夫婦の修復事例

依頼者
R恵さん32歳
お相手
夫Kさん33歳
子供
なし
結婚生活
1年目
相談内容
別居後の夫婦関係修を希望
復縁難易度
難易度 C
修復期間
1年10ヶ月

新婚別居夫婦の修復事例

新婚夫婦が別居した後の修復事例

R恵さんはご主人のKさんと結婚10ヶ月の新婚。新婚当初にご主人の実家で義父母を交えて食事された際に義母から早く孫が欲しい、会社を 辞めて家庭に入って欲しいと言われたことにR恵さんが感情的な言い返しをされた。ご主人のことをマザコンと罵倒された。

ご主人からストレスに耐えられない、性格の不一致、価値観が合わない、今すぐに別居して離婚したいと言われてしまった。

ご主人が帰宅しても 一言も言葉を発しないで完全無視の状態になる。無視について責めたところ、離婚して欲しい、という返事に至られる。

離婚を要求された。話し合いをしたが妻として愛情を持てない、夫婦としてうまくやっていく自信がないと言われて結婚1年目で離婚の要求をされる。

ご主人が実家に転居され別居。話し合いに応じる条件として義母の意見もあり、お仕事は続けて良いが先々で辞めて専業主婦になって欲しいことや勤務継続の条件で家事も考慮した生活をできるよう努力をして欲しいと言われる。夫婦としてやり直すとの返事で同居の再開となる。

離婚は嫌だという言葉を伝えてしまわ れた。一度は同居を再開したが一緒に暮らすのは無理と言い出されてすぐにご主人がまた実家に戻ってしまわれた。

離婚を決断され別居される。重要な家計の連絡メールへの返事も無視される。離婚調停を起こされてしまったそうである。

離婚調停では、すぐに離婚届を書いて欲しい、再婚はしない、慰謝料はいらない、愛情を持てない、性格が合わない、結婚1年目離婚と批難されても一緒に暮せない、新婚生活のことをブログに書いていたこともストレスだったという理由を主張されたそうであるが、約7ヶ月の期間で数回の調停があり、結果は2人で良く話し合うか、裁判をして下さい、という見解で調停が不成立に終ったそうである。

その後、メールや電話で連絡をされても無視される。

R恵さんがご両親と一緒にご主人の実家を訪問するが義母から拒否の言葉を言われてしまう。

メールでご相談を受ける

14項目のチェックシートと40項目のご主人の性格分析のためのチェックシートで分析を提示。R恵さんが本当に気が強く言い合いになると譲歩しない部分やお仕事の都合でご主人より仕事を優先した生活が不信感を大きくしたことと断定ができる。

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夫の心理と難易度を分析提示

ご主人のマザコン気味で自分の意見を素直に言えない遠慮がちな性格で気が優しく、義母のことがとても好きであり、甘えた性格。ご主人が結婚生活でR恵さんの自己中心的な性格で高圧的、ブログでは言い人を装う記述が多く日常のことを投稿していた。生活習慣のルーズさ、仕事多忙を理由に身の回りのことに無関心で冷たい態度・発言に不満と感じており、不満を言うと感情的に反論されることを怯えて不満についての発言を控えて我慢していた。

ご主人は結婚生活で自分を中心に愛情を向けてもらえるはずと期待していた傾向がある。

関係修復に向けた行動を開始

日常の会話で常に自分への関心を示されたい、言わなくてもわかって欲しい、義母と仲良く協調して欲しい、R恵さんに甘えたい等の願望があり、その期待に応えてあげなかったことがストレスを感じさせたことが要求の原因と推測でき、愛情も未練も大きく残っている。

新婚時期の接し方、身勝手さ等離婚したい気持ちに させた不満が理由で夫婦でいる意義を見失われている。

現状はご主人が妻も期待ができないと思い込んで諦めていることや義母が敵意を持っていることが話を拗らせている。

ご主人は義母の意見も大きく影響している。不満があり 期待に応えてくれないという諦めの気持ちから放棄・落胆の意識が強く、話し合いたくない気持ち。

日常の振る舞いや考え方が変わらないと思わせている。

別居したまま離婚という結論しか考えていない。R恵さんとの結婚生活について落胆が大きい状態である。

最初に謝罪と離婚についての引き留める心構えを考える。

R恵さんは新婚時期に別居問題が起きたことについて自分も悪いと言う認識が浅い。

夫婦になる、嫁ぐ、内助の功、食事の支度や家事についての献身愛、妻としての自分自身の非の自覚について考える。

修復まで思いやり譲歩の気持ちのことや家庭料理を練習する。その際に修復後も厳守していただきたい食生活に関する指示。

結婚を決意した理由、すぐに子供が欲しくないと言った理由、日々の帰宅後の態度、愛情伝達、マザコン、モラハラという批難を発言した理由、家庭でのご主人の居心地について考える。

謝罪で義母に向き合うに当たっての注意点と非の自覚からの謝罪の言葉を考える。義母に謝罪を伝える。2人の性格が合わない。まだ人生をお互いにやり直せるはずという言い分であった。

ご主人に対して引き留めたい理由の説明、結婚した理由の説明。期 待に沿えていなかった後悔 の言葉、自覚した非の謝罪について考える。

ご主人に手紙を書く。手作りのバレンタインのチョコ、ゆず茶の瓶詰め、手編みのマフラーにその手紙を添えて義母に預ける。

数日後、ご主人からお礼の電話がある。話し合いが実現する。

価値観を否定せず、期待に沿えなかった理由説明、離婚をしたくない理由説明、時間の猶予を懇願する言葉についてご自身が与えた敵意・不信感・嫌悪感等の気持ちの問題の原因について謝罪を伝える。

ご主人からの返事は保留となる。

この話し合いを通じてもR恵さんがマ ンションから転居したくな い主張が変わらないため、当面は転居を拒み在宅での修復の交渉を継続する。

ご主人と義母と3人で話し合いをする。転居の保留は受け入れてもらえる。別居について自分は悪くないとお互いに考えている状態。

話し合い から数日が経過した週末に ご主人にメールを入れる。義母同席の状態で話し合いをする。

離婚したくない理由、身勝手 な振る舞いの謝罪と理由説明、離婚に応じる意思がないことを伝える。義母は結論が離婚しか考えられないと言い続けて平行線になる。

話し合いにて改心を示す意味で言い分を全部聞く。自分の発言は抑え 冷静に引き留めたい理由を伝えてから反論や否定など聞く姿勢を示す。

順調に何回かの話し合ができる。しかしご主人の同居再開への気持ちが動かない状態。

月に一度、週末を二人で一緒に過ごす提案を入れていただくようにする。様子を見て頻度を増やしながら週末をご主人と会う。

再度、義母を交えての話し合いが行われる。ご主人の気持ちを確認し要求の撤回の 合意は得られるが、同居再開の合意が保留という結果に至る。会えそうな休日をマンションで一緒に過ごすことは大丈夫と言っていただける。家庭料理を作る。

その後、平日も含め一緒にマンションで過ごされるようになり、お互いの今後の幸せを考える意味で新婚時期の問題についてきちんと考える。

価値観のことなど夫婦の心の温度差についてもう一度一緒に暮らすために話し合う方法で2人の間では問題はほぼ解決をする。

さらに数ヶ月が経過してからR恵さんの退職が決まる。

報告を兼ねて義母を交えての話し合いをされる。ご主人が戻ってくれる。無事に同居が始まり夫婦としての修復が完了する。

離婚回避できた方法を解説