妊娠中に別居した妻の心理を理解した離婚の引き留め方とは?出産を控えた妻が実家に帰り里帰り出産をしたまま別居状態になったら?妻と離婚を避けた対処法を解説しています。
妊娠中に別居した妻は離婚を迷っている
妊娠中の妻が里帰り出産で実家に帰った後で別居したまま離婚したいと言い出した。妊娠中の妻に別居された場合の対処法と出産後の離婚を避ける解決方法とは?
新婚の妻が妊娠中に別居した夫婦の復縁事例で話し合いの方法を具体的に解説しています。

別居した夫婦の修復方法について心理学の観点で解説しています。:別居から復縁する方法
妊娠中に別居した妻から離婚すると言われたら
妻が家事を放棄して突然、実家に家出をした、急に無視されたなどの異変にどう対応するか?産後に離婚にならないように考え直してもらうための話し合いの進め方があります。
産まれて来る子どものために離婚を待って欲しい伝える方法
妊娠中の妻、義両親から早急な離婚を迫られた場合の断り方ですが、父親として自分が責任を感じている、戸籍のこと、養育の事、子どもの将来の幸せのために離婚を待って欲しいという本音を必ず伝えて下さい。
離婚についての結論は出産までは話し合いを待って欲しい、自分は夫として家族として尽くしたいと答えて下さい。奥様や義両親から説明しても言い訳は聞きたくないと言われたらまた後日必ず伝えるようにして下さい。

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。関連ページ:弁護士監修!離婚回避方法
妊娠中の別居はマタニティーブルーが原因
妊娠中に別居した妻が離婚したいと言い出した心理には、あなたへの強い失望やマタニティーブルーで一時的に悲しい気分で落ち込んでいる、本気であなたとの離婚を考えていた、あなたの愛情を疑っていて安心したいなどあなたの本音を確認しているなど深い事情が絡んでいます。
妊娠中の妻の別居理由を理解する
妊娠中の妻の様子が変わった理由はマタニティーブルー?つわりが酷かった時期にあなたが冷たいと感じたなど結婚してから初めて見るあなたの一面に落胆したり驚いて失望している可能性があります。そのためどんなことでも会話を避けずにちゃんと妻の気持ちを聞いてあげることが必要でした。
マタニティーブルーで離婚したいと言い出した妻と両親の本音がわかる
妻から離婚してくれたら生まれて来る子どもの養育をしなくていいから親権は渡せないと言う妻と義両親との向き合い方とは?絶対に離婚に応じるという言葉は向けないで下さい。
返事をしない妻との話し合いを実現するために理由を尋ねる、妊娠中の妻の不安な気持ちを理解する方法について詳しく紹介しています。
妊娠中の妻から今すぐに離婚届を書いてと言われたら?
妊娠中の妻の悔しい女性心理を理解する。今すぐに離婚したい、拒むなら弁護士を擁立して家庭裁判所で決めてもらうなど強気の言葉で結論を迫られても離婚届には絶対にサインをしないで下さい。
離婚しても子供に会わせるから今すぐに子供が生まれる前に離婚届を書いて欲しいと言われたら?
という妻と離婚したくないなら妻と何を話し合う?まずは離婚の話しは出産後まで待って欲しいと謝って奥様にストレスを与えないように気遣いが必要です。

里帰り出産の離婚率と妊娠中の夫婦の危機
実際には妊娠中の離婚率は低いです。しかし里帰り出産や出産前の別居は離婚に至る危険が高い傾向があります。特に新婚の時期に妊娠された場合は新生活に馴染む前に妊娠で不安になり実家を頼りたくなるなど一時的に不安定な気持ちにさせたことが離婚したいと言われた理由です。里帰り出産や妊娠中に実家に家出をして別居になってしまったケースでは45%以上に離婚率です。

妊娠中に別居を選択した妻の気持ちを理解する
同居時の妻との夫婦のパワーバランス、主導権のことで奥様が言いたいことを言えずに我慢してしまう夫婦関係であった場合、家出は突然起きます。実家に理由をつけて家出後に急に強気な言葉で謝罪を拒絶するなど変化の理由はこれまで無意識で強制していた妻へのモラハラが原因です。

妊娠中に別居したの妻へのLINEの送り方
妊娠中の妻が実家に家出をした?マタニティーブルーが理由だったら根気よくlineで帰宅を呼び掛けて下さい。妻と話していたり、口論の末に家を飛び出してしまった場合、妻の家出先は実家か?近くのビジネスホテルか?
まずは電話を入れて、出ないならline、メールで行先を尋ねて下さい。行き先を確かめてから奥様に心配していることをlineで伝えて下さい。

妊娠中に別居した妻が離婚したい理由
もしあなたが不在の時に家を出た場合は実家依存の可能性もありますので実家の義両親に正直に事情を伝える前に慎重に様子を見る必要があります。

妻が妊娠中に家を出た原因が実家依存症だったら
離婚したいと言い出した妻に向かって憶測での発言、イライラしている様子が伝わるような話し方は逆効果です。夫婦のトラブルの場合は冷静に対処することが重要になります。実家にあなたの悪口を誇張して伝えている可能性が高いのです。まずは義両親への謝罪が必要です。
妻の気持ちを疑う前に夫婦喧嘩で失言を向けるなど自身に理由がないかを冷静に思い返してから連絡をすることで出産後3ヶ月以内を目標に離婚を避けるための冷静な話し合いが実現できるように冷静に向き合って下さい。
妊娠中の妻が別居した後で気持ちを伝える方法がわかる事例
依頼者:Nさん32歳(男性・会社員)
結婚3年目の妻S子さん( 33歳)子供1人(1歳)
離婚を避けて修復を希望。
修復期間:1年2ヶ月
難易度: E(話し合いが困難)
妻の別居による問題に悩まれている方に勇気を与えられるのであればとのことで、このエピソードを事例紹介に 掲載いたします 。
Nさんは妻S子さんと結婚して2年。結婚をされてすぐ奥様のご懐妊がわかる。
出産準備で奥様が実家に戻られる。lineメールや電話でのやり取りはあった。出産後も帰って来なくなられてしまった。お子さんにも出産の際に病院で顔を見て以降、会わせてもらえない状態になった。
奥様からのlineで産後、退院してからも本当に体調が悪い。育児を義母に手伝っていただいている。実家での暮らしを続けられる。そのまま1年が経過した。
子供に会いたいと頼んでも実家に来られると親が気を遣う自分も体調に悪いからそっとしておいて下さいという拒否される。
いつまでも 帰って来ない理由を尋ね、子供に会わせてもらえないことを心配になられて奥様にlineで「いつになればここに戻るの?もう2年近く一緒に暮らせてないよ」と入れたが返事が得られない。放置されてしまった。
別居以降、欠かさずに給料日当日の生活費の振込みを出張の都合で3日遅れてしまわれた。
奥様からlineで「あなたは最低ですね。離婚したくないと言いながら嫁の親に対して失礼で親も呆れています。酷過ぎます、もう信用できないのであなたと離婚をしたいです、二度とそこに帰りません。近々、荷物を取りに伺います。すぐに離婚の書類に判を押して下さい。慰謝料と養育費をいくらくれるのかちゃんと答えて下さい」と一方的なlineで離婚要求をされる。
「振込みが遅れたのは仕事で海外に行っていたからです。離婚したいと急にlineで書かれて本当に突然で驚いている、離婚は考えられない。離婚したくないのでちゃんと話そう」と返事をされた。
お金の要求の返事しか得られない。電話を入れるがすぐに義母に電話を代わられNさんの焦った言動を批難する言葉を向けられた。
以降、奥様の携帯に電話を入れても留守電になり折り返しは来ない、lineを入れても返事が来ない状態。
数日が経過して義両親が住まいに引越しに来て奥様の荷物を運び出してしまわれる。
離婚回避についての14項目のチェッ クシートで分析する。ご懐妊後に悪阻を支えてあげていない、気持ちの面で奥様が幼児性が強く出産育児に自信がなかったことや夫として頼りないという不安もあり実家に帰省された。奥様の親への甘えであり過保護 、親にNさんとの暮らしについての不満を誇張して悪く話したことも原因に含まれていることを提示。
義母の過保護な面については成婚前から感じていたとのこと。奥様にlineで通話がしたい。話し合いに応じて欲しい、ちゃんと理由が知りたいとの呼びかけなどを継続する。返事が得られず義父に電話を入れて話し合いを申し入れる。
実際に話し合いでは経緯を話して離婚したくないお願いをされる。奥様への謝罪とお金の支払い、離婚承諾のお願いをされてしまう。
2ヶ月が経過して奥様が代理人を擁立され、離婚調停を申し立てられてしまう。
当方は法律に関連する具体的なアドバイスが禁止されているため姿勢・心構えを教える。
(嘘を言わない、素直に正直に自身の考え を伝える。自身の思い当たる非を並べて謝らない、先々で覆すことになる約束や発言は控える、生活費は誠実に振り込む、一方的なlineや通話を控える、相手の悪口を言わない、思い込みや憶測での発言はしない、など)
5ヶ月が経過してNさんから離婚調停が不成立に終わった報告をいただく。
Nさんの両親は長期の異常な別居に呆れて一切関わりたくないと言われている。修復に関する人の輪に加えられない状態。
調停での奥様の言い分としては、Nさんが仕事優先の生活で帰宅が遅く日中夕方と寂しく不安であったこと、休日は趣味もなく一日在宅し、TVを見ている だけという生活、在宅時の会話はいつもつまらなく思いやりを感じない。決断力がなく頼れない。
金銭的な家計の締め付け厳しく 不愉快だった。奥様が休日に約束をしていた友達との外出についていつも嫌な顔をする、帰宅すると不機嫌な態度で無視をされたと言われた。
生活の価値観が違う。今後の同居継続意思がない、夫としてNさんの暗い人柄、陰気な性格に不安がある、などの内容。(事実)
生活費、養育費についてはお子さんとの面会と交換条件のように取り決めたそうである。
面会の約束などは代理人経由でののやり取りで決めることとなったが体調不良を理由に応じてくれる気配なしの様子。
同居は耐えられないなどの主張であった。この 先どうするかについては今後、二人で話し合うことになった。
慰謝料や養育費のことは、確定できていないそうであるが当面、調停で決めた金額を払 うという結論。預貯金について同居期間に貯めた貯蓄の半分を分与して欲しいという言われる。
調停でこの先、裁判で離婚成立か奥様が帰宅するまで毎月生活費を振り込む約束となられたそうである。
おそらく離婚合意までが奥様の要求であり奥様は裁判に移行する準備をされているようである。
調停での言い分から話し合いの準備を開始。
義両親を通じて奥様に直接の話し合いを申し込む連絡をする。
奥様と義母が話したくないと言っている。話し合いについて断りの返事。
裁判という言言葉が何度も出ていたことからしばらくの冷却期間を置く。
2週間程度が経過してから電話がある。奥様に子供が小さいのだからと説得をしたが聞く耳が無い、どうか諦めて欲しい、離婚に応じて欲しいと言う説得をされてしまう。
娘の考えではマンションは手放さなくていい、財産分与も慰謝料も払わなくていいように自分から奥様と義母を説得したい、などの条件を提示される。
義父にはお礼をきちんと伝える。しばらく冷静に考えます、と返事をする。
義母に奥様との通話をお願いする。離婚に応じてくれるまでは会わせない、言い訳のような謝罪の話は聞けないと拒否をされる。
併せて奥様に何度かlineをされた。奥様からの返事は離婚の催促のみ。直接会って話してくれるような様子が見えない状態。
奥様に話し合いのお願いを呼びかけをする。離婚に応じると約束をしない限り話にならない状態で近況やお子さんの様子なども教えてくれない状態であった。
義父に話し合いを求める。
義父自身の考えとしては、このまま奥様とお子さんを実家に住まわせたい。家族としてずっと 一緒に暮らしたい、この結婚は間違いだったと思っているとの見解を言われる。
1年も一緒に暮らしていないのだから元々性格や価値観が合わなかったと 思って諦めて欲しい、子供に執着するな、産んだ本人がN君のような頼りない父親はいらないと結論を出しているのだからその気持ちをちゃんとわかってあげて 男らしく一旦は別れて自由にさせてあげてはどうかと説得をされる。
夫婦の話し合いを行うために奥様にlineで伝える。育児疲れと不眠で体調を崩していることを理由に会う事を拒まれる。
義父から電話があり奥様が話せる状態だ、 週末に実家で話し合う約束が得られる。
お互いに前を見てこれからのことを考えて欲しいと説得をされてしまう。離婚に速やかに応じて欲しいと言う話になる。
奥様の気持ちを理解できないこと、つまり出産準備と言って帰省して以降、出産の際の病室での面会以降、最初は体調を理由に、離婚したいと言い出してからは離婚要求を受け 入れるまで会いたくないと言われている理由が理解できないこと、気まずいと思っているように感じる話しや奥様の会わずに離婚成立をさせた い気持ちについて義父と話し合う。
出産後、半年くらいは本当に体調が悪く自宅で寝ていることが多 かったそうであるが、育児を義母に任せて奥様は友達のお店を手伝ったり、深夜まで外出している。
週末は友人と旅行に 行っているなど、近況を正しく知ることができた。
義父母の思考が娘がかわいいという方向に偏り、実際に奥様が感じていたNさん、結婚生活や母親になることへの不安を利用して別居や離婚を助長しているように取れる。
話し合いで奥様の気持ちを引き留める方法を提示する。
懐妊の判明した直後の時期に奥様が実家に戻りたくなった気持ちを考慮する。を尊重する提案をする。
話し合いから2ヶ月程度が経過。lineを送る。奥様から返事がある。やり取りから話し合いが実現する。
奥様が子育てに縛られ地味に生きて行かなければならない苦悩が不安になり、子供は義母に任せて 自分は以前のように外で仕事をして社会から遠くなりたくない、このまま老けてしまうのが恐ろしいなどの本音があることを言われてしまう。
まず離婚に応じる考えもあること、奥様の意思を尊重したい。苦しい気持ちも理解していることを伝える。
奥様を絶対責めないこと、許した い気持ちでいること、一緒に過ごして愛情があり、守ってあげたい気持ちであることなど本心をきちんと伝える。
奥様の不安を解決する言葉について、安心を与える話し合いの内容など家族での話し合いに向けての伝えること、聞きたいことを考える。
奥様を悪者扱いしたり、我侭と追い詰めない意味で事前に義父母との話し合いを行い、尊重して気持ちをみんなでわかってあげる 話し合いにする方向で合意を得る。
義父母の甘やかしが奥様の当初からの強気な態度や幼稚な考え方に影響を与えた、スムーズな修復対話を阻害している気配を配慮してもし離婚撤回をして帰宅してもS子さんが義 父母を裏切ったことにならない、最初にこの問題が起きたのは僕の冷たい態度が悪かったんだ、すべて僕の責任という言葉を伝えるようにとのlineでの安心の伝達を指示。
電話があり、奥様が体調を崩して毎日泣いて苦しんでいるので 楽にさせて欲しい。愛情があると言うのなら速やかに離婚に応じてあげてくれないか、動揺をさせるのが辛いのでもう手紙とか送らないで欲しい、という内容。
2ヶ月の冷却期間を置く。
奥様の一番の理解者であり味方として伝えるべきこと、義父母を安心させる話し合いについて考える。
話し合いの翌日に奥様からlineがある。奥様との話し合いを継続できることとなる。
今後も離婚に応じず修復をしたい気持ちであることやお子さんのためにも自宅に戻って暮して欲しいことなどを伝える。
同居再開の提案も含めた話し合いをする。
親と話したいと結論を保留される。(育児をすべて義母に任せているため。自分で育児をする ことが難しいと感じている様子から)当面、現状を維持する。奥様のペースで面会を繰り返す。
奥様の希望で義父母を交えての話し合いとなる。別居後初めて奥様がお子さんを連れて自宅に来るようになる。
再度、離婚撤回についての話し合いができる。やり直す返事が得られる。
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