能性は十分にあります。