復縁成功事例

依頼者
S恵さん(27歳)
お相手
Bさん(32歳)
相談内容
彼氏と別れたくない
復縁難易度
難易度J(コンタクトに難あり)
修復期間
1年4か月

別れ話で会う心理を理解できた復縁事例

別れ話の後で拗らせた場合の復縁方法がわかる事例

復縁事例

S恵さんは派遣先の会社でBさんと出会い、お互いに好意を感じて会話をされるようになり、勤務が同じ場所の当時はBさんは良い同僚、先輩そして友人として接してくれていたが、S恵さんが派遣先を替わられたタイミングでBさんからの熱心なアプローチでBさんとの交際を開始されたそうである。Bさんとの交際は順調であったが、交際から9ヶ月が経過したバレンタインにBさんと当日のデートの約束ができず、翌日もその月は月末まで残業が多く会えないと断られてしまったそうである。

暮れからlineが減っていたことや前回の年始のデートで様子がよそよそしい等不審を感じていたS恵さんがバレンタインの翌日の深夜にBさんの自宅を予告せずに訪問され、数時間待たれ、帰宅したBさんに今までの不審や年始のデートでの些細な不満を声にされて明け方まで激しく問い詰めてしまわれたそうである。

その時にはBさんはS恵さんの深夜の訪問、帰れと言っても聞き入れない態度やBさんの浮気を根拠もなく疑ったり、不満を溜め込んでいたことに対して逆にS恵さんのことが信用できない等言い返しの状態となられ、日常行動も信用していなかったこと等も指摘をされ、そのまま彼氏Bさんからの一方的なlineでの別れ話しとなられたそうである。

翌日、謝る別れ話からすぐに会ういたいという理由でlineをされたそうであるが返答は無く、その夜にかけた電話も出てくれない状態に陥られたそうである。

当方にご相談。別れ話をされるまでのお二人の恋愛の経緯についてお聞きし、経緯詳細について別れ話までの問題点についての 14項目と40項目のチェックシート判定による気持ちの読み取りを行い、恋愛の経緯や彼の心の中の不信感、S恵さんへの嫌悪感、苦手意識、line内容、別れ話の切り出された会話の詳細についてくわしくお聞きする。

彼の心理の分析から彼には別れ話を切り出すまでに相当にS恵さんに対する不信感があり、不信感が大きな疑念、苦手意識があると提示し、思い当たる隠し事がないかをS恵さんにお聞きする。

普通、別れ話の場合に性格の不一致や価値観の相違等切り出す側にも自身の非を謝る等円満に納得をさせる話し合いになることが多いが、Bさんの言い分をお聞きする限り、S恵さんのことが信じられないから話はこれ以上したくないという言い方をしていた。

彼氏が会うことを避ける心理は自己中で依存の強いS恵さんと性格面で合わないと不安を感じていてもそのことは声にされていないこと、lineに返答しない等年齢の割に強い自己保身傾向があり、この先も応答しない、S恵さんと向き合えないつもりでいること、交際継続について不信感が嫌悪感にまで進行していた。

彼氏がS恵さんに対して相当な苦手意識と失望感があること、別れ話の際にS恵さんに言えずにいた、今後も具体的に不信感の指摘等を言わないつもりでいる決意が見えること等から、S恵さんのチェックシートに記載されていない非がBさんの感じた不信感や別れの理由に大きく関連し、それをS恵さんが当方に今の段階で伏せているのではないかとの指摘を含んだ彼の心理分析の結果を提示する。

S恵さんのご意向により損談はここで終となる。分析結果を基に自力で別れ話の撤回について彼との修復に取り組みたい、思い当たるような隠し事はしていない、とのお返事であった。

3月になり、S恵さんから弊社担当(提示をしたスタッフ)宛に相談再開を懇願するお電話をいただく。

面談にて相談を終了してからの経緯等、お話をお聞きする。

相談を終了させ、その後、分析に記載されていたことをS恵さんなりに自己解釈され、人の輪についての説明文章を誤解され、共通の知人(以前の派遣先の彼の同僚と先輩で今は彼と部署が異なる、電話番号やlineアドレスはその同僚と仲良くされていた女性の知人から聞かれたそうである)に連絡を取り、居酒屋で会われて、二人に仲介仲裁をお願いするために飲みに行かれたそうであるが、勤務されていた頃に私的な話をしたことがなく、面識があるだけの関係であったため、雑談等会話をするのが初めてに近い状態で飲みながらの話であったために彼の悪口や恋愛放棄の愚痴等かなり先方に趣旨の伝わらない話になってしまわれたそうである。

その飲み会の翌日の夜に久しぶりにBさんからlineがあり、同僚や先輩に連絡をして会ったこと、余計な話をしたことについて抗議される文面であったとのこと。そのlineについて謝る返答をされたが返答が返って来なく、電話をかけたそうであるが出てもらえなかったそうである。

翌日の夕方、S恵さんはBさんがlineで抗議して来たこと、そのあと電話にも出てくれないことを飲みに行かれたBさんの同僚に相談としてlineをされたそうであるが、同僚から、仲裁は難しいから諦めてはとの丁重なlineが返って来たがそれ以上の介入やS恵さんからの連絡への応答がなくなってしまったそうである。

その後、同僚に何回かどうにかして欲しい、助けて欲しい、見放さないで欲しいという内容のlineを送信されるが、関わりを避けるような返答が最後に1通来ただけで、以降、lineの応答も未読スルー状態で途絶え、電話をコールしても留守電に切り替る状態になられてしまったそうである。

同僚が無理と諦めて、Bさんに直接電話をかけ続けたが、何度かけても取ってもらえなかったために強引にまたBさんの住まいを訪問され話し合われたそうである。

Bさんの言い分では、自分のことしか考えていないS恵さんとの交際にとても疲れた、とても迷惑をしている。もう連絡とかしないで欲しい、等の内容であった。また明け方まで粘り、大声で泣きながら謝り、別れたくないという言葉を向けられたそうであるが聞き入れてもらえない状態であったそうである。

面談にて、最後の強引な訪問のことを謝る作文をしていただき、彼にlineで送信をしていただく。3時間後にあったレスには、敬語の短い文章で突き放すよう な文面であった。

Bさんの様子からS恵さんが強引に同僚に直接連絡をして飲みに行ったことが相当に不愉快な様子ではあるが、それ以前、別れを告げる理由として相当な不信感があることを指摘し、分析提示の後で尋ねた、Bさんに伏せている問題、Bさんが抱えているS恵さんへの不信感の理由について尋ねるが、何も隠していないとしか答えられないとの回答に終わる。

復縁への課題にて別れ話の起因、別れ話の内容を受け止めて、理由説明のための非の自覚について8項目の課題作文に取り組んでいただく。

課題回答でのS恵さ んの非の自覚内容と分析で指摘している彼氏Bさんの感じた別れたい理 由に大きな相違があること、Bさんが理由もなく自己を正当化しないこと、不信感の理由が相当に大きく、Bさんいとっても交際継続の意欲がなくなるくらい重大な問題であることを指摘をするが、S恵さんは隠していることはないとの言い分で、そのまま、非の自覚内容を基に謝罪文章を作成することになる。

S恵さんが作成した文章の確認をし、彼が別れ話を撤回し交際に応じることを迫られる恐怖感があり安心できる内容ではないため送信は保留と指示する。

彼の感じた恋愛を辞めたい理由、交際継続断念の気持ち、別れ話の理由の理解についての課題に取り組んでいただく。

課題回答から別れを切り出される前にBさんがS恵さんと会うことやlineでのやり取りを減らそうとしたり、別れ話を切り出す際に不信感について直して欲しい等の話し合いがなく、別れを一方的に切り出して終わらせようとしたことやもしS恵さんが強引な訪問をしなければそのまま会わずに放置しようとしたこと等自然消滅も画策した話し合いたくない自己保身行動の心理は、S恵さんの自分中心の言動が多く、依存が強い性格、相手への思いやりに欠ける、聞き入れない性格、常に自分中心の恋愛意識であること、決め付けで話す傾向が理由で、向き合うことに相当な苦手意識があり、いつもBさんにYESしか求めていないS恵さんとの対話から逃れたい放棄の気持ちが強かったことと、Bさんに自分は悪くない、正しい、別れ話は騙されたとの気持ちがあったことと提示する。

再度、保留している謝罪文面をきちんと記載するよう指示する。

1ヶ月の猶予の期間を置いて、その期間で課題について考えていただく。

課題の謝罪文面を確認するがS恵さんは不信感の事実を認めたくない頑固な状態でBさんが感じた不信感理由の内容が強引な訪問のことのみの記載され謝ろうとされているが、Bさんの不信感についての問題を直視できていない回答となる。送信は再度、保留を指示となる。

Bさんとの最後のやり取りから40日以上が経過し、Bさんに新しい恋人ができたらと思うと不安で辛いとの連日の弊社への相談電話が数日続く。その際に課題の再提出。言い分は伏せていることはないとの回答に至る。

S恵さんとの面談を実施する。別れ話のことで伏せていることを言わないままのアプローチをすると彼の心に大きなダメージを与えてしまい未読無視からブロック等へ大きな悪化が予測されること、問題を直視しなければ謝ったり安心を伝える論点が異なり、相手の心に嫌悪感以外何も届かないこと等修復へのアドバイスを的確に指示するために事実を正しく答えて欲しいことを説明する。

弊社担当に会って話す勇気が持てるまで時間が欲しいとの回答に至る。数日後、再度面談となる。

S恵さんは家庭の事情でBさんと職場で知り合われた頃は普通だったが、派遣での就労を開始された直後くらいからクレジットカード会社や消費者金融等から借入をされるようになり、9月くらいから月々の返済額が給与の額からは返済が厳しい状態になられ、家賃等に困られる状態でいたとのこと。

今も夜間や休日にアルバイト等をされ、交際を開始されてからも時々、彼には実家の用事で不在等の口実を言い金曜の深夜や土曜の午後等でアルバイトをされていたとのこと。

そのことを彼が疑っているとの回答であった。弊社面談の担当者がS恵さんにそのアルバイトの内容について質問をしたところ、テレアポや入力作業のバイトですとの答えであった。

今現在の借金問題のこともお聞きし、保留していた謝罪文面に追記で不審についての事情説明を伝え、謝る内容の記載を加えて送信をしていただく。数分後、Bさんからline返答がある。

信用できないという言葉から始まる非常に冷たい内容であった。返答内容があまりに酷いことから、S恵さんが事実ではない言葉も含ませて回答したことが判明し、問題を強く指摘するが、S恵さんは話したことが真実ですとの答え方をされる。相談休止をお伝えする。

その休止を通達してから1ヶ月くらいが経過してから、S恵さんから弊社に電話での連絡があり、休止を言われてから、Bさん住まいに何度か強引な訪問をしてしまったがドアを開けてもらえなかった。

lineは届いているようだが未読で返事が得られない、電話は何度もかけたために着信を拒否されたようでかけてもずっと話し中の状態。

面談にて再度、事情をお聞きする。

分析で指摘したこと、提示した注意事項を守れなかった事情をお聞きし、きちんと反省をしていただく。伏せていることはないとの回答は変わらない。

強引な訪問をした理由を尋ねるが言い訳が多く、非を自覚できていないことを指摘する。相談再開の条件として、二度とBさんの住まいを強引に訪問しない誓いの文章を書いていただく。

過信についてそういう行為をされてBさんがどういう気持ちなのか、相手の気持ちを考える課題に取り組んでいただく。強引な訪問の問題があり、取り組み再開には6ヶ月の冷却期間が必要であることを指示し、6ヶ月の冷却期間を置いていただく。

この期間で思いやりについての課題、別れ話の理由の受け入れ、正直の大切さ、強引な訪問等過信についての問題、尽くす愛情についての課題、謝罪伝達のシュチエーションなどついての課題に取り組んでいただく。

6ヶ月が経過し、強引な訪問のことの謝罪、近況伝達についての作文をしていただく。

文面にBさんの呼び方が交際が円満であった時期の呼び方で記載されたために1ヶ月、冷却期間延長を指示する。

相手の呼び方で、まだ別れたという現実を内心で受け入れていない過信であり、このアプローチ自体がS恵さんの私欲であり自己満足であることを強く指摘する。

アプローチで誤解や問題を解決し、 相手も自分との交際再開で幸福な満たされた気持ちになれないこと、意識を思いやれるように変えなければ交際が再開できても長く交際が継続しないこと等の心構えについて問題を指摘し、反省の作文に取り組んでいただく。

思いやりについて謝罪反省を考えていた過程で、S恵さんから担当に電話があり、伏せていたことを正直に自己申告いただける。アルバイトとは風俗関係のお店で夜間や休日に働いてしまい、その影響でBさんとのデートで痛み等を伏せて、口実を言い何度か不自然にSEXを拒でしまわれたり、スキンシップも罪悪感等で避ける状態であったとのこと。

Bさんからの深夜の電話を取れなかったり、line返信の遅延、週末の旅行の誘いを断ったりと支障はあったが、クリスマス時期に常連のお客からプレゼントを貰い、メッセージカードを自宅のテーブルの下に放置していた時に、Bさんがクリスマスのプレゼントを持ってS恵さんの部屋に突然来てしまい、カードを偶然に見られてしまったとのこと。その際に浮気を疑われたり、おかしな仕事をしていないか、出会い系サイトか?等の指摘をされ、すべてを否定はしたがそこから関係がギクシャクし始めたとのことである。

その後もS恵さんがBさんの冷たい態度や疑う態度になったことを責めてしまわれたこと、1月以降は喧嘩や言い合いをされた際に「疑われたことが許せないからもう別れる」と声にされていたことが、Bさんの態度が自然消滅を画策するような状態の原因になられたことを指摘する。

自己愛について後悔と反省について考えていただき、今後、軽率な行動を慎むよう反省をしていただく。

彼の別れ話の気持ちを察し、不審感、不愉快になった気持ちを理解し謝罪

(今、すべきこと・彼に伝えるべきこと)

について伝達文章を作成し、課題として彼に送信 して無視され返答が得られないlineでも彼に改心を示すことの重要さを理解いただき、無視されても送信し読んでいただき考えをきちんと伝える意味のあるline、無視されないlineについて作文形式で、別れ話の撤回に向けて取り組んでいただく。

非を認め、相手のその時の気持ちを察し、相手を感情・落胆・嫌悪感を考慮した話題、相手の今の気持ちを察した話題文面、相手の感情を配慮した文面、相手から謝罪を真実と受け止めてもらえる謝罪について、思いやるの観点から自身の彼との向き合い方を考えていただく。

きちんとBさんに会って事実をお話し、謝ることから取り組みを始めたいことを理解いただき、彼が強引なS恵さんの訪問についてわかってくれて謝罪を受け入れてくれるかは難しいが、きちんとした謝罪文面を作成し、lineを送信していただく。不安な気持ちにさせたお詫びの伝達の文面や向き合い方のマニュアル作成のための課題に取り組んでいただく。

1ヶ月が経過し、謝罪、改心、会ってちゃんと話したいこと、近況伝達、を含んだ課題で作成した文章をlineで送信していただく。

すぐに返答があり、lineのやり取りをされる。S恵さんの近況を尋ねてくれたり、S恵さんからの面会のお願いについて気持ちはわかったが今はどうしたらいいのかわからない、lineじゃだめかな、何を話したいのとの内容の返答であった。

lineのやり取りから2日後の土曜の夕方、近々、会ってちゃんと話し合いことを伝えると、どうせやり直したいって話だろうから期待させると悪いから会えない、また連絡すると回答が来てしまう。

このline内容を分析し、S恵さんが今更謝って来る話を聞くことについて気が重 い、やり直したい言葉を向けることがBさんにはわかっていて、会う返事をしたくないことがわかる。

しばらく会える気持ちになってくれるまで待ちたいことについてlineで送信していただく。

課題を提示し、諦めずに再会をめざして連絡を継続している理由説明、お付き合いで求めていた誠実で対等な関係の恋愛スタイルについての分析提示をして、これからS恵さんがBさんとの別れ話以前の交際について反省し、身勝手さをどうお詫びし、気持ちを 思いやる、正直に素直に向き合う意識を考え直す課題に取り組んでいただく。

課題 で作成した文章に、会ってちゃんと隠していた悪いこと話したい、謝らせて欲しい、やり直してもらえるとは思っていません。という言葉を加えて送信していただく。

Bさん からのline返答で、S恵さんの部屋での再会が実現する。

事情も含 めきちんと真実を話して謝罪をしていただく。Bさんは驚いた様子で相当に泣かれてしまったとのこと。

この先どうするかのお返事について時間が欲しいと言われてしまったが翌朝早い時間帯にBさんから電話があり、S恵さんの気持ちを受け入れたことを言っていただける。

Bさんからの愛情は確認でき、BさんからS恵さんへの思いやり、愛情が見られ、慎重に向き合えば、交際再開は大丈夫と感じられる状態まで回復に至る。

しかしBさんからS恵さんへの不信感は軽減できても気まずさ、戸惑いは当面続くことを指摘する。

何度かデートはされるが別れ話の内容の重荷、罪悪感から会うことには応じても一緒に泊まる等の状態ではない様子。BさんのS恵さんへの恋人としての不安はまだ大きく残っている状態のままであり気まずさ、抵抗感のような気持ちの重たさは引きずったままであった。

当面、明るく明朗に話し、素直な言葉を向けることを提示する。

デートでの気持ちの確認やデートの誘い方や気持ちの尋ね方についての課題に取り組んでいただき、Bさんとの向き合い方の対話のマニュアルを作成し提示する。

当面は別れ話の撤回に向けてのマニュアルに従った内容での交際を再開していただく。

一緒に早めの夏休みを取られ、旅行をされた際に同じ部屋で一緒に過ごされ、有意義な時間を過ごしていただく。

その際に彼から別れ話以降初めて、これからの交際の再開について話してもらえ、無事に交際に至られる。