離婚回避成功例一覧

依頼者
Hさん(34歳)
お相手
Eさん(27歳)
子供
子供なし
結婚生活
結婚1年目
相談内容
夫婦関係修を希望
復縁難易度
難易度:E(相談時は対話困難の状態)
修復期間
1年9カ月

結婚直後に突然離婚を切り出された夫婦|別居から再同居までの体験談

結婚したばかりの妻から、突然「離婚したい」と言われる。

それまで普通に生活していたつもりの夫にとっては、簡単には受け止められない出来事です。

今回ご紹介するHさんご夫婦も、交際から約半年で結婚し、新居を購入して新生活を始めた直後、妻のEさんから離婚を切り出されました。

きっかけとなったのは、新婚旅行から帰国した翌日でした。

Eさんから、

「一緒に生活していく自信がない」

と言われたのです。

Hさんには思い当たる原因がなく、理由を尋ねても説明が一定しませんでした。

その後、Eさんの帰宅時間が遅くなり、外泊することも増えていきます。

自宅での会話も少なくなり、

「別居したい」

「もう終わりにしたい」

という連絡が届くようになりました。

結婚して間もない夫婦に、なぜこれほど急激な変化が起きたのでしょうか。

この事例では、Hさんが妻を問い詰めることだけにこだわらず、結婚前からの経緯やEさんの言葉、生活上の変化を一つずつ見ていきました。

その後、別居から再会、交際相手との関係の終了、夫婦としての交流を経て、約1年9か月後に再び一緒に暮らすことになりました。

ここでは、結婚直後に離婚を切り出されたHさんご夫婦の経緯をご紹介します。

新婚旅行から帰った翌日、妻から「離婚したい」と言われた

Hさんは仕事を通じてEさんと知り合い、交際を始めました。

交際期間は約半年。

二人は結婚を決め、新居も購入しました。

Hさんにとっては、これから二人で家庭を築いていく生活が始まったという感覚でした。

ところが、新婚旅行から帰国した翌日、Eさんの態度が変わります。

突然、

「一緒に生活していく自信がない」

と言われ、離婚を切り出されました。

Hさんは驚き、理由を尋ねました。

しかし、Eさんから聞かされる説明はその都度変わり、夫婦生活について話そうとしても十分な会話になりませんでした。

Hさんからすれば、

「昨日まで普通に一緒に旅行をしていたのに、なぜ急に離婚なのか」

という状況です。

その後もEさんの様子は変わっていきました。

帰宅時間が遅くなる。

外泊する。

自宅にいても夫婦の会話をしない。

日中に「別居したい」「もう終わりにしたい」と連絡してくる。

結婚したばかりの夫婦とは思えないほど、二人の距離が急に広がっていきました。

妻の態度が変わったのに、Hさんには理由が分からなかった

Hさんが特に戸惑っていたのは、離婚を求められたことだけではありませんでした。

なぜ妻が突然このような気持ちになったのか、本人にも分からなかったのです。

Hさんは、

「自分の何が悪かったのか」

「結婚生活のどこが嫌だったのか」

を知ろうとしました。

しかし、Eさんから聞く話は一定せず、質問を重ねるほど夫婦の会話そのものが難しくなっていきました。

そこで、結婚後の出来事だけを見るのではなく、二人が知り合ってから交際、結婚、新居での生活、新婚旅行、帰国後の変化までを順番に振り返りました。

すると、離婚を切り出された直後だけを見るのとは違う状況が見えてきました。

Eさんの帰宅時間が変わったこと。

外泊が増えたこと。

夫婦の会話が減ったこと。

離婚理由について説明が一定しないこと。

そして、離婚そのものよりも、別居を急いでいるように見えること。

Hさんは当初、「妻の気持ちが急に冷めた」と考えていました。

しかし、出来事を時間の流れに沿って見ていくと、夫婦関係だけでは説明しにくい事情がある可能性も考える必要がありました。

離婚理由を何度も尋ねるほど、妻との距離が広がった

Eさんが別居を始めた頃、Hさんは理由を知りたい気持ちが強くなっていました。

突然の離婚要求だったため、

「どうしてなのか」

「何が嫌だったのか」

「何があったのか」

と尋ねたくなるのは自然なことです。

ただ、Eさんは質問を受けるほど話し合いを避けるようになりました。

Hさんにとっては、理由が分からなければ今後のことも考えられません。

一方で、Eさんは夫婦の話そのものから離れようとしていました。

このまま理由を聞き続ければ、二人が話をする機会まで失ってしまう可能性があります。

そこでHさんには、一度、離婚理由を追及することを控えていただきました。

連絡の回数を減らす。

返事を求めてメッセージを重ねない。

感情的なやり取りを避ける。

謝罪を繰り返して答えを求めない。

まずは、夫婦の接点をこれ以上失わないようにしました。

妻の行動から、夫婦関係だけでは分からない事情が見えてきた

その後の経過を見ていくと、Eさんの変化には夫婦関係だけでは説明できない部分がありました。

結婚して間もない時期に離婚を急いでいること。

夫婦で話し合うよりも別居を急いでいること。

離婚理由について詳しい説明を避けていること。

Hさんは、Eさんに別の男性がいる可能性も疑っていました。

ただ、その疑いをすぐにEさんへぶつけることはしませんでした。

相手を問い詰めれば、Eさんがさらに距離を置き、夫婦で話をする機会自体がなくなる可能性があったからです。

そこで、夫婦二人だけで結論を出そうとせず、二人を知る第三者の存在も活用しながら状況を見ていきました。

このケースでは、仲人を通じてEさんの状況を知る機会がありました。

その過程で、Eさんには夫婦関係とは別に抱えている事情があることが少しずつ分かってきました。

仲人や義父母を通じて、夫婦だけでは話せなかったことを確認した

Hさんご夫婦の場合、夫婦二人だけで話すと、

Hさんは理由を知りたい。

Eさんは離婚を急ぐ。

という状態が続いていました。

そこで、二人を知る仲人など第三者を介して話をする機会を作りました。

仲人は結婚前から二人を知っている立場でした。

夫婦だけで話すと感情的になってしまう場面でも、第三者が間に入ることで、それぞれの話を聞くことができました。

さらに、結婚式に関係した方々にも事情を説明する必要があるという話が出たことで、Eさんの反応にも変化が見られました。

Hさんからすると、妻がなぜここまで早く離婚を進めようとしているのか、その背景を考える材料になったのです。

この段階でもHさんは、Eさんを責める方向には進みませんでした。

夫婦二人だけでは分からないことがあるときに、周囲の人を介して状況を見ていったことが、その後の再会にもつながっていきました。

別居後の約3か月、Hさんは妻を追いかけなかった

Eさんが別居した後も、Hさんには不安がありました。

妻がどこで何をしているのか。

本当に離婚するつもりなのか。

自分に対する気持ちは残っているのか。

知りたいことはたくさんあります。

それでも、何度も連絡して答えを求めることは控えました。

近況を伝える程度の連絡にとどめ、返事がなければ追加のメッセージを送らない。

電話で長時間話そうとしない。

離婚を撤回するよう説得しない。

この約3か月間、Hさんは妻を追いかけるのではなく、夫婦間の緊張が続かない状態を保ちました。

すぐに元の生活へ戻すことを目指すのではなく、EさんがHさんとの接点を持てる状態を残しておいたのです。

別居後に再会したとき、夫婦の結論を急がなかった

別居からしばらく経った頃、Eさんと会食する機会が生まれました。

Hさんにとっては、久しぶりに妻と直接話せる時間です。

以前のHさんなら、

「なぜ離婚したいのか」

「何があったのか」

と聞き続けていたかもしれません。

しかし、このときは夫婦問題だけを話題にすることを避けました。

まず普通に会話ができること。

Eさんがその場に安心していられること。

それを意識しました。

離婚を撤回してほしいと迫るのではなく、Eさんの話を聞く。

過去の言動を責めない。

その場で答えを求めない。

そうした時間を過ごすうちに、Eさんの警戒した様子にも少しずつ変化が見られました。

妻から交際相手との関係を終えたことを伝えられた

その後、Eさんから交際相手との関係を終えたことが伝えられました。

それまで離婚を急いでいたEさんにも変化が見られます。

Hさんとの話し合いに応じるようになり、会うことへの抵抗も少しずつ弱くなっていきました。

ただ、Hさんはここで、

「相手と別れたのなら、すぐに家へ戻ってほしい」

とは求めませんでした。

交際相手との関係が終わったことと、夫婦として再び生活できることは同じではありません。

一度離れた二人が再び暮らすためには、それまでの出来事について話せる関係を作る必要があります。

Hさんは、ここでも焦らずEさんとの会話を続けました。

過去のことを責めるより、これからどのような生活をしていくのかを話す。

Eさんが話している途中で反論しない。

自分の考えだけを押し通さない。

少しずつ、夫婦として話ができる状態へ変わっていきました。

妻が「もう一度やり直してみよう」と思えるまで時間をかけた

Eさんの離婚への気持ちが変わり始めてからも、すぐに同居を再開したわけではありません。

一定期間は距離を保ちながら会う時間を重ねました。

二人で話す。

食事をする。

結婚生活について話す。

これからの生活について考える。

以前なら言い争いになっていた話題についても、少しずつ落ち着いて話せるようになりました。

Hさんも、自分の気持ちを伝えるだけではなく、Eさんが結婚生活の中で何を感じていたのかを聞くようになりました。

「なぜ離婚したいと思ったのか」を責めるためではなく、これから同じことを繰り返さないために知る。

そうした会話を重ねることで、二人の関係は結婚直後とは違うものへ変わっていきました。

約1年9か月後、二人は再び一緒に暮らし始めた

Eさんが離婚の意思を撤回した後も、Hさんご夫婦には時間が必要でした。

結婚直後に別居した二人が、すぐに以前と同じ生活へ戻れば、同じ問題が再び起きる可能性があります。

そこで、交流を続けながら、夫婦として生活できる状態を少しずつ作っていきました。

そして、約1年9か月という時間をかけて、二人は再び一緒に暮らすことになりました。

新婚旅行から帰った翌日に離婚を切り出されたHさんにとって、決して短い期間ではありません。

しかし、その間に二人が経験したことや話し合ったことによって、結婚直後とは違う夫婦関係を築くことができました。

「結婚したばかりなのに離婚したい」と言われた背景を振り返る

Hさんご夫婦のケースを最初だけ見ると、

「結婚したばかりなのに、妻が突然離婚を言い出した」

という出来事に見えます。

ところが、結婚前からの経緯を含めて見ていくと、妻の態度には複数の変化がありました。

  • 新婚旅行から帰国した翌日の離婚要求
  • 帰宅時間の変化
  • 外泊
  • 夫婦の会話の減少
  • 別居を急ぐ言動
  • 離婚理由の説明が一定しない
  • 夫婦だけでの話し合いを避ける

こうした出来事を順番に見ていくことで、「突然」という一言だけでは分からない背景が見えてきました。

Hさんは当初、妻から離婚理由を聞き出そうとしていました。

しかし、何度尋ねても答えが出ない状態では、質問を重ねること自体が夫婦の距離を広げることもあります。

そこで、妻を問い詰めることから少し離れ、これまでの経緯や行動の変化を見るようになりました。

その後、第三者を介したやり取り、別居期間、再会、夫婦の交流を経て、二人は再び一緒に暮らすようになりました。

結婚直後の離婚要求は「突然」に見えても経緯を振り返る

結婚して間もない時期に離婚を切り出されると、夫側は、

「なぜ今なのか」

「結婚する前に言ってほしかった」

「昨日まで普通だったのに、どうしてなのか」

と戸惑ってしまいます。

特に新婚旅行の直後など、直前まで夫婦として普通に過ごしていた場合は、妻の気持ちの変化を理解しにくいものです。

このようなとき、妻が口にした離婚理由だけに答えを求めると、話が進まないことがあります。

結婚前の交際から、結婚を決めた時期、新居での生活、新婚旅行、帰国後の出来事まで振り返ることで、相手の態度が変わった時期や、それまでとの違いが見えてくることがあります。

Hさんご夫婦の場合も、離婚を切り出された翌日の出来事だけではなく、その前後の変化を見ていったことで、対応を考える材料が増えていきました。

結婚直後に妻から離婚を切り出された場合はご相談ください

結婚して間もない時期に妻から突然離婚を求められると、夫側だけでは状況を理解しにくいことがあります。

「妻がなぜ変わったのか分からない」

「離婚理由を聞いても説明が変わる」

「別居を急いでいる」

「夫婦で話し合おうとしても避けられる」

といった状態では、感情のまま問い詰めることで、さらに話しにくくなる場合があります。

Hさんご夫婦のように、結婚前からの経緯や妻の言葉、生活上の変化を振り返ることで、これまで気づかなかった事情が見えてくるケースもあります。

復縁専科では、結婚直後の離婚要求や別居について、これまでの経緯を伺いながら心理カウンセラーがご相談をお聞きしています。

よくあるご質問

結婚したばかりなのに妻から離婚したいと言われることはありますか?
あります。
結婚期間が短いからといって、夫婦の一方が離婚を考えないとは限りません。
ただし、Hさんご夫婦のように新婚旅行の直後など、非常に短い期間で態度が急変した場合には、その前後にどのような出来事があったのかを見ていくことが大切です。
妻から突然離婚を切り出され、理由を聞いても説明が変わる場合はどうすればいいですか?
何度も同じ質問を繰り返すより、結婚前から現在までの出来事を時系列で振り返る方法があります。
Hさんのケースでも、妻の言葉だけでなく、帰宅時間、外泊、連絡内容、別居を急ぐ様子などを含めて経過を見ました。
妻に別の男性がいると思った場合、すぐに問い詰めるべきですか?
夫婦関係をどうするかによって対応は変わります。
Hさんのケースでは、疑いをそのまま妻にぶつけるのではなく、まず状況を見ていきました。
相手を追及することで、夫婦の話し合い自体ができなくなる場合もあるため、感情だけで判断しないことが求められます。
別居した妻と再び会えるようになったら、すぐに復縁を求めてもいいですか?
Hさんご夫婦では、再会できるようになってからも、すぐに同居や夫婦関係の結論を求めませんでした。
まず普通に話せる時間を重ね、その後、二人の今後について話し合うようになりました。
別居から再同居までに長い時間がかかることはありますか?
あります。
Hさんご夫婦の場合、再同居まで約1年9か月かかっています。
夫婦によって事情は大きく異なるため、期間だけを基準に判断することはできません。
このケースでは、離婚の意思が変化した後も、二人が安心して一緒に暮らせる状態を作るために時間をかけました。