モラハラ夫の特徴がわかるチェックリスト?離婚原因になる前の対処法を紹介

モラハラ夫の特徴として人の気持ちに寄り添えない傾向があります。妻へのモラハラどのような言動が問題となるのか、妻の目線でモラハラ夫との向き合い方について心理学的なアプローチと夫婦関係を改善するための対策、夫のモラハラが原因で離婚を迷った場合に考えることを紹介しています。

モラハラ夫の特徴は人の気持ちに寄り添えない

妻がモラハラと感じた夫自身の生活態度、見下すような発言、夫婦間のLINEでの暴言、家庭生活での何気ない発言に含まれる失言、叱責、夫婦喧嘩での罵倒、大声、妻が悪者と決め付けた発言、人格否定、容姿を悪い言葉で批難するなど言葉の暴力や冷酷な言葉を平気で妻に向ける特徴があります。

モラハラが原因で妻から離婚すると言われたらどうすればいいのかを考える必要があります。

幸せな家庭

特にモラハラ夫の典型的な特徴は

①話しが長い

②自分が正しいと決め付けて発言する

③謝れない

など妻に対して上から目線で常に発言をする傾向があります。

人の気持ちに寄り添えない夫とは

人の気持ちに寄り添えないモラハラ夫の特徴として人当たりの良さや二面性が原因で結婚するまではモラハラ傾向が隠れていることが多いです。

結婚生活ではプライドが高く、自分が正しいと思っている言動や嫌味に聞こえるような発言が続きます。モラハラの原因は、夫の生い立ちにも共通の特徴があります。学校や社会人になってからもリーダー的な立ち位置になることが多く、幼少期から母親に甘やかされていたり父親が怖くて自身の考えをきちんと声にできなくなっている男性に多い傾向があります。

妻の人格や価値観を否定する特徴があります。夫婦間のモラハラが原因で妻が辛い気持ちになっていることがわからないのです。

つまり考え方、判断の基準、価値観が自分に対して従順でなければ否定する、妻の失敗を許せないなど見下す言葉を当たり前のように向けてしまいます。妻の結婚生活での悩みを聞く優しさがありません。

思いやりのない夫

モラハラ夫のチェックリスト

実際に下記のチェックリスト5つの中で2つ以上思い当たることがあればモラハラ夫である可能性が高いはずです。

妻はモラハラを我慢していた
モラハラになる妻への行為のチェックリスト

①妻への叱責の言葉、叱るのではなく言葉での激しい攻撃、妻の言い分を否定したり批難のことです。直接、声で怒鳴ってしまう、lineで送ってもモラハラです。

②妻への家計、生活費のことで恩着せ発言をする、渋る、批判する、お願いを聞き入れないなど意地の悪い答え方がモラハラです。

③夫婦喧嘩での攻撃的な言葉、離婚してやるなど勝気で自分が正しいと思い込んだ発言がモラハラです。

④妻の容姿を批難、批判するデリカシーに欠落した言葉がモラハラです。

⑤妻に対して良識、常識を逸脱した命令口調での要望する言葉を支配的に向けてしまうことがモラハラです。

無視もモラハラ

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。

関連ページ:離婚したくない場合の奥の手?心理学で離婚を避ける方法【弁護士監修】

モラハラ夫の5つの特徴とは?

①妻の家事、育児、家計管理に対して感謝の気持ちが持てず、自宅では妻に対して些細な不満を見付けて支配したい願望から文句を言う。家庭での主導権を取る傾向が強かった。

②不都合なことがあっても自分は悪くないと思ってしまい妻が悪いと決め付けて叱責する。夫婦喧嘩の言い合いでも妻が自分に反抗的だから起きていると思い込んで自己を守るために正当化している。妻の心身の疲労を考慮できていない。

③自分について過剰な自信があり、自分は学歴や会社での地位、役職から社会的にも家庭内でも優秀であると思い込んでいる。そのため妻を軽視する発言が日常的に多い。

④自分に対して妻に文句を言われるのが許せない。妻が家事を疎かにしたり家計でルーズな面があれば強く文句を言うが自分に甘く自分の落ち度を妻から言われると悔しくて許せない気持ちになり激しく感情を乱すなど自分を批難されたり否定されることを許せない。外面を異常に気にする性格であることを謝る。

⑤激しい嫉妬心と独占欲がある。妻が勤務先の仲間や上司と会食に行って帰宅が遅いと浮気を疑う。妻が休日に外出したいと言えば浮気を疑い行先や誰と行くのかなど詮索をして許さないなど独占欲が原因で妻を厳しく束縛をします。

モラハラ夫は自覚がない

モラハラ夫に多い特徴について

モラハラとは人格を否定する言葉を向けることです。日常的に妻を精神的に支配しようとして言葉で追い込んでいませんか?俺に従って当然、当たり前と威圧はしていませんか?生活費のお金のことで疑うような発言や恩を着せるような言い方をしていませんか?妻の弱点を探そうとして問い詰めたりしていませんか?妻の急な離婚発言に不倫、浮気を疑うような言葉を向けていませんか?

妻の家事についてきちんと感謝を声にできていましたか?慰謝料もいらないから解放して欲しいと言われていませんか?大きな過信が原因のモラハラをしていませんでしたか?

モラハラ夫の特徴として日常的な家族、配偶者への暴言について離婚調停や裁判で問われても自覚のない男性が多い様です。

妻へのモラハラは悪いこと

モラハラ夫のよくある行動パターン

モラハラ夫は自分が悪いと言う自覚がない特徴があります。

妻に対して批判的あるいは攻撃的な発言が多い、妻に平気で嘘をついたり責任を逃れる傾向がある、ネガティブな感情を妻や他人に向ける傾向がある、妻や他人の感情や意見に興味を示さない、妻を無視したり怠惰な行動をとる、妻を蔑視・侮辱する言動が多い、妻に対して暴力、脅迫、嫌がらせをする傾向がある、自分自身の欠点や問題について自覚できない、そのため反省しない、謝れない傾向があるのです。

モラハラが離婚したい理由と言われるまで妻の気持ちに寄り添えず、気持ちを無視してしまう特徴があります。

一緒に暮らし続けられない理由がモラハラと言われても自分が悪いとは気づかないのです。

モラハラ夫の特徴として、妻を言葉で責め続けてしまう傾向があります。

事態が悪化して離婚の危機になってから後悔するケースが多いのです。

妻の気持ちがもっと早くわかっていたら?妻に別居されてしまう前に妻の気持ちがわかっていたら?

不満を聞く目的できちんと話し合えていれば別居になる前に夫婦関係を修復することは可能だったケースが多いのです。

妻を怯えさせる夫

モラハラ夫の言動に隠された心理

モラハラ夫は妻へのコントロール欲が強い傾向があります。日常的な妻への意地の悪い発言、あなたへの怯えを理由に妻が家を出た、自分に従うだろうと軽視したモラルハラスメント行為。奥様は我慢できないくらいの酷い言葉を向けられて怖さを実感されています。

あなたとの離婚を決意させた。理由は妻への過信とあなたの強い精神的な無意識での奥様に対する支配欲からの振る舞いなのです。これくらい言っても自分の妻だから絶対に大丈夫だろうと過信したあなたの甘えが妻へのモラハラの原因です。

あなたのモラハラに妻からもう我慢ができませんと言われた。恋人として優しい男性と思われていた、かっこいい、頼れると思われていた人が結婚相手となり、結婚生活を経て夫として怖くて陰険なモラハラ夫に変貌するのです。

あなたと結婚したことを奥様が後悔しているはずです。

モラハラで離婚危機

夫のモラハラが及ぼす家庭内の影響

モラハラ夫は自分の妻への言動、生活態度がモラルハラスメントとは自覚できていません。

子供や妻の気持ちがわからないため機嫌が悪いと平気で八つ当たりをしたり、不機嫌な表情を見せて家庭内の雰囲気を重苦しくしていまいます。責められると本当に離婚すると言い出す傾向があります。

妻はモラハラを我慢した

専門家によるモラハラ相談の進め方

心理分析の提示まで電話相談・メール相談は無料です。有資格者の心理カウンセラーがアドバイスを担当しています。

お気軽にご相談ください。

夫からのモラハラ体験者のリアルな声

離婚を迷いながら夫からのモラハラに我慢をしていた。

家政婦扱いの発言など、日々の嫌がらせと感じる行為や暴言、大声が嫌になった。

モラハラに我慢できないと夫と夫の両親に伝えたが、夫から両親に自分の悪口を伝えられたことを責められ「離婚だ、出て行け」言われてしまった。別居後に離婚後の自分と子供の生活費の不安であることが理由で弁護士さんに相談をして夫婦関係円満調停を申し立ててもらい、夫とやり直せることになったのです。

あなたにとって生涯の財産となる夫婦の仲を修復するお手伝いをいたします。

家事は分担

モラハラ夫との離婚を避けたい妻の接し方

モラハラ夫との向き合い方として、無視せずに自身の辛い気持ちを冷静な言い方で丁寧に何度でも声にして夫に伝えて下さい。

人の気持ちに寄り添えない、モラハラ夫の特徴は妻を軽視していて自分の気持ちを押し付ける傾向があります。

心理学の観点からのモラハラ夫への対抗策とは

モラハラ夫は妻から離婚したいと言われるまで妻と結婚してから気持ちを考えてあげられていなかったという自覚ができないのです。

心理学的に辛い、嫌だ、そう言われると悲しいという本音を夫に続けることで悪いことをしていると自覚させることができます。

モラハラをした夫と受けた妻では認識が大きく異なるのです。

夫婦喧嘩で大きな声で酷い言葉を浴びせるなど妻へのモラハラ行為があったが少し配慮に欠けていた、悪いことと自覚ができていない、暴言は無意識で言ってしまったなど様々です。

妻へのモラハラ

モラハラ夫との関係を改善する対策とは

夫婦関係を改善するためのモラハラ夫への対策は、本音を声にして伝え続けることです。

俺の嫁だから何を言ってもいいという思考はあなたの支配欲と奥様に対する所有意識が原因なのです。別居後に話せるタイミングで二度と奥様を辛い気持ちにさせない明確な誓いを声にすることが必要です。

妻が我慢してくれた理由

モラハラ夫は自覚が浅く後悔する気持ちがありません

妻への支配欲や言葉の暴力が日常的で嫌だと感じていたと指摘された言葉の暴力が続く場合は数日でも家を出てしまうなどの対処法も考えられます。

モラハラが離婚原因と知っていても夫が自分は悪くないと思っている場合、本当に離婚前提で家を出ることも考えて下さい。

謝って来た夫に対してこれから変わると誓うにしても実際にどう変わりますか?と反省の度合いを確認してから関係の修復について話し合うようにして下さい。

自分の短所に気付く時

法的な視点で見る夫からのモラハラと離婚

モラハラが原因で夫婦関係が悪くなった場合、妻側から法律事務所の離婚弁護士さんに相談をされた場合、時間をかけてでも訴訟を起こして離婚調停や離婚裁判を前提に交渉を進められる可能性があります。

離婚の合意をさせること以外の結果を求めない交渉に進んでしまいます。

モラハラが原因で妻から離婚すると言われた場合

夫がモラハラを認めた謝罪文が調停や裁判で証拠にされるケースもあるようです。

別居後の妻へのLINE、メールの「謝罪文」がモラハラをした証拠にされてしまいます。平行線のまま調停で第三者を入れての話し合いに至ってから謝罪文がモラハラに自覚があった証拠と言われることがあります。

妻に対するモラハラは精神的な虐待になる

民法でもモラハラによる精神的な苦痛は婚姻を継続出来ない事由になっています。

妻に対しての精神的な虐待、モラハラ行為について後悔をしたり反省できることが必要な深刻な事態と思われます。

謝り方がわからない夫

モラハラが原因の離婚を避けた事例

相談者:T太郎さん32歳 4年目

夫自身の奥様に対する日常的なモラハラが理由で妻が別居して離婚を決意して離婚届への署名捺印の要求している、というご相談のメール相談を受ける。

14項目の夫婦の離婚問題についての時系列での事態把握のためのチェックシートと40項目の夫婦の心の温度差・気持ちの問題や双方の誤解や思い込みなど問題の起因や溝についてのチェックシートにご回答をいただき、別れたい、同居継続ができないと思い込まれている奥様の心理分析と話し合いの進め方、謝罪の伝え方など修復のプランなどを提示回答させていただく。

離婚回避アドバイスの難易度と料金はこちら

心の温度差の分析で、現状の言い分とチェックシートへのご回答内容の相違から、かなりT太郎さん自身がご自身のモラハラについての非の認識が浅いことやモラハラを論点の係争、裁判についてのの知識がなく、難易度的に難しいことはない理由で翌日の夜、T太郎さんと都内の喫茶店にて面会。別居に至る経緯やそれまでの過程について詳細をお聞きする。妻側の主張についても詳しくお聞きし、モラハラかを判断するために最後の奥様との口論の経緯詳細などもお聞きする。夫婦のモラハラ離婚要求の問題、関係修復へのアドバイスの費用と期間を提示して取り組みを受託する。

チェックシートとご面談でお聞きした詳細や忘れていた非のことを併せて再度分析を行う。

分析の結果から言い分の心理や気持ち、言えずにいた不安、一緒に暮らしたくない保身など心理についての分析を開始し分析を提示する。問い掛けていただきたい萎縮して言えずにいる不満・不安に関しての質問事項をT太郎さんから奥様へに伝え、返答を得るが謝罪が納得できない、不倫や暴力より言葉での苛めが耐えられない、別居は悪いと思ってない、許すのは無理、お互い幸せじゃない、生理的にもう無理、離婚調停について専門家である離婚弁護士に相談中との返答に至る。40項目の夫婦の心の温度差、言葉のDVでモラハラに該当する暴言、を詳しく心理分析をさせていただく。具体的な謝罪も含めた話し合いについて検討をする。

T太郎 さんから奥様の携帯メールに謝罪伝達と併せて再度、呼び掛けの言葉と質問を送信する。T太郎さん本人から電話を入れていただくが出ていただけない。


奥様への対話呼びかけと強い支配欲や思いやりの無さが原因であることを自覚して謝罪伝達、家族愛の観点から誓えることを明記した手紙を作成しT太郎さん直筆で発送させる。

3日後、奥様の父親からT太郎さんの自宅に電話があり、「夫婦喧嘩での威圧、家庭の環境のこと、生活費のことで恩着せの言葉、束縛で悩み続けていた、性格の不一致を理由に離婚希望、離婚の協議なら応じる」との返答が来る。生活費をきちんと渡したいと意向を伝えるが話し合いはもう必要と思わない、こんな話を続ける意味がないと言われて拒まれてしまう。修復について歩み寄れる可能性はありませんと言い切られる。調停の手続きをする、本当にモラハラ被害が辛かった、家事をきちんとていても責められ叱られたと思う。

すぐにこの話し合いの詳細がT太郎さんから当方に連絡があり、次のアドバイスに移行する。翌日、当方作成の謝罪や対話についてのマニュアルの台本(奥様への謝罪と安心伝達を目的とした対話、謝罪マニュアル)に 沿ってT太郎さんと義父(奥様の父親)との話し合いが行われる。ほとんど発言をせずに黙っている奥様の言い分を義父(奥様の父親)が代弁する形式の話し合いとなる。 いくつかの質問事項を奥様と父親に伝えるが、モラハラが苦痛だったと奥様が泣くだけで発言をしないため即答できないがおおまかな断定による回答を受ける。子どものことを考えて家に帰りたくない、怖い夫とは暮らせない。などの言い分。 提示した注意事項厳守での話し合いの結果、次回の話し合いにも義父の助言を得て同席されること となる。 この話し合いの結果(ICレコーダーで録音しファイルとしてROMを提出していただき)を当方で聞いて検討をする。 別居したいと考えたモラハラなど原因箇所を特定し、T太郎さんに伝え、今後の話し合いでモラハラと指摘された振る舞いについて改善できる部分を改善するよう指示。

また次回の話し合いにおいて義父経由での指摘ポイントとなる部分への思いやりと聞く姿勢や気持ちをわかろうとするソフトな理由説明や反論と離婚して籍を抜くことしかこの問題で結論を考えられないほど疲労されている気持ちを考慮し、今後の修復対話の呼び掛 けや話し合いにて離婚をせずに一緒にまた暮らす方法を一緒に考えていただくための、つまりやり直しを検討させる要因を含んだ答弁のマニュアルを作成し、T太郎さんに伝達する。 翌週、奥様の実家にて奥様と両親、T太郎さんとの話し合いが行われる。
2日後、連絡があり、お子さんの気持ちの問題も考え帰宅の意思が伝えられる。帰宅の日程などが話し合われる。 カウンセラーの指示によりT太郎さんの改善についての細かな注意事項を伝える。しばらく考えたいとの返答に至る。約1週間後、奥様がお子さんを連れて帰宅する。帰宅から1ヶ月程、T太郎さんとの相談を継続し、生活を一緒に続けてもいいとの返事が得られ、再別居をされる。

妻が疲れている

まとめ

モラハラ夫でも結婚する前は思いやりがあり優しい接し方をしていた。結婚後に妻だけに嫌な面を見せ始めます。近所の方やご親族など周囲からはモラハラ亭主と思われずに良いご主人に見えてしまうケースが多い様です。

離婚を決意するまで妻は我慢した理由は子どもが生まれて別居や離婚をしたら生活費のことが不安になりいつかは夫が前のように優しくなってくれると少し期待されていたからです。

妻の家事への献身について感謝が言えない夫、モラハラで家庭内で妻への感謝を声にしないことも妻が苦痛と感じれば妻へのモラハラになります。

妻を家政婦扱いするとモラハラになるのか?というご質問をよくお聞きしますが、妻へのモラハラは妻がどう感じたのかが判断の基準なのです。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

1991年東京都生まれ。血液型A型。2016年より復縁専科のメール相談を担当。月間50件以上のご夫婦の離婚問題と恋愛の復縁カウンセリングの業務に携わる。 日本心理学会認定・認定心理士。