夫から離婚を切り出される妻の特徴?離婚したいと言われたら返す言葉

夫から離婚を切り出される妻の特徴を解説しています。なぜ夫から離婚したいと言われたのか原因が分からない方も多いのではないでしょうか。

夫から離婚を切り出される妻にはいくつかの特徴や共通点があります。心理学の観点で夫から離婚を切り出されたら返す言葉や対処法を紹介しています。

夫から離婚を切り出される妻の特徴

夫から離婚を切り出される妻の特徴として、夫との会話不足だったり、自分のことを優先するあまり勝手な行動が多く、夫に対して反抗的な態度を示したりしてしまう傾向があります。

このような行動や対応が夫をうんざりさせ、精神的にもう耐えられないと感じさせてしまいます。夫の気持ちを考えない振る舞いを続けたことが離婚を切り出させる原因となってしまうのです。

離婚を切り出される妻には5つの特徴があります。

・結婚生活で夫に無関心

・夫との会話が少なくても不満は感じない

・夫の収入についての愚痴を言うことがあっても感謝の気持ちを伝えていない

・夫の言葉を聞き流したり強く言い返す傾向がある

・日常的に夫の浮気を疑う傾向がある

夫から離婚すると言われた

夫から離婚を切り出される妻の共通点

夫から離婚を切り出される妻に共通する原因があります。妻として夫に家族としての連帯感を感じさせられない、友人・知人に平気で夫の悪口を言ってしまうなど家庭の居心地のことで夫に不満を感じさせていたなど、離婚を切り出されるまでの相当な期間、夫に我慢をさせていたなど、夫から良い妻と思われていないことが原因で離婚を切り出されてしまうケースが増えています。

夫の態度や様子が変わる前に夫が悩み始めていたことに無関心過ぎたことが原因で気が付かなかったのです。

夫が離婚したいと思う妻の共通点として夫の気持ちを思いやれない、つまり自分勝手な言動や振る舞いが多いなど、夫との接し方に問題のある女性が多い傾向があります。

夫に対しての怒りの感情をすぐに向けてしまう、すぐに離婚してもいいという言葉を向けてしまう、夫や家族よりも自分の趣味を優先してしまうなど、夫との価値観の違いを感じさせてしまったことが理由で離婚を切り出されているようです。

自分の発言は控える

夫から離婚を切り出された理由を理解する

離婚したい夫の言い分で性格の不一致、性格が合わない、価値観の違いと言われることが多いのです。

厚労省の統計として、妻との【性格の不一致】を感じたことが一番多い離婚したい理由です。

夫から離婚を切り出された主な理由は、自分の仕事や子育てが忙しくて夫との会話を避けていた、夫婦喧嘩の後で悔しくて夫のことを無視することがあった、家計のことで夫を責めてしまった、夫に感謝や謝罪の言葉を言えなかった、夫の発言に対して言い返してしまうことが多かったなど夫婦関係が冷めてしまうような振る舞いを続けていたことが考えられます。

夫から離婚を切り出された主な原因とは

夫から妻が離婚を切り出されたよくある理由について、一つでも自身に思い当たることがあれば反省して繰り返さないように気を付けることをお勧めします。

妻として家事や育児をしつつ、夫の身の回りの世話もちゃんとしているという気持ちがあるため、自分は悪くない、何が理由で夫から離婚を切り出されたのかわからないし、離婚したいと思った夫の気持ちがわからないのです。

夫が離婚したいと思う5つの原因

1:性格が合わない・価値観の違い。

2:夫婦喧嘩が多い。

3:妻への気持ちが冷めた。

4:夫が浮気をしている。

5:家計・お金のことで妻から日常的に愚痴や文句を言われ続けたこと。

夫が離婚を決意した瞬間

夫から離婚を切り出された後の対処法

夫から離婚したいと言われた後で夫との夫婦関係がうまくいかないと感じたら、まずはじっくりと耳を傾けましょう。

夫の言い分は否定せずに理解をする姿勢を示して下さい。あなたや家庭から心が離れてしまった今の夫の気持ちを理解してきちんと受け入れることが大切です。

夫に過去のことを含めて不満に思っていること、今、考えていることを遠慮せずに教えて欲しいとお願いをして下さい。

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心理カウンセラーが対処法をアドバイス

離婚を切り出した夫の心理についてチェックすることができます。

これまでに数多くのご夫婦の離婚を回避するための心理カウンセラー(夫婦問題のカウンセリングの専門家)によるアドバイス、サポートを行った実績がございます。

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夫から離婚を切り出された後の修復方法

夫を説得したり謝る前にまずは夫の言い分をさえぎらずに言い終わるまで冷静に聞いて下さい。

夫との離婚を避けたいなら知っておきたい心理学のテクニックがあります。主導権を夫の持ってもらうことで夫の本当の考えを聞くことができます。

それまで優しい話し方をしていた夫の態度が急に変わった、それぞれの結婚生活での不満はあっても今まではお互いに日々の生活の中で妥協できていたはずです。

夫婦の離婚の危機はどちらかが我慢できなくなったタイミングで起きてしまいます。

離婚を切り出した夫の気持ちを理解する

夫がなぜ離婚を考えたのかについて理由を冷静に尋ねて下さい。自分が夫に対して悪いことをした記憶がない場合でも知らず知らずに夫に不満を感じさせていたケースも考えられるからです。

夫の話しは言い終わるまでさえぎらずに聞くことを心掛けて下さい。

夫が本音や本当の離婚したい理由を言ってくれない場合でも焦らずに冷静に向き合って下さい。

夫が会話を避ける態度

家を出る・別居すると言われたら話し合いの場を設ける

夫から離婚を切り出された時に家を出る・別居すると予告された場合、本当に同居の継続が無理なのかを話し合う必要があります。夫は別居することで離婚協議が有利になる、別居すれば自分にメリットがあると考えているのです。

もしも夫が本気で家を出る様子でもこの際に生活費、つまり別居後の婚姻費用のこと、慰謝料や財産分与などのお金の話は最初の話し合いでは控えて下さい。嘘や言い訳の多い夫の言い分は離婚条件のことも含めて必ずメモに書き留めて対処されて下さい。

夫から離婚しなくてもいい、これからも一緒に暮らし続けたいと言われた後の向き合い方としては、結婚生活の不満について悩んでいた夫の言い分を聞いて気持ちを理解するようにして下さい。家庭内での夫の居心地の良さを具体的に考えて下さい。

理由がわからない

注意
夫から家を出て行く、離婚すると言われてすぐに自分の生活のことを心配する交渉はしないで下さい。あなたから離婚を受け入れてもらえると誤解されてしまいます。離婚せずに解決するためには絶対にお金の話を最初にしないことが大事です。

妻が専業主婦の場合、別居する前に婚姻費用(生活費)のことや健康保険のこと、生命保険の受取人名義の変更など離婚に向けた手続きの交渉があれば夫が本気で離婚を迫っていると判断できます。

夫が家を出てしまい別居になった場合、夫婦間のLINEやメールでは浮気が原因と決め付けで責めるような言葉を送らないで下さい。

別居した後で夫への連絡をきっかけにして会って話すことから修復を始めて下さい。

夫が離婚したい理由は焦らずに直接会って話せるタイミングを待って下さい。冷静な話し合いをしなければ夫の考えや本当の気持ちをしっかり聞くことができません。

夫が譲ってくれない

原因がモラハラならある程度の時間が必要

夫に対していつも強い言い方をしていた、人格を否定するような発言を繰り返していた、家庭内で無視をしていた、すぐに浮気を疑ってイライラした態度を見せていた、夫の行動を詮索して責め続けたなどは夫へのモラハラ行為です。

妻からの日常的な言葉の暴力・精神的なDVが離婚したい理由と一方的に言われても言い返したり否定しないように気を付けて下さい。

離婚調停や裁判でモラハラや性格の不一致が理由で離婚したいと主張されてしまうリスクがあります。

「妻からのモラハラが離婚したい理由です」と主張されてしまう前例もあるからです。

気持ちが一度離れた夫が冷静に話しを聞いてくれるまで時間が必要です。

喧嘩で別居

離婚届にはすぐに応じず即答は避ける

離婚届にサインをしてくれたら本当のことを言う、すぐに不倫を解消するつもりなど、夫から交換条件を出して来たら「考える時間が欲しい」と答えて即答は避けて下さい。

夫が弁護士などの法律の専門家に円満に離婚することについて相談をしているケースでは今後、離婚調停などで有利な方向の話しを進めたいからです。

結果としてあなたが離婚に承諾する意思があった証拠をつくる目的で離婚届を書かせようとする男性が多いのです。

あなたが離婚に応じないと言い続けたことが原因で夫が法律の知識を主張してあなたとの金銭のトラブルを避けようとする心理を理解することが必要です。

離婚危機になったら

夫婦喧嘩の後で素直に謝ることも大切

夫婦喧嘩の後でも自分が悪いと自覚できない女性が夫から離婚を切り出される傾向があります。

もちろん夫婦喧嘩で妻から意地の悪い言葉を向けられた夫はプライドが傷付いて「俺は悪くない」と思っているのです。

夫婦喧嘩の後で離婚したいと言われたら素直に自分から夫に謝るようにして下さい。

夫から離婚しないと言ってもらえたら慎重に家庭生活の平穏が継続できることを優先されて下さい。

LINEを無視された後の通話

夫の浮気が離婚を切り出された原因の場合

突然、夫から離婚を切り出された場合、浮気なども含めてさまざまな理由が考えられます。

夫の言葉や帰宅後の様子に違和感があった。離婚したいと言い出す時の様子が変だと感じた場合でも確かな証拠がない段階では浮気が原因で離婚したいと言っていると決め付けないで下さい。

夫は離婚したい本当の事情を伏せているはずですが、「好きな人がいるの」などの言葉を向けて浮気を疑って問い詰めてしまうことは逆効果になります。

もし帰宅が今までは普通に夕方だった夫がここ最近、深夜帰宅になることが続いたこと、帰宅後の様子の変化が原因で夫の浮気が心配になりパニックになってしまい帰りが遅いことを理由に問い詰めてしまったなど、煩さや精神的な苦痛が原因で離婚を決意させてしまうケースが多いのです。

浮気と決め付けて強い言い方で責めて夫を疑い続けていた場合は話し合いで一度はきちんと謝ることが必要です。まだ浮気相手が誰かわからない、浮気を隠していると言い切れるような確かな根拠がない状態で浮気を調べることは夫婦の関係を悪化させる原因になってしまいます。

実際に不倫を正直に認める男性は少なく、当然、離婚要求に不倫が関連していると感じる理由について冷静に判断が必要です。

LINEで夫を説得する

旦那から離婚を切り出されたら返す言葉

夫が離婚をすると決めて、もう別れたいと思った心理を話し合いで聞き取って気持ちを理解してあげることが必要です。

夫が離婚を切り出した時に「性格が合わなくて疲れた」「このままの一緒に生活を続けることは辛い」「離婚をして人生をやり直したい」「離婚しても子供達への父親としての責任は果たす」などの発言があるようなら本気で離婚を決意しています。

このまま離婚調停の申し立ての手続きをしたり、弁護士に依頼することを考えている可能性が高いのです。

私は悪くないと思っていても最初に自分から素直に「ごめん」と声にすることで夫の本音を聞くことができます。

MEMO
夫から離婚を切り出されたら返す言葉として「まだ話しを聞かせて欲しい。ちゃんとあなたの気持ちを大切にしたい」とお願いをして根気よく夫との話し合いを続けることが大事です。
夫から離婚を切り出されたら

離婚を切り出した夫の心理を理解して返す言葉とは

夫が離婚するつもりの場合、離婚を切り出した後で話しかけても無視をしたり、LINEやメールで一方的に離婚を迫り続けるなど話し合いを避ける特徴があります。

本気で離婚を切り出している場合は「一緒に生活することが我慢できない」、「気持ちがないから一緒に暮らすのはもう無理」という言葉を向けて来ます。離婚交渉を進める覚悟がある場合、家に帰って来なくなることがあります。

結局、夫が離婚を切り出すまでに何を考えていたのか?あなたとの仲が本当に良くないと思っていても子供のために我慢をしてくれていた可能性が高いのです。

結婚生活で感じていたストレスのことや不満に感じていたことの原因を話してもらえるのか?

離婚に応じる結論以外求めていないと言われた場合でもその場で夫の発言を否定しないで下さい。

普段から夫との会話が少なかった、夫婦としてお互いに考えが理解できない状態になっているケースが多いのです。

夫から離婚を切り出されたら、きちんと夫の目を見て「離婚には応じたくない」と自分が修復を望んでいる意思をきちんと明確に伝えて下さい。

「私はあなたとの離婚に応じたくない」とはっきり答えた後は、「あなたの気持ちをわかりたい」、「待って欲しい、今すぐに答えられない」という保留をお願いする言葉を返すようにして下さい。

待ってと頼む

夫から離婚を切り出された後でやってはいけないこと

夫婦関係を悪化させないポイントは売り言葉に買い言葉の言い合いを避けて冷静に言い分を聞くことです。

あなたに離婚を切り出す前に夫は相当な覚悟をして離婚についての考えを打ち明けているのです。今すぐに夫の気持ちを変えることは難しいことであると現実をきちんと受け止めて下さい。

結婚生活を続けても将来が見えない、毎日一緒にいても意味がない、このままの関係では夫婦生活のない関係(セックスレス)が続いてしまうと思うなど夫婦として考え方や価値観が合わないなど抽象的な言い分でもきちんと話し合って気持ちを確認するまでは言い返えさないで下さい。

どんなにお互いの言い分が平行線になって拗れても離婚問題のことで夫の親や親族に無断で相談をしたり、共通の知人や友達に協力をお願いするなど夫婦のことに他人を巻き込まないようにして下さい。

もしも夫から「夫婦として破綻している」、「離婚調停や裁判をしてでもお前と離婚する」、「お前とは終わっている」と言い切られたら言い返さずに冷静に最後まで言い分を聞いて下さい。

お互いの関係が悪化して調停や裁判になってしまうパターンの多くは離婚を切り出された後の対応が間違っていたケースなのです。

謝罪を伝える

夫から離婚したいと言われても問い詰めない方がいい

夫から離婚して欲しい、もう気持ちがない、夫婦関係の悪さが原因で仕事に影響している、愛情がないから支えられないと離婚を切り出された場合、どうして夫は離婚したいのか、本当の理由が知りたいとしつこく問い詰めをしないことが大事です。

自分では努力していたつもりの家事について怠慢だった、不満だったと指摘されても言い返さないで下さい。

幸せと思えないなどを理由にされてこれから先は一緒に暮らせない、将来がが考えられないと言われた場合でも絶対に反論はしないように心掛けて下さい。

夫から離婚すると言われた

離婚を切り出された後で夫に対して感情的にならない

夫が険しい表情で言い分を変えず平行線になった場合はまず、焦らず、責めるような感情的な言葉を向けないで下さい。

夫から離婚したいことを声にされた後はしつこく引き留めたり、説得を繰り返さないで下さい。

妻からの言葉の暴力やセックスに関する不満を理由にしたい男性が多いのです。つい言い返してしまい、夫を責める言葉が原因で拗れてしまいます。そのまま家を出てしまわれて離れることを選択された場合、別居後に無視に陥る危険があります。

家事の事、家計の浪費のことなど夫の不満を聞くことが重要です。何度か謝っても改善しないことが理由で夫があなたに意見することが無駄と思うようになった可能性があります。

夫の謝るタイミングを逃した後で

夫から離婚を切り出されても冷静さを失わない

夫からLINEで突然、離婚を切り出されるケースが多くなっています。話し合いが平行線のまま結論が出せない状態で無視されてしまう事態に陥ることがあります。

平行線で無視になったタイミングで夫からLINEで一方的にこのままなら調停の手続きをする、離婚弁護士を雇うなどの脅しを言われても「会って冷静に話しを聞きたい」と返信をするなど焦らない冷静さが重要なのです。

夫に気持ちを伝えたい

すぐに夫の浮気を疑うような言動はNG

離婚したいと夫から切り出された直後にいきなり夫の浮気を疑うような言葉は向けないで下さい。

離婚したいと言われてすぐに夫の不貞行為を疑うような言葉は向けないで下さい。

きちんと事実を確かめてから話すことを心掛けて下さい。

もし浮気が怪しいと思った場合はしばらく様子を見てから慎重に話しをするようにして下さい。

浮気が心配で困ってしまう

夫から離婚を切り出された時に調停をすると言われたら

専業主婦の場合は離婚後のことを心配になります。実家に頼れない状況のケースでは今後の自分や子どもの生活や養育費・今後の教育や生活の費用のことが不安になるはずです。

熟年離婚の場合は一般的に離婚した後の自身の老後の生活の不安など夫への憎い気持ちや焦りで冷静に向き合えないと思いますが、まずは「ちゃんと理由が知りたい」「理由を教えて欲しい」など離婚したいと言い出した理由を尋ねて下さい。

夫が信用できない

夫から離婚を切り出された後で修復できた理由

夫(男性)が離婚を考え直した理由の多くは、子供と離れたくない、親族や職場への世間体を考えたという傾向があります。

夫に謝り、説得する時の論点(話し合いのテーマ)を夫のため、子どもの将来のため、家族のためにと声にできるようにして下さい。

1:子どもの将来を考えて思い留まった。

2:親族や職場への世間体を考えたから。

3:謝られて許した。

4:妻への愛情があるから許した。

5:自分の浮気を清算したから。

ご相談をいただいた方の主な年齢層は30代前半から40代前半で結婚3年から7年目の方が中心でした。

夫からの離婚宣言を撤回してもらえた後の日常の接し方

夫と話しをする機会を増やすために一緒に過ごす時間を少しでももてるようにすることが必要です。

休日など住まいの居心地が悪いと思わせないために配慮することが大事です。休日は夫の好きなように過ごしてもらうように心掛けて下さい。

普段の会話はもちろん、食事の準備をしながらや散歩中など、お互いにリラックスした雰囲気の中で会話を心掛けてコミュニケーションをとることで、夫の気持ちを安心させやすくなります。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

1991年東京都生まれ。血液型A型。2016年より復縁専科のメール相談を担当。月間50件以上のご夫婦の離婚問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。 日本心理学会認定・認定心理士。