離婚したくないならどうする?離婚回避への対処法と奥の手を解説

夫・妻から「離婚したい」と言われても、夫婦関係を修復できるケースはあります。「もう気持ちはない」「別居したい」「離婚調停を申し立てられた」など、状況によって対応は変わります。

離婚したくないときに避けたい行動、夫婦関係を見直すポイント、状況別の対応、法律面で知っておきたいことまで解説します。

離婚を回避

目次 表示

離婚したくないなら今やるべきこと

離婚を切り出された直後は、強い不安から相手を引き止めたくなります。

「離婚しないでほしい」
「もう一度だけ考えてほしい」
「自分が変わるから」

と伝えたくなるのも自然なことです。

ただ、相手が離婚を考えるまでには、それ以前の夫婦生活の中で何らかの変化が積み重なっている場合があります。

まずは、離婚という結論だけを見るのではなく、なぜ相手がそこまで考えるようになったのかを考えてみましょう。

相手が話しているときは最後まで聞く

離婚を切り出された後の話し合い

相手から離婚を考えた理由を聞かされたとき、

「そんなつもりはなかった」
「自分だって我慢してきた」
「そこまで怒ることではない」

と反論したくなることがあります。

しかし、そこで自分の事情を説明し始めると、相手が「自分の気持ちは分かってもらえない」と感じることがあります。

まずは、

  • いつ頃からつらかったのか
  • 何に不満を感じていたのか
  • どのような出来事が離婚を考えるきっかけになったのか
  • 今、夫婦についてどのように感じているのか

を聞きます。

相手の話にすべて同意する必要はありません。

ただ、相手がそう感じていたことを否定せずに受け止めることで、夫婦の会話を続けられる場合があります。

離婚したくない気持ちは一度伝える

夫婦喧嘩が離婚の原因

離婚したくないのであれば、その気持ちを隠す必要はありません。

「私は離婚したいとは思っていない」
「できるなら夫婦関係をやり直したい」

という意思は、一度きちんと伝えておきます。

何度も同じ言葉を繰り返して説得するのではなく、自分の意思を伝えた後は、相手の話を聞くことに目を向けます。

離婚回避が目的の話し合いで伝えること
  • 自分は離婚せずに夫婦仲を修復してやり直したいと思っていることを伝える
  • 離婚せずにやり直してもらうために自分がこれからできることを約束として伝える
  • 夫・妻がまだ言葉にはしていない結婚生活でのあなたへの不満を教えて欲しいと伝える

これまでの夫婦関係を振り返る

離婚を回避する言葉

離婚の話が出たときは、直前の夫婦喧嘩だけではなく、そこに至るまでの関係を振り返ります。

たとえば、

確認しておきたいこと
  • 離婚を考えるようになったきっかけ
  • 結婚生活の中で不満や負担に感じていたこと
  • 今後も話し合いを続けられる状況にあるのか
  • 自分の言動で傷つけてしまったことはなかったか

こうした変化を振り返ると、離婚を考えるようになった背景が見えてくることがあります。

心理学に基づいた離婚回避相談

夫や妻から離婚を切り出され、「離婚したくないけれど、これからどう対応すればいいのか分からない」という方は少なくありません。

離婚を避けたいときは、夫・妻を説得することだけを考えるのではなく、なぜ夫・妻が離婚を考えるようになったのか、その背景を理解することが大切です。

復縁専科は、1993年の創業以来、12,000件以上の夫婦問題について相談に対応してきました。

これまでの夫婦関係や夫・妻から言われた言葉、離婚を考えるようになった経緯、現在の連絡状況などをお聞きし、夫・妻が離婚を切り出した理由や本音を心理分析します。

そのうえで、現在の夫婦関係に合わせて、今後の接し方や避けたい行動、夫婦関係を見直すための対応について、電話・メールで具体的にアドバイスします。

夫婦の状況に合わせた対応をアドバイス

ご相談では、現在の夫婦関係だけでなく、これまでの経緯や相手の性格、夫婦のコミュニケーションの特徴などを含めてお話を伺います。

14項目の質問を通して、離婚を切り出した側がどのような気持ちを抱えているのか、夫婦の間にどのような接点が残っているのかを見ていきます。

「もう気持ちはないと言われた」
「別居を始めた」
「離婚調停を申し立てられた」
「LINEを無視されている」
「離婚届を渡された」

同じ「離婚したくない」という状況でも、ご夫婦によってこれまでの経緯や相手の気持ちは異なります。

離婚回避相談では、一律の対応を当てはめるのではなく、これまでの夫婦関係と現在の状況を踏まえて、相手との関わり方や夫婦関係を見直すための方法を考えます。

そのうえで、今後の接し方や避けたい行動など、これからの対応について電話・メールで具体的にアドバイスします。

心理カウンセラーが対応

ご相談には心理カウンセラーが対応し、これまでの経緯と現在の状況を伺ったうえで、相手の気持ちや夫婦関係の状態を心理的な視点から考えます。

「何を話せばいいのか分からない」「これ以上関係を悪くしたくない」という場合も、現在の状況に合わせて、これからの接し方を一緒に考えていきます。

ご相談でわかること

プライバシーの保護についてですが、個人情報や相談内容は厳重に管理し、第三者に漏れることはありませんのでご安心ください。
プライバシーポリシー(個人情報保護方針)

離婚回避できる夫婦の共通点

決め付けないことが大事

離婚を考えている夫婦でも、すべてが同じ状態になっているわけではありません。

夫婦喧嘩が増えていても会話が続いている夫婦もいれば、同居していてもほとんど会話がない夫婦もいます。別居していても必要な連絡を取り合っているケースもあります。

離婚を考えるようになった原因や、現在の夫婦の距離によって、関係の状態はそれぞれ異なります。

ここでは、離婚の話が出ている夫婦の中でも、夫婦間の接点が残っているケースに見られる特徴を紹介します。

夫婦関係が悪化していても2人で話すことができる

別居してから気を付けること

夫婦喧嘩が増えていたり、相手への不満が強くなっていたりしても、2人で話をすることができる夫婦があります。

意見が合わないことが多くても、相手が話し合いを拒絶しているわけではなく、夫婦間で会話が続いている状態です。

言い争いになることがあっても、夫婦の間で起きている問題について話す機会が残っています。

一方で、離婚について話そうとしても相手がまったく話をしようとしない場合や、夫婦間の会話そのものがなくなっている場合は、同じ「夫婦喧嘩が多い」という状態でも関係性が異なります。

相手からの連絡を完全に無視されていない

別居中や夫婦関係が悪化している場合でも、LINEや電話などの連絡に対して、相手から何らかの反応があるケースがあります。

用件に対する返事だけであっても、子どものことや生活に関する連絡を取り合っている場合は、夫婦間の接点が完全になくなっている状態とは異なります。

ただし、連絡が取れているからといって、相手が夫婦関係を修復したいと思っているとは限りません。

「返信がある」という事実だけではなく、どのような内容の連絡なのか、相手がどの程度のやり取りに応じているのかによって、夫婦の関係は変わってきます。

離婚の原因について話すことができる

離婚の原因について、夫婦で話すことができるケースもあります。

「何が嫌だったのか」
「いつ頃から不満を感じていたのか」
「なぜ離婚を考えるようになったのか」

など、相手が自分の気持ちやこれまでの不満を話している場合です。

相手から離婚したいと言われていても、その理由について夫婦で話すことができる状態と、理由を聞こうとしても相手が何も話さない状態では、夫婦間の距離が違います。

離婚の原因が夫婦の中で話題になっていること自体が、現在も夫婦の問題について会話できる関係であることを示しています。

親族や友人が夫婦問題に深く介入していない

離婚問題について、親族や友人が夫婦の間に入っているケースもあります。

親族同士で離婚について話し合っていたり、友人がどちらか一方の代わりに相手へ意見を伝えていたりすると、夫婦本人同士ではなく、周囲を通したやり取りが増えることがあります。

夫婦の問題について周囲がどの程度関わっているのかによっても、現在の夫婦関係は変わります。

親族や友人に相談すること自体は珍しいことではありませんが、夫婦間の問題が本人同士の話から離れ、周囲の人を中心に動いている状態とは区別して考える必要があります。

離婚の原因が一つの問題だけに限られている

夫婦の間に不満があっても、離婚を考えるようになった原因が、特定の出来事や一つの問題に限られているケースがあります。

たとえば、夫婦喧嘩がきっかけになった場合や、家事・育児、仕事、生活費など、特定の問題をめぐって夫婦関係が悪化している場合です。

一つの問題が夫婦関係を大きく悪化させていても、それまでの結婚生活全体を否定しているとは限りません。

反対に、長い期間にわたって複数の不満が積み重なり、夫婦生活そのものに強い拒否感を持っている場合では、離婚を考えるまでの経緯が異なります。

離婚の原因が何なのかによって、夫婦関係の状態を見たときの意味も変わります。

金銭問題やDVなどが離婚の中心ではない

借金、暴力、深刻な不貞行為など、法律上の問題や安全に関わる問題が離婚の中心になっている場合があります。

このような問題は、夫婦の気持ちやコミュニケーションだけでは判断できません。

特にDVや暴力がある場合は、夫婦関係の修復を優先するのではなく、安全の確保を最優先に考える必要があります。

慰謝料や財産分与、不貞行為など、法律上の判断が関係する問題については、心理面だけでなく弁護士など法律の専門家に相談するケースもあります。

同じ「離婚したくない」という相談でも、離婚を考える原因によって夫婦が置かれている状況は大きく異なります。

離婚したくないならやってはいけないこと

旦那から別居を迫られた

離婚したくない気持ちが強いほど、「何とか相手を引き止めたい」と焦ってしまいます。

そのため、何度も話し合いを求めたり、謝り続けたり、自分の考えを説明したりしてしまうことがあります。

しかし、夫婦関係が悪化しているときは、離婚を避けたいという気持ちから取った行動が、相手にとって負担になってしまう場合があります。

相手の気持ちを変えようとする前に、今の夫婦関係をさらに悪化させないために、避けた方がいい行動を知っておきましょう。

一方的に説得し続ける

LINEを過敏に意識しない

「離婚しないでほしい」
「子どものために考え直してほしい」
「もう一度だけチャンスがほしい」

離婚したくないという気持ちを伝えること自体が問題なのではありません。

ただ、相手が離婚について話しているときに、自分の気持ちだけを何度も伝えてしまうと、相手は「自分の話を聞いてもらえない」と感じることがあります。

相手がなぜ離婚を考えるようになったのかを聞かないまま、「離婚したくない」と繰り返しても、話し合いが同じところで止まってしまいます。

自分の気持ちを伝えた後は、相手が何を感じていたのかにも耳を傾けます。

これまでの夫婦生活で何に不満を感じていたのか、いつ頃から離婚を考えるようになったのかを聞くことで、夫婦関係を見直すための手掛かりが見えてくることがあります。

謝り続ける

自分に原因があると思っていると、「自分が悪かった」「ごめんなさい」と何度も謝りたくなることがあります。

反省の気持ちを伝えることは必要ですが、謝るだけで相手が抱えている不満がなくなるとは限りません。

何について謝っているのかが曖昧なまま謝り続けると、相手からすると「何を分かってくれたのか分からない」と感じることもあります。

謝罪するときは、過去の出来事を振り返り、自分のどのような言動が相手を傷つけていたのかを考えます。

そのうえで、同じことを繰り返さないために何を変えるのかを伝えます。

「ごめん」と繰り返すだけではなく、自分の言動を見直そうとしていることが伝わるようにすることが大切です。

相手の気持ちを否定する

どちらが悪い?

「そんな理由で離婚するの?」
「考えすぎだよ」
「昔はそんなこと言わなかった」

このような言葉を返されると、相手は自分の気持ちを分かってもらえないと感じてしまいます。

離婚を考えるほどの不満がある場合、その気持ちは突然生まれたものではなく、夫婦生活の中で少しずつ積み重なっていることがあります。

自分には小さなことに思える出来事でも、相手にとっては長い間つらかったという場合もあります。

相手の考えに納得できないことがあっても、まずは「なぜそう感じるようになったのか」を聞きます。

すべてに同意する必要はありませんが、相手がそう感じていることを受け止めることで、夫婦の話し合いを続けやすくなります。

自分の事情ばかり説明する

関係を修復できた

「仕事が忙しかった」
「家族のために頑張っていた」
「自分にも言い分がある」

離婚を切り出された側にも、言いたいことや事情はあります。

ただ、相手が夫婦生活の中で感じていたつらさを話しているときに、自分の事情ばかり説明すると、相手には言い訳をされているように受け取られることがあります。

たとえば、仕事が忙しかったことが事実だったとしても、そのことで相手が寂しさを感じていたのであれば、「忙しかったから仕方なかった」と説明するだけでは相手の気持ちは置き去りになります。

自分の事情を伝える前に、まず相手が何をつらいと感じていたのかを聞きます。

「自分にも事情があった」ということと、「相手がつらかった」ということは別々に考えることができます。

LINEで離婚について長く話し合う

離婚の話がLINEで始まると、文章で自分の気持ちをすべて伝えようとしてしまうことがあります。

「離婚したくない」
「自分は変わる」
「もう一度だけ考えてほしい」

と長い文章を送り、返信がないと、さらにメッセージを送ってしまうこともあります。

しかし、夫婦の気持ちに関わる話をLINEだけで続けると、文章の受け取り方によって誤解が生じることがあります。

長文の謝罪や説得が何度も届けば、相手が返信すること自体を負担に感じる場合もあります。

LINEは、必要な連絡や短いやり取りに使い、離婚についての感情的な話を長く続けないようにします。

直接話せる状況であれば、相手の表情や声を聞きながら話す方が、文章だけでは伝わりにくい気持ちを伝えやすい場合があります。

LINEを何度も送り、電話を繰り返しかける

新婚で話しができない

LINEを送っても返信がないと、「もう一度送れば返事をしてくれるかもしれない」と考えてしまいます。

電話に出てもらえないと、時間を置かずに何度も電話をかけてしまうこともあります。

離婚したくない側からすれば、不安な気持ちからの行動かもしれません。

しかし、相手が距離を置こうとしているときにLINEを何度も送り、電話を繰り返しかけると、相手がさらに距離を取りたくなることがあります。

返信がないときは、すぐに次のメッセージを送るのではなく、相手がなぜ返信していないのかを考えます。

必要な連絡がある場合は簡潔に伝え、それ以外の連絡については、相手の反応を見ながら頻度を考えます。

突然会いに行く

修復までの期間がわからない

別居中や相手が実家に戻っている場合、「直接会って話せば分かってもらえる」と考えて、相手の住んでいる場所へ突然会いに行ってしまうことがあります。

しかし、相手が会うことを望んでいない場合、突然訪ねてこられることで驚いたり、警戒したりすることがあります。

特に、これまで何度も話し合いを求めていた場合は、突然の訪問によって「自分の意思を尊重してもらえない」と感じさせてしまうこともあります。

会いたい気持ちがあっても、まずは相手が会うことを望んでいるのかを考えます。

別居中は、会うことを急ぐよりも、現在残っている連絡や接点をどのように保つのかを考えることが大切です。

親族や友人に説得を頼む

別居した妻の心理

離婚したくないとき、自分だけでは相手を説得できないと思い、親族や友人に協力を求めることがあります。

「夫を説得してほしい」
「妻に考え直すよう言ってほしい」

と頼めば、相手の気持ちが変わると思うかもしれません。

しかし、相手からすると、自分と配偶者の問題に親族や友人まで関わってくることで、精神的な負担を感じる場合があります。

「自分の周囲まで巻き込まれた」と感じれば、夫婦の話し合いがさらに難しくなることもあります。

親族や友人に自分の気持ちを聞いてもらうことと、相手への説得を頼むことは分けて考えます。

身近な人に相談する場合も、夫婦の事情が広がらないよう配慮します。

SNSで夫婦問題を発信する

夫の様子がおかしい

夫婦喧嘩や離婚問題について、SNSに投稿したり、相手への不満を書いたりすることも避けた方がいいでしょう。

自分の苦しさを誰かに聞いてほしいと思うことは自然ですが、投稿した内容を相手や相手の知人が目にする可能性があります。

「夫がこんなことをした」
「妻からこんなことを言われた」

など、夫婦間の出来事を具体的に書いてしまうと、相手が責められていると感じたり、夫婦の問題を周囲に知られたことで傷ついたりすることがあります。

離婚したくないのであれば、SNSで相手への不満を発信するよりも、夫婦の間で何が起きているのかを振り返ります。

誰かに話を聞いてほしい場合は、夫婦の事情が広まらないよう配慮しながら、信頼できる人や専門家に相談する方法を考えます。

離婚回避が手遅れになる前に見直したいこと

無理に説得をしない

離婚を切り出された後、「もう手遅れなのでは」と思ってしまう方もいます。

しかし、離婚を考えるまでには、その前に夫婦の間で何らかの変化が起きていることがあります。

「離婚したい」という言葉だけを見るのではなく、そこに至った経緯を振り返ります。

相手がいつ頃から不満を抱えていたのか、自分では気づかなかった変化がなかったのかを考えてみましょう。

夫婦の関係を修復するためには、現在の相手を説得するだけではなく、相手が離婚を考えるようになった背景を理解することが欠かせません。

離婚を切り出した直後の言葉で心理がわかる
  • 「何も話すことはありません」⇒自分の気持ちをわかって欲しいという心理
  • 「あなたは悪くない」⇒今はあなたとの話し合いを避けたい心理
  • 「もう決めたから」⇒あなたからきちんと謝ってもらいたい心理

離婚回避方法をケース別に解説

夫から離婚を切り出された後の対処法

離婚したくないと思っていても、夫婦が置かれている状況によって、相手への接し方や見直すべきことは変わります。

夫婦喧嘩が増えている場合と、家庭内別居になっている場合では、同じように話し合おうとしても相手の受け止め方は違います。別居している場合には、同居中とは違った距離の取り方も考えなければなりません。

ここでは、離婚を切り出されたときによくあるケースごとに、夫婦関係を見直す際の考え方を解説します。

夫婦喧嘩が増えている場合

夫婦喧嘩が増えているときは、喧嘩の回数だけを減らそうとするのではなく、何について繰り返し言い争っているのかを振り返ってみます。

家事や育児、生活費、仕事、帰宅時間など、表面上は別々の問題に見えても、実際には「自分の気持ちを分かってもらえない」「何を言っても否定される」といった不満が積み重なっていることがあります。

喧嘩になるたびに自分の主張を通そうとしたり、相手の間違いを指摘したりすると、話し合いをすること自体を相手が避けるようになることもあります。

離婚したくない場合は、過去の喧嘩についてどちらが悪かったのかを決めることだけにこだわらず、相手が何に疲れていたのか、自分の言葉や態度がどのように受け止められていたのかを振り返ります。

今までと同じやり取りを繰り返さないために、夫婦の会話の仕方から見直していきます。

性格が合わないと言われた場合

「性格が合わない」と言われると、自分と相手の性格そのものに問題があるように感じてしまうかもしれません。

しかし、夫婦が長く一緒に生活する中では、性格の違いそのものよりも、その違いによって起きていた具体的な出来事が離婚を考えるきっかけになっていることがあります。

たとえば、相手が話をしている途中で結論を出してしまう、相手の意見に反論することが多い、家事や育児の負担について考え方が違うなど、日常生活の中の小さな行動が積み重なっているケースです。

「性格を変えるから離婚しないでほしい」と伝えるだけでは、相手に変化が伝わりにくいこともあります。

相手がどのような場面で負担を感じていたのかを振り返り、夫婦生活の中で実際に変えられる部分を見つけていくことが、関係を見直す際のポイントになります。

家庭内別居になっている場合

家庭内別居では、同じ家に住んでいても、夫婦としての接点がほとんどなくなっていることがあります。

食事を別々にする、寝室を分ける、休日も別々に過ごす、必要な連絡だけをLINEでするなど、生活そのものが分かれている状態です。

このようなときに、離婚したくない気持ちから突然以前のような夫婦関係に戻ろうとして、何度も話し合いを求めると、相手がさらに距離を置くことがあります。

家庭内別居になった経緯を振り返りながら、現在どの程度の会話や接点が残っているのかを見ます。

たとえば、家の中で挨拶はできるのか、子どものことなら会話できるのか、食事を一緒にすることはできるのかなど、今できていることにも目を向けます。

無理に距離を縮めるのではなく、現在の関係を崩さない範囲から少しずつ接点を見直していきます。

子どもがいる場合

子どもがいる夫婦では、離婚の話に子どもの問題が重なり、夫婦だけの場合とは違った難しさがあります。

離婚したくない側が「子どものために離婚しないでほしい」と何度も訴えることがありますが、相手がすでに夫婦関係に強い不満を抱えている場合、その言葉だけで気持ちが変わるとは限りません。

相手にとっては、子どものことを考えているからこそ、夫婦関係について悩んでいる場合もあります。

そのため、子どもの生活や学校、今後の親子関係について話すことと、夫婦の関係について話すことを分けて考えます。

「子どものためにどうするか」だけを話し続けるのではなく、夫婦として何が問題になっているのかにも目を向けます。

子どもを理由に相手を引き止めようとするのではなく、親としての関わりを保ちながら、夫婦関係についても見直していきます。

不倫を疑っている場合

配偶者の帰宅時間が遅くなったり、スマートフォンを以前より気にするようになったりすると、「不倫ではないか」と疑ってしまうことがあります。

実際に不倫が離婚問題の原因になっているケースもありますが、確かな事情が分からないまま相手を責め続けると、夫婦の会話がさらに難しくなることがあります。

「誰と会っていたのか」「なぜ連絡しなかったのか」と問い詰めることを繰り返すと、相手が何も話さなくなってしまうこともあります。

不倫の有無をどう考えるのかと、これから夫婦関係をどうするのかは、分けて考える必要があります。

不貞行為の有無や慰謝料、証拠、離婚条件など、法律上の問題が関係する場合は、心理面だけで判断せず、弁護士に相談することも考えます。

夫婦関係を見直す場合には、不倫への疑いだけに気持ちを奪われず、これまでの夫婦関係や相手とのやり取りにも目を向けます。

まだ同居している場合

離婚を切り出された後も同居している場合、普段の生活の中で相手と顔を合わせる機会があります。

そのため、「まだ一緒に暮らしているのだから、話せば分かってもらえる」と考えて、離婚について何度も話し合おうとすることがあります。

しかし、同居していることと、夫婦関係が良好であることは別の問題です。

相手がすでに離婚を考えている場合、家の中で何度も離婚の話をされたり、帰宅するたびに説得されたりすると、家にいること自体が負担になることもあります。

まずは現在の生活の中で、相手がどのように過ごしているのかを見ます。

会話ができているのか、挨拶はできるのか、食事は一緒なのか、家庭内で協力できていることはあるのかなど、夫婦の現在の関係を一つずつ見ていきます。

同居しているからこそできることを利用しながら、相手の負担にならない関わり方を考えていきます。

別居している場合

別居すると、相手の日常生活が見えなくなるため、「今どう思っているのか分からない」と不安になり、何度も連絡したくなることがあります。

離婚したくない気持ちが強いほど、電話やLINEで自分の思いを伝え続けたり、直接会うことを求めたりしてしまうこともあります。

しかし、別居に至った経緯によっては、相手が夫婦間の距離を置くために別居を選んでいる場合があります。

そのようなときに頻繁に連絡をすると、相手が求めている距離を保てなくなってしまいます。

別居中は、連絡の回数だけを考えるのではなく、相手が連絡にどのような反応をしているのかを見ることが大切です。

返信があるのか、必要な連絡には対応するのか、会うことを拒んでいるのかなど、現在の接点を踏まえて関わり方を考えます。

別居したからといって、すぐに夫婦関係が終わるとは限りません。

一方で、別居中の行動によって相手との距離がさらに広がることもあります。相手の生活に踏み込みすぎず、今残っている接点を大切にしながら、今後の関係を見直していきます。

離婚したくない場合の奥の手を解説

夫婦関係が悪化した直後

離婚を回避するためには、話し合いや接し方を見直すことが基本になります。

しかし、離婚届への署名を求められている、別居や離婚調停の準備が進んでいるなど、時間的な猶予が少ないケースでは、通常とは異なる対応を検討しなければならないことがあります。

ここでご紹介するのは、そのような状況で選択肢となる方法です。

どの方法にもメリットと注意点があり、ご夫婦の関係や離婚がどこまで進んでいるかによって適切な対応は異なります。

まずは全体像をご確認いただき、ご自身の状況に当てはまるものがあるかを確認してください。

離婚したくない場合の奥の手

①離婚協議を急がない
②手紙で気持ちを伝える
③話し合いで離婚についての結論を先延ばしにする
④離婚届不受理申出を利用する
⑤夫・妻の親に仲裁をお願いする

それぞれ有効となる場面が異なります。状況に合わない方法を選ぶと、かえって夫婦関係が悪化することもあるため、ご自身の状況に合わせて判断することが大切です。

①離婚協議を急がない

夫から離婚を切り出された

離婚したくないのに、相手の要望に流されて即座に離婚条件を話し始めると、「もう離婚は既定路線なんだ」と相手に思わせてしまいます。そこであえて協議そのものを避け、「急いで離婚に踏み切る気持ちはない」というメッセージを伝える手があります。

  • 離婚に向けた具体的な条件(慰謝料や親権など)をすぐに決めない
  • 追い詰められてサインしないように注意する
  • 同居を続ける余地があれば、相手が簡単に離婚届を提出しにくい状況をつくる

離婚届に署名や捺印をしてしまうと、後から「強引に書かされた」と主張しても通用しないケースが多いです。

相手からしつこく迫られても、冷静さを保ちながら「一度落ち着いて考えたい」という姿勢を明確にしておきましょう。

②手紙で気持ちを伝える

自分の非を自覚する

直接話すとお互いに感情的になりがちな場合、手紙という形で思いを伝えるのも有効です。

書き方のポイントは「誤解やトラブルを招きにくい表現を使う」「相手が冷静に読み返せるようにする」こと。謝罪だけではなく、今後どう行動を改めるのかを具体的に触れておくと、相手に「本気度」が伝わりやすいです。

相手が離婚を決意するまで辛かった思いに共感を示しつつ、「どう修復したいのか」「どんな言動を変えていくのか」を丁寧に言葉にしましょう。

例文はあくまで参考ですが、書き出しとしては以下のようなものが考えられます。

  • 「離婚したいと言わせるほど苦しませてしまってごめんなさい」
  • 「あなたが日頃どれほど我慢を重ねていたのか、改めて聞かせてほしい」
  • 「同じ失敗を繰り返さないために、具体的な行動を変えていくつもりです」

書くときは長すぎず、必要なポイントを簡潔にまとめるのが大切です。

手紙は後々の調停でも証拠になり得るので、暴言や責任転嫁は避け、誠実な姿勢を示すことが重要です。

③話し合いで離婚についての結論を先延ばしにする

妻の気持ちがわからない

夫や妻が「離婚したい」という気持ちを強く持っていると、つい「離婚なんてしないで」と説得したくなるはずです。しかし、あまりに説得の姿勢を強調すると、相手は「自分の気持ちを無視されている」と感じていっそう心を閉ざす場合があります。

  • 相手が離婚に至るまで我慢していた経緯を丁寧に聞く
  • しつこく説得せず「まだ話し合えている」という状況を作る
  • 相手の意見を否定するのではなく、思いの丈を吐き出してもらう

結論の先延ばしには、対立を激化させずに関係を修復していく猶予を作る効果があります。相手の本音に耳を傾けましょう。

④離婚届不受理申出を利用する

妻から離婚を切り出された

離婚届を勝手に提出されそうな状況では、市区町村役場に「離婚届不受理申出書」を提出し、一方的な離婚成立を食い止めることができます。ただし、この手段を相手に知られると「そこまでするのか」と逆効果になり、敵対心を煽るリスクもあるため、使いどころが難しい奥の手です。

  • 相手との関係が完全に決裂している場合の最終手段
  • 提出の事実を知られると怒りを買い、状況悪化の恐れもある
  • 提出は市区町村役場で可能だが、タイミングや使い方を慎重に見極める

どうしても離婚届を出される危険が高いときに限って選択肢に加えるとよいでしょう。

⑤夫・妻の親に仲裁をお願いする

仲裁を頼む

夫婦二人の話し合いが極端に進まないときは、相手の親に助けを求める方法もあります。

親は子どもの気持ちに寄り添いながらも、離婚に踏み切る前に「もう一度考えてみてはどうか」と説得してくれる可能性もあるでしょう。

とはいえ、親が出てくると余計に拗れたり、「もう私の親まで巻き込むのか」と相手を怒らせる可能性もあります。

親との仲が悪い、あるいは相手が親との確執を抱えている場合は慎重な姿勢を取ってください。

離婚したくない場合の奥の手を使う前に

夫が離婚を決意した瞬間

離婚回避では、「奥の手」を使えば有利になるわけではありません。

まだ夫婦で話し合える状況であれば、まずは離婚を考えるようになった理由を確認し、関係を修復するための話し合いを重ねることが優先です。

次のような状況では、通常の対応だけでは間に合わない場合があります。

  • 離婚届への署名や押印を求められている
  • 別居や引っ越しの日程が具体的に決まっている
  • 離婚調停や弁護士から連絡が届いている
  • 財産分与や親権について具体的な協議が始まっている

この段階では、感情だけで判断せず、夫婦関係と法的な状況を整理したうえで対応を考えることが重要です。

これからご紹介する内容は、配偶者を説得するための方法ではありません。

離婚回避の成功例から見る夫婦関係の変化

夫に電話で謝る

離婚を切り出された後でも、夫婦の関係が変化していくケースがあります。

たとえば、これまで相手の不満に反論していた人が、まず相手の話を聞くようになることで、夫婦の会話が少しずつ戻っていくことがあります。

離婚を迫られることへの不安から何度も連絡していた人が、自分の気持ちを一方的に伝えることを控え、相手の反応を見ながら接することで、関係が変わる場合もあります。

ただし、こうした変化が短期間で起きるとは限りません。

夫婦の関係がどの段階にあるのかを見ながら、相手との接点を作り直していきます。

無視もモラハラ
離婚回避事例一覧

【離婚回避サポート成功例】

心理カウンセラーがサポートした離婚回避の成功事例を多数紹介しています。

離婚したくないなら知っておきたい法律の知識

調停は怖くない

離婚を切り出されたときは、夫婦の気持ちの問題だけでなく、離婚調停や離婚裁判、財産分与、慰謝料、親権、養育費、婚姻費用など、法律に関係する問題についても考える必要があります。

「離婚したくない」と考えている場合でも、相手がすでに弁護士へ相談していたり、家庭裁判所へ離婚調停を申し立てていたりすると、夫婦だけの話し合いとは違った対応が求められます。

離婚調停は、家庭裁判所で調停委員を介して夫婦が話し合う手続きです。調停の場では、離婚するかどうかだけでなく、これまでの夫婦関係や双方の事情について説明することになります。

離婚を望まない場合は、その意思を伝えるだけでなく、なぜ離婚したくないのか、夫婦関係についてどのように考えているのかを自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。

一方で、離婚調停や離婚裁判では、財産分与、慰謝料、親権、養育費、婚姻費用など、夫婦関係の修復とは別に法律上の判断が必要になる事項があります。

特に、家庭裁判所から調停の呼出状などの書類が届いた場合や、相手が弁護士を通して離婚を求めている場合は、期限のある手続きが含まれることがあります。書類の内容を確認し、法律上の対応については弁護士に相談してください。

離婚調停を申し立てられたらどうすればいい?

調停を無意味にしない

相手から離婚調停を申し立てられた場合でも、調停を申し立てられたことだけで離婚が成立するわけではありません。

調停では、夫婦双方の事情を調停委員に伝えながら、離婚するかどうかについて話し合います。離婚したくない場合には、離婚に応じない意思と、その理由を落ち着いて説明することになります。

ただし、調停では夫婦関係についての話だけで終わらず、財産分与や慰謝料、親権、養育費、婚姻費用などについて話し合うこともあります。

すでに相手側の弁護士が関わっている場合や、家庭裁判所から書類が届いている場合には、夫婦問題の相談と法律上の手続きを分けて考えることが必要です。夫婦関係を修復したいという気持ちとは別に、現在の手続きについて弁護士から説明を受けておきましょう。

【法律に関する記事監修】

法律に関する内容は、夫婦問題に関連する法律の専門家である弁護士の監修を受けています。

法律関係の記事監修
梅澤康二 弁護士

弁護士法人プラム綜合法律事務所・梅澤康二弁護士

離婚回避を考えるときに最後に見直したいこと

離婚回避事例からわかること

離婚したくないと思ったとき、最初に考えてしまうのは「どうすれば相手の気持ちを戻せるか」ということかもしれません。

しかし、夫婦関係の修復では、相手を自分の思い通りに変えようとするより、これまで相手が何を感じていたのかを理解することから考えるほうが、今後の対応を決めやすくなります。

離婚を切り出した相手にも、それまでに悩んだ時間や、言えずに抱えていた不満があるかもしれません。

その気持ちを聞かないまま説得を続けても、夫婦関係は変わりにくいものです。

離婚したくないという気持ちは、そのまま伝えて構いません。

そのうえで、相手が何を考えているのかにも目を向けてみてください。

妻と離婚回避できた理由 TOP5

夫婦問題が悪化した

離婚を考え直した理由には、男女によって違う傾向が見られることがあります。

復縁専科へのこれまでの相談から見ると、妻が離婚を考え直した理由として、

  1. 子供の将来を考えた
  2. 生活や家族について考え直した
  3. 夫に喧嘩や言動について謝罪された
  4. 夫への愛情が残っていることに気づいた
  5. もう一度夫を信用してみようと思った

などがあります。

もちろん、すべての女性に当てはまるわけではありません。

大切なのは、「子供のために離婚をやめてほしい」と説得することではなく、妻自身が夫婦関係について考え直せる状態を作ることです。

夫と離婚回避できた理由 TOP5

妻が怒っている理由がわからない

夫が離婚を考え直した理由としては、

  1. 家族や子供の将来を考えた
  2. 妻から謝罪され、気持ちが変わった
  3. 妻への愛情が残っていた
  4. 夫婦関係をもう一度考えたいと思った
  5. 自分自身の問題や浮気などを清算した

といったケースがあります。

男性の場合も、単純に「愛しているから」だけで気持ちが戻るとは限りません。

結婚生活の中で感じていた不満がどう変わるのか、自分がこれから安心して暮らせる夫婦関係になるのかを考えています。

まとめ

妻の浮気発覚後

夫・妻から離婚を切り出されたとき、離婚したくない気持ちが強いほど、相手を引き止めようとしてしまいます。

しかし、夫婦関係を見直すためには、まず相手がなぜ離婚を考えるようになったのかを理解することから考えます。

説得や謝罪を繰り返す前に、相手の話を聞き、これまでの夫婦関係を振り返ってみてください。

LINEや電話で感情的なやり取りを続けることも避けます。

現在の夫婦関係や相手の心理を自分だけで判断することが難しい場合は、第三者に相談しながら今後の対応を考える方法もあります。

離婚したくないと思っているのであれば、焦って結論を出す前に、夫婦関係がここまで悪化した経緯から考えてみましょう。

よくある質問

本当の気持ちがわからない
離婚届に署名を求められたらどうすればいいですか?
離婚したくないのであれば、その場で署名する必要はありません。
「今は離婚に同意できないので、考える時間がほしい」と伝え、自分の意思を確認してから判断してください。
離婚届が勝手に提出される心配がある場合は、離婚届不受理申出について市区町村の窓口などで確認する方法があります。
離婚回避できる可能性はどのような夫婦にありますか?
夫婦関係が悪化していても、すぐに離婚が成立するとは限りません。
例えば、配偶者が話し合いに応じている、離婚を考えるようになった理由を具体的に話している、家庭内別居でも必要な会話が残っている、子どものことについて協力できているなどの場合には、夫婦関係について話し合う余地が残っていることがあります。
一方で、長期間にわたって完全に会話がなく、離婚後の住居や仕事、財産などの準備が具体的に進んでいる場合には、夫婦関係を戻すまでに時間がかかることがあります。
可能性を一つの数字だけで判断するのではなく、現在の夫婦関係を見て判断することになります。
離婚したいと言われた直後は話し合った方がいいですか?
相手が話せる状態であれば、離婚を考えるようになった経緯を聞くことはできます。
ただし、離婚したくないという気持ちを何度も伝えたり、長時間説得したりする必要はありません。
まずは相手の話を最後まで聞き、自分が離婚を望んでいないことを一度伝えます。
そのうえで、その後も話し合える状態を残すことを考えた方が、夫婦関係を見直す機会につながりやすくなります。
別居になったら離婚回避は難しくなりますか?
別居したことだけで離婚が決まるわけではありません。
別居をきっかけに夫婦が落ち着いて話せるようになり、関係を見直すケースもあります。
一方で、別居中に頻繁な連絡や突然の訪問、長文LINEなどを繰り返すと、相手がさらに距離を取りたくなる場合があります。
別居の理由と現在の連絡状況を確認したうえで、どの程度の距離を保つのかを考えることになります。
離婚回避でやってはいけない行動はありますか?
代表的なのは、長文LINEの連投、電話の繰り返し、返事の催促、感情的な責め、親族を使った説得、子どもを通じた伝言などです。
これらは、自分の不安を少しでも軽くしたいという気持ちから始まることがあります。
しかし、相手からすると、「返事をしなければならない」「また説得される」と感じることがあります。
離婚回避では、自分が安心するための行動なのか、夫婦関係を改善するための行動なのかを区別して考えることが必要です。
離婚回避を相談するタイミングはいつがよいですか?
「離婚したい」と言われた直後だけが相談のタイミングではありません。
家庭内別居が続いている、別居を切り出された、離婚届を渡された、離婚調停を申し立てられた、弁護士から離婚を求める通知が届いたなど、状況が進んだ段階でも、その時点でできる対応を考えることはできます。
夫婦関係について一人で判断することが難しくなったときに、第三者へ状況を話してみることで、自分では見えていなかった問題に気付くこともあります。


記事監修
高橋

臨床心理士・心理カウンセラー
高橋純代

金城大学大学院 人間科学研究科 心理学専攻 修了。

臨床心理士資格を有し、夫婦関係修復・離婚回避サポートを専門とする心理カウンセラーとして活動。

2003年より夫婦問題の相談に従事し、これまでに5,000件以上のカウンセリング実績を持つ。

離婚危機・別居・家庭内別居・不倫問題など、複雑な夫婦問題に関して心理学に基づいた実践的な改善アプローチを提供している。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

横山美咲(よこやまみさき) 心理カウンセラー・日本心理学会認定・認定心理士 2016年より夫婦問題・離婚回避・復縁相談に対応。 別居・離婚調停・夫婦関係修復に関する相談を中心に、実際の相談事例をもとにした心理分析と対応アドバイスを行っている。