【別居中の妻の心理】連絡なしの無視は不利になると思っていない場合の対処法

別居中の妻から連絡がない場合は自分から連絡して下さい。実際に別居中の連絡を無視されている状態で妻に連絡する頻度と内容とは?

別居してから返事をしない妻の女性心理を知る方法と別居した妻が絶対に譲れない理由について詳しく解説しています。離婚について歩み寄れない理由を話し合いで聞き取る修復方法。

別居中の妻の心理を理解した対処法

別居中の妻から連絡がない場合。放置して連絡せずに無視すると奥様は諦めてもらえたと勘違いさせて、印象に影響します。夫婦の問題について誠意がないと判断されてしまうことがあります。

別居中の連絡を無視

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。

関連ページ:離婚したくない場合の奥の手?離婚回避する方法とは【弁護士監修】

別居中の妻の心理を理解して自分から連絡する

妻からの別居中の連絡を無視すると話し合えないまま1年以上の時間が経過してしまい、3年以上の年月が経過してしまい婚姻が破綻していると言われてしまう状態になり、不利になることもあります。

妻からLINEやメール、電話で離婚の催促の連絡が来たら無視せずに会って話したいと返事を必ずして下さい。

ケンカを繰り返してしまう

別居した妻の気持ちを理解した連絡のタイミングは?

別居後の妻の対処が無視を続ける状態など恋愛感覚の駆け引きが事態を拗らせている理由です。別居直後のタイミングでは連絡をしても無視される可能性が高い傾向がありますので、1週間以上は時間を空けてから連絡して下さい。「返事をくれない理由があれば教えて欲しい、答えてくれない理由を教えて欲しい」という言葉で気持ちをわかろうとする文面が好ましいのです。

別居中の妻から連絡がない場合、自分からLINEを送るタイミングは?

別居中の連絡に返事をしてくれない妻に連絡をする言葉とタイミングは、状況から無視された当日は避けて冷静に言葉を向けるために翌日の夕方以降が妥当です。

内容は謝罪では理解されることが難しい心理です。当然、奥様の心象が悪化します。もちろん愛情や誠意のある謝罪の言葉、大切に思っているなどの気持ちの伝達よりも今の妻にとって大事な今後の家計、生活費など事務連絡の事項をハッキリ記載したLINEかメールを1通だけ送信されて下さい。

妻へのLINEの言葉

別居中の連絡を無視する妻への連絡の頻度と内容は?

返事をしてくれない妻への連絡の頻度についてきちんと考慮が必要です。ストレスを感じさせますので週に1回以内でしばらく様子を見て下さい。離婚を説得する言葉や帰って来て欲しいなどのお願い、質問や悩みを理解しているなどの言葉では返信は期待できません。

悔しくて返事ができない妻の性格を理解する方法

悔しくて返事に困る女性は多いのです。妻の性格が無視の原因です。別居してから連絡に返事をしてくれない妻は怒ってる、見放した、知りませんという女性心理特有の放棄を無視することで意思表示しています。妻の女性心理と性格を理解して執拗な本数のLINEを送信することは絶対に良くない行動です。

別居中の妻に連絡する頻度はどのくらい?

別居中の妻にLINEやメールで連絡する頻度は、何度か無視されている状態なら月に2回程度、2週間に一通くらいが理想です。

別居中のLINEを無視する妻の心理

別居した妻にいくらLINEやメールをしても会いたくない、戻れない、もう遅い、など話し合に応じない返答しかしない妻を夫として引き留めたい気持ちを伝える、夫婦が関係を同居再開に向けて修復するためにLINEを既読無視して返信できない妻の心理を知ることが重要になります。

連絡を無視する妻の女性心理が知りたい?

妻が別居してから無視する心理は?妻の女性心理を知る方法は?本人に教えて欲しいと根気よく冷静に言葉を向けていてください。

別居中のLINE連絡

妻に連絡を無視された場合に気を付けたいこと

義父母など目上にあたる方への重大な問題のLINE、メールでの伝達は失礼な行為となりますので絶対に控えて下さい。別居後のこれからの対処で調停など係争を防ぐ向き合い方となります。

別居後に妻から連絡がない場合に伝えること

奥様の親族への連絡は、奥様との直接のやり取りをされ、きちんと承諾を得てからご迷惑、ご心配をおかけしていることをお詫びする内容の電話をされて下さい。

妻が別居して連絡がない、その後、妻はどうしているのか?弁護士に相談をしている?夫婦間の日常的なトラブルを理由に離婚調停を申し立てる準備をしている?返事がないから連絡しない、という放置は間違えです。とりあえずちゃんと会って話したいという意思を何度か伝えることが必要です。

別居中の妻からの連絡を無視せずに返事をする

別居中の妻から連絡が来たら会って話したいと伝えることが最善です。ただし「会いたい」と返事をしたことが原因で妻から無視された場合はLINEを何通も連投で送ったり、妻が出てくれるまで電話を鳴らしたり、留守電に多数のメッセージを入れ続けないで下さい。

しつこいLINE

別居中の妻に無視された場合の対処法

別居直前の夫婦喧嘩以降、無視して一切話さなくなった妻の気持ちがわからない、別居して一緒に暮らしたくないと言われた理由を理解する方法とは?別居されても別れたくない場合の連絡の頻度と話し合いの呼び掛けの言葉について考える。別居中の妻が無視をして話し合いに応じない状態から離婚の危機を乗り越えて関係を修復を成功した離婚回避事例です。

別居した妻と修復する方法がわかる事例

別居直前の夫婦喧嘩以降、無視して一切話さなくなった妻の気持ちがわからない、別居して一緒に暮らしたくないと言われた理由を理解する方法とは?別居されても別れたくない場合の連絡の頻度と話し合いの呼び掛けの言葉について考える。別居中の妻が無視をして話し合いに応じない状態から離婚の危機を乗り越えて関係を修復を成功した離婚回避事例です。

Tさんと奥様のSさんは結婚2年目(着手当時)、1歳(着手当時)の男の子(お子さん)が1人。職場の知人を介して知り合われ、2年の交際を経て、結婚され、賃貸のマンションで暮されていたとのこと。ご相談の約6ヶ月前に妻Tさんの帰宅が遅い、週末も外出が多く、不在がち、住まいてもダラダラしていて育児に協力していない等の理由を責められ、奥様の両親にかなりの愚痴を言っていたそうである。証拠がないが不倫をしていると疑われている。

奥様の実家のご両親の意見の影響で「離婚する」の一点張りとなり説得が相当に生理的な嫌悪を与えてしまい、離婚前提の別居を要求され、離婚したくない、離婚に応じて欲しいという平行線の言い合いの末、妻のSさんがお子さんを連れて逃げるように実家に戻り、親権はもらいます、裁判の知識はありませんが慰謝料は請求します、財産分与は求めないのでもう話し合いたくない、との言い分でモラハラを理由に別居に至られたそうである。

別居当初、奥様のご両親からTさんの生活態度のことで今後の婚姻継続はできない、結婚生活の問題等の批難と抗議をされてしまう。Tさんが引き留めようと何度も離婚したくないと伝え謝ったそうであるが、離婚の要求に応じなければ離婚調停をするとまで言われてしまわれたそうである。

連日、夫婦の問題、危機を解決したいと考え、離婚したくないと伝えたそうであるが、聞き入れてはもらえず帰宅をお願いする謝罪等のメールをさ れていたそうである。

しかしその別居を開始した月の月末にSさんの親がTさんに要求した生活費・養育費金額(15万円)があまりに高額なために支払えず、 給料日の夜、10万円を生活費として実家に持参したところ、義父(父親)が激怒し、「離婚が成立するまで会いたくない」、「今後、メール等は送るな」という内容の抗議に至られ、そこにTさんの親が介入し、仲人を巻き込んで奥様の親と話し合われ、相当な言い合いに至られたことが原因で離婚調停を起こされてしまわれたそうである。

この時点で当方にメールで妻と別れたくない、離婚を止めて欲しいとのご相談をいただく。

ただし、当方は法律に関係する一切のアドバイスが法律で決められていることを伝える。離婚調停が終わるまでは相談のお引き受けができないことを伝える。

相手への発言についての心理面での注意事項(修復前提)を提示する。

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Tさんの親にはしばらくは対話が円滑に行えるようになるまで静観していただくこと等、妻と別れたくない、りこんしたくないなら、注意事項厳守こそが悪化を防ぐことをお伝えする。

離婚調停でも奥様側からは信じられないことを告げられたそうである。約4ヶ月で数回、の調停が行われたそうである。調停の結果は双方の言い分が平行線で譲れない、歩み寄りに応じない様子であるため不成立となられる。言い分は貫かれたそうである。この期間も生活費は毎月、振り込まれていた。

調停が不成立になった直後、Sさんのご実家を訪問する。別れたくない意思を伝えて話し合おうとするが応じてもらえず、義父からかなり 激しい主張をされ言い合いになる。

離婚に応じない限り話をしたくないことを告げられる。すぐにSさんに話し合いたいという電話を入れ、留守電に離婚したくない意思を入れることはできたが電話を取らない状態であった。メールも入れたが応答は得られないままであったそう。

当方に再度、相談があり、夫婦の関係修復の取り組みを着手する。

細かな経緯をお聞きし、心理分析を行う。チェックシートに よる判定を実施し、奥様からの言葉の原文等から不貞行為(浮気)等の可能性がまったくないこと、自分が悪いという意識がなく被害者意識が強いことが判明する。

それまでご両親との関係も問題は感じなかったとのこと。ただし放棄の心理や離婚以外の結論を考えていないこと、困難であること、お子さんとの面会についても拒否のままの状態で、毎月の生活費についてありがとうの発言がないこと等問題が多い。奥様が育児中心の生活であり、Tさんが帰宅してからの会話が少なく、言い合い や大きなケンカもないこと等コミュニケーション不足からの不安や不満を聞いてあげられなかったことが奥様を精神的に疲労させたと断定。

おそらく奥様がこの状態での暮らしで育児疲れ、育児が原因の精神的な疲労の状態から両親への発言に相当な幼児性があり甘えが存在し、両親の介在に至られ悪化状態と提示。

ご両親には事実を大きく誇張して伝わっていることが判明する。離婚調停でも類似し思い当たる主張をされていたとのこと。事実確認の後、Tさんの非に ついて分析し、すぐにTさんから奥様の父親に面会・話し合いの申し入れの電話を入れていただく。

話し合いではこれまでの話のように、帰宅するように伝えたり、奥様との面談による話し合いに応じて欲しい、という主張は控え、非の謝罪と誤解についての説明、父親の言い分を聞くことを優先し話し合っていただく。

結論は離婚して籍を抜く話が保留になったままで苦痛だ、将来のためには離婚をして籍を抜いて他人になるしかない、今後、離婚の要求に応じるという返答がない限りメリットがない、妻としてモラハラを認めて離婚に応じて欲しい、など話し合いに応じないとの回答をされる。

取り組みに着手後、奥様の家庭での居心地、Tさんへの期待と不満等について分析し、謝罪の部分について奥様・ご両親の言葉の原文※から奥様が本当に苦痛とか不安と感じていたTさんの冷たい部分への不満について向き合ってきちんと謝罪するための自覚や 反省をしていただき、ご両親に対話を求める内容の手紙を送付していただくが、電話にて父親から協議はしたはずだ、言葉のDVが許せない、絶対に戻せないとの回答が来てしまう。

離婚裁判を申し立てる手続きの準備中だ、紹介してもらった離婚弁護士に相談した、など激しい言い分となる。その電話にて、当方の謝罪マニュアルに従い、良く考える意味で時間を下さいと伝え3ヶ月の冷却の期間を置くことになる。

Tさんのご両親から奥様のご両親に長期化してしまう別居についての謝罪の電話を入れていただくが、あちらの要求は本人に修復の気持ちがないのだからこのまま円満に離婚に応じて欲しいこと、子供を会わせる意思はなく、お子さんを育てるお金は大学卒業まで最低限の学費・養育費は支払って欲しい等の要求(調停と変わらず)を言われ、謝罪も聞き入れてもらえず、平行線のままになる。

2ヶ月程度が経過し、月末に生活費を振り込まれてからメールをされた際に初めて奥様から返答が来る。

「いつになったら応じてくれるの。このままでは苦痛です、破綻していると思っています。早く離婚に応じて欲しい。」との内容。次の月末まで1ヶ月の冷却期間を置く。

当方の心理面の有資格者のスタッフがSさんの言い分を読み取った結果、 奥様が両親の言動が心の重荷になり、強い態度をすることで自分を正当化し、安心したい心理が作用していることを提示する。

この見解からTさんからSさん宛に「いつまでも実家で暮らすのはどうかと思う、子供が満1歳になったのだから、マンションに戻って欲しい、戻ってくれたら自分はマンションを出ます」、という提案を手紙に記載し、離婚危機のとは別の意味で茶器茶葉の宅配便に添えて発送する。

この手紙への返答からTさんが奥様の実家を訪問し、4人での話し合いが行われ、聞き上手に徹していただき、妻への言葉の暴力や不貞の疑いなど奥様の誇張したご両親への愚痴の報告のこと、家庭での様子についての誇張した報告等が判明する。帰宅について結論は即答できないとの言い分で保留となる。

この話し合いにてTさんから奥様の母親に事実確認をお願いして、数日後、母親からTさんに謝罪の電話がある。
ただし、奥様は陥れられた等被害者発言をされている様子でかなり精神的に不安定な様子で育児ができる状態ではなく帰宅のことについてはしばらくは保留したいとの返答に至る。

数日後、Tさんから奥様への謝罪や励まし、安心の伝達等をされながら意見せずに向き合っていただく。

6ヶ月以上このような状態が続くが、毎月、月末に奥様の実家を訪問していただき面会を継続していただく。随時、問題についてご両親とも 連絡を取られる状態で静観する。

奥様の父親の提案で今後についての話し合いが行われる。

謝罪と今後のことについての提案を中心に面会のことや帰宅、修復について交流して向き合って話すことについての妻からの約束を得られる。

この話し合いの前までにTさんに自身を奥様の視点から見て考えていただく等、家庭のこと、夫婦の愛情、子育てについてレポートをまとめて いただき、奥様の心にある不安や不満について問題点を考え、謝罪すべきこと、安心を与える提案、奥様の心の状態と心配されていること等、この先の話し合いの内容について配偶者として相手の気持ちを理解する姿勢での向き合い方を考えていただく。

この話し合いの後、数回、電話・メールでのやり取りをしていただく。平行してご両親との話し合いが何回か行われ、性格の不一致のこと、修復のための同居のこと、育児についての実家の協力等を話し合われ、次の話し合いについての合意に至る。

約1ヵ月後、4人での面会による話し合いが行われる。法的に解決できない気持ちの問題について今回、作成した問題解決に向けた謝罪について話しをしていただき、奥様の抱える不安と苦手意識についての議論をしていただく。

同居についての提案をする。奥様に同居した場合にできる約束につ いて文章にまとめていただき謝罪と後悔に併せて伝えていただく。

同居のことは先で考えることとして、それまでは月に1回で良いのでお子さんを含めて家族3人で過ごす時間についての提案がされ、合意いただき、週末の日中に帰宅する約束が得られる。

2ヶ月ほどこの週末帰宅のタイミングでの面会をされ、面会の際の帰宅提案について3人での暮らしに合意が得れ、話し合いの結果、奥様の帰宅の引越しが完了し、同居での生活が始まる。

しばらく様子を見ていただく。奥様から別居のこと、許せなかったことのの謝罪を言われ、実際に和解される。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

1991年東京都生まれ。血液型A型。2016年より復縁専科のメール相談を担当。月間50件以上のご夫婦の離婚問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。 日本心理学会認定・認定心理士。