夫婦の修復事例

依頼者
H子さん(35歳)
お相手
夫Sさん(36歳)
子供
1人4歳
結婚生活
結婚6年目
相談内容
離婚を回避
復縁難易度
難易度:E(話し合いが困難)
修復期間
1年2ヶ月

妻を無視する夫との修復事例

無視する夫の心理を理解できた修復事例

夫のSさんと結婚6年目。お子さんは1人。1週間前に家庭内で無視するような避ける態度になられていたご主人から離婚をしたいことを言い出された。ショックを受けて浮気が怪しいと思った。ご主人の就寝中に無断でご主人の携帯を確認された。

女性とのやり取りやFacebook投稿を見る。自分は専業主婦ではないから働きながら家事や育児で私は毎日大変なのに実際に妻として許せない、幸せじゃないと感じて追求されてしまわれた。

夫婦喧嘩の口論になられる。そのことがきっかけでご主人は帰宅されない状態。結果として家を出て転居をされてしまわれ別居。

義母に電話を入れて事実を伝える。仕方ないと聞き流す義母と見解に相違があり口論になる。

ご主人が男としての立場がないと言われる。無視が続く。

夫の心理と難易度を分析提示

夫婦の離婚問題に関する14問の設問から夫の無視の心理について分析する。妻を無視する夫の心理を分析するために衣類の持ち出しも少ないことなどご主人の様子から行き先は会社から遠くない場所で気を遣わずに生活できる実家に滞在されている可能性が高いと推測。

14項目のチェックシートと40項目のご主人の性格分析のためのチェックシートで分析を提示。R恵さんが本当に気が強く言い合いになると譲歩しない部分やお仕事の都合でご主人より仕事を優先した生活が不信感を大きくしたことと断定ができる。

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ご主人に会いに行かれて謝る。義母としてはお子さんのこともあるから仲直りの解決して欲しいとの考えが得られる。

義母とご主人の同席での話し合いが実現するがご主人の意思は変わらないとの考え方を聞く。

ご主人から帰宅しても先に就寝して いたり食事の支度もされていない、会話も少ない生活に疲れた。夕飯を外で済ませることが日常化されてしまい、独身の同僚と飲みに行く機会が増えたなど不満を言われる。

夫婦の歩みの出来事について指摘された思い当たる出来事や行動、ご主人に与えた嫌悪・不安について考えることになる。話す内容を考える。

義母からご主人に冷却期間を置くことを提案してもらう。話す内容について考えをまとめる。

無視の問題について義母経由でご主人に伝える。

関係修復に向けた行動を開始

1ヵ 月後にご主人にメールで話し合いのお願いを申し入れる。メールを無視で返事が得られない。離婚要求の受け入れも考えるからの一文を加えてメールを入れる。

義母に伝言を頼む。話し合いは拒まれる。H子さんの性格が重くて返事に困り無視をしている、これまでの住まいに戻る意思がないこと、お子さんとも悲しませてしまうから離婚するまで会いたくない、人生をやり直したい、仕事の付き合いですら悪事と批難されて悔しい、決めたことだから無駄だから話し合いたくない、気分の問題だ、などを言われる。

3ヶ月の猶予の期間を貰える。3ヶ月はお互いに気持ちを落ち着かせる方向で冷却できることになる。

ご主人の分の食事を以前は作っていたそうだが、外食され一切手をつけないことが続いたので作ることをやめてしまわれた。

異変が起きるまで結婚当初から出産時期を併せ夫婦関係は円満であったと思われていた。

ご主人からの言葉から冷たさが不満で家庭が嫌にならた。責任から逃れたいなどの理由でもうやり直せない意思が強く、聞く姿勢のない状態になられていることがはっきりとわかる状態である。

ご主人を責めた後の無視の心理について、これまでの家庭でのご主人への無関心で冷たい 態度が原因で自分への愛情に不安を感じていたこと、不満などを話せる雰囲気ではなかったこと、日々の会話の無関心さなど冷めた関係に不満があり失望を感じていたとわかる。

ご主人はこの問題についてH子さんだけが悪いという正当化する発言をしているが、それは家族を放棄したい、自由になりたいという結論が原因で浮気を追求されたくないことが理由で話し合う意思がないと断定。

ご主人が自分は悪くないとの自分を正当化する言葉も多く、ご主人には強い被害者意識がある、答えに困り無視をしたい逃避の心理であることが推測できる状態にまで気持ちが悪化されているようである。

悪かったことについてきちんと整理をする。ご主人に今後、継続的に行動で示せるよう義母と会って婚姻を継続させて欲しい理由説明、今後の提案について伝える。

義母と話しをする。義母からご主人を説得しようとした話し合いはまた平行線の状態。

ご主人からの急な離婚の催促のメールに対しての対処の妻としての対応についての言い分を考える。

義母とご主人の話し合いから2週間後、ご主人から無視をした心理のことも含めた要求の承諾を迫るメールがあり、そのやり取りから通話ができる。

電話にてご主人に非の自覚、引き留めの提案を伝える。返事としては二度と一緒に暮らしたくない、いつ書類にサインしてく れるのか?などの返事の催促の話しになる。

ご主人の言い分について子育てに疲れていることもあり感情を乱してしまわれた。払って当たり前、義務と言われてもこんな嫌な嫁に養育費も慰謝料も生活費も一切払いたくない、もう夫婦の関係は破綻しているなどの厳しい言葉を言われる。

感情的になられ養育費のことなどこの別居で母親としてがんばっていた、日々の生活に支障があり、一人で育児をして困っているなど、金銭の話しをされてしまったことが原因でご主人から離婚調停をしてもいい離婚の訴訟になっても法的にどう言われても絶対に離婚すると宣言をされる。

無言のご主人の気持ちが理解できず生活費のお金の話をされてしまい、お金について決めるのは自分であると主張するご主人と激しい口論に陥られてしまう。

数日後、またご主人から電話があり、このまま別居で構わない、顔も見たくな い、話しを聞くことも難しい気持ちであるなどの逃避の心理で突き放す言葉の返事。

無視の心理を理解する課題で取り組んだ夫婦としての気持ちの温度差、 結婚前にお互いがどういう気持ちだったのかを確認し、お互いの愛情について自分に問題があった部分を思い返す。

夫婦の今後についての話し合いをこの先1年くらい保留して欲しいこと、一度、帰宅して 欲しいこと、家事の放棄の謝罪、責めたり、浮気行動を疑ったことを謝る。

その後、ご主人と注意点を厳守の姿勢で通話する。気持ちの理解の姿勢を示す。

ご主人の言い分はかなり感情的になられてしまう。「嫌いだから一緒に暮せない」などの主張に至る。

1ヶ月が経過してから、義母に電話を入れる。

無視の心理を考慮した伝言を伝え3人で話し合いたいことを伝えていただくが、義母からあなたの生活態度に問題があった、ご主人の考えは変わらないとの返答で話し合うことを拒まれてしまう。

1ヶ月の冷却の期間を置く。ご主人が話し合いについてどう話せば安心させられるかについて考えることになる。

現状ではご主人が望む離婚に応じる答えで要求の受け入れの以外に聞き入れてもらえない状態であるため、ご主人がもう夫婦の話し合いを放棄したい気持ちの理解する必要がある。

結婚生活を始めてから家庭内の雰囲気がいつも苦しい状態のことを理解して聞く姿勢を示すことについて考えていただくことと、この状態で相手に引き留めている理由説明について、一番の本音をどう伝えたいのかについて考える。

今後について3人で会って話し合い がしたいことをご主人に伝える。実家での義母を交えた話し合いが実現する。

H子さんからご主人の気持ちを察してあげられなかった謝罪についてご主人の自由を尊重したいが家族愛の観点から夫婦の不仲による寂しさで子供に影響 を与えるのは可哀相であること、携帯を見た理由説明と謝罪、自分の愛情と感謝の気持ちが不足していて寂しい気持ちにさせたことを実感したなど、自分に家庭をあのような雰囲気にした非があったことを謝る。

ご主人から離婚をしたい気持ちは変わらない、今はまだ安心できない気持ちが強く迷っていて離婚について結論が見えないが、子供には会いたい、このままなら将来を考えると不安で恐くなる。など不安定な心の状態を感じさせられる返事に至る。

お子さんとの面会から1週間程で義母を交えての離婚についての話し合いに至る。

家庭の状態で不満を与え、離婚したい気持ちにさせたこと、離婚して家庭を投げ出したい気持ちにさせたこと、身勝手な振る舞いについての謝罪、携帯を見るなど浮気詮索の態度や発言、気持ちを察しなかったことの謝罪、今までに気がついたことの後悔と反省、離婚せずにやり直せた場合にこの先でできる約束などを話す。

離婚を撤回して帰宅して欲しいことを伝える。離婚せずに一緒に暮らすことになる。

離婚回避できた方法を解説