結婚生活の悩みや不満を聞いてほしいなら夫婦カウンセラーに相談

離婚問題の解決に向けて相談する先は、離婚フェーズに応じて異なります。関係修復の可能性がある初期・中期と、調停や訴訟を通じて離婚を求める後期では、離婚へのアプローチが変わるからです。相手の弁護士から受任通知の書面や離婚協議の連絡が届いたら、こちらも弁護士に相談することになります。

 

今回は法律相談を無料窓口や弁護士選び、夫婦カウンセラーへの相談のポイントを解説しますので、夫婦問題を解決するためのアドバイスがほしい人は参考にしてください。

離婚問題を相談するなら誰

誰に相談する?
離婚問題に直面して、ひとりで抱え込むのはもう限界だと感じる状況になったら、誰に相談すべきでしょうか?今回は離婚に至るまでのフェーズに応じて、次のとおり3つの相談先をご紹介します。

 

● 修復もありえる「初期」:共通の友人やお互いの親族
● 感情的になり離婚が不可避だと思い込む「中期」:夫婦カウンセラー
● 顔を合わせるのもイヤ!訴訟で決着をつける「後期」:弁護士

ではそれぞれのフェーズごとに、詳しく見ていきましょう。

 

お互いの親族や共通の知人・友人

初期のフェーズであれば、タイミングを見て相手方の親族に相談してみましょう。義両親に相談することで、相手の態度が変化することが考えられます。ただし相談しようと自分が思いついたからといって、突然電話をかけたり訪問したりするのは控えてください。メールやLINEで「ご相談がありますので、返事をください」と予告することが大切です。

 

共通の知人に相談すると、励まされて気持ちが良い方向に切り替わることがあります。相談するときは、勝手に行動してしまう人を選ばないように注意してください。修復もありえる状況で、知人が勝手に動いて話を広めてしまうと、こじれて修復不可能になってしまうからです。

 

夫婦カウンセラー

感情のもつれから夫婦間の心に温度差が生じてしまい、夫婦関係が修復不可能で離婚しかない気持ちになっていませんか?このような中期のフェーズでは、夫婦問題を扱う夫婦カウンセラーに相談するのが望ましいでしょう。夫婦カウンセラーは初回相談を無料で提供している場合が多いので、ぜひチェックしてみてください。

 

性格の不一致・浮気・不倫が起きた原因など、離婚問題について分析提示してもらえるのが特徴です。夫婦喧嘩が絶えない、不仲や無視で悩んでいる場合は、夫婦関係修復のセオリーに基づいた解決方法や注意点のアドバイスが受けられます。

 

離婚を回避して、もう一度愛されるための自己変革に取り組みたい人におすすめです。

弁護士

不貞・DV・モラハラなど夫婦間で深刻な離婚問題を抱えている場合には、代理人を立てて代わりに相手と交渉してもらいたい人もいることでしょう。これは後期のフェーズに相当します。離婚は決定的だけれども、自分の力では調停や訴訟の手続きも含めて闘い抜けない場合は、弁護士への依頼を検討してみてください。

 

相手の弁護士から受任通知の書面を受け取ったり、離婚協議に関する連絡が届いたりする場合は、自分も弁護士に相談したり依頼したりするタイミングです。面談や電話などで法律相談を無料で受けられる窓口があるため、話し合いでは解決できないときは相談されてください。

相談前には離婚問題の理由は明確にしておく

無駄にしない

離婚は基本的に双方が合意すれば成立します。しかし相手が離婚にどうしても応じない場合は、離婚を求めて争うことになります。話し合いで離婚できるのであれば理由は必要ありませんが、争う前提で法律相談を受ける場合は、あらかじめ離婚したい理由を明らかにしておくようにしてください。

 

無料法律相談を受ける場合は相談時間が限られているので、相談前の準備が大切です。

 

ここでは、離婚問題解決に向けて明確なアドバイスを受けるためにも、第三者にわかりやすい離婚したいと言われた主な理由を3つご紹介します。

金銭

婚姻生活を送るにあたっての扶養義務を果たさないなど、金銭的な理由は離婚理由のひとつです。相手が生活費を支払うのをやめてしまったケースが、これに相当します。生活費を入れるように訴えると「やりくりができていないからだ」と怒鳴られる場合は、とても悪質なケースです。

DVやモラハラ・言葉の暴力

ただの夫婦喧嘩では、DVやモラハラとはいい難い面があります。しかし頻度や程度があまりに重大であれば、話は別です。第三者である裁判所から婚姻を継続するのが非常に難しいとみなされるためには、DVやモラハラの客観的な事実を提示する必要があります。

 

法律相談を受ける際にも、頻度や程度を説明できるように準備しておいた方が良いでしょう。

 

浮気

不貞行為という言葉は、最近ではよく聞かれるようになりました。いわゆる浮気・不倫のことです。婚姻関係にあるにもかかわらず、相手が自分以外の誰かと性的な関係を結んでいる事実は、離婚を求める理由として認められます。

弁護士に無料相談できる窓口

事前に調べる

慰謝料や財産分与、子どもの親権や養育費など離婚問題の解決までには、複雑な手続きが多く適切なアドバイスが必要になる場合があります。「離婚に向けた話し合いを、自分に有利な離婚条件でスムーズに進めたい」と考えている人もいることでしょう。

 

ここでは離婚問題解決に役立つ、弁護士に無料相談できる窓口を3つ紹介します。

● 法テラス
● 自治体で定期的に行なっている法律相談
● 弁護士事務所の無料相談

 

ではそれぞれ見ていきましょう。

 

法テラス

法テラスは、国によって設立された法制度に関する情報案内所です。法務省所管の公的な機関という性格から、法テラスの専門オペレーターが電話口で悩みを整理し、適切な法制度や相談機関・団体等を無料で紹介してくれます。

 

経済的に余裕がなくても利用の条件を満たしていれば、弁護士や司法書士による無料法律相談を30分程度受けることが可能です。面談による相談のほか、電話でも相談に対応してもらえます。

 

自治体で定期的に行っている法律相談

自治体でも、予約制あるいは抽選で30分程度の無料法律相談を提供しています。定期的に行われていますので、お住いの自治体が実施している法律相談について調べてみましょう。

 

弁護士事務所の無料相談

インターネットで弁護士事務所を検索すると「初回無料相談可」の事務所を見つけられます。無料法律相談の範囲については弁護士から説明があるはずですので、事前に確認しておきましょう。

 

弁護士はボランティアとして時間を提供しているのではなく、営業の機会として無料相談を実施していることを知っておきましょう。予約する際には印象がよければ調停や訴訟を依頼するのかどうか、ある程度の心づもりをしてから申し込むのがおすすめです。

 

離婚問題の弁護士を選ぶポイント

考えがまとまる

どのようなポイントを踏まえながら弁護士を選べば良いのでしょうか?弁護士を選ぶポイントは次の3つです。

● 離婚問題の実績が多い
● 気持ちにしっかり寄り添える
● 費用の説明がわかりやすい

 

ではそれぞれのポイントを見ていきましょう。

離婚問題の取扱実績の多い弁護士

弁護士にも、得意・不得意の分野があります。今までに同じような案件を手がけた経験を積んでいれば、離婚についての大まかな話を聞いた弁護士が「このケースはこのようになる」といったある程度の着地点を予測できるため、スムーズに対応してもらえます。離婚問題の知識やノウハウを十分持ち合わせているかどうか、ぜひ依頼前に経験を確認するようにしてください。

 

離婚調停や離婚訴訟に慣れている離婚問題で実績のある弁護士の中から、自分に合った弁護士を選ぶと良いでしょう。

こちらの気持ちにしっかりと寄り添ってくれる弁護士

離婚問題を解決に導く方向性や方針が、自分の気持ちにしっかり寄り添っていると感じられる弁護士を探すことも大切です。弁護士選びでは、相性と信頼関係が重要といえるでしょう。

 

さらに法律相談を受けるとき際は、長期間にわたり夫婦関係を修復できずに弱り切った状態といえます。そこで相談で訪れたときに前向きに頑張ろうと思える、気持ちに寄り添った言葉をかけてくれる弁護士を選ぶようにしてください。

事前にわかりやすく費用の説明を行ってくれる弁護士

弁護士の費用は、さまざまな種類に分かれています。例えば着手金、成功報酬、日当、実費などがあり、それぞれの費用がはっきりしていることが大切です。一般には複雑でわかりづらい弁護士費用の報酬体系について、法律相談の際に丁寧に説明してくれる弁護士がおすすめです。

 

近年ではそれぞれの弁護士が報酬や料金を自由に設定できるため、標準価格というものは存在しません。ただし、日本弁護士連合会が報酬について一般向けに説明しているので、弁護士に相談する前に調べておくと良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

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