夫婦の修復事例

依頼者
T実さん(34歳)
お相手
夫Hさん(30歳)
子供
なし
結婚生活
結婚1年目
相談内容
離婚を回避
復縁難易度
難易度:E(相談時は話し合いが難しい状態)
修復期間
1年5ヶ月

離婚寸前の夫婦の修復事例

離婚寸前まで関係が悪化した夫婦の修復事例

T実さんは夫のHさんと以前に勤務されていた会社の同僚を通じて知り合われ1年半程度の交際を経てご結婚に至られたそうである。入籍・同居の際にマンションを購入されたそうである。

一緒に暮し始めてわずか2ヶ月(着手当時)で一度も夫婦喧嘩もない円満な状態と思っていた時に別居された。突然に将来の不安を声にされたタイミングでご主人が離婚して欲しいと言い出して一方的に家出をされ実家に別居されてしまったそうである。

今は話し合いたいというメールに離婚して欲しい以外の返答がなく、電話に出ても怒鳴り続けるなど悲観的な言葉しか聞けない状態となる。

義母はしばらく何も言わずにそっとしておいてあげて欲しいとしか言ってくれない状態。

マンションに残ったご主人の荷物、当月以降の月々のローンの支払い・生活費のことでも無視されて話し合いも行われていない状態で別居状態となり2週間が経過したそうである。

修復に向けた相談をいただく

当方にメールでご相談。事情をお聞きする。チェックシート40項目のにお答えいただき分析を提示する。

ご主人の言動などからご主人のこの結婚に対しての自信の弱さと逃避の心理が強いことを分析する。仕事の多忙さなどで家庭では無視の事態に陥られた経緯など、浮気の可能性が高いことを推測する。

心理分析で難易度を提示

当方のアドバイスで、分析を基にご主人の両親への経緯報告と介入のお願いと謝罪をしていただき主人の言い分を聞いていただいたそうだが、 ご主人はT実さんと向き合う自信が持てず離婚以外の結論は考えていないとの返答に至る。義父母の介入を得て義母から説得していただくが、ご主人からの回答は離婚したい気持ちしかないとのことであった。

義母の進言で1ヶ月程度、静観していただく。この間、マンションに継続して居住いただく。

分析の結果、ご主人がT実さんとの生活でこの先も一緒に暮せる自信 がないことはわかったが、その理由について、

1:住まいのローンを払い続けることへの不安と重荷。

2:大きなこと、重大なことを決める決定権についていつもT実さんが主導権を持つ傾向がありその際のT実さんの態度・発言に見下すような部分があることを不満と感じている。

3:結婚をしてからお小遣いの金額に不満。

4:友人との飲み会参加の抑制をされた。

5:土日の自由を奪われた。

などのことがあり、特に、不満についてT実さんに逆らい言い合いをしても敵わないなどの落胆の気持ちに陥られ、発言を控えて我慢していたことどから甘え易い女性と交遊するようになり、その浮気が原因で深い話し合いを避けるようになったと推測をする。

その女性の影響で離婚を声にしたり、プライドから強引な別居を態度で示す勇気を得てT実さんへの愛情を持てなくなり、同居継続の意欲を放棄された状態に陥られたと判断。ご主人の心理分析から今は対話への苦手意識があり、伏せていることに触れたくない自己 保身の心の動きがあると判断する。

責められたり追求されると苦しいという理由でT実さんと話し合いたくない気持ちが強く、先々について離婚しか考えていないとの推測を提示する。

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修復に向けた行動を開始

ここで向き合うに際しての禁句などの注意事項の提示と非の自覚の課題からの対話謝罪・提案の言葉を含んだ話し合いの言葉を考える。この期間、義母への定期的な連絡や様子を尋ねることを怠らないよう指示する。

(義母から勝手な嫁と思われない、悪者扱いされないよう発言など細かな内容を指示する)

現状では心の温度差が激しく、対話が悪化を招くことを 自覚いただいた上で共有共通の価値観など引き止める言葉についてご自身が与えた重荷感・嫌悪感など離婚問題の原因と向かい合って考えていただく。

課題として、ご主人の視点から見た妻としての自分、反省・非の自覚、思いやり、結婚前にお互いが相手に求めていた愛情についてと実際の同居期間で期待に応えられなかったことを中心に反省をしていただく。

会話できた場合に伝える謝罪と責めたり悪者扱いをしないという安心の伝達、この先で修復できた場合にできる約束などを考えていただく。

愛情伝達、住まいでのご主人の居心地について課題の形式でレポートにまとめていただく。課題の回答のやり取りをしながら解決への謝罪の言葉を考える。

義母の設定した冷却期間が終ったが、まだ冷静に向き合える状態ではないことを義母から聞かされる。

義母の意向に従うよう指示をする。ご主人の性格分析から同僚や知人の介入はさらに悪化する心配が強いこと、旦那の知人などにはこの問題を多く話さないよう指示をする。

2ヵ月後、義母同席で実家で3人での話し合いが実現するが、ご主人からは離婚に応じて欲しい、 マンションは払える自信がないので売却してローンを軽くしたい、結婚したことが間違えだった、という発言が出てしまい結論が保留となる。義母からも本人がここまで言うのだから離婚するしかない気がすると言われてしまう。

この話し合いでマンションのローンはT実さんがしばらく(別居期間)立て替えるという形式で払い続けるということになる。

話し合い内容を分析して次の話し合いで問い掛けるべき言葉を 話し合いの論点を考える。

1:自由になりたい理由は?

2:なぜ結婚しようと思ってくれたのか?

3:どこを直せば一緒に暮せるのか?

4:きちんと離婚したい理由が聞きたい。

など。

話し合いから1週間が経過してから話し合いをしたい ことを伝えるが離婚に応じてくれること以外の話は聞きたくないし会いたくない、という返事に至る。

話し合いをメールで求めたことについて義母からそっとしてあげて欲しいというお願いの内容で電話が来てしまう。義母の意向に従い、義母に再度、説得をお願いする。

数日で義母から連絡があり、本人がもうどうしてもやり直したくないと言って聞かない、家を出たいとまで言っており親子関係までおかしくなりそうだから、もうしばらくは何も言えそうにないという返答に至る。

3ヶ月が経過する。最初の1ヶ月、メールを控える。

2ヶ月目から2週間に 1通、近況を伝えるメールをしていただくが平日の夕方に送信したメールには普通の返答が来るが週末のメールには月曜夜まで返答が遅延したり無視の状態であった。

この間で義母への定期的な連絡は継続していただく。義母からは返信がないが継続する。

3ヶ月目が終る頃、義母からの話でご主人が別居当初から金曜夜の外泊が多いことや別居当初からT実さんとの話し合いがある日以外の土日が不在がちであることなど不安だから伏せていたことを声にしてただける。義母も別居当初からご主人に他に好きな女性が存在することを疑っていたとのこと。

義母に継続して静観をお願いされたためしばらく現状を維持していただく。

2ヶ月くらいが経過してから連日ご主人から離婚の催促の電話やメールが来るようになる。内容に期限を求めたり脅したり、とかなり感情が混乱した様子であった。

義母に相談をし、義母を抜きで2人で話し合うことにある。

マンションにて2人での話し合いが実現し、先にご主人に発言をされる方法(聞き上手の姿勢=後攻型の話し合い)で話し合っていただく。

離婚を急いでいる、離婚しなければいけないのようなご主人の言い方について、落ち着いて理由を尋ねて、話を反らされたり言い訳をされても冷静に切り返し同じ問い掛けを納得できるまで繰り返す向き合い方をしていただく。

結果、ご主人から再婚を考えていて約束をしてしまったから離婚するしかない、と泣きながら声にされてしまう。備えていた話し方をする。そのことについて気持ちを察していることを伝え、その女性と結婚しても私のときと同じように苦しくなるかも知れないからもう少し時間を置いて考えま しょうね、という提案を投げかけ、話し合いの結論を保留する。

話し合いの結果を義母に電話で伝えていただき、しばらくの静観をすることになる。義母との会話も避けるような状態のままである。

T実さんのご両親、T実さん、義母での話し合いが行われ、義母から深い謝罪があり、離婚につい てT実さんの気持ちを優先してしばらくは様子を見るという方向になる。

1ヵ月後、義母の呼びかけで義母とT実さんの2人での話し合いが行われる。

内容は今はT実さん が支払っているローンのこと住居のこと生活費のことご主人がこの別居期間で給料のほとんどを遊興費(外泊、飲み、旅行、買い物)に散財している様子などを聞かされる。

義母の指摘も活かしながら話し合いへの課題にて取り組んだ、思い入れ=別れたくない理由についての伝達を開始する。責めない意味で送信前に言葉の確認添削を繰り返す。

何度かのやり取りの後、話し合いのためにマンションに来る、 ということが数回実現する。意向で義母を話し合いに加えることが苦しい、後ろめたいという言葉に至り、その気持ちを尊重する約束をして安心を与えていただく。その意向について義母に電話で伝えていただき、義母の了承を得て同意をいただく。

1ヶ月の冷却の期間を置く。

冷却の期間が終わる頃より随時、近況をご主人にメール伝達していただくこととなる。ご主人から短いが非をきちんとわかっている内容の返答を得られる状態になる。

反省のことも含め、週末などにマンションに来てもらっての家庭での話し合いをしていただく。

数回の話し合いの後、婚姻破綻が近い問題の結論には触れず、マンションにて2人で会食・談話をされるようになる。安心させられる向き合い方=聞き上手の姿勢を厳守いただいて変わったと感じてもらえるように向き合っていただく。

その後、2人で今後の話し合いのことを含めて週に1日はマンションで会われるようになり、責めないで気持ちを察する、話題の中心にご主人を置いて聞き上手に向き合うという姿勢を厳守いただく。

態度が好転し継続的にご主人と一緒の時間を過ごしていただくようになる。翌月に義母を交えての話し合いが行われる。その際に浮気相手と 7月に別れていたことを言われて謝罪される。

気持ちを確認して離婚についての要求の撤回の合意に至る。

同居時の日常行動について不満を言われる。ご主人のマンションへの転居について話し合われ、転居は実現する。お互いの心の温度差について話し合う方法で離婚を回避する。

同居は再開したがまだ結婚について自信が持てない不安を感じている様子が残っている。同居再開後の発言や様子を報告いただき、結果を急がないよう指示をする。

同居再開から約1ヶ月程度が経過して 不安はないと言ってもらえ無事に離婚寸前の状態から修復が完了する。

離婚回避できた方法を解説