【本気で離婚したい人の行動とは?】離婚を急ぐ夫の心理を知り修復する方法

本気で離婚したい夫の行動の特徴を理解して夫婦関係を修復する方法を解説しています。

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本気で離婚したい人の行動と心理とは

夫が離婚したいと言う心理は、本気でこれから離婚を迫る決意をしているのです。

離婚を決意した夫の行動は早く離婚に応じさせようとする行動になります。

どうしても話を聞く前に先に今すぐここで離婚届にサインを書けと言って譲らない夫の本音は自分は悪くないと思いたい、夫婦関係を修復する気持ちになれず、本気で離婚の決断を迫って当然と言いたいのです。

離婚したい夫の行動とは

本気で離婚したい夫の行動の特徴とは

離婚を決意した後の行動の特徴として、感情的に離婚を突き付けて無視をしたりそのまま家を出てしまうなど話しをしてくれない共通点があります。

離婚を切り出した後であなたがこれから改善すると誓っても話しを聞いてくれません。価値観が合わないなどの抽象的な言い方をして本当の離婚したい理由を教えてくれないケースが多いのです。

妻となるべく関わりたくないと思うようになり、仕事が忙しいなどの理由で帰宅する時間が遅くなる傾向があります。

離婚したい夫の行動の特徴は話しかけても無視するようになります。

その後で別居の準備をしてから離婚の決断を迫ります。

それでも離婚にすぐに応じてもらえないと感じたら家に帰って来なくなるなど、実際に離婚に向けた動きを始める男性が多いのです。離婚調停を申し立てられてすまうような事態が起きてしまいます。

つまり離婚を迫った次の段階では【別居すること】【離婚調停を申し立てること】を選択するのです。

離婚を本気で考えている男性は自分が家を出るか、妻を実家に帰らせるかを選択して別居することを急ぎます。

離婚したい夫の行動とは?

①家を出て別居をする

②連絡を完全に無視する

③弁護士に依頼する

など強気な行動に進んでしまうことが予想されるのです。

離婚したいと言われた原因を知るために、離婚宣言に至った夫の心理について考える必要があります。

離婚を切り出すまでに相当に考え、悩んであなたに声にしたはずです。

MEMO
離婚したい夫がとる行動の特徴として別居の準備を始める傾向があります。まず家庭内での態度が冷たくなる、話しをしなくなる、帰宅後に目を合わせずに避ける、次に帰宅時間が遅くなったり休日に不在がちになることが多いようです。

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。関連ページ:弁護士監修!離婚回避方法

本気で離婚したい夫の行動は自分本位

家を出て弁護士に相談をした夫が今すぐにこういう条件で離婚に応じて欲しいと伝えて来た時点で慰謝料の金額など具体的に提示するなどの状況であれば強い離婚の決意が実際の言葉と行動から感じることになります。

旦那の転居先・行き先がわからない場合、夫への連絡はいつ、どんな内容でどうするべきか?

もし自身が専業主婦やパート勤務で収入が少なく、夫の稼ぎで家計を維持されていた場合、これからの生活費や養育費、育児について夫に確かめたいことはいつ連絡する?など今すぐに夫と話し合いをすることが必要です。

熟年離婚のケースでは夫がすべての交渉を弁護士さんに任せてしまうケースが多い特徴があります。

離婚したい夫の行動には理由がある

家庭内で帰宅後の夫の態度があまりに冷たい様子が続いたり、夫の言動に冷たさを感じるなど大きな違和感があり変化がを感じることがあります。セックスレスについて不満を話した後で夫が本気で離婚を決意して家に帰らなくなり、別居を実行した理由とは?

離婚準備で家を出たという既成事実を示せる状態で離婚調停を考えている場合があります。夫が話しを聞かない状態では夫婦生活に関する大事な話し合いは避けて下さい。

新婚の妻

旦那の離婚の本気度をチェックする方法

夫婦喧嘩の時の言葉は売り言葉に買い言葉です。自分も離婚すると言い切ってしまったなど離婚の話しになることはあります。

冷静な話し合いでこれまで言えずにいた不満や不安、離婚の決意について質問をして下さい。気持ちが冷めた理由を聞き取るなど話し合いで本気度をチェックすることができます。

1:離婚後の自分の生活についてどう考えているのか?

2:離婚しない選択をしてくれるつもりはないか?

3:どうすれば離婚を考え直してくれるか?

もし、2つ以上の項目で答えられないと言われたら離婚を本気で考えていると判断できます。

妻は本気で冷めている

本気で離婚したい夫の特徴は冷たい

本気で離婚を決意した夫の言葉が冷たくなる傾向があります。

夫が離婚前提で家を出る前に先々の離婚調停で不利にならないために別居後の婚姻費用の支払いについて一方的に伝えて来ることがあります。

離婚後の養育費、慰謝料、財産分与など離婚の条件、財産の分け方や親権のことなども含めて具体的な金額について考えて弁護士に相談しているケースが多い様です。

離婚したいと言われた時の夫の言葉に本音がある

離婚を迷っていた夫が離婚を決意した場合、切り出すタイミングを待っている場合があります。あなたの家庭内での態度や些細な八つ当たりなど言葉の暴力をきっかけで離婚すると言い出すケースが多いのです。

本気で離婚したい夫の行動が慎重になる理由

「離婚する」という言葉が本気なら絶対に離婚宣言をせずに離婚に向けて準備を進めてしまう傾向があります。

当然、離婚についての考えを離婚を実際に本気で切り出すまでは伝えません。夫婦喧嘩と同じような感情的な発言とは違い、あなたのこれまでの態度が原因で夫に離婚を決意させてしまったのです。

夫が離婚を決意した瞬間

本気で離婚したい夫の心理を理解した修復方法

離婚したい夫の気持ちを理解できていますか?

家庭のトラブルが夫の親族に知られることが気まずい?

家庭内での居心地の辛さを毎日実感され、追い込まれた心理状態だったのではないでしょうか?

夫が結婚生活に疲れて離婚のことで悩んでいたことを知っていましたか?

夫は離婚を決意するまでに離婚をするメリットとデメリットについて夫も相当に考えたはずです。

夫が離婚したい理由が結婚生活への不満が原因なら

夫婦の会話不足が原因で夫の気持ちがわかっていないことが不満を感じていたことを見逃していたのです。

夫の嘘を疑ったり、浮気の疑念を感じて追及して敵対しなければ夫婦の信頼関係を再構築することができるのです。

夫と話し合いが平行線でも絶対に敵対しないで下さい。お互いに冷静な状態での夫婦の話し合いを積み重ねることで離婚を避けられる確率が高くなるのです。

離婚したい夫の変化を見逃していた場合の対処法

冷静に話しをして離婚を決めた理由を教えて欲しいと尋ねて下さい。

しっかり話しを聞いてどうして離婚すると決めたのか、私との結婚生活の何が不満なのかきちんと理由を聞く必要があります。

本気で夫が離婚を考えるようになっていた気持ちを見逃していた場合、謝罪する具体的な内容を考えなければいけません。

なぜ夫が離婚を決意して家を出てから無視をするようになってしまったのかなど、離婚したい夫の行動について心理と理由を理解することが必要なのです。

離婚を決意した夫

本気で離婚したい夫と話し合いをする時の対処法

離婚を要求している夫はもちろん、話し合いで絶対に自分が責められたくない気持ちなのです。

離婚を本気で決意してしまった夫と離婚を避けるためにどのような謝罪を伝えればいいのか?

対処法と話し合いを始めるタイミングなど修復のポイントがわかります。

「あなたの気持ちを教えて」「知りたい」「わかりたい」という呼び掛けを丁寧に続けて下さい。

夫から話してもらえるように黙って様子を見て下さい。

一緒に暮らしていて幸せではないと思わせていた自分自身の振る舞いと夫が離婚を決意した理由の関連について冷静に考えることが必要です。

そのため夫が離婚について話しをしている時に夫の発言を遮らずに言い終わるまで話しを聞いて下さい。

本気で離婚したい夫の行動は変化する

本気で離婚すると決めた夫の行動は変化します。

家庭内で夫から避けられて会話をしなくなり、コミュニケーション不足だった夫婦の場合、無視されている状態で話しをされた時に離婚を切り出されてしまうケースがあります。

夫がこっそりパソコンやスマホで離婚サイトを検索して離婚に関する情報を読んでいるなど異変が感じた場合、追及せずに様子を見て下さい。

話し合いにならない

離婚したいと言う夫の行動から浮気を見抜く

離婚を切り出されるまでに大きな喧嘩をした記憶がない、しかし夫はあなたとの話し合いを継続しても気持ちがわかってもらえず、酷い責められ方をされるなど悪者扱いをされたと認識してしまいます。

浮気が原因で離婚を本気で切り出された後でどうすればいいのか?

夫との関係を修復する対処法としては憶測で責めずに理由を冷静に聞き取って下さい。

もちろん、夫のスマホのLINE画面など怪しいと感じる行動を感じたらチェックして下さい。

無断外泊など夫の不審行動など浮気の兆候に当てはまる行動があれば責めずに冷静に行き先や泊った場所について尋ねて下さい。

基本的に浮気をして離婚を考えている男性は離婚条件のことを考えて不利になることは隠そうとします。

謝ってももう遅いと言われた

離婚を急ぐ夫の行動の変化を見逃さない

本気で離婚を決意した夫が家事のことや家計管理などお金のことについて口煩く、DVなどの暴力はなくてもモラハラのように命令口調だった夫が干渉をしなくなるなど無関心な態度に変わることがあります。

もし夫から無視される状態になったら?離婚を本気で考えている心境になっている可能性が高いのです。

不審が外出を指摘したことで不倫を疑われたと強く意見を言われた。それから気持ちがないと言われるようになり避けられることが増え、夫婦の会話がなかったなど離婚を考えさせてしまう原因があったはずです。

夫が離婚したい理由が浮気なら?

浮気をしていた場合、浮気相手とのlineやメール、通話をあなたに察知されたくない、指摘や言及をされても浮気を認めないなど外泊や休日の行動で浮気相手との時間の共有を自由に楽しみたい、あなたの詮索の目から逃れる目的で別居をする男性は多いのです。

不倫が原因で本気の離婚決意をした後では離婚を要求することについて無責任と責められることへの警戒やイライラが強く、あなたからの謝罪の言葉を聞くことが面倒で取り繕いと感じてしまわれています。聞く気力が低下していることが覗えます。

浮気を隠して婚姻破綻で離婚を成立させたい夫は調停を避ける

浮気が原因で疚しいと思っている男性は調停や裁判を避けたいのです。

婚姻破綻が認められる時期まで無視を続ける男性もいるそうです。

そんな夫の異変から本当に家を出られて別居になった場合、離婚までの期間で夫婦の話し合いをして引き留める説得が必要です。

別居後のlineでは自分にも非があることを明記しない男性が多いのです。

できるだけ裁判を避けて、夫婦間の話し合いでスムーズに離婚の合意で離婚を成立させて終わらせたい男性が多いようです。

子どものことや将来のことまで考えられないのです。

事故保身の返事が必然的に多くなります。

lineでも自分に不利、損をすると感じる言葉は返さずに無視するケースが多いのです。

離婚の話しはlineではなく、会って話す説得が重要なのです。

浮気が離婚したい理由なら夫を責めない方がいい

旦那の今の正直な気持ちとして、浮気が本気の恋愛になってしまった場合、離婚を決意した旦那の心理を理解した向き合い方が必要になります。話し合っても大丈夫と感じさせることが必要です。

離婚して浮気相手と本気で再婚する決意がある場合は精神的に夫を追い込まない配慮が必要です。

焦らずに話し合いを継続するなど旦那の気持ちの理解が必要になります。

夫の不貞行為が原因の場合は根気よく話しを続けて下さい。

家庭内での会話を避けるような重たい雰囲気から夫が自宅の居心地が悪くなり、そのまま夫が家を出てしまうことがあります。歩み寄ってもらうためには浮気を責めずに理由を聞き取る向き合い方が必要になります。

離婚を決意した瞬間の夫

本気で離婚したい夫が家を出た後の連絡方法

離婚を決意して夫が家を出た場合、LINE、メールではご主人の体調を気遣い、家庭の事務連絡など用件が明朗であることが望ましいです。

返事が得らない場合でも勤務先や実家への電話は控えてご主人への直接の連絡を継続して下さい。

本気で離婚したい夫が離婚調停の手続きを考えて別居した可能性もあります。

無視される状態であれば最低でも2週間は連絡せずに様子を見て下さい。

家を出てから無視をするなどの夫の行動から離婚決意が本気であることがわかるのです。

離婚したいと言った後で家を出た夫への対処法

家を出た夫への連絡のタイミングや言葉について、本気で離婚を決意した夫と会って話せた時に何を伝えるか?

嫁として自分の非を自覚して夫の気持ちを察して何を謝り、どちらが悪いという言い合いを避けて歩み寄る意思を示す意味で約束として誓いをどう伝えるべきか?

別居前に必ず伝えて確かめるべきことは一緒に暮らせないと感じた理由を聞くようにして下さい。

自分に重大な原因がないと思っていても忘れていることが離婚原因だったケースも多い様です。

協議が決裂したら離婚するために調停をすると言って譲らない夫と本音を確かめるつもりで話して下さい。家庭生活での妻との性格の不一致を実感して離婚することしか考えていません。

謝るだけではなく具体的に婚姻関係を続けるメリットを示せることが効果的な対処法となります。

離婚したいと言われた後で家を出た夫へのLINEの送り方【内容】

現在、離婚すると決意した夫からとにかく話しを聞いてもらえずに無視されるようになって開き直られて家に帰って来なくなったり、家を出られてからメールやLINEなどでのやり取りで平行線の状態でも根気よく連絡を継続することが重要です。

無視をして返事をしてくれない夫の心理は謝罪の言葉は否定したい気持ちの問題なのです。

あなたの態度に不安を感じて謝られたくない、責められたくない、拗れてしまうことを避けようとする夫の心理が理由なのです。ですから絶対に批難するような言葉は夫婦間のLINEでは向けないで下さい。

家を出てしまった夫にLINEで連絡する場合、お子さんの画像・動画などのファイルの添付は好ましくありません。

夫へlineを送るタイミングは平日なら夕刻の時間帯や土日の日中の連絡が好ましいです。

本気で離婚したい夫と修復する方法のまとめ

離婚を決意した夫と修復する方法のまとめとして、最善の対応として自分が納得できないとは言わずに、今までに夫が言えずにいた結婚生活への不満など本音を聞き取ることが必要です。

夫は家庭生活でのあなたへの不満を言わず離婚について悩みながら我慢を続けていた。実際にあなたへ離婚決意を打ち明け、離婚を本気で決意して家を出た時点で妻と直接話すことは最後にするつもりだったのです。

本気で離婚したい夫に考え直してもらうには

離婚を決意した夫の言い分の変化について冷静に考える。

浮気を疑っている場合は疑心を言葉にせず、教えて欲しいという尋ね方で決め付けた言い方を控えて下さい。今は心理的に追い込まないよう配慮と注意が必要です。

本気で離婚したい夫との離婚回避事例

離婚回避事例

依頼者:H子さん32歳(女性・主婦)

結婚5年目の夫Fさん(34歳)

子供なし

離婚せずに関係を修復

修復までの期間:1年11ヶ月

難易度: E(話し合いができない状態)

(旦那の不倫が理由のケース。調査のプロの指導でGPS調査や探偵事務所や婦人講座に頼らず別居後に話し合いを積み重ねて自力で問題を解決できた事例です)

4年前に結婚をされた。結婚後も共稼ぎで会社勤めをされている。お子さんはいない。旦那が離婚を決意したと感じたのは無視されるようになったこと。突然に離婚を要求された。会話がないまま一方的に家を出られてしまい別居されてしまった。

2週間前の深夜、飲み会が理由で終電に乗れず遅い時刻に帰宅。翌朝、夫が事前に借りていた賃貸物件に一人で引っ越すと言われる。その後はメール、留守電にも返事がない状態。

14項目の経緯についてのチェックシートで夫の心理を読み取り分析を行う。出張を理由にした外泊、極度に会話を避ける、離婚を切り出す前に既に住居を借りているなどの行動のパターンからこの離婚危機はご主人の浮気が原因である可能性が高いことを提示する。

今は謝っても答えが揺らぐことが難しい、夫とのこれまでの暮らしで自覚できていなかった自身の非、つまり夫に対しての譲歩がなく信頼できないなど軽率な発言をしていたこと、重荷や思いやり不足、最近の与えた愛情について考える。

結婚生活では夫のプライドが失墜させられた、家具を選ぶことや家事全般、夏季休暇や年末年始の休暇の過ごし方まで基本的にH子さんが決めたことに賛成をしてくれて特に意見はなかった。

夫が不満を言えないまま我慢していた不満があったことが推測できる状態である。夫が家庭内で常に機嫌を覗い、「NO」が言えない接し方をされていたことがわかる。不機嫌になると夫を責めたり、過去の些細な出来事を蒸し返すなど不機嫌な状態で接するなど夫に「ごめんね」が言えない関係であったようである。

夫が離婚を決意した理由を考え、気づいた自身の非を基に夫に伝えるべき自身の問題について考える。夫にメールで離婚のことで会いたいと伝えるが返事がない。注意点を提示する。

悔しさと苛立ちから「好きな人がいるのなら正直に話しなさい、証拠だってすぐに出せるし離婚調停を申し立ててもいいと思っている」と伝えてしまう。

義母に電話を入れて経緯を話す。離婚のことは本人が決めることだから私からは何も言えませんと突き放されてしまう。

今まで自分勝手な甘え方をした反省と別居になってから求めた面会の理由、気持ちの理解、怒っていないという安心伝達の言葉、帰宅のお願い、今後、どうしたいのかについてきちんとメールで伝える。

数日後、メールがあり、あなたに疲れて離婚することに決めました。家を出たのは離婚の準備のつもりだった、幸せになるために離婚しよう、互いに前を見て考える必要がある、もう夫婦としてお互いに冷めている、関係は既に破綻していると思っていますという返事が来る。

夫から返事がある。応じて欲しい、離婚して籍を早く抜いてお互いに新しい人生をやり直したい、このままだったら離婚調停や裁判も考えている、弁護士には別居の前から相談している、慰謝料は払えない、という内容。

会って話したいという返答を返すが、夫からは話すことは一切できない、会いたくない、結論は変わらないとの返事が来てしまう。このやり取りでの夫の言い分、 譲歩できない理由とわかる。

夫が言いたいことか言わなくてはならない事実や言い分など何かを伏せていてる。

話すことになり自身に不利と感じていること、まだ僅かにH子さんに未練があること、離婚決断への躊躇いも存在する理由で揺れたくないという理由と今まで何もかも感情を中心に強引に従わさせられた反動で負けたくない気持ちが意固地にさせていることなどを提示。

今まで気持ちをわからずにいたこと、なぜ甘えから自分勝手だったのかの理由説明とお詫びの言葉、浮気を疑ったことも謝り今後も一緒に生きて行きたい本心など家族愛について考えを伝える。

数日が経過し、夫から返事として感情的な返答が来る。

後悔している、従順にならず、浮気を疑い、言い分もちゃんと聞かず、理解できなくてごめんと謝罪していただき、会ってきちんと2人で話したい、ということを伝える。

離婚をまだ待って欲しいことなどお願いをするがメールの返事が来ないまま1カ月が経過する。

会って話すことが実現する。ご主人との話し合いで後悔の言葉はわかるが謝罪の受け入れについてパートナーとして信用できないと断られてしまう。

ご主人からの言い分にH子さんと性格が合わない、話しを聞いてくれない性格が許せない、同居開始直後は気に入らないことがあるとすぐに別れたい、別れようと喧嘩になるような言い方を平気でしていた。

喧嘩を避けたい気持ちで言い返せなかった、子供が欲しかったが、H子が職場で昇進した関係で当面は産休などは無理と言われた。

話し合いから数日が経過する。ご主人から電話があり、気持ちは変わらないが会って話す必要はあると思う、とのことで当日に話し合いが実現する。今後について考えを話し合いをする。この際にご主人から再婚を考えているくらい大切な女性がいることを言われてしまう。

家を出てから知り合い、お付き合いを始めたと言われる。詳しく尋ねるが、質問に無言になるなど、聞き出せないことも多い状態で話し合いが終わる。この問題に浮気を隠している不審さがあることを現実として受け入れてくれる。

浮気が発覚しても帰宅のお願いを伝える。関係修復についてや夫婦・家族愛についてなどご主人の心境も考慮して謝る。

非の自覚として、浮気問題も併せた現実を受け入れる。1ヶ月が経過した週末、ご主人に電話を入れて話し合いをされる。

その際に継続的に解決に向けて会って話し合うのならば、話せるとの話し合いの継続の約束が得られる。

数回、話し合われ、ご主人からの答えとは離婚は決めたこと、話しを聞く意思がないこと、一方的に謝られたり、浮気のことを詮索されて嫉妬する言葉や後ろ向きなことばかり聞いても意味がない。

離婚合意以外の話は拒否の返事に至られてしまう。ご主人への後悔の気持ちについて声にする。

しばらくまた時間を置くことになる。 その後、週に1回くらい、メールでのやり取りはある が、同居再開の提案には断固として聞き入れてもらえない状態。

ご主人から見たH子さんの短所(機嫌の覗かせるような機嫌の落差と煩わせる態度・振る舞い)や妻として苦手と実感させた面(ご主人の言い分を聞かない、わかろうとしない)について考える。

非についてきちんと整理をしていただき、このまま離婚したくない理由説明、浮気問題に妻として解決に尽力したい、理解者でありたい今後の提案についてどう伝えたいのかを文章にまとめる。

2人だけで話し合いとなる。夫への謝罪・非の自覚、引き留め提案をお話していただくが、返事はどう謝られても変わらない、我慢できない、先々も心配になる、そういう理由で浮気相手と別れてもH子とは一緒に暮せないことを言われてしまう。この話し合い で結婚前にお互いがどういう気持ちだったのかを言葉で確認する。

お互いの愛情について自分に問題があった部分を思い返した話しをする。結果として離婚する気持ちになってくれるなら1年でも待てる、このまま別居したままで構わないということで猶予のお願いについては合意を得られる。

ご主人からの返答は得られるが、話し合いの結論に変化なく平行線になる。ご主人に二度と蒸し返さない約束を伝える。

再度、今の状態になっても愛情についてや思いやりや気持ちの理解など相手の視点から見て欠けていると思えた点や甘え・過信、自身の非について謝罪を伝える。

同居していた頃は言いたいことを言える雰囲気ではなかった。やはりお互いに性格の不一致だと思っている、帰宅についての結論は言い分が変わらず平行線の状態となる。

ご主人からの意向で、帰宅はしたいが、君が本当に反省しているのか疑問だからこのまま様子を見たい。しばらくは同居再開については話し合いたくないという結論に至る。

同居再開や離婚撤回の話し合い再開まで現状維持で時間を置く。言い分(同居再開に踏み切れない、許せない気持ち)から話し合いの論点を考える。 帰宅してくれた週末は穏やかに過ごす。

平日も特別な用事がない限りは過度なメールを控える。帰宅の際の会話が以前のように穏やかな状態が3カ月以上継続できる。

ようやくご主人が普通の暮らしに安心をしてくれる状態になる。帰宅されたご主人との話し合いで夫婦を続ける気分になれたと離婚要求の撤回を約束してもらえる。何回か同居再開についての話し合いをされる。

2年ぶりの家族としての生活が始まり復縁を完了する。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

日本心理学会認定・認定心理士。1991年東京都生まれ。血液型A型。大学・大学院の人間科学心理学科にて心理学を履修。 2016年より復縁専科のメール相談の分析と回答を担当。月間50件以上の夫婦問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。