離婚危機を夫婦で乗り越えるための実践ガイド!修復できるポイントを解説

夫婦の危機は必ずあります。夫婦で離婚危機を乗り越える方法について解説しています。解決する向き合い方として何をすればいいのか、考えるポイントと修復に必要な期間について紹介しています。

離婚危機に直面すると、自分だけで悩んでしまいがちですが、実は多くのカップルが同じような問題に直面しています。まずは冷静に自分たちの関係を振り返り、何が原因で離婚危機に至ったのかを考えることが重要です。そして、それぞれの思いや不満を素直に伝えることで、お互いの気持ちを理解し合うことが大切です。また、専門家のアドバイスを受けることも有効です。夫婦関係におけるコミュニケーションの改善や、カウンセリングを受けることで、新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。何よりも、お互いを思いやり、助け合いながら乗り越えていくことが大切です。離婚危機には、冷静な判断と共に、愛情と理解が必要なのです。

離婚危機の現実とは?危機のサインを見抜くポイント

離婚危機の現実とは?危機のサインを見抜くポイント離婚危機に直面するとき、多くのカップルはその現実を直視することができません。しかし、何かがおかしいと感じたときこそ、問題に向き合うチャンスです。まずは、お互いの関係を客観的に振り返り、過去と比べてどのように変化してきたのかを考えてみましょう。夫婦間のコミュニケーションが減少したり、口論が増えたり、お互いの関心や価値観がズレてきたりする場合、それは離婚危機の兆候かもしれません。

また、性的な関係に問題が生じたり、お互いに不満や不安を感じるようになったりすることもサインの1つです。さらに、パートナーとの未来についてのビジョンが合わなくなったり、家庭内での共同作業や責任の分担についての溝が広がったりすることも離婚危機を感じるサインです。

このような変化に気づくことは重要であり、これらの兆候を無視せずに向き合い、早めに対処することが大切です。

離婚危機の現実を認識し、そのサインを見抜くことで、問題に取り組む第一歩を踏み出すことができます。このような問題に直面した際には、冷静に状況を見極め、適切な対処を行うことが求められます。

夫婦の危機は必ずある?解決するには

結婚生活を一緒に過ごす過程で夫婦の危機は必ずあるものです。夫婦の危機の乗り越え方について紹介します。夫婦の会話が少なくなってしまう原因は男女で異なります。夫婦の危機は話し合いをすることで解決することができます。

妻は自分自身のこと(育児・子育ての忙しさ)が理由ですれ違いが多くなり、無視をしたり、会話不足が原因で夫婦生活がうまくいかないと感じるようになります。夫は仕事の忙しさが理由で喧嘩になってしまうことが増えてしまいます。

些細な喧嘩が続いて夫婦関係が冷めてしまっても子どものために同居が続けるケースは多いようです。

結婚生活に悩んでしまう

離婚危機を夫婦で乗り越えるポイント

「急に相手が離婚したいと言ってきた!これは相手が浮気しているからだ!」
どうしても相手が悪いという風に思ってしまいがちです。「自分は悪くない」まずはその考えを捨てましょう。
離婚の危機は夫婦二人の問題です。

自分に悪いところはなかったか、もっと改善できるところはなかったかを話し合いましょう。夫婦で離婚危機を乗り越えるために知っておきたい修復のポイントがあります。

夫婦としてのパートナーシップの破綻することがあります。結婚生活を通じて感情の不一致が原因の夫婦喧嘩などがきっかけになり関係が冷めてしまい離婚を考えるようになってしまうのです。

①自分の意志を声にして伝える

もしあなたが相手との日常の会話不足になっていたら、なぜそうなったか理由を思い返しましょう。

仕事や育児が忙しく時間がなかったなど、すれ違いが増えることはよくあります。

「今日はもう疲れたからいいや。。」

そういった日々が重なると、どうしても夫婦の仲は冷めて離婚の危機は訪れます。夫婦の会話が少ないなと思ったら、なぜそうなったか理由を思い返しましょう。

離婚についての長時間の議論はしないようにして下さい。夫婦間の話し合いは大事ですが、離婚について長時間の議論をしてしまうと感傷的になり、より夫婦仲に亀裂が入ってしまうことが良くあります。大事なのはこうなってしまったかということをきちんと自覚することなのです。

一番大事なのは相手の気持ちですが、同じくらい大事なのはあなたの意志を相手に伝えることです。ただ、ここでいう自分の意志とは、不満などではなく、今後、離婚せずにどうしていきたいかということです。

具体的には「私は離婚したくない」という内容の言い分を上手く相手に伝える必要があります。また、どうしても離婚したくない場合の奥の手として、こちらの記事も参考になると思います。

離婚危機を乗り越える方法として、夫婦の危機には慎重な対応が悪化を防ぐ方法であることを理解して下さい。

NGな行動
  • 感傷的になって、しつこく説得しない
  • LINEやメールなどの返信を放置しない
  • LINEやメールに写真や画像を添付しない
  • SNS(Facebook・Twitter)やブログに夫婦の問題に関する悩みを投稿しない

これらの行動に気を付けてください。

感傷的になってしつこく説得したり、連絡を放置してしまうと相手も感傷的になり、今後無視されるリスクも高くなります。

また、連絡に写真や画像などを添付することも避けましょう。読む前に不快な気持ちにさせてしまい、削除されたり、未読のまま放置されるリスクがあります。

また、夫婦問題の悩みなどをSNSやブログに投稿するのも危ない行動になります。

お互いに譲れない

②夫婦の価値観の違いが理由で離婚危機になったら

価値観の違い・性格の不一致と言われたら?離婚の危機になった原因を話し合うときに、こちらから過去の話を蒸し返さないことも大事です。

相手の言い分が間違っていても、過去の話を蒸し返してしまうと、感傷的になり解決に向けた話し合いができず、喧嘩になってしまう可能性が高いです。

まずは夫婦仲がなぜ悪くなってしまったのか、原因を理解して同じことを繰り返さないようにしましょう。

約束や夫婦で決めたルールを大切にできるなどお互いに誠実な家庭生活を過ごせるように配慮が必要です。

価値観の違いで悩む

③離婚危機を解決するまでには一定の期間が必要

離婚の危機に陥ってしまった場合、解決するには一定の期間が必要です。

離婚危機を乗り越えて修復できるまでの期間は離婚危機に至った原因やそれまでの信頼関係により異なります。

離婚危機解決までの期間の例

会話ができている夫婦:3週間以内

会話が出来ていない夫婦:半年以上

夫婦喧嘩が離婚危機の原因:1か月~3か月

自分のモラハラが原因:半年~1年

別居中の場合:半年以上

修復までの期間がわからない

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。関連ページ:離婚回避方法

離婚危機に陥る夫婦のチェックリスト7項目

離婚危機に直面した理由が自覚できる7項目のチェックリストを紹介します。

「夫婦仲がちょっと悪いな」「このままだと離婚の危機?」といったときに確認しておきたいチェックリストがあります。

夫婦の離婚危機の状態を7項目のチェックリストで判定することができます。

該当が5つ以上であれば1年以内に別居など本当に離婚危機に陥ってしまいます。該当が3つ以下であればこれから気をつけることで円満な関係を回復することができます。

MEMO

離婚の危機を感じたらチェックリストで判定してみましょう。

  • 5つ以上が該当する場合、1年以内に本格的な離婚危機に至るリスクがあります。
  • 該当が3つ以下の場合、円満に回復することが可能

もし5つ以上当てはまってしまったらすぐに対応する必要があります。そのまま放置しておくと取り返しのつかないことになる可能性が高いはずです。

  • 夫婦喧嘩の後で自分からちゃんと謝ることができなかった
  • 夫婦の結婚記念日や誕生日にきちんとプレゼントを渡せていない
  • この数カ月、ごめん・ありがとうなど謝罪やお礼を声で伝えていない
  • 夫婦喧嘩で離婚する、離婚してもいいと言ってしまったことがある
  • 経済的な理由や育児が理由で離婚すると言っていても本気ではないと思っている
  • 夫・妻が今、何を考えているのかがわからない
  • 夫・妻の交友関係に興味や関心がないため友達のことを夫婦で話す機会がない
考え方が違うなら

離婚を避けるための具体的な方法と対策

離婚を避けるための具体的な方法と対策について考えてみましょう。まず、お互いの意見や不満をしっかりと伝え合うことが重要です。たとえ些細なことでも、意見の不一致が積み重なると離婚危機を招くことがあります。ですから、定期的にコミュニケーションを図り、お互いの気持ちを理解し合うことが必要です。


そして、一緒に過ごす時間を大切にしてください。仕事や家事、育児などで忙しくなってしまうと、二人の関係が疎遠になりがちです。そのため、日常の中で少しでも一緒に過ごす時間を作ることが大切です。また、何か特別なことをするのではなく、些細なことでもいいので一緒に笑い合ったり、会話を楽しむ時間を作ることが大切です。


さらに、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。カウンセリングや夫婦関係の専門家に相談することで、客観的な視点や具体的な解決策を得ることができます。また、自分たちの問題を他人と共有することで、新たな気づきや理解が得られるかもしれません。


離婚を避けるためには、お互いの気持ちを大切にし、協力して問題を解決していくことが大切です。どんな些細なことでも怖れずに話し合い、一緒に乗り越えていきましょう。

離婚危機に直面したら考えること

離婚の危機を乗り越えるためには、以下のような点について考える必要があります。

離婚危機を乗り越えるために夫婦で考えること
  • 夫・妻が離婚を考えた理由を知る
  • 夫・妻との日常のコミュニケーション(会話)不足だったら話せなかった理由を思い返す
  • 夫・妻と離婚について長時間の議論はしない。
  • 夫・妻から離婚したいと言われた理由を浮気と決め付けない。

コミュニケーションを改善するテクニック

コミュニケーションを改善するテクニックには、具体的な方法があります。まず、お互いの意見を尊重し合うことが重要です。相手の話を聞くときには、ただ黙って聞くのではなく、相づちを打ったり、理解を示す言葉をかけることで、相手の気持ちを受け止めることができます。

さらに、積極的な姿勢で話しかけることも効果的です。日常生活の中で、些細なことでも会話を楽しむ姿勢を持つことで、お互いの距離が近づくことができます。また、感謝の気持ちを伝えることも大切です。日常の中で、相手がしてくれたことに対して感謝の言葉をかけることで、お互いの関係がより良好になるでしょう。

さらに、コミュニケーションを円滑にするためには、相手の立場に立って考えることも欠かせません。自分の意見だけでなく、相手の立場や気持ちにも気を配ることで、お互いに理解し合うことができます。

大切なのは、お互いが安心して本音を話せる関係を築くことです。コミュニケーションを改善するためには、愛情と理解を持ちながら、日々のコミュニケーションを大切にすることが重要です。

離婚危機と感じた後の夫婦の話し合いでは離婚したい理由をひとつだけでも聞き取り、これから先でどうすれば解決できるのかを話せるようにして下さい。

どんなに話し合いが一方的でも【言い分をさえぎらずに最後まで聞いて、絶対に否定しない】向き合い方を徹底して下さい。

もし今まで妻が夫のお弁当を作っていた夫婦だった場合、夫婦の危機の前兆としてお弁当の中身の変化や作らなくなるなど明確にわかったはずです。

ただし夫婦の危機に至ってから修復を望む妻が急に夫にお弁当を作る行動は控えて下さい。

夫婦間の問題解決ステップ

夫婦間の問題解決ステップについての具体的なアドバイスをまとめました。まず、問題を冷静に見つめ直しましょう。感情的になってしまうこともあるかもしれませんが、問題解決には冷静な判断が不可欠です。

お互いが自分の意見をしっかりと述べ、相手の意見を尊重することが大切です。次に、具体的な解決策を見つけるために、お互いの立場や理由を理解し合うことが重要です。自分たちの気持ちや価値観をしっかりと伝え合いましょう。

さらに、お互いが求める変化や解決策について話し合い、共通の目標を立てることが大切です。次に、具体的な行動計画を立てましょう。問題解決には時間と努力が必要です。

それぞれが何をするべきか、具体的なステップを踏むことで、問題に対処しやすくなります。

最後に、変化を実感するために状況を定期的に振り返りましょう。変化が見られない場合は、再び話し合い、調整を図ることが大切です。このような積極的なアプローチにより、夫婦間の問題を解決し、より良い関係を築くことができるでしょう。

浮気と決め付けて責めない

専門家によるカウンセリングの活用方法

夫婦関係の専門家によるカウンセリングは、離婚危機を乗り越えるために非常に有効な手段です。まずは、カウンセリングを受けることに対する心理的な抵抗を捨てることが重要です。カウンセリングは、自分たちの関係を客観的に見つめ直し、問題を解決するための支援を受ける場でもあります。カウンセリングでは、お互いの意見や感情を率直に伝えることで、新たな視点を得ることができます。

また、専門家からの客観的なアドバイスや具体的なアクションプランを得ることができます。一度はじめたら継続することも重要です。1回のカウンセリングで解決することは難しいかもしれませんが、継続的に通うことで、お互いの理解が深まり、問題解決のヒントが見つかるかもしれません。

自分たちだけで悩まず、専門家のサポートを受けながら、夫婦関係を改善していきましょう。

有資格者の心理カウンセラーが離婚危機を乗り越える方法をアドバイスいたします。

お気軽にご相談ください。

離婚危機を乗り越えた夫婦の実例


離婚危機に陥った夫婦の中には、それを乗り越え、より強固な絆を築くことに成功したカップルもいます。以下に、実際に離婚危機を乗り越えたカップルの実例をご紹介します。

【実例1】

夫婦関係において溝ができ、お互いに対する不満やストレスが積もり積もり、離婚を考える状況に至ったA夫婦。しかし、夫婦間のコミュニケーションを取ることで、お互いの気持ちや不安を共有し、より良い関係を築くことに成功しました。カウンセリングを受けることで、夫婦間の課題に向き合い、解決していきました。

【実例2】

B夫婦は、共通の趣味や関心事が減少し、何気ない会話も減っていく中で、関係が冷え切ってしまいました。しかし、一緒に過ごす時間を大切にし、新たな趣味や週末の小旅行などを通じてお互いを見つめなおし、再び絆を深めることができました。

【実例3】

C夫婦は、お互いの価値観や生活習慣の違いから、意見の不一致が頻発し、離婚を考えるまでに至りましたが、カウンセリングを受け、お互いの違いを受け入れることで、新たな理解が生まれ、より良い夫婦関係を築くことができました。

これらの実例からも分かるように、離婚危機を乗り越えるためには、冷静な判断と共に、お互いを理解し、適切な支援を受けることが重要です。離婚危機は、夫婦関係を見つめ直すチャンスでもあります。

危機を迎えたときこそ見直すべき夫婦の本質

夫婦間に危機が訪れた際、
改めて夫婦関係の本質を見つめ直すことが大切です。
お互いの価値観や目標、愛情の深さに改めて気づくことで、
新たな絆が生まれるかもしれません。
危機を乗り越えるためには、
お互いを尊重し、理解し合い、
一緒に未来を築いていく意志が求められます。

本気で離婚すると言わない

まとめ

離婚危機を感じた時には、冷静な判断と正しい対処が重要です。まずはお互いの気持ちをしっかりと確認し合いましょう。お互いにとっての問題点を正直に話し合うことで、原因を明らかにし、解決につなげることができます。

また、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。夫婦カウンセラーや心理カウンセラーとのセッションを通じて、新しい視点やコミュニケーションの改善法を学ぶことができます。

さらに、時間をかけてお互いに対する思いやりを示し、お互いを支えあうことが大切です。離婚危機は、たとえ二人で解決できない難しい問題でも、お互いの助け合いや専門家のサポートを受けることで乗り越えることができます。大切なのは、お互いを思いやり、支え合うことです。離婚危機が訪れた時こそ、一緒に乗り越えるチャンスと捉え、前向きな対処を心がけましょう。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

1991年東京都生まれ。血液型A型。2016年より復縁専科のメール相談を担当。月間50件以上のご夫婦の離婚問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。 日本心理学会認定・認定心理士。